#レミリアが強いです。
#弾幕計算は適当なので軽く流してください。
「思ったより頑張ったわね」
「でも、飽きたわ」
「だから」
「さよなら」
ゴッ!
-----------------------------------------------
「お嬢様。侵入者がいるようです」
「あら、珍しい。美鈴を倒す奴が霊夢達以外にもいたとわね」
「いえ、美鈴は熟睡中です。後できつく叱っておきますので」
「全くしょうがない娘ね。まぁ、別に困りはしないけど」
「とりあえず、排除してまいりますのでこれで失礼します」
「ちょっと待ちなさい」
姿が掻き消える寸前の咲夜を呼び止める。
ちょっとでも遅れると手遅れだから、こういう時にはこの娘の能力も考え物ね。
「なんでしょうか?」
「面白そうだからそのままここに通しなさい。私が相手をするわ」
「よろしいのですか?」
「ちょっとした余興にはなるんじゃない?」
「承知しました。では、失礼します」
「頼んだわよ」
今度こそいなくなる咲夜。
さて、今宵はどんな催しがあるのかしらね。
-----------------------------------------------
青い毛で覆われた体躯。
人というよりは獣に近いタイプの妖。
さて、どんなやつかしら。
「それで、お前は誰なの」
とか問いかけるけど、答えなんて期待してないし、待つ必要もない。
自分で視ればいいだけのこと。
えーっと。
紅魔館→謁見の間にフォルダ移動………。
「レミリア」は私。
他は…
この「新しいフォルダ」か。
いつも思うけど個性のない名前でつまらない。
容量は………3.7M。
なんだ、雑魚か。
期待して損したわ。
霊夢や魔理沙なんて500Mオーバーだったというのに。
まぁ、その辺の有象無象じゃこの程度が関の山か。
とりあえずダブルクリック。
特筆すべき中身は………。
プロフィール.txt
…こんな奴の詳細なんか見てもしょうがない。
攻撃手段.txt
容量472kbじゃ見るまでもない。
更新履歴.txt
86kbって少なすぎ。
よっぽどつまらない人生送ってきたのね。
やっぱり雑魚か。
行動予定.txt
ま、これ位しか見るものなんてないわね。
とりあえずエディタ起動、と。
「これはこれはお初にお目にかかる。我は…」
「お前のことなんてどうでもいい。口を開くな」
「なっ!」
全く、こちらの邪魔をするとはいい根性してる。
さて、中身は、と。
行動予定.txt +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「用事というのはほかでもありません」
「偉大なる夜の王へささやかな贈り物をするために参りました」
会話終了と同時に壁に向かって妖弾を撃ちだす。
相手の注意がそれたところを見計らって接近。
左フック→ボディブロウ→左足蹴りをフェイント
背後に回りこんでたたきつける。
・・・
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
なんてつまらない。
もうちょっとセンスのある行動は取れないものか。
この程度の奴に期待するのはやはり間違いか?
「用事というのはほかでもありません」
「偉大なる夜の王へささやかな贈り物をするために参りました」
ヒュッ………ドガッ!
「殺ったぞ!夜の王………なにっ!?」
やれやれ。
この程度の速度ならわざわざ行動を読む必要すらなかったわね。
やっぱり期待するだけ無駄か。
仕方ない、適当に遊ぶ程度にとどめよう。
っと、弾幕1.txtが生成?
へぇ、一応弾幕くらいは張れるんだ。
さて、どんなものを見せてくれるのかしら。
弾幕1.txt ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
配置:x=0 (y>0)
速度:v+at
方向:θ (-π<θ<π)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
………。
これまたつまらない。
ただの直線配置ばら撒き弾?
想像力が貧困すぎる。
はぁ…どんどん興がそがれるわね。
まぁ、折角だから道化を演じてもらおう。
加速度反転、方向は90度ってところかしら。
弾幕1.txt ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
配置:x=0 (y>0)
速度:v-at
方向:π/2
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これで上書き保存っと。
さて、どんな表情を見せてくれる?
「くっ!だが遅れを取ったわけではない!食らえ………ぐぁああ!!!」
「おやおや、自分の弾を自分で受けるとは。自殺するのは構わないが場所を移してもらえない?」
「きッ!貴様何をした!?」
ありきたりの反応ね。
だめだこいつは。
さっさと殺そう。
使い魔.txtをコピー………ペーストペースト。
「ぬあ!うおおおおお!」
ボフッ!ボフッ!
