気付けば、わたしはそこにいた。
何処とも知れぬ森の中。暗い昏い夜闇の中に。
頭上で鳥が羽ばたけば、次いで木々がざわめいた。
ばさばさ、ざわざわ。
はて、森? はて、鳥?
不思議だ。どうしてわかるんだろう。
言葉がぽんと、頭に浮かぶ。何でだろう。
ひゅう。ぶるり。
寒い。吹いた風が落ち葉を伴い、わたしの横を過ぎ去った。
寒い。裸の足が、容赦なく冷気を伝えてきた。
寒い。足だけじゃなくて、全身が裸だった。
何も着ていない。うん。布切れすらも纏ってない。
やっぱり寒い。ぶるぶる。つまり寒い。
そんなことを考えてたら、手に柔らかな感触。
右手に視線を落とせば、『すきま』に手を入れていた。
引き抜けば、布を握った右手がずるり。これは衣服だ。
――――……
――……
服を着込んだら、体は寒くなくなった。ぽかぽか。
わたしは妖怪だから、これだけで大丈夫。ぽかぽか。
あ、そういえば『すきま』を閉じていない。
なんてことを考えていたら、勝手に消えてくれた。わたしの能力。
……能力? まぁいいや。
空を見上げれば、木々の合間から覗く星がぴかぴかと。
うん。どうやら今は寒い時期らしい。なんだかわかった。
どうして理解できたのか、わたしはそれとなくわかった。
つまり、わたしは境界を侵しているんだ。
それを形作る境界を少しだけ曖昧にして、わたしの方に本質を流してる。
自覚してしまえば簡単。ぼやけていたわたしの境界を元に戻せば、わたしがわかる。
――――――……
――――……
――……
わたしは『すきま妖怪』で、あらゆる境界を操ることが出来る能力を持っているらしい。
なるほど。ちょっと難しいけど、なんとなくわかる。やっぱり自分のことだからだろうか。
くぅ。
少しお腹が減ったみたい。
生まれたばかりだから、色々と栄養が必要だ。
うん? どうやって食料を探そうか? すきまかな?
試してみよう。
すきま作りは簡単だ。なにかがそこに、あればいい。空間にだって作れちゃう。
念じれば、ほら。目の前にはぽっかりと、すきま。
がさごそ。食料を探そう。がさごそ。ん?
食料が見付かったから、掴んでみた。
引っ張ろう。すぽん。
取り出したのは……なんだろう?
『にんげん』の食料みたいだけど、よくわからない。
食べ方はわかるけど、一体なに?
くぅくぅ。
……まぁいいや。食べてみよう。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
わたしが生まれてから、たくさんの時間が過ぎた。何百年という時間だ。
その間に、人間は色々と様変りしてきた。食べ物も、住処も、群れも。
すぐに死ぬ彼らは、すぐに変化を見せてくれる。
妖怪はあまり変わらない。食べ物も、住処も、群れも。
長く生きる彼らは、あまり変化を見せてくれない。
どうしてだろう。わからない。
……じゃあ、わたしはどうなんだろう?
食べる物は変わってない。ずっと人間と同じ物を食べているから。
前に一度だけ人間を食べたこともあるけど、あまり美味しくなかった。それに量が多かった。
住処は昔も今も、持ってない。あえて言うならスキマ。
色々な場所を回って、色々なものを見てきたから。きっとこれからも同じ。
群れは作ったことが無い。入ったことも。今まで一人だけでやってきた。
なんだか止めておいた方がいい気がするから、今後も一人のままだと思う。
うん。わたしは変わってない。
やっぱり、妖怪だから? やっぱり、わからない。
そういえば、人間も妖怪も不思議だ。
『笑う』とか『泣く』とかをするみたい。
見たことがあるし、意味も調べてみたけれど、さっぱり不思議だった。
わたしは、笑うことも、泣くこともしない。
それがどんなことなのかも、理解してない。
人間も、妖怪も、同じ。わたしは、違う。
これは、わたしだから?
