Childhood's end(全ての言葉はさようなら)
幕開け【ピリオドには早すぎる】
こんな事態を、一度も考えなかったわけじゃない。
もうどれくらい、この行為は続けられているのだろう。
あとどれくらい、この行為は続けられていくのだろう。
すでに限界が近いことはわかっている。生命力には自信があったが、物事には限度というものがある。
あと五分もあれば、自分は永遠にこの世とおさらばだ。
ぐっと、首に張り付いた指の力がまた強まった。
皮肉にも、飛びかけていた意識がその衝撃で少し戻ってくる。無駄だと思いつつも、身体は最後の悪あがきをなかなか諦めきれないらしかった。
なけなしの何か―――――生命と呼ばれるものだったかもしれない――――――を振り絞り、私は目の前の親しく愛しい存在に声を漏らす。
――――――――もう止めましょう。
けれどそれは音にはならなかった。
――――――――こんなことをしても、しなくても、私は。
だからせめて眼で伝えようと視線を合わす。
そのどちらも、届かなかったけれど。
精一杯だった。そこで力が尽きてしまう。
再び、意識が霞みに飲み込まれてゆく。衝撃に耐えるならともかく、酸素を断たれるのはやはり堪えた。お嬢様なら平気なんだろうなと、こんな状況なのに主君のことを考えた。
あるいは、こんな状況だからだろうか。
己だけの身でなくなって久しいが、どうも自分の忠義心は間違っているかもしれないと時々思う。仕えている以上、この命はその主のもののはずなのに、ろくな抵抗もしないで手放しかけている。そのことに罪悪感が無いわけではない。自由がきくなら謝罪の一つはしたいところだ。
逆に言えば、それは謝罪一つで済ませるつもり程度にしか気にしていないということだったが。
もっとも、こんなぎりぎりまで無抵抗なのは、相手が彼女だからなのだが。
眠っていたところを襲撃され、薬をうたれ、魔法強化されているらしい縄に四肢の自由を奪われようと言葉以外の抵抗をしないのは、そこに彼女の苦しみがある気がしたからだ。
今も容赦なく力が込められている指先から、何か黒いものが流れ込んでくるのわかる。それがなんなのかまでは判然としない。
ただ、憎しみと呼ぶには、それはどこか身を切るような切なさがあった。その切っ先のような鋭い何かが、反撃という選択肢を私から奪っている。目の前が暗いのは、もはや宵闇だけの所為ではないというのに。
――――――――それでも。
――――――――たぶん。
信じている。
こんな状況でもまだ信じている。
いつもそうやって彼女と向き合ってきたから。
いつものようにそうやってしか彼女と向き合えない。
思えばお互い、本当に不器用に生きてきた。
ああ、なんだか。こういうのって。かなり、ちょっと、久しぶりだな。
それはまだ、目の前の彼女が今よりずっと幼くて。
それでも今と同じように、いつも感情を持て余していた頃のこと。
あの頃の彼女もこんなふうに、耐えきれない何かをぶつけてきた。
今この瞬間のように、声を殺して―――――――――――――――。
生暖かいそれが、頬に当たる。降るように、次から次へと。何粒かは口に入り、舌先をかすかにしびれさせ、そう遠くない過去の記憶を揺さぶった。
だから、こんな事態を、一度も考えなかったわけじゃない。
第一部 【始まりは、いつも何かの終わりだけれど】
その日、運命が囁いた。その掠れた願いを、レミリアは信じることにした。
[確かそれは秋の頃]
その子どもを最初に見つけてきたのは誰なのか。
たぶん、例によってレミィの気まぐれなんだろうけど、気がつけばその子がいることは日常になっていた。
門番という役職の他にいきなり増えた子守(それも人間の)の仕事に、けれど彼女は笑っただけで。他の全ての指示にそうだったように、一つ頷いて引き受けたそうだ。
彼女は私がこの館に来る前から働いていて、いつもお気楽そうに笑って毎日をすごしている妖怪。本当に屈託のない笑い方をする彼女が何の妖怪であるかを知る者はいない。
