Coolier - 新生・東方創想話

恋する乙女は岩をも溶かす

2023/02/14 18:08:38
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「魔理沙が怒ってるけど、霖之助さん、どう?」
 どうもこうもない。いきなり来店しておいて何もかもが唐突で分からない。
 それでも成美君は僕の動向を観察して愉しげに笑っていた。

 二月の大行事と言えば節分、と言いたい所なのだが、幻想郷の外ではもっぱら豆を撒かずに巻き寿司を頬張るのが主流なのだそうだ。
 豆と寿司ならばそれは後者の方が御馳走とは認めざるを得ないが、しかし節分とは文字の通り節を分け、人と鬼を切り離す為の重要な儀式である。本質を見失っては元も子もない。
 それはさておき、魔法地蔵の矢田寺成美がわざわざ僕の営む古物屋、香霖堂に来た理由はおそらく買い物ではないのだろう。普段は地蔵らしく物静かな彼女だが、どうにも興奮すると距離感を測らず突撃してくる癖があるのだ。

「魔理沙だって機嫌の悪い日くらいあるだろうさ。少なくとも、僕から何かをした覚えは無いね」
「はー……分かってない。貴方が『何もしない』をしたから問題なんじゃないの? それが分からない?」
「何一つとね。とにかく最初から説明して貰えないだろうか。ついでに豆の残りでも買ってもらえると嬉しいのだけど。鳩にでもあげるといい」
「お生憎だけど鳥は嫌いなの。お地蔵様にも遠慮無しに止まるしフンは垂らすし……」
 地蔵は地蔵で大変なのよと愚痴をこぼしつつ、成美君は遠慮も無くカウンターにもたれかかった。
「魔理沙ったら、霖之助さんへのチョコレートを準備していないって言うのよ。あり得ないでしょ?」
「……普通にあり得ると思うけど」
「得ないから。あの乙女が服着て歩いているような子が、ヴァレンタインにチョコをあげないなんて」
 全裸で歩いていたら乙女じゃない、と口を挟めば成美君はまた焼け石のように真っ赤になるのだろう。雄弁は銀、沈黙は金なり。
「だから霖之助さん、魔理沙を怒らせるような事したんじゃないの? 胸に手を当てて、真剣に考えてごらんなさい?」
「何もしないのが悪い、と先ほど自分で言わなかったかな」
「そんなテツガク的な話はいーの! 直近で、魔理沙と一緒にやった事は!?」
 話が堂々巡りになりかけている。最近で怒っていた記憶は本当に無いのだが、魔理沙自体はこの店に珍しい物でも何でもない。ついでに客でもない。だから共にやった作業ぐらいなら思い出すのは容易だ。

「雪かき、かな」
「雪かきって……雪をかく、アレ?」
「流石に雪でかき氷を作るほど幼稚じゃないね。この前とんでもない寒波があっただろう。それで店が埋もれかけたから手伝ってもらったぐらいだよ」
 実際は『これじゃあ経営不振の前に雪で物理的に潰れるぜ』と案の定失礼な事を言うものだから、有無を言わさず手伝わせた次第だ。もっとも、魔理沙がミニ八卦炉で溶かしてくれなかったら店に出入りすら出来なくてその点では恩人と言えるのだが、そもそもあの八卦炉は僕の作品であるからやはり僕自身が店を救ったのだ。
「……その満足げな顔は何? それよりか弱い女の子に重労働ですって、それは怒っても無理ないわ」
「魔理沙が、か弱いって?」
「はい、それは私も思ってないですけど」
 生身で鬼ともぶつかり合う少女は決して弱者の範疇ではない。それに雪中でもはしゃげるのは犬や子供の特権だ。
「でもまさか雪かきして終わりってこたぁないわよね? 雪で体が冷えた二人はどうしたの? お地蔵様に告解してみなさい?」
「本当にグイグイ来るな君は!」
 言葉尻の音を上げる度に成美君がカウンターへずいずいと乗り上げてくる。体重をかけているにしても威圧というか重量感が凄まじい。そう言えば重くなって踏み潰してくるのが彼女の得意技だったか。
「……寒くて小腹が空いたと言うから正月で余った餅を焼いてやったよ」
「冬の風物詩ねえ。寒いといえばお風呂は? 入らなかったの?」
「それは僕も入りたかったし焚いたよ」
 成美君は台をバンと叩いて目を光らせた。
「はい来た! 覗いたのね!?」
「しないから」
「しないの!? じゃあ何、下着を盗んだ? 一緒に入ろうとして拒否された?」
「君は一体僕を何だと思っているんだ……」
「……誰も来ない場所で何故かお店をやってる変な人?」
 半分は当たっているので耳が痛い。いやこの痛みはきっと寒さのせいである。当たってなんかいない。本来ならば他のお客に邪魔だと今すぐにでも帰っていただきたいのだが、悲しい事に何の妨害にもなっていない来客数が実情だ。