また、何百年か経った。
やっぱり人間は変わり続けてて、やっぱり妖怪は変わることを知らない。
そしてわたしは、やっぱり笑うことも泣くこともしない。
最近、『笑顔』とか『涙』とかいうのが、少し気になってきた。知的好奇心というやつだ。きっと。
だから、人間の真似をしてみようと思う。
妖怪はダメ。人間ほどには見せてくれないから。うん、ダメ。
どうしてみよう? よし、決めた。
家を作ってみよう。人間はそこに住むから。
料理をしてみよう。食べたことはあるけど、作ったことはないから。
村は……やめておこう。なんだか上手くいきそうにないから。ちょっと残念。
がんばってみよう。
がんばってみた。
家に住んでみた。あまり大きくない家だ。
スキマもいいけど、布団もいいことがわかった。
料理をしてみた。材料集めから全力だ。
怪我をしちゃったけど、いつもより美味しかった。
村を眺めてみた。山の麓にある村だ。
子供が笑っていたけど、やっぱり理解できなかった。
まだまだ。まだまだ。ダメダメだ。
うん。がんばろう。
わたしが生まれて千年以上、人間の真似して数百年。
昔に比べたら、人間は本当に変わったと思う。昔と比べても、妖怪はあまり変わったように思えない。
がんばったわたしは、今も昔も、変わってない気がする。
『笑う』ことなく、『泣く』ことなく。
どうしてだろう。やっぱり、わたしだからだろうか。
わからない。
だから、やっぱり人間の真似をしてみようと思う。
もっといっぱい。いっぱい。
蹴鞠というのを覚えてみよう。娯楽の一つである。
詩歌というのを作ってみよう。嗜みの一つである。
呪術というのを修めてみよう。技能の一つである。
さあ、やってみよう。
やってみた。
ぽんぽん蹴ってみた。一人でやるものじゃなかった。
つらつら詠ってみた。聴いてくれる人がいなかった。
しずしず呪ってみた。まったくもって使えなかった。
けど。けどね。
大きな木が相手をしてくれました。えっと……ありがとう?
山の動物が相手をしてくれました。これも……ありがとう?
なんだか頭が痛くなりました。んんん? ……ありがとう?
ああ。ダメだなぁ。まだまだ、がんばらないと。
う~ん。どうしてだろう?
そういえば、名前がないや。
またまた時間が過ぎ去った。
人間が変わるのはいつも通りで、妖怪が変わらないのもいつも通り。
わたしもやっぱり変わってないけど、『八雲』という名を考えた。
雲はお天道様と地上のスキマに生きるから、わたしに合ってる名だと思う。
まだ、名乗ったことはないけれど。
それでもわたしは変わらない。わからない。
だから、群れを作ってみようと思う。
やっぱり嫌な感じがするけれど、今なら少し、理由がわかる。
群れというのは、同じ種族が作るもの。
だから、たった一人のスキマ妖怪ではダメなのだ。ダメダメなのだ。
けど、群れは作りたいから、代わりの存在を作ろうと思う。
式神、というものだ。
上手く作れば術者と似たような存在になるみたいだから、うん、大丈夫だと思う。
術式だって練習したし、わたしの能力があれば、きっと問題ない。
誰を式神にしてみよう?
………………う~ん?
また少しだけ、わたしの時間が流れていった。
人間は僅かなりとも変化を見せて、妖怪は僅かばかりも変化を見せない。
わたしだって変化はないけど、式神を一人、従えた。うん? 一匹かな?
妖狐の彼女は、元は尻尾を九本も持つ大妖怪。
この間の新月の夜に、怪我をしていたのを拾ったのだ。
その時は真っ赤だった彼女も、今は金ぴか。ふさふさの毛並みである。
傷も大分癒えて、今は外で鍛錬してる。ぴんぴん?