趣味は花の世話という、およそ妖怪らしくない彼女には、なるほどあの笑いもしない人間の子守は、ぴったりの仕事かもしれなかった。
ただ。
花にもそうだが、人間なんかにあんなに情をかけて、もしレミィがやっぱり餌にすると言い出したらどうするつもりなのだろう。
あの笑顔を見ていると、何も考えていないように思えた。
あるいは、案外そのへんは割り切れるほうなのだろうか。
執筆 パチュリー・ノーレッジ『息抜きの為の断片集』より
過去を捨てた人間の少女は流されていた。
よくわからないうちに生活の拠点やら何やらが決まっていく。
どうだっていい気もしたし、どうなろうと変わらない気もした。どのみち面倒でろくでもないことに決まっているのだ、毎日というやつは。
――――――――今日からあなたはここで暮らすんですよ。
優しげな声は、けれど反論を許さない。
紅美鈴と紹介された彼女は、自室の一角が他者に提供されるという事実に、気にした様子もなく簡単に掃除を終えると、お茶を飲むかとわたしを振り返った。何のお茶だろうか。レミリア・スカーレットと名乗ったあの吸血鬼が飲むようなものなら遠慮したい。
「ただの紅茶ですよ。砂糖とミルクはいれますか?」
その飲み方は邪道だなと思ったが、わたしは正統的なことに固執する趣味は無かった。道から外れていたとしても、甘い汁をすする方が良いと思った。
わたしが頷くと、彼女は紅い液体を琥珀色に変え、そこに角砂糖を二つ落とした。
「はい。火傷しないよう気をつけて」
彼女はそう言ったが、猫舌のわたしでも問題なく飲める適温だった。多めのミルクの仕業に他ならない。舌に広がる甘さは、わたしにとって丁度良いものだった。
気は張っていないつもりだったが、どうもそれは間違いのようだ。陶磁器から伝わる熱がやわらかい。人心地ついた気分だった。
余裕が出てきたのか、わたしはそこでようやっと、自分の新天地をもっとよく見てみる気になった。四坪ほどの、つまり畳八枚ほどの部屋は、正方形に限りなく近かった。窓は二つあるが、両方とも今は閉められている。ベットはその窓のところにあった(ベットは昨日までは一つだったが、今日からは二つだ)。床は暗めの色の木材で、夏に素足で歩くと気持ちよさそうだった。白い壁際の一方は大きな棚が居座って、もう一方には武器が掛けてあった。棚は全体の大きさの割には細かく仕切られ、瓶やら小さい壺がたくさん並べられている。ぱっと見た感じ、それらは乾燥させた植物のようだった。いつか漢方薬の店に行った時も、似たようなものが売られていた気がする。ぱらぱらと置かれている小物といい、武具といい、どこから見ても中華風のインテリアだ。歴史がありそうな洋館にこんな部屋があるというのは、ほとんど詐欺に近いものを感じた。
もっとも、住んでる者からして大陸系である。部屋より先に彼女を紹介された身としては、むしろイメージにあった部屋、というのが正直な感想だった。
扉だけは西洋的なのを、掛け軸で誤魔化そうとしているのが微笑ましかった。
――――――――それにしても、これではまるで………。
部屋中に動かしていた視線を彼女に戻す。ゆっくりと紅茶をティースプーンで掻き混ぜる指は、優美な形をしていた。館きっての荒事担当という話だったが、とてもそうは見えない。あるいは、そう見えないところが人で言う異常、つまりは人間と妖怪の違いなのだろうか。
じっと見ていると眼があった。さすがに無遠慮にしすぎただろうか。
と、彼女はふにゃっと笑った。なんだか幼い笑い方だった。
「なにか気になるものでも?」
「妖怪は人間を食べると聞いたから」
「食べない妖怪もいますよ。私はその代表。いくらお嬢様でも、人食系に面倒は任せませんよ………たぶん」
不安になる一言だった。けれど、これで夜中に彼女の食事にされる心配はしなくていいみたいだ。
最初から、そんなに心配していたわけではないが。
そう思っていると、彼女はまたふにゃっと笑った。
カップを空にしてから、そういえば久々に笑いかけられたことに気がついた。
あの頃、十六夜咲夜という名前はまだなれなくて、耳の中で遠い響き方をしていた。
