Coolier - 新生・東方創想話

ゆるく、すずやかに、いつまでも

2023/07/04 03:54:49
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「いまいずみさーん。いらっしゃいますかー?」

 何度かノックしたが、部屋の中から返答はなかった。
 ドアに耳を当ててみたが、部屋の中は静かだ。しかし、何かの気配はする。
 集金や宗教と間違わられて居留守を使われているのかと思い、もう一度名乗りながら声をかけてみる。

「すいませんー。大家ですー、大家の因幡ですけどー。いまいずみさーん。いらっしゃいますー?」

 少し待ってみる。相変わらず部屋の中は静かだが、やはり気配はする。
因幡と名乗ったのはドアの前で声を張り上げている、この小柄な女性だ。緩くウェーブのかかったショートの黒髪で、身長は140半ば。一見子供と見間違えそうな体つきであるが、れっきとした成人である。そして、この部屋のあるアパートの大家でもある。まだ辛うじて20代ではあるが、家族の影響か、しゃべり方が時々年寄り臭いといわれることがある。医師である父親の影響を受け、看護師として働いていたが、体調を崩した親族に代わり数年前からこのアパートの大家を引き継いだ。勤務先の人間関係は割と良好だったが、就業状況はかなりブラックだったので、やめる決心はあっさりついた。コロナ禍が襲ってきたのはそのすぐあとだった。
 今は竹林が間近に迫る郊外のアパートが、彼女の城である。101号室に住み込みで、建物の管理と、平日は近所の町医者で医療事務のパートをしている。過労で仕事をやめ、しかも若くして不労収入源を得たのだから最初は働かなくていい環境に小躍りしたが、すぐ日がな一日部屋でぼーっとしているのに耐えられなくなったのだ。コロナ禍&大家の業務もあるため、当初は現場には出ずほとんどリモートでの入力補助などだったが、最近は受付に座ることもある。今日は休みだ。

「‥‥はいっちゃうよー?いいねー。いまいずみさーん」

 いまいずみという部屋の主に向かい、一応の声掛けをすると、因幡はマスターキーを取り出し、躊躇いなくドアを開けた。がさがさと郵便受けから落ちた紙束がつぶされる音がする。部屋の中は静かで、物音もしないが、ちょっとよどんだ空気を嗅いだ瞬間、因幡には部屋の中で何が起きているのか分かった。ポケットに入れていたマスクを取り出すと、念入りに鼻周りの隙間をつぶして装着する。

「はいるよー」

 ドアストッパを立てて扉を少し開けたまま、靴を脱いで踏み込む。赤いハイヒールが片方だけ倒れている。この部屋の主は女性なのだ。
 整理された部屋の中に、異物のように転がる洗濯物やコンビニの袋。それをよけながら因幡は部屋の奥まで進む。果たしてベッドには、こんもりとした盛り上がりと、枕元に覗く黒髪が見えた。なにやら、荒い息が聞こえる。

「いまいずみちゃん。どしたー」

 布団に手をかけて、ゆっくりめくったら、黒い長髪がくしゃくしゃとはりついた、赤い顔が見えた。おでこに手を当てる。熱かった。

「あらあら」
「‥‥“てゐ”さん」

 長髪の主‥‥いまいずみは今にも泣きそうな声で、ちいさく声を上げたのだった。

「しんじゃう」
「はっ?」



「インフルエンザ?インフルなんだね?コロナじゃない?」
「検査受けて、病院ではそういわれたけど‥‥おかしいの」
「おかしい?」
「1日寝てもよくならないの」
「あたりまえだよ!インフルエンザがそんな簡単に治るかい!」

 締め切りっぱなしのカーテンを開け、ガラス戸を開く。ほどなく、開け放していた玄関との間で風が巡り始めた。よどんだ部屋の空気が、初夏のみずみずしい風で押し流されてゆく。
 臥せっている間手つかずだったであろう台所からは少々生臭いにおいが漂い始めていた。冷蔵庫を開けてみる。ほとんど空っぽだった。金色のビール缶以外。

「酒しか入ってないじゃん」
「ぷらいばしー‥‥」
「食事もとれない病人が何言ってるのよ。なんもないじゃない」
「おきれ、なくて」
「ったく、ちょっと待ってて。塩は‥‥」

 台所をあさっていたら、ぴぽぴぽ、と体温計の電子音が部屋に響いた。

「何度」
「ええええ‥‥39度もある‥‥」

 てゐに布団をはぎ取られて、小刻みに震えながらはあはあと呼吸する今泉。彼女の背丈はかなり大きく、170を超えている。140半ばほどの因幡と並ぶと大人と子供なのだが、今泉は数年前に社会人になったばかりなので、面倒なことに因幡のほうが年上なのだ。電車で1時間ほどの職場でOLをしているという。今日部屋に入ったのは彼女の職場からの依頼でもある。体調不良で休むと連絡があったが、今日はスマホの電源が入っていないようで、メッセージも既読にならず、心配なので確認してくれないか、と。
 
