Coolier - 新生・東方創想話

年越し

2025/01/01 00:04:50
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「霊夢~蕎麦まだか~?」
「アンタさっきも聞いたわよね?ちょっとくらい待てないの?」
「霊夢ー!私もお腹すいたー!」
「酒がなくなったー!持ってこーい!」
「針妙丸と萃香は静かにしてなさい。そんなに文句言うなら手伝いなさいよ!」
「…」
「…」

ったく、調子のいいやつばっかね…

「大丈夫です、霊夢さん!私が手伝っていますから!」
「あうん、ありがとね。ほんっと、どこかの怠け者と愚痴言うやつとは大違いだわ!」
「ほんと、誰なんだろうな!」
「魔理沙、アンタもその中に入ってるわよ!」

今の時間は12月31日、午後12時45分。みんなで年を越そう!と魔理沙が突発的に言い出し、萃香が酒を飲みたいと言い出し、針妙丸が年越しと言ったら年越し蕎麦を食べたい!とうるさかったため、しぶしぶ作っている。めんどくさいとはいえ、自分も食べるしせっかくならおいしく作りたい。ついでにあうんも手伝ってくれているため、仕事がはかどっている。

「そういえば霊夢は来年の目標とかるのか?」
「そりゃあもちろん、参拝客を増やすことよ!」
「はっはっは!それは来年に持ち越しだな!」
「萃香、それどういうことよ…?」
「私はまたお腹いっぱいおいしいものを食べる!」
「私はずっと霊夢さんを見守ることです!」
「やっぱり酒が飲みたいね!」

はぁ、ほんとにここは個性が豊かで騒がしいやつしかいないわね…ま、そのおかげで毎日が飽きないわけだけど…
今年もいろいろあったわねぇ…人里で暴れている妖怪をしばいたり、宴会で騒がしく過ぎるやつをしばいたり、異変を起こしたやつをしばいたり。…こうしてみると、妖怪をしばいてばかりね。

「はい、年越し蕎麦で来たわよ~」
「お、やっとか!」
「おいしそうな臭い~!」
「じゃあ、いただくか!」
「その前に!」
「何だぜ?」
「今の時間は?」
「ぴったし0時0分です!」
「と、いうわけで…」


あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
いや~、2025になりましたね!あけましてですね~。
皆さん東方M-1見ましたか?今年も面白かったですよ~。
というわけで、今年もよろしくお願いします。
ありがてぇ…!キンッキンに冷えてやがるッ! 
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あけおめ