Coolier - 新生・東方創想話

バックルーム

2024/01/04 01:36:27
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「今日も賽銭箱には一銭も入っていないわね、、、」
幻想郷の端に在る博麗神社。 博麗霊夢はいつもの様にご飯を食べ、境内の掃除をし、賽銭箱の中身を確認していた。
そこに霧雨魔理沙やら東風谷早苗がやってきた。
「こんにちはー」 「遊びに来たぜー」
「あら、珍しいじゃない、2人がこんなに早く来るなんて、」
3人は挨拶を交わしながら、中に入ろうと思った。 が、霊夢は足を踏み外した。
そして、巻き添えを食らった2人と一緒に転んだ。 はずだった。
気付いた時には、周りは黄色の壁に天井についている照明の様な物が迷路の様に続いていた。
「なに?ここ、、」
霊夢は辺りを見回した。
「ちょっと、魔理沙ー?早苗ー?」
返事はなかった。
「イタズラ?兎?妖精?」
ありとあらゆる可能性を探したが、何もかもが理解出来なかった。
「今持っている物は!?」
普段とさほど変わらない持ち物だった。


その頃、魔理沙はと言うと、、、
「なんじゃあここ?」
魔理沙もここにいたのである。
「とりあえず、歩いてみるか、、、?」
魔理沙はとりあえず、歩いた。


そして早苗は、、
「ここは、、、?」
「もしかして、「バックルーム」と言う物でしょうか?」
早苗はここを「バックルーム」だと認識した様だ。
「とりあえず2人がどうなっているのか気になりますね、、、」


「うーん、魔理沙の気配がする。」
霊夢は魔理沙の気配を頼りに歩き出した。


「ん?こっちから足音が聞こえる?」
「もしかして人かもしれないな」
魔理沙はとりあえず足音の方に向かった。

そしてすぐに霊夢に再会できた。

「魔理沙!ここは一体どこなの!?」
「わからない、だが、霊夢がいるって事は、早苗もいるってことかもしれん」
「確かに!」
霊夢は納得した。
「早苗ー!!」 「おーい!返事してくれー!」


「こっちの方から何やら人の声が聞こえてきますね、」
「行ってみましょう」

こうして3人はバックルームに壁抜けしてから30分もたたないうちに再会できた。

「霊夢さん!魔理沙さん!よかった、無事だったんですね!」
「ねぇ、ここは何処なの?」
「ここはきっと「バックルーム」と言う場所です。」
「私達は転んだことで、「壁抜け」という現象が起きたのだと思います。」
「ばっくるーむって一体何?」
「壁抜け、とやらの説明も頼む。」
「バックルームは省略すると、裏世界です。」
「壁抜けは、ここにおちてくる時にすり抜けたーみたいな感じです。」
「なるほど、ありがとう。つまりは紫みたいなことね」
「おい、あれ見ろよ、人の顔があるぞ!」
そう言って魔理沙はその笑顔に突っ込んでいった。
「魔理沙さん!それは危険なエンティティです!」
早苗が言った時には、もう遅かった様だ。その時にはもう魔理沙は
                死んでいた。
「え、」
霊夢は状況が上手く読み込めなかった。」
「ちょっと、魔理沙、ねえ、」
「霊夢さん!危ない!」
霊夢は気付いていなかった。後ろから来ていた、黒い、何かに。
早苗は霊夢を押した。そして早苗も殺された。
「早苗も、、、?死んだの?」
霊夢は精神が壊れかけていた。
「ああぁぁぁぁああぁぁぁあああぁっぁぁぁ」
霊夢は悲鳴を上げた。

「ゔゔぉらっしゃぁ!」
気がついたら、いつもの見慣れた布団と壁。そこには、魔理沙と早苗もいた。
「なんでこんなに汗が?」
「なんだか酷くうなされていたぜ。」
「大丈夫ですかー?」
「うん、まぁ」
夢の中で何があったのか。霊夢には分からなかった。
こんにちは⑨なすです。
自分で描いてて、怖くなった様な?
色々と設定ミスがあるはずです。 一応チェックはしてますが。
誤字脱字とか訂正があったら何卒宜しくお願い致します。
⑨なす
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コメント



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1.80あよ削除
3回ほど読ませていただきましたが、少し「〜た。」という過去形が多いような気がします。流し読みする分には気になりませんがもう少し間に別の形の文末を挟むと個人的には読みやすいです。
話のコンセプトとしては良かったと思います。
あとはもう少し地の文を増やしてもらえると…。
2.100南条削除
面白かったです
急に異世界へ放り込まれた霊夢たちの反応に危機感をそそられてよかったです