おや、これくらいは捌く力があるのか。
ちょっと意外ね。
でもまぁ、いい加減飽きた。
やはり雑魚は雑魚。
言動も月並みで面白くない。
その点霊夢たちはすごかったわね。
行動ファイルなんかは上書き禁止の上に変なプロセスが掴んでいたせいで
書き換えることが出来なかったし、弾幕の設定も一目ではその性質が見抜けぬほど
美しく洗練されたもの。
言動も個性があって飽きることはなかったし、何より私のシステムを侵食してしまうなんて。
挙句の果てにマイドキュメントに勝手にフォルダ作っちゃって。
咲夜やパチェ達以外のファイルを作ろうだなんて思いもしなかったのに。
全く、性質の悪いウィルスだったこと。
ワクチンパターンをちゃんと更新してれば遅れをとることはなかったのかしらね。
いや、あれはどう見ても新種だから無理か。
そういえばあのあたりのフォルダもちょっとごちゃごちゃしてきたわね。
久しぶりに整理でもしようか。
そうと決まれば、こんな茶番はさっさと終わらせるべきね。
「思ったより頑張ったわね」
新しいフォルダ選択っと。
「でも、飽きたわ」
Shift+Delete
「だから」
'新しいフォルダ'を削除しますか?
「さよなら」
はい
ゴッ!
#弾幕計算は適当なので軽く流してください。
「思ったより頑張ったわね」
「でも、飽きたわ」
「だから」
「さよなら」
ゴッ!
-----------------------------------------------
「お嬢様。侵入者がいるようです」
「あら、珍しい。美鈴を倒す奴が霊夢達以外にもいたとわね」
「いえ、美鈴は熟睡中です。後できつく叱っておきますので」
「全くしょうがない娘ね。まぁ、別に困りはしないけど」
「とりあえず、排除してまいりますのでこれで失礼します」
「ちょっと待ちなさい」
姿が掻き消える寸前の咲夜を呼び止める。
ちょっとでも遅れると手遅れだから、こういう時にはこの娘の能力も考え物ね。
「なんでしょうか?」
「面白そうだからそのままここに通しなさい。私が相手をするわ」
「よろしいのですか?」
「ちょっとした余興にはなるんじゃない?」
「承知しました。では、失礼します」
「頼んだわよ」
今度こそいなくなる咲夜。
さて、今宵はどんな催しがあるのかしらね。
-----------------------------------------------
青い毛で覆われた体躯。
人というよりは獣に近いタイプの妖。
さて、どんなやつかしら。
「それで、お前は誰なの」
とか問いかけるけど、答えなんて期待してないし、待つ必要もない。
自分で視ればいいだけのこと。
えーっと。
紅魔館→謁見の間にフォルダ移動………。
「レミリア」は私。
他は…
この「新しいフォルダ」か。
いつも思うけど個性のない名前でつまらない。
容量は………3.7M。
なんだ、雑魚か。
期待して損したわ。
霊夢や魔理沙なんて500Mオーバーだったというのに。
まぁ、その辺の有象無象じゃこの程度が関の山か。
とりあえずダブルクリック。
特筆すべき中身は………。
プロフィール.txt
…こんな奴の詳細なんか見てもしょうがない。
攻撃手段.txt
容量472kbじゃ見るまでもない。
更新履歴.txt
86kbって少なすぎ。
よっぽどつまらない人生送ってきたのね。
やっぱり雑魚か。
行動予定.txt
ま、これ位しか見るものなんてないわね。
とりあえずエディタ起動、と。
「これはこれはお初にお目にかかる。我は…」
「お前のことなんてどうでもいい。口を開くな」
「なっ!」
全く、こちらの邪魔をするとはいい根性してる。
さて、中身は、と。
行動予定.txt +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「用事というのはほかでもありません」
「偉大なる夜の王へささやかな贈り物をするために参りました」
会話終了と同時に壁に向かって妖弾を撃ちだす。
相手の注意がそれたところを見計らって接近。
左フック→ボディブロウ→左足蹴りをフェイント
背後に回りこんでたたきつける。
・・・
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
なんてつまらない。
もうちょっとセンスのある行動は取れないものか。
この程度の奴に期待するのはやはり間違いか?