「兎に角、それだけだよ。はっきり言って怒っている様子はどこにも無かった。君は何か勘違いしたんじゃないのかい」
「あ、お風呂上がりの魔理沙に欲情したりしなかった? 浴場だけに」
「寒気で早く風呂に入りたいとしか思わなかったね。今も」
 焼け石のように熱くなっているくせしていきなり寒暖差のある事を言う。それではこちらも適応が追い付かないというものだ。
「おっかしいわねえ……チョコの準備はって聞いたら、してないって機嫌悪そうに言ったんだけど」
「……もしかしてだが、君が嫌われているだけでは?」
「失ッ礼な! 魔理沙のベスト・オブ大親友を捕まえて何たる言い草よ!」
 成美君には悪いが魔理沙と一番親しいのは間違いなく霊夢だと思う。神社に行くという台詞は何度も聞いたが、成美君の所に行くは一度も無い。あまりにも残酷なので言わない程度の慈悲は僕にもある。いや、後の事を考えたら今止めを刺しておくべきだったかも。
「あのさあ、霖之助さんは良いの? 魔理沙からチョコ貰えなくて!」
「元々この国にそのような風習は無かったんだよ。たかが数十年前の貰わないのが当然だった時代に戻るだけで……」
「そういう話じゃないのよ。魔理沙の気持ちはいらないわけ!?」
「と言われてもね、腹に収まったら溶けて無くなる物ではあまり有り難みが」
 半妖の僕は人よりも食への欲求が薄い。魔理沙ならば何なら蒐集癖で集めたガラクタの方に価値が、などと考えている間に、地蔵から一気に閻魔まで上り詰めたかのように鬼気迫る形相へと成美君は変貌を遂げていた。
「こぉの贅沢モンが! 貰いたくても貰えない連中の気持ちも考えなさいよ!」
「……今度会ったら、成美君にも渡すように言っておこうか?」
「えっいいの? じゃなくて、食べ物じゃない方が嬉しいと、チョコは別に嬉しくないと!」
「いや、無論僕を思っての行動なら嬉しいけれど」
「ハイ来た! そうなんでしょ、どうしてそれを素直に言えないかなあ!」
 聞かれたら答えるのに、無駄にあれこれと遠回りをしたのはそちらの方だ。おそらくそういう所が原因で魔理沙ぐらいしか付き合ってくれる子が居ないのだろう。
「……何か失礼な事考えてない? まあとにかく安心したわよ。毎年うっすい反応で受け取って魔理沙の気持ちを踏みにじる鈍感眼鏡かと。それであの子も不機嫌だったのかと」
「他人の礼の前に、自分の無神経さの方が重症だと思った事は?」
「背中の扉とマタラオキ何とかのせいだから仕方ないの。ま、今度魔理沙が来たら霖之助さんからおねだりするのね。そうしたら今からでも機嫌良く用意してくれるんじゃなーい?」
 言いたい事を言うだけ言った成美君は、とても爽快な表情で香霖堂を後にするのだった。何も買わず、ただカウンターにべったりと手垢だけを残していって。