そうして、その遠さがそのまま、わたしと彼女の距離だったのだ。
[図書館の彼女たち]
あまり妖怪らしくない妖怪は悩んでいた。
立派なメイドに育て上げろいう指示のはずだったが、彼女にはそれより先にすることがあった。ここ百年になかったくらい頭を動かして、人間の食べ物がどんなものであったかを思い出そうとしていたのだ。
けれど成果があがらないので、他者にも意見を求めてみようと仕事を替わって貰うと、飛べるところをてくてく歩いて図書館に向かった。
「そもそも住んでるところで全然違うみたいですねぇ。雑食のわりに毒にやられやすいなんて、地雷地帯な種族だなぁ」
と、従者である小悪魔が言って、
「人間は、それを農作と牧畜によって乗り越えたの。それは生死をかけた試行錯誤の連続だったわ」
と、その主である魔女が言った。
あまり参考にならなかった。
とりあえず、安全な植物を主に調理、近いうちに鶏でも飼おうということになった。
第二部【他愛もなくて、取り返しのつかないこと】
――――――――咲夜さんの力は、お嬢様のために遣ってくださいね。
懐かしい夢をみた。
彼女にとってみれば、そうでもないのだろうけど。
[From M for S]
『携帯音源再生機なんて洒落たものを貰ってから、当社比七パーセントくらい掃除が楽しくなった』
というのがここ最近の彼女の、つまり完全で瀟洒な従者の秘密である。
何が一番の秘密かって、隠してるなんて誰も思ってもいないところだったりする。だって毎日嬉しそうに使ってるし。
閻魔様曰く優しさの足りていない彼女は、他にも「素直さ」や「手加減」、「客観的視点」といったものも不足していた。
メイドとしては『完全』な彼女も、人格者にはほど遠い。もっともこの幻想郷では、そんな存在はそれこそ幻想。見つけ次第保護の対象となっている。
[とあるメイド、今日の決意。彼女は観察と分析が好き]
どういうわけか、今朝はメイド長の機嫌が悪い。
ここ最近はむしろ春の陽気並に穏やかだったというのに、まったく人間の気分の波は激しくて捕らえ辛い。妖精並ではないだろうか。
なんにせよ、今日はあまり刺激しないよう心がけよう。
それにしても、門番隊長はむしろ変わらなすぎである。人間みたいに感情の起伏が激しい割に、機嫌自体は一定というか……
(中略)
結論:パチュリー様が、一番わからない方である。
[S&G]
――――――――El Condor Pasa
休憩中はイヤホンからヘッドホンに換える。
それが十六夜咲夜のこだわりだった。
耳元では知らない誰かが、ここでは聞き慣れない英語のフレーズを、同じ旋律を、何度も何度も飽きないように、微妙な強弱を付けて繰り返し歌っている。
なかなか綺麗な声が、なかなかうまい調子でなぞるメロディーライン。
“Yes, I would, ”
声は二種。
“If I could,”
高めの声。ともすれば浮きすぎてしまいそうなそれを、ギターが低い調子で宥めた。
低めの声。ところどころ掠れそうな、伸びが足らないそれを、ケーナの音が引き上げる。
“I surely would . . . hmm ”
歌声と伴奏で一つの曲。
Away, I'd rather sail away,
Like a swan that's here and gone . . .
A man gets tied up to the ground,
He gives the world its saddest sound,
Its saddest sound . . . hmm
――――――――ここではないどこかとおく。
――――――――ねぇ、出来るならそうしたい?
Yes, I would,
「いいえ、私は飛べるもの」
If I could,
「私は、何にも縛られてなんていないから」
I surely would
「どこにも行く必要なんてない」
そう、ここでは人も空を飛ぶ。
なんて素敵な幻想郷。
[彼女だけが気づいている]
――――――――Are you going to Scarborough Fair?
