「妹様は?」
『眠ってるわ』
「・・・・・こうして見ると可愛いものだけど・・・眠ってるのは心も?それとも体だけ?」
『残念、心までは眠ってない』
「そう・・・」
『だけど、今ならチャンスよ。狂気が暴走しないうちに』
「銀のナイフは胸に突き立てる?それとも首を掻っ切る?」
『両方』
「だけど無理ね・・・ナイフを突き立てればその手を切り落とされ、首を掻っ切ればその腕が消えてなくなる」
『その程度で済むの?』
「もちろん、そのあと私は消えてなくなる・・・私を止めようとしなかった貴女も」
「妹様は・・・・・・殺せるの?」
『死なない生き物なんていない、彼女は死に難いだけ』
「太陽の炎でも燃え尽きず」
『月の光でも浄化できず』
「錬金術でも砕けない・・・お嬢様の力なら?」
『操作された運命すら壊してしまう』
「二つ・・・言える事があるわ。一つは、今の妹様は幸せだという事」
『魔理沙の事ね』
「もう一つは」
『こんな事を考えてる私たちも狂ってる』
「知ってたの?」
『私たちもあの紅い月に囚われてるから』
「そうね・・・あの月の下にいて狂わないわけがない」
『お休み、妹様』
「どうかいい夢を・・・」
『眠ってるわ』
「・・・・・こうして見ると可愛いものだけど・・・眠ってるのは心も?それとも体だけ?」
『残念、心までは眠ってない』
「そう・・・」
『だけど、今ならチャンスよ。狂気が暴走しないうちに』
「銀のナイフは胸に突き立てる?それとも首を掻っ切る?」
『両方』
「だけど無理ね・・・ナイフを突き立てればその手を切り落とされ、首を掻っ切ればその腕が消えてなくなる」
『その程度で済むの?』
「もちろん、そのあと私は消えてなくなる・・・私を止めようとしなかった貴女も」
「妹様は・・・・・・殺せるの?」
『死なない生き物なんていない、彼女は死に難いだけ』
「太陽の炎でも燃え尽きず」
『月の光でも浄化できず』
「錬金術でも砕けない・・・お嬢様の力なら?」
『操作された運命すら壊してしまう』
「二つ・・・言える事があるわ。一つは、今の妹様は幸せだという事」
『魔理沙の事ね』
「もう一つは」
『こんな事を考えてる私たちも狂ってる』
「知ってたの?」
『私たちもあの紅い月に囚われてるから』
「そうね・・・あの月の下にいて狂わないわけがない」
『お休み、妹様』
「どうかいい夢を・・・」