Coolier - 新生・東方創想話

霧雨の旅人

2006/03/01 04:52:48
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「孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
 しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは、一つの喜びである」

 オノレ・ド・バルザック









別れというのは唐突にやってくるものだ。
今まで付き合ってきた者同士の別れ。今まで連れ添っていた者同士の別れ。
―――そして、今まで親友だった者との別れ。
『人間』である私は当然覚悟していた。いつか、この日を迎えなければならない事を。
終焉は無いと断言したが、受け入れざる事しか出来ない現実。
そんな希望的観測を身に纏い、いつまでも肝胆相照らす仲だと誓った親友は、逝ってしまった。

私の友人であるアリスが泣いた。彼女を心から慕っていたレミリアが泣いた。いつも強気である紫も泣いた。
当然、私も泣いた。

皆が泣いていた。
だが、親友は笑っていた。―――納得したような、死に顔だった。
ああ、何でお前は笑っているんだよ。
皆がこうやって、泣く事によってお前の最期を見届けているのに、何でお前だけが笑っているんだ。

それは、彼女だけではないと思う。
私がこの世から消えて、あの世に行く時も、多分笑うんだろうな。
この行為は、本当に信じられない。どうして死に逝く場面で、笑う事が出来るのだろうか。

死というのは苦痛である。現に私は死にたくないと思っている。
誰もが皆、死への恐怖を持っているはずだと私は確信する。
そもそも今まで自由の身であったのに、突然肉体から魂が無くなり、それから先どうなるかわからなくなる。
これは恐らくだと思うが、冥界の存在が確実なものである幻想郷においては、多分、むしろ楽になれると考える。

何時だったか、『文々。新聞』の記事にこう書いてあった。
通常、生あるモノが死ぬと冥界へ行く。私も行った事があるが、死者の世界は本当に賑やかだった。
冥界には白玉楼という日本屋敷があり、霊魂はここで死後の生活を行う。
毎日が楽しく過ごせるというらしいのだから、死んでも苦労はしないかもしれない。
幽霊に意思があるかわからないが、半人半霊の剣士もいるし、完全亡霊の姫君だっているのだから、意思はあると思う。

だが、何か心の隅では、そうはなりたくない自分がいる。
親友は私より先に逝ってしまったが、無事に冥界に辿り着いただろうか。
自殺とかすると、あの閻魔によって問答無用で地獄に落とされる。
でも、こいつは絶対暗い世界には行っていないはずだ。
誠に信じられないけれど、暖かく、毎日を嬉々として暮らせる冥界に行った。私はそう思っている。

しかし、こうやって彼女の死に顔を見ると、最後の最後まで未練がなかったように見えた。
まだ生きたいとも思わず、自分の寿命をあるがままに受け入れ、桜花のように、見事にその命を散らしていった。
容態が急変して、危篤になって、皆が駆けつけた時にも、彼女は冷静だった。
意識が朦朧とし、今死者の世界へ旅立つ瞬間でさえも―――。
まるで生前、若い頃の彼女を彷彿とさせた。

やはり、他人が死ぬと、当人との思い出が走馬灯のように脳裏をよぎるのは避けられなかった。
過去の記憶が一気に蘇り、ほぼ毎日をぐうたらに過ごしてきたあの日が振り返ってきたのだ。
初めて出会い、実家を飛び出して孤独な魔法使いとなった私の最初の友達が彼女だった。
見ず知らずの、白黒の衣装を身に付けた不吉な存在を恐れず、こいつは私を受け入れてくれた。

後で聞いたが、彼女も孤独であった事を知らされた。
博麗の巫女としてこの世に生を受け、その運命に耐えながら生きてきた少女。
同年代の人間が外で遊んでいる時も、ただひたすら修行に明け暮れ、一度は自刃も考えたと語った。
そんな不運な人生を歩みながらも、彼女はいつも笑っていた。それはまるで太陽のような微笑みだった。

私はこいつに涙は似合わないといつも思っていた。
強く、気高く、常に私を打ち負かしてきた彼女は強かった。
あんな悲しい生活を送ってきたから、精神的に強いのだ。
私と全くの正反対な奴だった。私なんて、自ら家を捨てた人間だ。孤独になんて慣れてなかった。
ホームシックにはならなくなったものの、何処かで私は誰かの愛情に飢えていた。