「いいえ私は門番ですから」
朝の花の水やりは、紅美鈴にとって幸福の一時だったりする。そんなことを平然と隠しもせず公言するから、妖怪らしくないと笑われるのだが、彼女はあまり意に介してはいなかった。代わりに門番副隊長が気にしてくれるからだ。
からだ、と文を終わらせてみたが、よくよく考えたらそれのどこが理由になってるのかわからない、そんな昨日とか今日とか、たぶん明日。
朝食を手早く済ませ、彼女は今日も今日とて門前に立つ。
さあ誰でもどっかからでもかかって来いという表情と裏腹に、今日は魔理沙が来ないといいなぁと門番は考えていた。彼女は弾幕が苦手だった。
そんな彼女の願いが通じたのか、本日やって来たのは七色の人形遣い。彼女は非常に大人しく静かに入ってくるので安心だ。どれくらい静かというと、美鈴が見ないふりをして通せば、侵入に誰も気づかないくらいである。
入館許可が出ていないのは魔理沙と同じだが、被害は零のために黙認、むしろ素通り推奨だ。
パチュリー様も、いつまでも意地を張らずに許可してしまえばいいのに、と美鈴は常々思っているのだが、パチュリーにしてみれば、一度も本を読ませてと頼まれたことが無いどころか挨拶もされたことの無い相手を歓迎するわけにはいかなかった。
――――――――おはようございます、アリスさん。
黙認という形なので、美鈴は眼と心で語りかける。一応、お客とみなして敬語である。音にならないから関係ないかもしれないが、こういうのは気分の問題である。
アリスがそれに頷くと、側で浮いている人形もペコリと可愛らしい動きでお辞儀をした。
微笑ましい光景だ。
ゆらゆらと静かに泳ぐように、決して誰かのように星をまき散らしながら突貫するなんてことはなく、人形遣いは図書館へと飛んで行った。
彼女の滞在時間は日によってだいぶ違う。それは、アリスがいられる時間が、侵入してから追い出されるまで、すなわち図書館の主かその従者、パチュリー・ノーレッジか小悪魔に見つかるまでの時間、ということになっているからだ。
今のところ最短で十五分、最長で九時間。ノーカウントでは、最後まで気づかなかったというのが記録である。
この、「見つかったら即帰るルール」は一度も破られたことがなく、たとえパチュリーが気まぐれをおこし、たまにはお茶でもどうかしらアリス・マーガトロイド、と言外に侵入を不問にした場合でもそれは変わらない。
魔法使いは、不可能を可能にする生き方故に、自分で決めたルールには忠実な生き物だ、というのは普通の魔法使いの言葉である。
たぶん適当だ。
まぁとにかく、言葉の内容に関わらず、アリス・マーガトロイドは見つかれば出て行く。
実際、パチュリーは過去に一回そう誘って断られていた。本人は気にしていないようなことを言っていたらしいが、その日の後はずっと不機嫌だったというのは、この紅魔館では有名な噂である。どれくらい有名かというと、館主であるレミリア・スカーレットの耳に入るくらい。
ちなみに広めたのは小悪魔だ。
曰く、
主に怨みはなかったが、悪気はあった。だって悪魔だし。
それから後悔は全くない。だって悪魔だし。
要約すると、館の住民は暇だった。仕事はある、心が刺激を求めていたのだ。
また、「七色が来ると黒白が来ない」という話も有名だった。
つまり、今日のお客は彼女で終了という可能性が高いのである。
門番は、少し幸せな気分になった。
第三部【嫌いだとか好きだとか】
What's in a name? that which we call a rose.By any other name would smell as sweet
名前って何? 薔薇と呼ばれる花に別の名前を与えても、美しい香りはそのまま
[誰もがお姫さまだった頃]
――――――――ほら、これで咲夜さんもお姫さまです。お嬢様には内緒ですよ?
