私は紅魔館の主、レミリア・スカーレットお嬢様の専属メイドの十六夜咲夜。今日もまた、いつもの忙しい1日が始まるわ。
毎朝5時に起床する私は、朝食の準備から妖精メイド達のタイムスケジュールを決める仕事から始まる。
8時になると、お嬢様、妹様であるフランドール様、ご友人のパチュリー・ノーレッジ様とその使い魔である小悪魔(通称こあ)と門番である紅美鈴が食堂に集まって、朝食をとる。
今回のメニューは、お嬢様のリクエストである和食料理…いつも洋風だから、時々は和食が食べたいと、頼まれたわ。
因みに献立は、ご飯、豆腐の味噌汁、漬け物と、お嬢様の大好物である納豆だ。幻想郷に来てから、納豆を初めて食べたら、好きになったようだ。
妹様は苦手なようだけど…
私が紅茶の準備をしていると、美鈴が声をかけてきた。
「咲夜さん…今日のお昼何ですが…私が作りますよ…疲れてますよね?」
「門番の仕事はどうするの?」
美鈴からの申し出はありがたいけど、門番の仕事がある。それが出来るのならば、考えてもいいと思ったが…
「大丈夫ですよ?」
「その根拠は何?毎回だけど、魔理沙の侵入で、パチュリー様は機嫌が悪いのよ。」
「『次、無断で侵入したら魔法薬の実験台にする』と、パチュリー様が脅していましたよ。」
美鈴の言葉に、私は少し考えて許可をした。確かに最近疲れているので、正直ありがたい。
「わかったわ…昼はお願いするわね。」
「任せてください!」
「寝てたら承知しないわよ?」
美鈴に昼食を任せる。私はお嬢様達と一緒に朝食を食べる。妹様から「早く食べよ…咲夜!」と、言われてしまいました。もう少し、早めに終わらせるように心掛けないとね
朝食を食べ終えたので、時を止めて洗い物を終わらせると、妖精メイド達に仕事を指示して、私は窓拭きを開始した。勿論、時を止めてね。そうしなかったら、日が暮れちゃうから。
窓拭きを終わらせると、時を進めて次の仕事の準備をする。
午前11時。漸く屋敷内の掃除を終わらせると地下から爆発音が聞こえてきた。私は何事かと思い、急いで向かった。
「パチュリー様…どうなされたのですか!?」
図書館の扉が破壊されていて、パチュリー様が倒れていた。近くにいた妹様は泣きそうになっている。
「妹様。どうしたんですか?」
「咲夜…この本。」
妹様からの話だと、禁術の刻まれた魔本。妹様がパチュリー様から許可をもらい、魔法の練習をしていたが、妹様の魔力が魔本に反応して爆発を起こしたようだ。
「大丈夫ですよ…妹様。パチュリー様は、気絶しているだけでございます。私が掃除しますので、待ってください。」
「わかった…」
私は時を止めて、掃除を開始する。散らばっている本を本棚にしまっていく。
パチュリ様から教えてもらっといて、正解だったわ。
箒と塵取りを持ってきて、掃除をしたけど、余り埃が落ちてなかったわね。魔法で掃除したのかしら?
次は壊れた扉を修理しないとね。トンカチと釘を持ってくると、修理を開始するわよ。
何度かやっている内に、大工並みにできたわ。本職はメイドだけどね。扉を取り付けると修理を終わらせた。
私の体感時間で1時間経過した。この時じゃないと休憩できないのよね。疲労が消えたから、時を進める。
「妹様。美鈴が昼食を作りますので、手伝いに行かれては…」
「美鈴が!手伝いに行ってくる!」
妹様が元気よく、行ってしまわれた。私は午前中の仕事を終えたので、再び時を止めると部屋に戻り眠った。
体感時間で2時間以上眠ったけれど仕事が残っているため、時を動かさないとね。
館内の見回りをしていると美鈴から「お昼が出来たので、食堂に来てください。」と、呼びに来たわ。
食堂に来てみると「今日は餃子を作りましたよ!ニンニクは無いので、安心してください!」と、大皿に200個の餃子が盛られていた。食べやすいようにか、一回り小さめに作ってあった。
「まだまだありますから。沢山食べてください。」
餃子を一口食べてみると、中身はネギ、ニラ、キャベツで、種を作ったようね。肉類は一切無かったけど、中々のものだわ。
「美鈴!餃子美味しいよ!」
「ありがとうございます。妹様…」
「美味しいわよ…美鈴。」
「確かに…」
皆に、美鈴の作った餃子は好評のようだ。一回り小さめに作ってあるため、食べやすいので全部平らげた。
「もう…食べられない。」
「お腹一杯だよ…」
「流石に、夜は…いらないかしら。」
「御嬢様…今日は早すぎますが…」
「良いわよ…咲夜。夜になってないけど、休みなさい。」
許可をもらったので、今日の仕事は終了したわ。
夜になったけど、眠れなくなってしまったわ。仮眠しすぎたようね。