そういえば、『八雲』と名乗ったのは初めてだ。
群れを作ったのだって初めてだ。
努力をしてみよう。
暫らく経っても、わたしは変わっていなかった。
式神の彼女も、変わっていなかった。妖怪だから?
そんな風に思っていたら、彼女が怪我をして帰ってきた。
静かに部屋に戻っていって、今はひっそり休んでる。
なにも聞いてはいないけど、調べてみれば、すぐわかる。
――――――相手は、人間?
成り立ての式神だったから? 傷がまだあったから? それとも、両方?
……まぁいいや。後で治すから。
もっと大事なことがある。
彼女が式神ということだ。わたしの仲間ということだ。
群れの仲間がやられたのなら、報復するのが常のはず。
よし、いってこよう。
いってきた。
みんな消したから、これで大丈夫?
また少しして、わたしはわたしのままだった。
式神の彼女も彼女のままだった。わたしたちは一緒かな?
なんてことを考えてたら、彼女が料理をし始めた。
朝、昼、夕。材料集めもがんばってる。
隠れてこっそりしているけれど、家のことならすぐわかる。
――――――どうしてだろう?
料理が美味しくなかった? 食べるものが違った? また別の理由だったり?
……まぁいいや。彼女は元気だから。
考えることは他にある。
彼女はどうやら、料理が上手くないらしい。
仲間が困っているのなら、助けてあげなきゃいけないのである。
うん、なんとかしてみよう。
なんとかしてみた。
料理の仕方を見せたから、きっと彼女も大丈夫?
それからちょっとの時間を越えて、結局わたしは変わってない。
式神の彼女は、今では変わっているかもしれない。わたしたちは違ったり?
こんなことを案ずる今も、彼女は何かをしているのだろう。
二年、三年、それからずっと。わたしたちは会ってない。
同じ家には住んでるけれど、彼女の今を、わたしは知らない。
――――――なにしてみよう?
ひっそり観察? こっそり手助け? やっぱりダメかな?
……まぁいいや。これも必要だろうから。
やるべきことは特にない。
きっとこれは『自立』というやつ。
だったら群れの長であるわたしは見守るべきなのだ。
がんばって、と祈ってみよう。
祈ってみた。
次に会うのは何時だろう。こんな今は大丈夫?
一体どれだけの時を生きてきたんだろう。
人間は変わらず変わって、妖怪は変わらず変わらない。
わたしは変わらず変わらなく、妖狐は変わらず変わってる?
かような今ではあるけれど、わたしは初めて負けました。変わった?
人間相手に負けました。ボロ負けでした。相手は色々変わってる。
何処とも知れぬ山の奥、お昼の散歩の時だった。
視界に入った紅白の人、不機嫌そうな顔だった。
わたしの妖気に起こされたらしい。昼なのに?
一日十二時間睡眠で、活動時間は夜らしい。人間?
負けたわたしは、戦い方がダメダメらしい。
勝った彼女は、なにやら色々と素敵らしい。
殺されはしなかったんだけど、それはどうでもいいことだ。
彼女はいっぱい文句を言ってきた、これはとても印象的だ。
帰った時の妖狐の顔も、なんだか印象的だった。
一日経って、わたしは神社を訪れた。
紅白の人が居る土地だ。今度は夜に。ん~、なんでだろう?
彼女は不思議そうに出迎えてくれた。
わたしは不思議そうに訳を話せなかった。だってわからない。
彼女はお茶を出してきた。
わたしはお茶を飲んだ。美味しかった。
彼女は『博麗』と名乗った。
わたしは『八雲』と名乗り返した。これで二度目だ。
彼女は仕事で出て行った。
わたしは帰宅でスキマを通った。ちょっと残念。
帰って、妖狐を見て、わたしは気付いた。
話し掛け”られた”のは初めてだったのだ。
またお月様が一周して、わたしは博麗に会いに行く。
なんだかとても気分がいい。これはどういう意味なんだろう?