──皆さんこんにちは、魔法地蔵の矢田寺成美です。
 本日は二月の十四日、私は魔法の森に住まうアリス・マーガトロイド嬢のお宅にお邪魔しています。いつも森で一人ぼっちと思われがちの私ですが違うんです。付き合いのある人はちゃんと何人もいるんです。

「……一応、お茶は出してあげるけど、用が済んだら帰りなさいよ」
「連れないなあ。魔理沙の友達なら私とも友達って事でしょ? 最近は魔理沙とあんたが一緒の所もあんまり見なくなったけど」
「友達じゃないし、来なくて清々するわ。研究の邪魔しかしないのだもの」
「ずっと寝込んでて研究どころじゃなかったくせに」
 どうして私がアリスの家に居るかというと、暖炉があるからです。これから熱いものが見られるかもしれないのに雪の中じゃ盛り上がりません。

「早速だけど始めちゃうわね。起動せよ、モニタリングゴーレム!」
 魔法使いは式を使役する者。私の場合は泥や石を素材にした人形です。パペットを使うアリスとは近い所があるので今回の術にも協力してもらいました。
「……ふむ、問題なく見えるわね。もっとも、旧地獄の調査でも使った技の応用なのだから失敗なんてあり得ないわ」
「出た、アリスっぽい台詞。でも感謝しているわ」
 簡単に言えば、小さな人形の眼に映った光景と音を、術者である私達と共有する魔法を使っています。幻想郷の外の所謂、監視カメラみたいなものです。今回は怪しまれないようにあらかじめ人形を設置しておきました。そう、香霖堂にです。
「……ここまでやって、魔理沙は来ませんでした、なんて事になったら流石に笑うしかないわね。女の子二人で動かない独身男性をただ眺めるだけの一日よ」
「来る。きっと来るわ。あげなきゃ今年はチョコレートをあげなかった一年になってしまうのよ。たとえ霖之助さんが朴念仁の唐変木眼鏡でも魔理沙は挫けないの。信じるのよ、ビリーヴ!」
 誤解しないでほしいのですが、私達は決して面白そうだからとか野次馬根性で覗きを敢行しているわけではありません。何か問題が起きた時にどうすれば良かったのか、魔理沙よりも長生きな私達が的確な助言をする為には現場を見ていないといけません。そう、全ては魔理沙の為なのです。

『……よう香霖、寒さで凍死してないか見に来たぜ』

 来た。来ました。魔理沙です。行動パターンをしっかり研究しておいたおかげで時間もほぼほぼピッタリでした。これには西行妖も満開にならざるを得ません。
「成美、クールダウンよ。まだ熱くなる時じゃない」
「オッケー、アリス。私はオールウェイズクールよ」
 そう、盛り上がるのはこれからです。まずは魔理沙の武装をチェック。右手には箒、そして左手には……手提げ袋。手ぶらではありません。やりました。

『ああ魔理沙。僕から言わせればこの寒空の下で足を出して飛んでいる君の方に感心するがね』
『鍛え方が違うからな。筋肉があれば体も寒くならない。筋肉は決して裏切らない、と黒馬の幽霊が言っていた』

「要約すると、『僕より君の方が風邪を引かないか心配だよ』と『私は馬鹿だから風邪引かないぜ』ってところね」
「通訳助かるわ、アリス」
 味方にすればこれほど頼もしい魔女は居ません。アリスが同士で良かったと神に、いや地獄のファッションの女神に感謝します。

『……いくらニブチンの香霖でも、今日が何の日かくらいは分かるよな?』
『聖ウァレンティヌスが絞首刑に処された日だ。一般的にはバレンタインデーと呼ばれている』
『うわー出た、処刑エピソード。それを言うのは大体プレゼントに縁が無い一人ぼっちなんだよな』

