私が幻想郷に来て何百年も経った。私は本物の神となったのだ。
信仰を集めるのにいい方法を思いつき、最近私の信仰はうなぎのぼりだ。力も位も神奈子や諏訪子より上になった。そんな私の信仰の集め方はこうだ。
まず、きまった時間に里に行く。そして、みんなを見下ろせる位置にまで浮かぶ。そしたらただじっとするのだ。そうすれば皆私に手を合わせる。これは、私の能力を応用している。力を皆に少しずつ分けているのだ。私に手をあわせれば、そうすれば、いいことや自分の願いがきっと叶う。そう、宣伝した。嘘では無い。力は自分で加減できるから、いつも来てくれる人には多めにあげたりもする。そのおかげか信仰がたくさん手に入った。もう神奈子や諏訪子の言う通りにしなくていい。自分の好きなように生きていけるのだから。だが、なれない力の使い方をしたせいか最近、具合が悪い。でも、休むわけにもいかないので、今日も里へ行く。
3ヶ月程前から毎日来てくれる男の子がいた。その子は今日も来てくれていて、熱心にお祈りしてくれていた。今日は何故か人間も少なかったので、彼に力を多めにあげることにした。
そして、力をあげた瞬間、私の視界は地まで落ちる。
回復ができなかった。
薄れゆく意識の中で、笑っている男の子と神奈子と諏訪子が見えた。
信仰を集めるのにいい方法を思いつき、最近私の信仰はうなぎのぼりだ。力も位も神奈子や諏訪子より上になった。そんな私の信仰の集め方はこうだ。
まず、きまった時間に里に行く。そして、みんなを見下ろせる位置にまで浮かぶ。そしたらただじっとするのだ。そうすれば皆私に手を合わせる。これは、私の能力を応用している。力を皆に少しずつ分けているのだ。私に手をあわせれば、そうすれば、いいことや自分の願いがきっと叶う。そう、宣伝した。嘘では無い。力は自分で加減できるから、いつも来てくれる人には多めにあげたりもする。そのおかげか信仰がたくさん手に入った。もう神奈子や諏訪子の言う通りにしなくていい。自分の好きなように生きていけるのだから。だが、なれない力の使い方をしたせいか最近、具合が悪い。でも、休むわけにもいかないので、今日も里へ行く。
3ヶ月程前から毎日来てくれる男の子がいた。その子は今日も来てくれていて、熱心にお祈りしてくれていた。今日は何故か人間も少なかったので、彼に力を多めにあげることにした。
そして、力をあげた瞬間、私の視界は地まで落ちる。
回復ができなかった。
薄れゆく意識の中で、笑っている男の子と神奈子と諏訪子が見えた。