「薬は?ちゃんと飲んでるの?タミフルとか出たでしょ」
「‥‥たみふる、のんでる」
「最後まで飲むんだよ」
「ううう‥‥」

 台所からベッドに戻ってきたら、灰色のパジャマ姿の今泉がかさかさの唇をうっすら開いてぐったりしていた。
 
「まずこれ飲んで。脱水してるから」
「う‥‥」
「即席の経口補水液。ってか塩と砂糖と水。ポカリよりまずいかもだけど頑張れ」
 
 そう言ってタンブラーを差し出すが、今泉は体を起こそうとしなかった。

「むり?」
「まずいって聞いたらちからが‥‥」
「しゃんとしなって、ったく」

 そういうと因幡は今泉の上体を起しにかかる。その小さな体のどこにそんな力があるのか、元看護士は伊達ではない。因幡はでかい今泉の体を支え、水が飲める角度まで体を起こしてやった。

「のんで。ゆっくりね」
「ん‥‥」

 ずび、と水を啜る音。普段ははつらつとしてて、まるでハスキー犬のように人懐っこく振舞っている彼女が、すっかり弱弱しくなっている。

「はい。とんぷく飲んで。今朝の分のタミフルは飲んだんだよね?」
「まだ‥‥」
「なんだ、飲んでないじゃん」
「ベットから出れなくて‥‥」
「あらま」

 苦笑交じりのため息をつくと、因幡はもう2粒ほど錠剤を追加して今泉に飲ませる。
 なんとか薬と補水液を飲み切って、今泉は再びベッドに横たわるとほろほろと涙を流した。

「てゐさんありがとう‥‥」
「死にゃしないから泣かない」
「でも、こんな、ひどい風邪ひいたことなくて、39度なんて、もう、わたし」
「39度なら赤んぼでも出すよ。ちゃんと薬飲んで水分とる。脈も正常だから、まず寝て」
「インフルなんて、はじめてで、1日寝て治らない病気って、すごいひどいから」
「‥‥いまいずみちゃん。よっぽど健康優良児だったのね」
「こわい」
「ええい、だから泣くんじゃない」

 頭をゆっくり撫でてやったら、眉間に寄ったしわがふにゃん、と柔らかく消えていった。
 前の勤務先の影響で、看護しててもすっかり口が悪くなってしまった因幡だったが、マスクの下の口はちょっとニヤついていた。今泉ちゃんを見てるとなんだか大型犬的可愛さがあるのだ。デカいけどのっそりしてるわけじゃなくて、アパートの前で会うと、いっつも笑顔でてゐさんーってパタパタ手振ってくる。かわいい。見た目さっぱりな黒髪ロング女子だけど、ベッドまわりのあれこれはピンク色メインでめっちゃ女の子。かわいい。お酒に酔っぱらうとむふむふ言って頭に顎を乗せてくる。犬っぽくてかわいい。そして今、病気で不安げにふるふる震えている(寒気もあるだろうが)弱った感じも‥‥不謹慎だけどかわいい。

「一人暮らしで病気なるのは初めてだった?」
「はい‥‥」
「そりゃ怖かったね。水飲めたし薬も飲めたから、じきに症状かるくなってくるよ。しっかり寝な」
「うっうっ」

 とりあえず無事も確認し、飲ますものも飲ました。枕元でバッテリー切れしていたスマホは今泉ちゃんのカバンの中から充電器を取り出して、ベッドサイドに届くようにコンセントにつないでやる。

「じゃあ、わたし一回出るから。まだ食事とってないでしょ。何か食べる?食べたいものある?」
「‥‥ご」
「ん?」
「りんご」
「おし」

 頬っぺた真っ赤にして、ほかほか熱っぽい顔で、かわいらしい「りんご」のリクエストである。マスク越しににっこり笑いかけると、因幡は部屋を後にした。



 なんで“てゐ”なのかは、自分でもどうしてそうなっちゃったかよくわからない。昔々小学校で自分の名前をサイン風に書くのが流行っていて、自分もやってみたのだけれどうまく書けなかったのでぐるぐると丸っぽい何かを書いて誤魔化したのだ。それがなぜかウケたのと、旧かなに詳しい友人が彼女のサイン風ぐるぐるを“てゐ”と読んだため、第2の名前として“てゐ”が定着してしまったのだ。人名でも渾名でも聞いたことないような名前だったが、なぜかはまった。そして今泉がなぜその呼び方をしているかと言えば、単に因幡の部屋に押しかけてきて酒盛りをしたときに壁に掛かっていた、前の勤務先の後輩たちから贈られた餞別の寄せ書きを読んだためである。
 正直、ここ数年の騒動もあり、前の職場からの復帰要請もあるにはあった。しかし、このアパートの管理もあるし、やめた時よりさらにきつい状況での勤務は目に見えている。因幡は要請を断り続けた。事務とはいえ復職したのは、そこに後ろめたさを感じていたのもあるかもしれないなと思う。