会って、お茶を出されて、妖狐のことを話してみた。
ぺしりと額を叩かれた。もっと話してやれと彼女は言う。とりあえず頷いた。
黙って、沈黙が下りて、訳のわからないことを喋った。
ぴんと鼻を弾かれた。あれはあれでいいんだと彼女は言う。とりあえず頷いた。
考えて、時間が経って、博麗が寝る時間になった。
ぽんと頭を撫ぜられた。おやすみなさいと彼女は言う。声を出せずに頷いた。
帰ったら妖狐と会ったから、今日のことを話してみた。
あの子の『笑う』顔、初めて見たなぁ。
昇って降りたお天道様は、出掛ける時間を教えてくれる。
お茶菓子片手に、わたしは部屋を後にする。妖狐のいいつけだ。
今日の博麗は、境内の掃除をやっていた。
ぼんやりそれを眺めていると、葉っぱが顔に飛んできた。……いたい。
今日のお茶は、饅頭片手に飲んでいた。
ぱくぱくそれを食べてたら、拳が頭に飛んできた。……いたい。
今日の別れは、わたしのおねむでやってきた。
ふらふらさよなら言ってたら、『笑顔』が視界に飛んできた。……イタイ。
帰ると妖狐が寝てたから、一も二もなく倒れこむ。もふもふ。
おやすみなさい。
聞き慣れ始めた妖狐の声が、わたしの起床を促した。わ、真っ暗。
急いで準備を整えて、わたしはスキマを作り出す。お茶菓子、忘れちゃった。
博麗を訪ねると、彼女はなにやら難しい顔。
わたしに気付いたら、すぐにいつも通りになったけど。
お茶を飲んで話していても、なんだか彼女は上の空。
やっぱりわたしと目が合えば、即座に戻ってしまうんだけど。
わたしの力を話したら、何故だか彼女は驚いた。
それから彼女は『笑顔』を浮かべて、いきなりわたしを褒めてきた。
わしわし頭が痛いけど、じんわり胸はあったかい。
帰ると妖狐に会えたから、彼女の頭を撫でてみた。
なんだか尻尾が凄かった。
博麗と会って、時間が経って、わたしは変わったと思う。
『笑え』ていると、彼女は言った。なんだか嬉しい。
そして今、博麗は目の前に立っている。立って、『幻想郷』を眺めてる。
両手を一杯に広げて、楽しむように空気を、世界を感じている。
『幻想郷』は楽園だ、と彼女は言った。
人も、妖怪も、他にも一杯。ここはあらゆる存在を赦す楽園だと、彼女は言った。
手を取り合うも、刃を向け合うも、自由にしていい。
人と妖怪、共に在り続けることだって、あってもいい。
異端が存在できないほどに、ここは狭いわけではない。
人を襲うなとも、妖怪を狩るなとも言わない。それは自然なことである。
好き勝手に遊びまわったっていい。ここでは意思で、その生を決められる。
ただ、やり過ぎた時は気を付けろ。素敵な巫女がやってくる。
管理が出来ないほどに、ここは広いわけではない。
全部、彼女の受け売りだけど。
わたしの力と、彼女の力。二人で協力して生み出した、この楽園。
喜びが湧いてくる。とてもとても嬉しい。
きっと、今のわたしは『笑顔』だろう。目の前にいる彼女も『笑顔』だろう。
博麗が振り返る。やっぱり『笑顔』だ。
それから二人して笑った。バカみたいに笑い続けた。
日が暮れて、月が昇っても、わたしたちは笑ってた。
――――――きっと、彼女は長くない。
一つの世界を隔離する大結界の生成。
それほどの大仕事は、本来、人間の手には余る。
彼女だからこそ出来た、奇蹟の所業だ。
けど――――――力は追い付いても、体が追い付かない。
……ううん、大丈夫。すぐにまた会える。
その為の結界でもあるんだから。
彼女はわたしを忘れるだろう。彼女は今ほど強くはないだろう。
そして、彼女は彼女ではなくなるのだろう。それでも、本質はきっと変わらない。
だから、ね。
大丈夫。心配なんてしなくていい。
どれだけ時間が経ったとしても、どんな悲劇があったとしても、あなたはきっと、素敵な巫女だから。
そんなことを言ったら、ぽかりと頭を叩かれた。
