Coolier - 新生・東方創想話

幻想郷の一日? その1

2006/05/17 07:01:41
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※書き出しがちょっと変だったりどこかしら狂ってるかもしれませんがそこに関しては容赦なく発言してやってください(何
※自分の書く小説はキャラの性格、人物設定が一般的なところより若干変わっている可能性があります

それでも見てやるか、という心の広い方のみお進みください(殴























今はもう科学に盲信してしまった今日の世の中。
妖怪、妖術、呪い、魔法の力・・・・・、それらの力が幻想となった世界。


そんな幻想となってしまったこれらの存在を凝縮したとも言ってよいかもしれない世界、幻想郷。
今日はその隔絶された世界の1日を見ていこう。





現世と幻想郷の境界線、博麗神社の一こま


「やっぱりいつの季節でも縁側で熱い緑茶は良いわねー」
と縁側で緑茶をすすっているのはもはやお馴染みの巫女っぽくない巫女さん、博麗霊夢その人である。

縁側でお茶でも飲みつつ一人でのんびり、と1日を過ごしたい霊夢ではあるがやたらと人妖問わず好かれるためほぼ毎日誰かがちょっかい出しに来たり遊びに来たりこれまた不思議なことで相談者までやってくる始末である。
別に好かれること自体は本人も良い事だと思ってはいるが流石に毎日来られるとなぁ、と考えつつ茶菓子をかじる。

「いよーっす、今日も遊びに来た・・・・・・」
「帰れ」
と、空から来た白黒のローブに身を包んだ少女、霧雨魔理沙がいつもどおり声をかけ、それを言い切る間もなく何処に仕込んでいたかは知らないが針を投げる霊夢、傍目から見ればある意味恐ろしい光景ではあるが彼女たちにとってはそれも当然となりつつあった。
「いきなり針投げるなんて酷いぜ、今回ばかりは当たりそうだったぜ」
「そのまま落ちてしまえ、で今日は何を食べに来たわけ?」
「暇だったからちょっと霊夢にちょっかいでもかけてやろうとな」
「そんな相手の迷惑を考えないような理由ならとっとと帰ってちょーだい、賽銭に寄付でもしてくれるなら話は別だけど」
「断るぜ、第一賽銭に入れる金なぞないぜ」
「まぁ封印してもいいなら別にここにいても良いけど?」
「流石に封印されるのは嫌だ、今日はこの辺で帰るとするか」
「向こう一週間ぐらいは来るなー」
「多分また明日ごろ来るぜ」
と一連の会話で遊びにきた、というよりおちょくりにきた魔理沙をつっぱね、再度お茶をすする。

ここまでくるともはや習慣というか趣味というか分からなくなってきているがそこは気にせず。
散々帰れやら落ちろやら言っている彼女ではあるがそんな日常と魔理沙を始めやってくる人妖が好きなのである、あまり表には出さないだけで。





死者の国、死に誘われた魂の行き場 冥界の白玉楼の一こま


霊魂の集まる冥界にそびえる屋敷、白玉楼の庭は主の話を聞くかぎり二百由旬はあるそうだが実際は定かではない庭、だが異様に広いのは言うまでもない。
そんな庭を一人整える銀髪の半人半霊の少女、魂魄妖夢は無言で庭木を剪定していた。

「ふぅ、今日の分の掃除はようやく終わったが・・・・・」
と一人つぶやく妖夢、その直後に
「よーむー、お団子おかわりー」
と間延びした声でおやつの催促をする中途半端な和服の女性、西行寺幽々子が満面の笑みを浮かべながら妖夢に命令する。
「幽々子さまー、私のお団子まで食べるつもりですかー?普通の10倍は用意していたんですが・・・・・・」
「だって食べたいものは食べたいんだもん、しょうがないじゃない」
と深いため息をつきあきれる妖夢と子供の我侭のような発言をする幽々子、この主人と従者はいつもこんなやり取りをしているのである。
「分かりました、ただ今日の分はこれでおしまいですよ?」
「妖夢は話がわかるわねー、お願いするわー」
と先ほどの呆れ顔から一転、親が子供に見せるような微笑みを浮かべ結局台所へ向かう妖夢と先ほどと変わらず満面の笑顔を浮かべながら確信犯の如くお願いする幽々子、この2人をみて周りの霊魂たちは何を考えているのだろうか。

庭に漂う霊魂たちの一団にちょっと聞いてみた。
「あれじゃあどっちが保護者なのやら分からないよ」
「みてて和むなぁ・・・・」
「冥界にきて良かったかもな、ある意味」
「妖夢さんの料理って美味いんだろうなぁ・・・・食べてみたいな」
とか色々な意見が飛び交っている訳だがどうやって聞いたの?という疑問は心の中へしまっておいてください。




今回はこの辺で休憩にしましょう、いっぺんに書ききるとちょっとアレなので。





~続くと思います~
どうも、普段から頭の中で色々考えてごちゃごちゃして来てしまったので出来るだけ整理して投稿させていただきました、紫苑です。

今回が始めての投稿になるのですが色々つながりが良くわからない部分があったりすると思います、多分orz
ちなみにナレーターのようなことをやっているのが誰なのかは・・・・・・そちらでご想像ください。

今回の小説は霊夢と魔理沙、幽々子と妖夢でお送りさせていただきましたが次回はまだ出て来てないうちの2,3ペアを登場させるつもりで居ます。



まだまだ精進が必要ですね、自分。
紫苑
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コメント



0.260簡易評価
6.40名前が無い程度の能力削除
和むしとってもいいとは思うけど”この長さだとプチ創作話なのでは…”と一瞬思った…
9.30MK削除
このそこはかとない読みきり感覚。
続編を匂わせるタイトルで損してる様に思います。
なんとなくだけど。
10.無評価紫苑削除
超亀レスながらご回覧ありがとうございます。

もう2作目でてるじゃないか・・・・・(この作品全員からの一斉スペル射撃

>続編を示すタイトルで損してる
もうそこは自分のヘタレさに笑うしかないです、はい。
(TдT)アハハハハハ・・・・・orz

>長さがプチ創造話向け
2作目では長さだけある程度確保した、見たいな出来になってしまってます(殴

モウシワケナイorz

この2部作以降もあまり期待しないでお待ちください。