[まえがき]
これは
C65東方惨事会において、資料として用意された絵に対する即興インスピレーションSS(詳しくは何方かのオフレポを参照)のうちの一つを再編集・うpしたものです。
(ちなみに私のオフレポはhttp://www.geocities.jp/rhaltandpratina/another13.htm)
妖々夢キャラセレクト画面にて:魔理沙
イマジネーションの元となった下記の画像と共にお読みいただく事を激しく推奨致します。
URL = http://www.geocities.jp/rhaltandpratina/uppicture/th07marisa01.png
おめかし :おしゃれすること。「―して出かける」
絢爛(けんらん):きらびやかで美しいさま。華やかで美しいさま。「―たる衣装」「―豪華」
(goo国語辞書より抜粋)
いつの時代も女性とは己の容姿に気を遣うものだ。
特に外出をするときなどはそうだ。着替え一つに数時間もかけるような状況は決して珍しくない。
…いや、かけなくても…だ。
それはそれで女性がいかに自分の身なりを気にしているかの証明であろう。
つまるところの「女心」というやつか。
そしてそれは、幻想郷の少女達といえども例外ではないのだろう。
そう、それはかの有名な男勝りの白黒魔法使いといえども例外ではないだろう。
…そう、あの霧雨魔理沙の場合………
「よし、これでいつもの私だぜ」
トレードマークの白と黒の衣装。
大きな姿見に写った自らの姿を確認して、魔理沙はそう一人ごちた。
「ソデよし、スソよし、靴下よし。清楚な身だしなみは乙女の務めだぜ?」
お気に入りの帽子を被り、後ろ姿も確かめてみる。
くるり、と半回転。
「よし、後ろもOKだな」
そしてくるり、と元にもどる。
「………む?…」
ふと、感ずるもの。
「………」
沈黙。
「………」
くるり。
スカートの裾がふわりと円を描く。
「………」
もう一回。
くるり。
「………」
何か違う。
「………」
思考。
「………」
両手でスカートを摘まんで上げてみる。そして
くるり。
「………♪」
ぉぅぃぇ
くるり。
「………♪♪」
くるり
くるり
くるり
くるくるくるり
「~♪」
くるっとまわって…
にこり、とおじぎ。
「~~♪♪」
鏡に写ったそれは、まるでダンスを申し込むプリンセスのよう。
鏡に写った窓枠は、まるで夢と現の境界のよう。
窓辺から覗く巫女の笑顔は、まるで妖しくニヤニヤ悪魔のよう。|∀゚)
「Σ(゚Д゚;|||」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………顔、赤いわよ?(ニヤニヤ)」
「………カゼ気味だぜ」
[QED]
これは
C65東方惨事会において、資料として用意された絵に対する即興インスピレーションSS(詳しくは何方かのオフレポを参照)のうちの一つを再編集・うpしたものです。
(ちなみに私のオフレポはhttp://www.geocities.jp/rhaltandpratina/another13.htm)
妖々夢キャラセレクト画面にて:魔理沙
イマジネーションの元となった下記の画像と共にお読みいただく事を激しく推奨致します。
URL = http://www.geocities.jp/rhaltandpratina/uppicture/th07marisa01.png
おめかし :おしゃれすること。「―して出かける」
絢爛(けんらん):きらびやかで美しいさま。華やかで美しいさま。「―たる衣装」「―豪華」
(goo国語辞書より抜粋)
いつの時代も女性とは己の容姿に気を遣うものだ。
特に外出をするときなどはそうだ。着替え一つに数時間もかけるような状況は決して珍しくない。
…いや、かけなくても…だ。
それはそれで女性がいかに自分の身なりを気にしているかの証明であろう。
つまるところの「女心」というやつか。
そしてそれは、幻想郷の少女達といえども例外ではないのだろう。
そう、それはかの有名な男勝りの白黒魔法使いといえども例外ではないだろう。
…そう、あの霧雨魔理沙の場合………
「よし、これでいつもの私だぜ」
トレードマークの白と黒の衣装。
大きな姿見に写った自らの姿を確認して、魔理沙はそう一人ごちた。
「ソデよし、スソよし、靴下よし。清楚な身だしなみは乙女の務めだぜ?」
お気に入りの帽子を被り、後ろ姿も確かめてみる。
くるり、と半回転。
「よし、後ろもOKだな」
そしてくるり、と元にもどる。
「………む?…」
ふと、感ずるもの。
「………」
沈黙。
「………」
くるり。
スカートの裾がふわりと円を描く。
「………」
もう一回。
くるり。
「………」
何か違う。
「………」
思考。
「………」
両手でスカートを摘まんで上げてみる。そして
くるり。
「………♪」
ぉぅぃぇ
くるり。
「………♪♪」
くるり
くるり
くるり
くるくるくるり
「~♪」
くるっとまわって…
にこり、とおじぎ。
「~~♪♪」
鏡に写ったそれは、まるでダンスを申し込むプリンセスのよう。
鏡に写った窓枠は、まるで夢と現の境界のよう。
窓辺から覗く巫女の笑顔は、まるで妖しくニヤニヤ悪魔のよう。|∀゚)
「Σ(゚Д゚;|||」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………(ニヤニヤ)」
「………」
「………顔、赤いわよ?(ニヤニヤ)」
「………カゼ気味だぜ」
[QED]
情景が直ぐに浮かんできてとても良いと思いました。