それは親の愛情ではない。霧雨魔理沙という存在を受け止めて、友達でいてくれるそんな人物が欲しかった。
あの時の私は、本当に身も心もやつれていた。
魔法の森に住居を構え、連日のように遊びに行ったあの記憶。
確かに何処か心の奥でぽっかりと開いていた孤独感は消え去ったが、まだ私には物足りなかった。

その理由はすぐにわかった。
この言葉を使うのはどうかと思うが、「所詮」友達という事だった。
私は大人になれなかったのだ。普通なら、信用できる親友がひとりでさえいれば、そんな感情は一瞬で消え去る。
消す事が出来なかったのは、私がガキだったからだ。
ひとりぼっちは寂しい。けれど、会えばもっと寂しかった。
その気持ちだけが増幅して、私の神経が吹っ飛んでしまうのではないかと思った事すらあった。

そして今、私が残された余生を生きていくのは、彼女の面影があまりにも優しすぎた。





彼女が永遠の眠りに就く事は、紛れもない事実だった。

「気を付けぇ! 捧げぇー、つつ!!!」

紅魔館警備隊隊長、紅美鈴の叫び声とも言える命令が響いた。
儀礼刀を振るい、見事な指揮を行う。
濃緑色の制服に、頭と肘、手首に紅い布を締めた警備隊が一斉に動作を行った。

「礼砲、用意!」

警備隊がM1ライフルガーランドを構えた。

ぇっ!」

M1ライフルの一斉射撃。空へと空砲が放たれ、硝煙と、火薬の臭いが立ち込めた。

「博麗霊夢殿の英霊に、敬礼!!!」

彼女とじかに戦った事のある美鈴は、あの時と変わらない顔をしていた。
妖怪に老化は存在しない。あれから何十年も経過していたが、彼女の顔立ちは美しいままだった。
その右手は固定されず、ずっと震えていた。こちらからは見えないが、絶対に泣いている。
この日のために編成された特別儀仗隊を先導する美鈴の姿は、名誉と誇りある大事な仕事を見事にこなしていた。

特別儀仗隊が敬礼を行っている最中は、メルランによるトランペットの独奏が行われた。
その音色は、「楽」ではなく「哀」だった。
皆の耳と心を揺らす響きが伝わる。私は目を瞑ってその音色を聴いていた。

紅魔館警備隊の面々が運ぶ棺の中に、あいつが眠っている。
そこでも皆は泣いていた。四肢の何処かが震え、堪えきれなくなった涙が頬を伝わる。
だが、何故か私は泣かなかった。多分、涙はあいつが死んだ瞬間だけ必要だと思ったからだろう。
無意識の中に我慢していたからかもしれないが、私は泣かなかった。いや、泣けなかったのかもしれない。

運ばれていく棺を傍観しながら、私は何を思っていただろう。

いずれ霊夢のもとへと行く年齢であるのは確かだが、まだ死ぬ気にはなれなかった。
人の一生は六十年であり、六十年を過ぎれば転生するだとか、誰かが言ってたっけ。
別に私にとってはどうでもよかったので、聞き流してしまった言葉だが、それが今になって思い浮かぶ。
絶対私より先に逝くなと言おうとしても、声にはならなかった。
そんな事、言えるはずもなかった。だって、そう言おうとした時、既にあいつは―――――。

ダメだ。私らしくも無い。
普段の私は何処に行った。かつて箒にまたがり、特攻中心の攻撃でブイブイ言わせていた私はどうなった。
流石に今は読書と編物を黙々とたしなみ、過去の武勇伝で慧音の教え子達を楽しませる、ただのババアになってしまったが。
それは認める。『人間』として生まれた私に老いは隠せない。

蓬莱の薬という手段もあったが、私は飲む気にはなれなかった。
だってそうだろ? 誰も飲まないんだから、私だけ飲むわけにはいかないだろうが。

かつての苦労と重労働がたたったのか、足を悪くし、車椅子の生活を行っている咲夜の方を見た。
弾幕仲間の『人間』がひとり死に、次に死ぬのは私かそれとも彼女かという恐怖感が脳裏を過ぎた。
しかし、今死んでも悔いは無いと感じていた。それは霊夢がこの世を去ったからかもしれない。
その時、―――――私は涙を流した。








