Coolier - 新生・東方創想話

題名は決まってないけどなんとなく書いてみることにした。   第11話

2024/11/04 22:52:09
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やぁみんな!海鮮丼丸ですだよ!そういえばビデオでゴジラ-1,0見たんだよ!よかった。本当に良かったッ…!ネタバレになるかもしれないからあまり内容は言わないけど…

前回のあらすじ!
白玉楼で待機していた来人!始まった異変、なぜか藍と戦うことにぃ!?そして今回、西行妖に異変が…?

どうぞ





来人「ふぅ…」
藍「チィッ!」

今、俺と蘭は睨み合っている。そろそろ決着をつけないとここに霊夢たちが来るんじゃあないかな?

来人「なぁ、そろそろ決着をつけたいと思っているんだが…」
藍「ッ‼…舐めるなよ、人間が…‼」
来人「あれあれ~?その人間に押されている狐ちゃんは誰かなぁ~?」
藍「クソが!」

藍って計算が得意って聞いたことあるんだけどなぁ…こんなんじゃあ知性のかけらもないな。橙は「頑張ってください!」と声を出してるし、紫は額に手を添えて「ハァ…あの子ったら、ムキになっちゃって」とつぶやいている。
俺は【きあいのタスキ】を装備し、【フォーオブアカインド】を発動し(フォーオブアカインド状態は名前の右に1,2,3,4とつける。基本的に1が司令塔と考えていい)、試合を終わらせる準備をする。

来人1「お前ら、もうわかるな?」
来人2「あぁ、体力は全回復しといたぜ」
来人3「防御・特防を限界まで下げて、それ以外はすべて6段階上昇にしておいたぜ」
来人4「さっすが俺たち。【ちからのハチマキ】もまいておいたぜ」
来人1「よし、1,2が【きしかいせい】3,4は【カウンター】で行くぞ」
来人2,3,4「おう!」
藍「どこをよそ見しているッ‼」

声のした方を向くと、そこには頭上に大きな狐火を構えた藍がいた。どんだけデカいかって言うと、スプラのナイスダマくらいの大きさだ。それを見ている橙は「おぉーっ」と言いながら目を輝かせて、紫は額に手を添えて「ハァ…」と呆れた表情をしている。そう思っていると、藍はその抱えていた大きな狐火を俺たちに向かって投げてきた。

来人1234「「うわぁぁぁ…」」(棒)
藍「調子に乗った罰だッ!」
来人1「何ですかァ~?」
藍「なッ!…貴様らァァァ…!」
来人3「ザ・ワールドッ!時よ止まれェッ‼」

俺たちを残し、世界のすべての時が止まる。藍は驚愕の表情でこちらを見つめたまま静止している。俺たちは【きしかいせい】【カウンター】を発動し、藍にダメージを与える。だが、まだ時間が余っていたため、思い思いに攻撃することにした。

来人1「スぺ強3,9【ウルトラショット】!」
来人2「わざマシン【ふぶき】!」
来人3「スタープラチナッ‼」
スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ‼」
来人4「この機関銃は30ミリの鉄板尾も貫く威力ゥゥゥ!さらにィ、1分に600発も打ち、パワーは2500キロにィィィッ‼(ゴム弾ッ!)」
来人3「時は動き出す」
藍「ァァァ…ッ‼」

時止めを解除し、周りの景色に色が戻り、すべてが動き出す。藍は時が止まっていた最中に受けていた攻撃を一つの衝撃として受ける。あまりの衝撃に耐えきれず、気絶し落下してまう。紫は、藍が地面につく前にスキマで確保し、自分のもとへ運び、膝枕の体制を取らせる。

紫「藍、お疲れ様」
藍「…はっ…申し訳ございません、紫様」
橙「藍しゃま、かっこよかったです!」
藍「橙…ありがとうな」

そういって藍は橙の頭をなでる。撫でられる心地よさに、橙は目を細めて身をゆだねていた。俺はフォーオブアカインドを解除し、一人に戻る。

来人「…ふぅ」
紫「ごめんね、ウチの藍が」
藍「えぇ!?」
来人「お前がけしかけたくせにな。あんまり藍を困らせるんじゃないよ。藍の主人ならちゃんと主人らしくしろよ」
紫「う゛っ」
橙「そうですよ、紫しゃま!あまり藍しゃまを困らせないでください!」
紫「ち、橙まで~」

その会話に俺たちは笑っていた。やっと藍との戦いも終わったなぁ、幽々子…妖々夢のボス戦はどうなったかなぁ。
そう思っていると、幽々子たちが戦っている方向から物凄い轟音とともに幽々子や霊夢たちの悲鳴が聞こえてきた。それを聞いて、藍や藍のふきについた傷をクレイジーダイヤモンドで治し、悲鳴のした方へ向かった。するとそこには満開ではないがほとんど花びらが咲いている西行妖、その少し離れたところで倒れている霊夢たちがいた。