「……うグゥっ!」
「成美、しっかりして。貴方の事じゃないから」
「そうね、大丈夫。私は一人じゃない。仲間がいるわ」
 私にはちゃんと友達がいます。アリスと、魔理沙と、魔理沙にはいっぱい友達がいるから実質私も友達百人です。ところでアリスにはまともに友達がいるのでしょうか。ああいえ、余計なお世話ですね。

『でさあ、お前ってチョコじゃあんまり喜ばないじゃん。だからこんなの作ってきたんだけど……いる?』

「ほあぁーー!?」
「成美、落ち着いて! クール!!」
 まさかのまさかです。魔理沙が持ってきたのはチョコレートではありません。
 マフラーです。とっても長い、黄色のマフラー。しかも自作発言。魔理沙は大変な物を持ってきてしまいました。

『ほう……受け取らない理由が無いよ。ありがとう、魔理沙』
『繕い物じゃ香霖には負けるけどな。あんな寒いのに防寒着の一つも身に着けずに雪かきとか、見てるこっちが寒いんだよ……だから、な。これでもアリスとかに聞いて頑張ったんだぜ』

「……なァんですってェ?」
 アリスは全てを識っていた? 私は糸に吊られて踊らされただけの憐れなビスクドールだった? だとしたら、私はアリスを決して許さない。
「待って、誤解よ。確かにマフラーの編み方は教えたけど、自分用だって言ってたの。きっと照れ臭かったに違いないわ」
「ごめんなさい、だったら仕方ないわ」
 前言撤回。やっぱりアリスは私の友達。絆、フォーエバー。
 今、全てを覚りました。魔理沙はチョコではなくマフラーを用意していた。きっと夜なべして。だから私がチョコの事を聞いても眠くて無愛想な返事しか出来なかったのです。
 ところが、全てと思いきや話はそれだけではありませんでした。

『実はね、僕もこんな物を用意していたんだ。その雪かきの時、穴が空いていただろう?』

「……ッァ……ェ!」
「成美!!」
 おニューの紺色の手袋。
 あんな事を言っておいて霖之助さんもしっかり魔理沙へのプレゼントを用意していたのです。過呼吸に陥りかけましたが何とか堪えました。

『あ……ありがとう。何だよ急に、優しくしやがって。でも、凄く嬉しい』
『君の機嫌が悪そうだと成美君に聞かされてね。杞憂だったみたいだが、これと引き換えと考えれば糸の量的に僕の方が得だろうさ』

「やったじゃない成美。貴方の行動があの大図書館より動かない霖之助さんを動かしたのよ」
「やったわ……」
 やってました。魔理沙がプレゼントを貰えたのは私のおかげです。私が戦功第一、今なら二階級特進しちゃっても悔いはありません。
「……まったく、貴方が魔理沙の恋路が危ないとか騒ぐから協力してあげたけど本当に杞憂だったじゃない」
「何よ、アリスこそ遠隔通信術とかとっても熱心に組んでたじゃない」
「研究の為だから。魔理沙の心配なんて全然してないから……待って成美、まだ会話は続いてるわ」

『……しかし、貰っておいてなんだが、このマフラーは少し長すぎやしないか? 首の太さなんて年齢でそこまで変わるものじゃないだろう』
『ふっふっふーん。ミルクチョコより甘いぜ香霖は。私がこの寒さでマフラーも巻かずに来たのは何の為だと思ってるんだよ』

 え。

『……ほら、こうすれば二人で温かいだろ』

「ヮ……ァ……!」
 魔理沙が、座っている霖之助さんの首にマフラーをかけて、その余ってる長い部分を自分に、自分に巻いて、ぴったりと隣り合わせに。

『……ふむ、確かに温もりは感じるけどね、一人の用事を済ませるには不便すぎやしないか』
『何だよ、その時は外せばいいだけだろ。この状態はそんなに嫌か?』
『いや、別に。悪くない』