「はい、りんご」
「わあ‥‥」

 冷え冷えの8つ割りリンゴの入ったタッパーを開けて、ずび、と鼻水を啜りながら笑う今泉。インフルエンザの予防接種はしていたとのことで、症状は軽めだ。体力さえ戻れば心配はなさそうである。最近決算前で忙しかったらしく残業が多かったとのこと。どうも無理が祟ったようだ。

「いただきます‥‥」
「どうぞ」

 白い指が爪楊枝でリンゴを口に運んでゆく。今泉のちょっと大きめの八重歯がみえた。
 北関東の山岳地帯の農家出身で、一人暮らしは初めてだという今泉。アパートの住人で唯一の年下かつ女性ということで、因幡はなにかしらにつけ声をかけて気を使ってやった。そしたら、えらい懐かれたのだ。週末は因幡の部屋で酒盛りをするのが今では習慣になっている。一応彼女にも渾名があって、影狼という。ただこれは学生時代に投稿していたweb小説のペンネームなので、あまり大っぴらに言うと実際に噛みつかれる。因幡はこの渾名は背が大きくて力強い彼女に似合っていると思っているのだが、なかなか彼女はこの名前で呼ばせてくれない。
 しゃく、とリンゴをかむ音が静かな部屋に響く。

「おいしい‥‥」
「よかった」
「よくない‥‥ぐあいよくならない」
「いや、熱上がったの一昨日なんでしょ?インフルならまだ熱出るし、ちゃんとなおさないとだめだよ」
「でも‥‥」
「コロナじゃなくてよかったね、だよ。もっときついよ、あれ」

 うん、とリンゴを飲み込みながらつぶやいた今泉だったが、何かまだ言いたげである。

「どしたのさ」
「‥‥もう、わたしも歳なのかなぁって」
「ハァ?」

 突然何を言い出すかと思えば、アラサーを目の前にして何て言い草だろうか。重ねて言うが影狼(と言ってしまう)はてゐより年下である。思わず頭をはたきたくなる衝動をこらえながら、因幡は努めて冷静にその理由を問うてみる。

「な、なしてそう思うかね」
「だって、ほんと、1日で治らない風邪なんか、いままで、ひいたことなくて」
「‥‥」
「仕事はじめて、体力も落ちちゃったのかなとか、なんか、気になって」

 その渾名通りもし彼女が狼なら、たぶん耳をヘタらせて尻尾もたらんと力なく垂らしているであろう、見事なしょんぼりぶりである。やさしく接してやるか、叱咤激励するか迷ったが、年上に向かって遠慮なくため口を利く狼であるから、因幡も遠慮なく返してやった。

「んなわけあるかい。まあ、残業続きだったのは利いたかもしれないけど。いままで全部の病気が1日寝て治ってたほうがびっくりだよ。今泉ちゃんくらいの症状なら薬飲んでりゃ死にゃしないから、しっかりリンゴ食べてご飯食べて水飲んで寝な」
「うん‥‥」
「おかゆ、冷蔵庫入れとくから。お出汁入れてあるからそのまま食べて。味足りなきゃ塩か醤油たらして」

 持ってきたもう一つのタッパを冷蔵庫に入れようとして立ち上がったら、狼が潤んだ目で裾をつかんだ。

「あの」
「なあに?」

 今泉と因幡は母と娘くらいの背丈の差がある。でも今圧倒的オカン的オーラを醸し出しているのは因幡のほうだ。
 
「‥‥」
「どうしたの」
「あの」

 この狼ちゃんが何を言いたいかはなんとなくわかる。ちょっと涙目で、ぎゅっ、と裾をつかんだ指に力こもってて、甘えるように上目遣いで。
 でも、ちょっと意地悪な因幡は言い出すまで待つ。

「‥‥」
「どしたん?」
「た」

 じっ、とうるんだ瞳が因幡を射ってくる。170の大型犬が、いや狼が、消え入りそうな声で発した言葉。

「たべ、させて」
「‥‥しょうがないねえ」

 クゥーン、という鳴き声が聞こえそうな声。
 マスクをしていてよかったと因幡は胸の中でつぶやく。
だって、すごくみっともない満面の笑みでニヤニヤしているだろうから。
 