博麗霊夢の肉体は、紅魔館にて消滅した。
天へと昇っていく煙を見ながら、私は近くの木に背をもたれ、煙草に火を付けた。
紫煙を吐きながら、月まで届いてしまうくらいの煙と、煙草の煙を見比べる。
白黒ではなく、全身黒ずくめの喪服である私は、心まで真っ黒に染まってしまったとか、たわい無い事を考えていた。

私は火葬場へ行く気になれなかった。
そこに行けば、私が私でなくなってしまうと感じたからだ。
私にとって、そこに行くのは地獄に行くのと同じくらいの苦痛と恐怖だった。
目頭を抑えた。……くそっ、何で―――。

私は紅魔館を見上げる。
涙目になりながら、煙草をくゆらせる私を、あいつはどう見ているんだろうな。
「薄情者!」だと思っているかもしれない。いやいや、「全く、アンタらしい見送り方ね」とも思っているかもしれない。
化けて出てきたら何て言うんだろうな。正直、それが楽しみで仕方が無かった。
霊夢はそういう性格だから霊夢だ。あいつらしい返事を期待してみたりした。
―――返事が返ってこないのはわかってるけど。

「魔理沙」

不意に私の名前を告げる声がした。アリスだった。
いつもの青系統の服と仕様は同じだが、紫と黒に近い灰色を基調とした服を着込んでいた。
喪服というのは辛いものだ。ただでさえ悲しいのに、悲しさを一層強くさせてしまう。

「あいつらしい、……最期だったな」

私はアリスの方を見ずに紅魔館を見ていた。
もくもくと昇っていく、あいつを焼いた煙。その煙が憎らしくて、煩わしくて、悲しくて。
今頃、現場にいる連中は、霊夢の髑髏されこうべを見ているのかもしれない。
その時、各々はどう思っているんだろうな。これが霊夢。なんて思っているだろう。
だから私は行けなかった。そんなもの、見たくなかった。見ただけで―――どうなるかは想像は付くが。

「かけてやる一言も無いぜ。胸の中がもやもやして、それしか考えられない」

私は言った。紫煙を大きく吐く。
携帯灰皿に煙草を強く揉み潰した。私の心も、それと同時にぺちゃんこにされたようだった。
木に思いっきりもたれ、大空に顔を向けながら、最後となる煙を吐いた。
空は曇っていた。どんよりとした曇り空。いつ雨が降ってきてもおかしくない状況だ。

「………魔理沙」
「私は一足戻ってあいつの遺品を整理する。お前も来るか?」

私はアリスの方を見た。彼女は黙って頷いた。







紅魔館から博麗神社に戻る際、魔法の森の道を2人で並んで歩いた。
移動中は、霊夢の事の話しかしなかった。もとい、それしか出来なかった。
話しているだけでも、何もかもが回顧されるのは当然だろう。
あいつとの楽しい過去だけが振り返り、それは私の胸中を、熱したナイフでバターを抉り取るかのような衝撃を与えていた。





「ああ、何もかもが懐かしい。あいつのお払い棒、あいつの巫女装束。全てあの時のまんまだ………」

霊夢の遺品を見ながら、私は呟いた。
その時、私は泣かなかった。
遠く、あの日の事だけを思い出しただけであって、号泣するようなシーンではない。

「本当、そうね…」

アリスが言った。
遺された彼女の遺愛品を包みながら、アリスも過去を思い出す。

「ねぇ、これらの衣類って貰っていいのかな?」
「いいんじゃないの。別に遺言で言ってなかったし…。それに誰かに使ってもらった方が、あいつも喜ぶさ」
「そうよね……、きっとそうよね」

安堵に満ちた表情でアリスは呟いた。

「なぁ、何に使うんだ?」
「霊夢の人形よ。新しく作り直そうと思ってね」

アリスは巫女装束を見ながら言った。
冬でも寒そうな格好の、あいつ独特の衣装。
それを見ただけで、霊夢の笑顔が浮かび、眼前に焼き付いた。

「……雨か」

気が付くと、雨が降っていた。
さっきまでずっと降るか降らないかの平行線を辿っていたが、ようやく降り出していた。
決して強くは無いが、今夜一杯まで続きそうな雨だった。