 お知らせ致します。たった今、一足先に幻想郷で桜が開花致しました。さくらんぼも実りました。そして私もついにお別れの時間が迫ってきた模様です。
「成美、勝手に昇天しないでちょうだい!」
 流石の私にも分かります。これ以上は野暮でしかありません。見るべきものは全て見たので、後は若い二人に任せて私達はお暇致しとうございます。
 私は満ち足りた顔でモニタリングゴーレムに帰還を命じたのでした。


「……いやー、良いもの見れたわね!」
「私は成美の百面相の方が面白かったけど」
「聞こえないわ。紅茶はすっかり冷めちゃったけどそんな事もどうでもいいわ」
 むしろぬるいぐらいがちょうど良い。カラカラになった喉にじわりじわりと浸透していきます。アリスが淹れるお茶は冷たくても美味しいのです。
 一気に飲み干す様子を見たアリスは、温め直した二杯目のお茶を注いでくれました。何だかんだ言ってアリスももう少し話を続けたいのです。
「……それより、ちょっと気になったのだけどいいかしら」
「何よ、寿命の差なんて愛の前では些細な事よ」
「そうじゃなくて、さっき式を帰らせたでしょう。あれはどこに居たの?」

「……あ」
 商品に偽装させる為に、監視もしやすい棚の上。つまりは香霖堂の中。二人がまだ店の中でいちゃついてる最中なのに。
「い、いやいや大丈夫よ。二人の世界に入っていたはずだから、人形が一体動いたくらい気付かないって!」
「……そうかしら。分かる? この物凄い速さで近付いてくる魔力反応。成美のゴーレムの飛翔速度じゃないわよね」
「あ、ああ……」
 私にも分かりました。ゴーレムを捕まえて、魔理沙がこっちに来る。たぶん、熱くなっていた私よりも真っ赤な顔で、覗き見していた奴らを焼滅させようとしています。

「……なぁぁぁるぅぅぅみぃぃぃ…………!!」

 はっきりと聞こえてしまいました。私の命を刈り取らんとする死神の声です。
 それでは皆様、この度は散々お騒がせいたしましたが、どうやら本当にお別れの時間がやってきたようでございます。
 さようなら、機会があればまたどこかでお会いしましょう。
 まあ、でも。

 魔理沙と霖之助さんが幸せならそれでオッケーです。
貰えた??
石転
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コメント



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1.90奇声を発する程度の能力削除
面白かったです
2.100東ノ目削除
Happy Valentine's Day!!(米国西部時間ならギリ2/14)
軸としては魔理霖である上で、その二人を直接描写するのではなく後ろできゃあきゃあ言っている視点で語るというのが女の子してるなあという感じで良かったです
3.100きぬたあげまき削除
成美がひたすらにキュートでした…
5.100名前が無い程度の能力削除
とても良い魔理霖でした。見物してはしゃいでいる成美とアリスも可愛らしくてよかったです。
6.100名前が無い程度の能力削除
女子二人の視点から眺める魔理霖、眼福でした。
8.100のくた削除
愉しそうですね、成美ちゃん。速く逃げろ
10.100夏後冬前削除
これ実況してる側愉しいだろうなー
11.100Actadust削除
あー好き(語彙消失)
12.100南条削除
面白かったです
二人の逢瀬を実況している成美たちが楽しそうでよかったです
13.100ローファル削除
とても甘くてよかったです。
そして終始ハイテンションな成美が面白かったです。
14.80名前が無い程度の能力削除
こーまり まりりん よかった
15.100名前が無い程度の能力削除
実に霖之助らしいセリフ、魔理沙らしいセリフの応酬をやりつつ、成美とアリスがコミカルに暴走する化学反応が楽しかったです!