「あーん」
「もう、治ったんだから自分でくえ」
「むー」

 あの一件で味をしめたか、おつまみのベビーチーズを食べさせてくれとねだった今泉だったが、因幡パイセンに軽くあしらわれていた。
 あれから1週間。すっかり具合も良くなった今泉と因幡は、快気祝いの飲み会を開いていた。今日は今泉の部屋で。結局出勤停止期間で1週間つぶした今泉である。部屋の中にはヒマつぶしの漫画や本があちこち積まれていた。最後の2日ほどはリモート勤務したそうだが、この部屋の様子をみると、どんだけ真面目にやったのやらとても気になる。
 ちなみに元看護師的配慮かつ仕事の都合もあり因幡は飲み会前に抗原検査キットを使っている。なのでこのでっかい狼、その結果を聞いて今日は心置きなくべた付いている。

「べったべたくっついて、甘えんぼめ」
「あんな弱ってるときにやさしくされたらもっともっと懐いちゃいますー」

 ベッドの上で、因幡は今泉ちゃんに後ろから抱えられるようにくっつかれて、頭にあご載せられながらチーズをかじる。後ろのでっけえねえちゃんはむふむふ言いながら満足そうにサラミかじっている。振る舞いが完全に大型犬のそれだ。緩くウェーブのかかった因幡の髪を、もふもふしながらベタベタ甘える狼っぽい大型犬。尻尾があればぶんぶん振ってるんだろうなと思う。
 
「おおかみめ」
「がう」

 よっぱらっているのか、狼と言っても怒らないでふにゃふにゃしている。

「てゐさんはちっちゃいし因幡さんだからうさぎさんー」
「おうおう。こんな気の強いうさぎがいるもんかね」
「うさぎおかあさんー」
「ちょ」

 今泉の腕がぎゅう、と因幡を抱きしめてきた。本格的に酔っぱらっているようだ。ちょっと強めに後ろから抱きしめられて、なんだか捕食されている気分である。
 そんな因幡にお構いなく、酔った今泉はふにゃふにゃし続けている。

「りんご剥いてくれたりおかゆ食べさせてくれたし」
「‥‥元看護士ですからね」
「うれしかったの」
「はいはい」
「はなさないのー」

 窓の外でアパート裏の竹林がしゃらしゃら鳴っている。
 そういえばもうすぐ七夕である。昔々書いた短冊には、看護婦さんと書いた。夢はいったんかなったが、いま因幡はちょっと違うところにいる。そこに負の感情が無いとは言えないが、意外と大家と事務の二足の草鞋に慣れている自分に内心驚いてもいる。

「どうしたの、てゐさん」
「‥‥いや、べつに」

 ちょっとぼんやりしたてゐの様子に、今泉が頭に顎を乗せたままガウガウ尋ねてきた。顎がゴツゴツ当たってちょっといたい。
 竹林を揺らした涼しい風が、部屋の中に入ってきた。みずみずしくすずやかな、初夏の夜の香りだ。

「まあね、こんなまったりしたゆるい感じ、いいなと思って」
「ふへー」

 なぜかちょっとうれしそうに、今泉が笑ってまたギュッと抱き着いてきた。

「めそめそ狼がいる緩い生活もなかなか」
「うぅ」
「ひひ。あんな気弱な影狼もなかなか可愛かったよ。『しんじゃう』って」
「忘れてください」
「録音しとくんだった」
「ひどい‥‥」

 むうー、と唸りながら今泉がベッドに倒れこんでゆく。因幡は苦笑しながら、おもむろにベビーチーズを剥くと、顔の前に持っていく。

「ほら、あーん」
「‥‥あう」

 もふ、とチーズを口に突っ込まれてふにゃる今泉ちゃん。
 店子をあまりからかうのもどうかと思うけど、とりあえずめんこいから、今日くらいはいいのだ。
 願わくは、もっとこんな平和な日々がもっとあちこちで多く多く、永く永く続きますように。
 令和5年の文月、月の明るい夜。とりあえず、因幡のささやかな願い事は決まったのだった。
現パロです。
ちょっと時事ネタ入っています。なにとぞご容赦下さい。
ちっさいけど気の強い大家さんてゐと背の高い愛嬌満点の店子な影狼。身長差いいですよね。
今ぐらいの時期の夜の風が最高に涼やかで好きです。


明日で開設記念投稿から20周年ですよね。ちょっとフライングかもしれませんけど、おめでとうございます。そしていつもありがとうございます。
この良き場が、末永く続きますように。
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面白かったです。こんな世界戦も可愛らしくていいですね。
3.100南条削除
面白かったです
尋常じゃないほどかわいらしい二人でした
懐いてる影狼がとくによかったです
4.90東ノ目削除
かげてゐは狼と兎の組み合わせなのに、大抵兎のてゐの方が強気なところに良さがありますね。ほっこりする話でした
5.100ローファル削除
二人のやり取りが微笑ましくて、面白かったです。
渾名や舞台設定もとてもしっくりきました。