「ちょっと散歩行ってくる。後は任せたぜ」
「えっ……。う、うん」

私は、自分でも60代の年齢とは思えないような身のこなしで立ち上がった。
普段から鍛えている生活スタイルが、今になって役に立っているかもしれない。
あいつは癌で逝ってしまったが、この体力を持つ私は、癌細胞ですらぶっ殺せると感じている。
いや、絶対に死んでなるものか。こうなったら100を超えても生き続けてやる。私はそう思った。

神社から番傘を拝借し、私は雨の道を歩き出した。

時間は昼であるが、太陽が隠れているためにまるで夜みたいな静けさだった。
後ろを振り向けば、あいつが立っているかもしれないと想いに支配されそうな気分である。
実際振り向いてみたが、当然誰もいなかった。

上を見上げながら、私は神社の周りを歩く。
ポツポツと雨を降らす雲だけが視界に入る。―――あの空の向こうの世界に、霊夢は行けたのだろうか。
私は思った。見送ってやったのだから、いつか戻ってくると言って欲しかった。
死者にこんな事を行っても仕方が無いのはわかっている。だけど、私はもう一度だけあいつの声を聴きたかった。
こんな事になるんだったら、香霖に録音機ぐらい借りてくるんだった。

「……霊夢」

私は親友の名前を告げた。
会いたい。―――逢いたい。アイタイ………。
あいつの事だけが考えられない。

『全く、泣いてばかりいないの。あんたらしくないわよ』

不意に聴こえたのは、そんな声だった。
それは、博麗霊夢の声だった。

「霊夢、…霊夢!?」

私は辺りを見回した。
いない。何処にもいない。一体何処にいるんだ?
そう思った矢先、私は彼女を見た。

目の前、数メートル先に、確かにいた。
紅白の衣装を纏った、あの時のあいつが―――――。

「………霊夢」
『はぁ、幽霊になるってのは辛いわね。だってあんたを触れないんだもの』

霊夢は呆れたようなポーズを取って、歩いてきた。
私は思わず彼女を抱き締めようとしたが、出来なかった。いくらやっても空を切るばかりである。

『だから言ったでしょ。私は幽霊だって』
「…霊夢。でもお前は………」
『幽々子に頼んで現界させて貰ったのよ。
 流石に私の姿と霊魂の意思そのものを投影するのは、幽々子にも負担がかかってね…。
 あと少しだけなら大丈夫かな?』

それは紛れも無く博麗霊夢であった。私と共に数々の事件を解決した、楽園の素敵な巫女だった。

「嬉しいぜ、霊夢。…何て言えばいいんだか」
『泣かないの。私はいつでもあんたの傍にいるわ。それに冥界に行けばいつでも会える…。
 年々結界が薄くなってるから、今のあんたでも充分来れるわよ』
「ふっ、霧雨魔理沙を舐めるんじゃねーぜ。例え老いても行ってやるさ」

私は言った。凄い、夢を見ているようだった。
今見ているのは確かに幻影かもしれない。でも、霊夢と会話をしているのだ。
その時、彼女の身体が融解するように徐々に消えていった。
砂粒のように、霊夢の身体から消えていく…。

『……もう時間切れね。でも、またあんたに会えて嬉しかったわよ………』
「へっ。…たった今死んだ人間が言う台詞じゃねーぜ」
『あんたらしいわね。………じゃあ、またいつか会いましょう』

霊夢の姿が天へと消えていく。

「霊夢!?」

私は思わず彼女を引きとめようとした。
彼女は満面の笑みを私に向けていた。
完全に消え去ったその時、ひとつの霊魂だけが宙を浮き、そのまま天へと昇っていった。
あれが、博麗霊夢の霊魂。あれが、彼女なのだ。

「………霊夢」

私はもう一度言った。

「―――――ありがとう」

そして私は歩き出した。
雨の幻想郷を、ただひとり歩き出す。
それは、私の余生のスタートだったのかもしれない。

私の意志がいつまで保つか、それはわからない。
けれど、私はあいつの分まで生きていこう。

幻想郷の大地を、雨が濡らしていく。
私は私に出来る事を考えながら、雨の道を歩いていった。



<あとがきみたいなもの>

月影蓮哉のお家芸ともいえるシリアス物をお届けしました。
実は私自身、霊夢死亡シナリオは始めてやったり。
今考えれば変だったかもしれませんが、これも私のひとつのあり方という事で。