紫「幽々子!いったいどうなっているの!?」
幽々子「ゆ、紫…私にもわからないわ。でもなぜかいきなり襲ってきて…」
来人「シャンブルス!」
霊夢「わっ」
魔理沙「おっと」
アリス「きゃっ」
咲夜「あら」
妖夢「わわっ」
幽々子「あら、ありがとう」

俺はシャンブルスでその辺の石と霊夢たちを入れ替えさせ、西行妖との距離を取る。彼女達から今の状況を聞き取る前に自己紹介を済ませる。

魔理沙「いてて…おぉ、ありがとな!」
アリス「…はじめまして、アリス・マーガトロイドよ。あなたのことは、魔理沙から聞いているわ」
来人「じゃあ俺の紹介は簡単に。俺は十六夜来人。人里の外れで食堂を営んでいる。よろしく。それより、今の状況は?」
魔理沙「あぁ、あの桜が春を集めていたんだが、急に集めるのをやめたかと思えば、私たちを襲い始めたんだ!」
来人「マジか…原作だとそんな流れ、ないんだよなぁ…」
アリス「何か言ったかしら?」
来人「あぁいや、なんにも」
アリス「そう…」

おっと、あぶねぇあぶねぇ…うっかりボロを出すところだった。アリスは意外と勘がいいし、何か気になる単語を出せばアリスの気が済むまで詮索されるからな。霊夢は…まぁ大丈夫だろう。とりあえず気を付けよう。
そう脳内に書き留め、考え直そうとすると、西行妖が俺たちに向かって枝を伸ばし襲い掛かってきた。だが、即座に紫がスキマを展開し攻撃を防いでくれた。ありがとう、と紫に言い、どうするかと脳を回転させようとすると霊夢が口を開いた。

霊夢「あいつは、たぶん生きているものを、それも人間を集中して狙っているわ」
幽々子「なるほどね…それなら私や妖夢にあまり攻撃の手が来なかったのにも納得がいくわ」
霊夢「ただ、これはあくまでも勘よ」
来人「いや、何もないよりかは幾分とマシだ。じゃ、反撃と行きますか」

まともな作戦が建てられていないが、反撃をするちょうどのタイミングで西行妖が動き出した。先ほどより少ない数の枝を伸ばし、攻撃を仕掛けている。だが、おかしいことにその枝は俺たちに向かってきてないのだった。その枝が向かう方向を見てみれば、そこにはなんと豊田と台溌がいた。…そういえば、どこでもド○をしまい忘れていた!

豊田「うげっ!なんかこっちに来たぞ!?」
台溌「ほらぁ!やっぱり危ないって言ったじゃないですかぁ!」

霊夢たちはケガをしていてまともに動けず、紫たちはまだ残っている枝の対処に追われていた。
…しまったな。ケガを治しておくべきだった。そう考えている暇はない。ザ・ワールドを発動するには少しのタイムラグがある。その間に二人はやられるだろう。ならばあれしかない。だが、今からそれをすれば、いろいろ間に合わない…

豊田「くそっ、まだ死にたくねぇ…!」
台溌「もうすぐそこまで来てますよ!お母さん、お父さん、今までありがとう…」
豊田「諦めんなよ!と、言いてぇが…もう無理かもなぁ」
台溌「あなたもあきらめてるじゃないですかぁ!」

そんな悠長にしている時間はない。すぐに二人の場所へたどり着くことがあの枝にはできるだろう。そうなればあの二人は…いや、そうなれば、じゃない。絶対に救う、だ。幻想郷に来る前に決めたしな。…覚悟を決めないとな。

豊田「くッ…!」
台溌「ひっ…!」
来人「〝ROOM〟〝シャンブルス〟‼」

俺は豊田と台溌の前に転がっていた石と入れ替わり、目の前に立ちふさがる。…あの速さだと防ぎきれないだろうが、後ろの二人に被害が及ばないように【てっぺき】を積み上げ、待機する。

ズシャァァッッ‼‼

そんな音があたりに鳴り響き、俺の腹からは血が噴き出る。腹の面積の大部分がえぐれ、血が大量に噴き出る。仕留めたのかと思ったのか、西行妖の枝が俺の体から離れていく。

豊田「来…人…?」
霊夢「来人‼」
魔理沙「そんなッ‼」

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
激痛が俺の体を襲う。だが、そんなことを感じる暇ももう少なく、感覚がなくなっていく。いろんな奴が俺の名前を叫ぶが、もう意識がもうろうとし、何も聞こえなくなる。あらら、もう死んじゃうのかな?そんなバカみたいなことを思いながら、俺は世界からの情報を取り込むのをやめた。


続くかもね。
ちょっと長くなっちゃったな。ここまで読んでくれてありがとう。疲れたなら、好きな音楽を聴いてリラックスしてね。

次回、題名は決まってないけどなんとなく書いてみることにした。は?
ついに始まってしまった西行妖の暴走。迫りくる死へのタイムリミット、もう来人の後がない‼無事、異変解決をすることはできるのか!

おたのしみに。
海鮮丼丸です
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