「用事というのはほかでもありません」
「偉大なる夜の王へささやかな贈り物をするために参りました」
ヒュッ………ドガッ!
「殺ったぞ!夜の王………なにっ!?」
やれやれ。
この程度の速度ならわざわざ行動を読む必要すらなかったわね。
やっぱり期待するだけ無駄か。
仕方ない、適当に遊ぶ程度にとどめよう。
っと、弾幕1.txtが生成?
へぇ、一応弾幕くらいは張れるんだ。
さて、どんなものを見せてくれるのかしら。
弾幕1.txt ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
配置:x=0 (y>0)
速度:v+at
方向:θ (-π<θ<π)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
………。
これまたつまらない。
ただの直線配置ばら撒き弾?
想像力が貧困すぎる。
はぁ…どんどん興がそがれるわね。
まぁ、折角だから道化を演じてもらおう。
加速度反転、方向は90度ってところかしら。
弾幕1.txt ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
配置:x=0 (y>0)
速度:v-at
方向:π/2
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これで上書き保存っと。
さて、どんな表情を見せてくれる?
「くっ!だが遅れを取ったわけではない!食らえ………ぐぁああ!!!」
「おやおや、自分の弾を自分で受けるとは。自殺するのは構わないが場所を移してもらえない?」
「きッ!貴様何をした!?」
ありきたりの反応ね。
だめだこいつは。
さっさと殺そう。
使い魔.txtをコピー………ペーストペースト。
「ぬあ!うおおおおお!」
ボフッ!ボフッ!
おや、これくらいは捌く力があるのか。
ちょっと意外ね。
でもまぁ、いい加減飽きた。
やはり雑魚は雑魚。
言動も月並みで面白くない。
その点霊夢たちはすごかったわね。
行動ファイルなんかは上書き禁止の上に変なプロセスが掴んでいたせいで
書き換えることが出来なかったし、弾幕の設定も一目ではその性質が見抜けぬほど
美しく洗練されたもの。
言動も個性があって飽きることはなかったし、何より私のシステムを侵食してしまうなんて。
挙句の果てにマイドキュメントに勝手にフォルダ作っちゃって。
咲夜やパチェ達以外のファイルを作ろうだなんて思いもしなかったのに。
全く、性質の悪いウィルスだったこと。
ワクチンパターンをちゃんと更新してれば遅れをとることはなかったのかしらね。
いや、あれはどう見ても新種だから無理か。
そういえばあのあたりのフォルダもちょっとごちゃごちゃしてきたわね。
久しぶりに整理でもしようか。
そうと決まれば、こんな茶番はさっさと終わらせるべきね。
「思ったより頑張ったわね」
新しいフォルダ選択っと。
「でも、飽きたわ」
Shift+Delete
「だから」
'新しいフォルダ'を削除しますか?
「さよなら」
はい
ゴッ!
評価はしにくいけど面白かったっす。
斬新なアイデアに脱帽です。
脳なんかよりよっぽど単純(0と1しかないしw)で科学的な思考中枢をもっていらっしゃる!!w
運命を操る程度の能力の新しい一面発掘、お見事。
これだから東方SSは面白いわー
いや、凄く面白いです。
発想がぶっ飛んでいて面白かったです~
実は窓meでいきなりフリーズってのも想像できましたが
画期的な視点にわらかしてもらいましたw
運命を操るというあまりにも抽象的能力だったが、これでわかりやすくなった
しかしCD一枚に収まりきる霊夢と魔理沙。
え、そう言う事じゃない?ごめんなさい。
純粋に巧いとしか言い様が無いです。 GJ!!
脱帽です。感服です。驚愕です。
シンプルな文体がかえって吉と出ています。
パイルドライバーの刑決定だな。
まさか、運命操作をこのようなパソコンの操作方法のやり方で表現するとは、私にはまったく思いつきませんでした。
いい作品を読ませていただきました。
これは新解釈。実に興味深かったです
脱帽です。
目から鱗といいますか…。
いい発想でした。
レミリアの脳の処理速度も気になる所。
…さとりだとどうなるんだろう…?
紫の行動見たらフリーズしそうだ。理解できなくて
こういう表現方法もあるんですねぇ。
>その点霊夢たちはすごかったわね。
>行動ファイルなんかは上書き禁止の上に変なプロセスが掴んでいたせいで
こんなこと出来るの霊夢だけじゃね