題名の『霧雨の旅人』ですが、『あめのたびびと』と読みます。
1980年代に活躍したフォークデュオの「雅夢」の曲のひとつです。今回はそれを引用させて頂きました。
………知ってる方は殆どいないと思いますが。
何故私が知っているかと言うと、母親の影響です(笑)

実はこの曲、別れた恋人を想う曲なんですが、この場合にも少しは似合うかなと想いました。
勿論、執筆中は聴きまくり。「Jet-Audio」のリピート機能を使って、繰り返し聴いてました。

とまあ、書き下ろしてみましたこの一作。
やっぱ慣れないものには手をつけるべきではないのだろうか。

ではでは、次回作でお会い致しましょう。
月影蓮哉
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コメント



0.1440簡易評価
9.80煌庫削除
静かなペースでじっと読んでましたが真似できないほどいいものでした。
なんか、上手いこと言えませんがいいもの読ませていただきました。
10.無評価削除
すばらしい作品を読むことができて胸がいっぱいになりました。
有難うございます。
13.無評価名前が無い程度の能力削除
いきなり銃が出てきたところで読む気が無くなりました
正直な感想
15.90ま~れお削除
人間であるからには、かならず死がやってくる。
それは新たな旅立ちであるのかもしれないし、その人の歴史の終わりでもあるかもしれない。
しかし、悲しんでくれる友人をつくれたその人生は何よりも輝いているものであると思う。

霊夢を死亡させるという衝撃的な作品であると共に、止まることのない絶対的な時の流れが感じられ、人間の生の儚さ、またその美しさを垣間見ました。
そして、哀しみを乗り越え、余生を強く生きようとする魔理沙の姿に、感動を覚えるのです。
いつもながら、素晴らしい作品です。
ありがとうございました。
16.90名前が無い程度の能力削除
あの国は100年以上経ってもM1911と同様にM1を使い続けてるんだろうなと思いますので幻想にはなかなかならないんだろうなと
23.無評価aki削除
紅魔館にM1というのはどうかと。装飾銃のようなものならレミリアも好きそうですが。
加えて癌という病名も気になりました。
「病で~」でも良かったんじゃないかなと思います。
うぅむ…しっくり来ないというのが正直な感想でしょうか。
24.-10名前が無い程度の能力削除
前回のインターホンよりマシだけど弾幕ごっこの世界に銃
こういうものを書くなら設定等読み直すべき

個人的意見だけどシリアスがお家芸と堂々と言えるものじゃないと思う
シリアスなら誰でも書ける、ギャグを書くことのほうが余程難しい
しかもシリアスの元が死という手っ取り早い手法
こう書きましたからここで感動してくださいと言うのが見え隠れ
簡単に言えば食傷気味、在り来たり
27.50月影 夜葬削除
内容がいいし、感動したけど
M1に違和感を感じました。
32.60名伏削除
M1、と言われてもぴんとこない私は「あ、演出だ」ぐらいにしか思わなかったですけど。
でも銃に詳しい人には、強い違和感が感じられるかもしれません。
幻想郷らしくと言うなら、調達もメンテも大変な『銃』を使わずに、手っ取り早く空にこうば~っと、
一斉にスペカ弾幕をばら撒けば……あ、でもこれだと、突撃撮影する人が出るから駄目かも?
ともあれ、次回作楽しみに待っていますね。
34.無評価名前が無い程度の能力削除
>ただひたすら修行に明け暮れ
この部分、独自設定として解釈すればいいのでしょうか?
41.-30名前が無い程度の能力削除
銃って・・・
42.70名前が無い程度の能力削除
久々に読みにきましたが…やはり銃の部分が違和感があります
というのは、どうも具体的すぎるのがわざとらしいというか。このたった一単語で、東方の世界観よりもこの銃の方にこそ熱意が見られるような錯覚を覚えてしまいます。読み手としては

あとは「死」という在り来たりのテーマであっても決して安直に語れない題材を書き上げたのは、なかなかのものだと思います
ただ、霊夢を含めた周囲の人物の価値観から言えば、生まれ出でた神社で最期を迎えるのが筋ではないでしょうか?
いくらレミリアが彼女に好意を持っていたとしても、紅魔館に霊夢を連れてくるのはいささか矛盾しているかと思いました
46.90名前が無い程度の能力削除
雰囲気は悪くなかったが、銃はちょっと・・・
ひょっとして旧式化したから幻想入りしたということ?