馬鹿馬鹿しいことをたくさん、彼女は時間をかけて教えてくれた。
レミリアお嬢様は生きる理由と場所を与えてくれたけど、それ以外はたぶん彼女が用意してくれた。気づかせてくれた、と言いかえてもいい。
彼女のくれたものは、ここ以外でも手にはいるようなものばかりで。
彼女じゃなくても与えられるようなものばかりで。
けれど全て、彼女以外からは決して貰えなかったものばかりだった。
例えば春。
花の愛で方を教えてくれた。
花占いや草笛の作り方、茎相撲に蜜のある花とそうでないものを。
毒草も教えてくれたけれど、結局は実用的でないことがほとんどで。
一番嬉しかったのが、花冠を作ってくれたこと。
一番後悔したのが、照れてお礼も満足に言えなかったこと。
けれど彼女は笑ったのだ。
きゃらきゃらと屈託なく、まるで子どものように隠すことなく。
――――――――ほら、これで咲夜さんもお姫さまです。お嬢様には内緒ですよ?
それはまだ、私がうまく笑えなかった頃の話だ。
[悪い奴ではないんだが]
――――――――咲夜さんの力は、お嬢様のために遣ってくださいね。
また、懐かしい夢をみた。
最近、子どもの頃の夢ばかりみる。
「あれはまだ、咲夜がメイド長ではなく、メイド見習いからようやく卒業した頃だったかしら」
「あの頃の咲夜は中国にべったりで、かまってくれない時は、腹いせにナイフを投げつけていたものよ」
「嫌な甘え方だな」
魔理沙は小悪魔から紅茶を受け取ると、礼も言わずに口を付けた。
「そうね。中国じゃなきゃ死んでたわね」
「そんなある日、咲夜はスペルカードを使えるようになったの。その時の美鈴のはしゃぎようといったらなかったわ。一週間仕事にならないくらい浮かれていた」
「それでね、我が事のように喜ぶ中国に、当時十三歳だった咲夜は言ったのよ」
「『いつか、美鈴よりも強くなって、わたしが美鈴を護ってあげる』って」
うわぁと魔理沙は思った。
「メイド長にもそんな時代が…」
「あったのよ。短かったけど」
「それで、中国はなんて返したんだ?」
「美鈴には悪気は無かったのよ?」
「……何を言ったんだ」
それは、好きとか嫌いとか、そんな言葉を本当の意味で使えるようになった頃の話だ。
『いつか、美鈴よりも強くなって、わたしが美鈴を護ってあげる』
彼女は本当に嬉しそうに、幼げに笑って言ったのだ。
――――――――ありがとうございます。でも、咲夜さんの力はお嬢様のために遣ってくださいね。
いつものように屈託のない、きゃらきゃらと声をたてて嬉しそうに。
「……ああ」
嫌な、夢をみた。
>『いつか、美鈴よりも強くなって、わたしが美鈴を護ったあげる』
『護ってあげる』でしょうか。
しかし、美鈴・・・お嬢様より古参の存在なのか?
けど、咲夜さんは昔からツンデレなのね!
続編期待!
ところでリンクしてる図書館話って何?
無垢で残酷で薄っぺらい美鈴が非常に好み!
続編が非常に楽しみですw
図書館話
……私も読んで惚れた覚えが……最萌2で……
誤字と気になった表現を。
>済ませるつもり程度にしか→済ませる程度にしか
>下に広がる甘さは→舌
それにしても、このアリスかっこいいんだよなぁ。
文章の内容は拙くとも、せめてミスは無いように心がけているのですが、なかなかうまくはいかないものです。
パーフリは歌詞がとにかく好きで好きで、流していると色々刺激されます。
話を変えまして、「図書館話」というものには覚えがないのですが、それはどなたか別の方が書かれたものではないでしょうか。
流れを読むに、図書館の話で、(アリスも関わってくる?)話ということでしょうか。
実は、この話を書き終わったら、魔法使い達が中心の話を書く予定だったので、丁度良いような悪いような誤解だなと思いました。
この話と時期が同じという設定ですので、この後も不自然なほど、話が図書館にとんだりします。
混乱を招くような点があったことをお詫びします。
無垢と残酷は表裏一体。その切れ味がまたなんとも…
読んですぐに思った言葉『め、めーりん!めーりん!』