見れば、彼女は『泣き』ながら『笑っ』てた。
けど、わたしも『泣き』ながら『笑っ』てる。
それでもすぐに『涙』を拭って、また二人で『笑い』合った。
――――――――大丈夫。
別れ際、博麗はわたしに贈り物をくれた。
『紫』という名前である。紫は『縁の色』である。
それは、果てなく続いていく彼女とわたしの、消えぬ絆だと彼女は言った。
彼女ほどの存在が付けた名前だから、本当にそうなるかもしれない。そうなると、いいな。
『八雲 紫』
これからはその名前を名乗ろう。
なんだかとても、むずがゆい。
ああ、そうだ。そういえば。
まだあの子には、名前が無いはず。
彼女も大切な存在だから、なにかいい名前をあげないと。
――――……
――……
『藍』
いいかもしれない。
わたしは『紫』で、あの子はその一部。
うん、いいな。彼女の色にも合っている。
『八雲 藍』
よし、帰ったらさっそく名前で呼んでみよう。
きっと……喜んでくれるよね?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
気付けば、布団の中に居た。
既に見慣れた部屋の中。古い旧い住処の中に。
思考で夢をなぞったら、次いで心がさざめいた。
なんとも、懐かしい。思わず涙を零してしまいそう。
――――――……
――――……
――……
起きましょうか。
布団を剥がして立ち上がり、んっと一つ伸びをする。
あら? 凄いわね、いつもより一時間も早いじゃない。
博麗神社にでも行ってみようかしら。なんだかそんな気分だわ。
うん。そうね。行ってみましょうか。
自然と笑みが浮かんじゃう。
こんなに心が沸き立つのも久し振り。
寝巻きを着替えて、いつもの姿に。
ふふ。それじゃあ素敵な巫女との逢瀬を楽しみましょうか。
素敵な彼女と、不敵な私。どんなに真似たところで、私では素敵になれないもの。
藍なら違う意見をくれるかしら? うん、そうね。藍だしね。
ああ、そういえば。そろそろ夕餉よね。
ゴメンね、藍。あなたのご飯は食べられそうにないわ。よかったら、残しておいてね?
さて、行きましょうか。
「こんばんわ。霊夢」
スキマを抜ければ、見慣れ始めた紅白の彼女。
普段通りの笑みを浮かべて、いつもと変わらぬ挨拶を。
胡散臭いと言われるけれど、そんなものは気にしない。
だって、ほら――――――――、
「あら、紫じゃない」
『博麗(あなた)』は相手をしてくれるもの。
~おわり~
GJ。
相手の事が解っているつもりでも。相手の事が解らないのなら尚更。
色々とありますが、ただ一言。
お見事でした。
序章が良い感じに本章を補い、引き立てている構造って、
そのまま藍と紫の関係っぽいなあ、とか思ったり。
久々に八雲分を補充させていただきました。
藍の独白のなんと暖かいことか……
紫の独白のなんと綺麗なことか……
十二分絶賛したいところなんですが、たった一つにして致命的な誤字があります(泣
×妖弧
○妖狐
これ前に私もやらかして、戒めにそのまんまにしてるんですけど……
覗いてみたら、思った以上に評価されてたんで驚きです。
評価してくださった皆様、ありがとうございます。
>おやつさん
誤字修正しました。たしかに致命的でしたね(汗
ご報告、ありがとうございました。
癒されますなぁ~
・・・しかしその心は何よりも純粋で、なによりも暖かい。
思わず顔が緩んでしまう・・・そんな話だったと思います。
橙と藍、藍と紫。似て非なる色、されど近く似る色。
その関係をとてもよく表せていたと思います。
何より、その文体がお見事としか言いようがありません。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。
次回作、期待しております。
読んでみた
面白かった