午前2時になって、ようやく眠気が来たわ。
おやすみなさい…
毎朝5時に起床する私は、朝食の準備から妖精メイド達のタイムスケジュールを決める仕事から始まる。
8時になると、お嬢様、妹様であるフランドール様、ご友人のパチュリー・ノーレッジ様とその使い魔である小悪魔(通称こあ)と門番である紅美鈴が食堂に集まって、朝食をとる。
今回のメニューは、お嬢様のリクエストである和食料理…いつも洋風だから、時々は和食が食べたいと、頼まれたわ。
因みに献立は、ご飯、豆腐の味噌汁、漬け物と、お嬢様の大好物である納豆だ。幻想郷に来てから、納豆を初めて食べたら、好きになったようだ。
妹様は苦手なようだけど…
私が紅茶の準備をしていると、美鈴が声をかけてきた。
「咲夜さん…今日のお昼何ですが…私が作りますよ…疲れてますよね?」
「門番の仕事はどうするの?」
美鈴からの申し出はありがたいけど、門番の仕事がある。それが出来るのならば、考えてもいいと思ったが…
「大丈夫ですよ?」
「その根拠は何?毎回だけど、魔理沙の侵入で、パチュリー様は機嫌が悪いのよ。」
「『次、無断で侵入したら魔法薬の実験台にする』と、パチュリー様が脅していましたよ。」
美鈴の言葉に、私は少し考えて許可をした。確かに最近疲れているので、正直ありがたい。
「わかったわ…昼はお願いするわね。」
「任せてください!」
「寝てたら承知しないわよ?」
美鈴に昼食を任せる。私はお嬢様達と一緒に朝食を食べる。妹様から「早く食べよ…咲夜!」と、言われてしまいました。もう少し、早めに終わらせるように心掛けないとね
朝食を食べ終えたので、時を止めて洗い物を終わらせると、妖精メイド達に仕事を指示して、私は窓拭きを開始した。勿論、時を止めてね。そうしなかったら、日が暮れちゃうから。
窓拭きを終わらせると、時を進めて次の仕事の準備をする。
午前11時。漸く屋敷内の掃除を終わらせると地下から爆発音が聞こえてきた。私は何事かと思い、急いで向かった。
「パチュリー様…どうなされたのですか!?」
図書館の扉が破壊されていて、パチュリー様が倒れていた。近くにいた妹様は泣きそうになっている。
「妹様。どうしたんですか?」
「咲夜…この本。」
妹様からの話だと、禁術の刻まれた魔本。妹様がパチュリー様から許可をもらい、魔法の練習をしていたが、妹様の魔力が魔本に反応して爆発を起こしたようだ。
「大丈夫ですよ…妹様。パチュリー様は、気絶しているだけでございます。私が掃除しますので、待ってください。」
「わかった…」
私は時を止めて、掃除を開始する。散らばっている本を本棚にしまっていく。
パチュリ様から教えてもらっといて、正解だったわ。
箒と塵取りを持ってきて、掃除をしたけど、余り埃が落ちてなかったわね。魔法で掃除したのかしら?
次は壊れた扉を修理しないとね。トンカチと釘を持ってくると、修理を開始するわよ。
何度かやっている内に、大工並みにできたわ。本職はメイドだけどね。扉を取り付けると修理を終わらせた。
私の体感時間で1時間経過した。この時じゃないと休憩できないのよね。疲労が消えたから、時を進める。
「妹様。美鈴が昼食を作りますので、手伝いに行かれては…」
「美鈴が!手伝いに行ってくる!」
妹様が元気よく、行ってしまわれた。私は午前中の仕事を終えたので、再び時を止めると部屋に戻り眠った。
体感時間で2時間以上眠ったけれど仕事が残っているため、時を動かさないとね。
館内の見回りをしていると美鈴から「お昼が出来たので、食堂に来てください。」と、呼びに来たわ。
食堂に来てみると「今日は餃子を作りましたよ!ニンニクは無いので、安心してください!」と、大皿に200個の餃子が盛られていた。食べやすいようにか、一回り小さめに作ってあった。
「まだまだありますから。沢山食べてください。」
餃子を一口食べてみると、中身はネギ、ニラ、キャベツで、種を作ったようね。肉類は一切無かったけど、中々のものだわ。
「美鈴!餃子美味しいよ!」
「ありがとうございます。妹様…」
「美味しいわよ…美鈴。」
「確かに…」
皆に、美鈴の作った餃子は好評のようだ。一回り小さめに作ってあるため、食べやすいので全部平らげた。
「もう…食べられない。」
「お腹一杯だよ…」
「流石に、夜は…いらないかしら。」
「御嬢様…今日は早すぎますが…」
「良いわよ…咲夜。夜になってないけど、休みなさい。」
許可をもらったので、今日の仕事は終了したわ。
夜になったけど、眠れなくなってしまったわ。仮眠しすぎたようね。
午前2時になって、ようやく眠気が来たわ。
おやすみなさい…
紅魔館は今日も平和でしたね