Coolier - 新生・東方創想話

取り憑かれた男

2022/08/07 21:56:40
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 なあ、あんた、博麗の巫女だろ? 助けてくれよ。巫女は妖怪退治を生業にして、人間を守ってくれるんだろう? 頼むよ、後生だから助けてくれよう────。
 ────ああ、うん、驚くのも無理はない。突然現れて里の門の外でこんなこと言われても、いくら巫女だからって面食らうよな。
 え、俺が何様だかわかってるのかって? ああ、俺はろくでなしの悪党だが、人間には違いないだろ? 助けてくれたら、後で人里の自警団に突き出すなり、顔役共に訴え出るなり、好きにしてくれていいからよお。頼む、俺をあの妖怪から守ってくれ。助けてくれよう。
 え、話を聞いてくれるのか? ああ、有り難い。いや本当に、あんなことしなけりゃ良かったんだ。ちょっとばかりの金に目がくらんで……ああ、すまない、ちゃんと最初から話すよ。

 俺の家の隣にゃ、もともと古着屋の親爺が住んでてな、そいつが去年、ぽっくり逝っちまったんだ。後には後家さんと餓鬼が残されてな、しばらくは細々と暮らしてたんだが、それがしばらく前に、家を売っぱらって出ていく、って挨拶に来たんだよ。
 で、その家を売った相手が死んだ古着屋の商売仲間なんだが、なんともいけすかねえうらなり野郎でな。手前じゃ優男のつもりでいるらしいが、のっぺりした間抜け面の嫌なやつさ。
 こいつが「死んだ旦那に貸した借金を棒引きにする代わりに」云々とか抜かしやがって、安値で買い叩いてった、って言うじゃねえか。
 こいつぁ許せねえ、ってんで、どうにか一泡吹かしてやろうと思ったんだが────。

 何? 嘘? ………あちゃあ、お見通しか。え、「金に目がくらんで」とか自分で言ってた? こいつぁしくじった。
 いやな、今言った事も一応は本当なんだぜ。ただまあ、確かに別の欲が先に立ってたんだが。

 あの古着屋の親爺がくたばる半年ほど前のことなんだが、俺ぁちょいと一杯やって帰りが遅くなっちまってな。夜中に嬶ぁ起こしてわめき散らされてもまずいと思って、こっそり裏庭の方から静かに家へ帰ってきたのよ。
 そうしたら、隣との堺の板塀の向こうから、ざっ、ざっ、て土を耕すような音が聞こえてくるんだ。
「はてな、隣の庭に畑は無えし、まさか泥棒じゃあるまいな?」
 と思って、古くなった板塀の節穴が抜けたところから、そっと覗いてみたわけだ。
 そうしたら隣の親爺が、自分の家の柱の根方に、せっせと穴を掘ってるじゃねえか。
 俺が見たときにはもうだいぶ深く掘ってたと見えて、大きなシャベルの先が一尺半ばかりは隠れてたっけ。
 ゴミを埋めるにしちゃ随分手間かけてるし、何よりこんな月明かりだけを頼りに、夜中に掘ることは無え。不思議に思って見てるとあの親爺、掘り終わった穴に重そうな壺をふうふう言いながら下ろして、後はまた埋めなおし始めやがった。
 壺が穴の底に降りた時の「ジャリっ」って音、あれは壺の中で銭が揺れて出た音に間違いねえ。
「なんだ、あの親爺、溜め込んだ銭を犬みたいに穴掘って隠してやがらぁ」
 って、わかっちまえばちょっとした笑い話よ。
 …………何、そいつを俺が盗んだのか、って?
 馬鹿言っちゃいけねえ、いくら俺がろくでなしだからって、他人の家の庭に忍び込んで埋めた銭を掘り返してくるような真似はしねえぜ。
 いやさ、俺の「良心」なんて頼りねぇ物に頼らなくても、忍び込んだところを隣の家の連中に見咎められれば、言い逃れできねえ泥棒だ。いくら俺でもそんな危ない橋は少々の銭のために渡れねえぜ。

 ……で、まあ、そん時はそれっきり、忘れちまっていたのさ。

 ところが、あのうらなり野郎が隣の家を買い取って、三日と経たねえ晩のことだ。
 俺は夜中に厠へ起きて、用をすませてまた寝ようとしたときに。
 ざっ、ざっ、って、聞き覚えのある音が、隣の庭から聞こえてきたのさ。
 さては、と思って、また節穴から隣の庭を覗いてみたら案の定。あのうらなり野郎が、柱の根方を掘り返していやがったんだ。
 よく見てみりゃあ、もうすでに二ヶ所ばかり、穴掘って埋め戻した跡があってな。どうやら家の周りの柱の根方を一本ずつ掘り返してるらしいんだ。
 しかも笑えることによう、あいつ死んだ親爺が壺を埋めた柱の隣から、反対側へ向かって掘り進めてるじゃねえか。
 それで俺は気がついたんだ。
 あの野郎、死んだ親爺から「柱の根方に銭を埋めた」とだけ聞かされて、どの柱かまでは聞いてねえな、って。
 いや、それだけじゃねえ。
 あれが親爺の後家から頼まれた、ってんなら、何も人目を忍んで夜中に掘り出すことは無えだろう。つまりは、あいつがこっそり自分のものにしようとしてる、ってこった。
 ……ああ、俺だって、あの後家さんが掘り返してたんなら埋めた金を掠め取ろうとは思わねえぜ。だけどあのうらなり野郎は、古着屋の親爺が金を埋めたのを承知の上で、あの後家さんから家を買い叩いたんだろ? 
 だったら────俺がいただいちまっても構わねえ、と思っちまったのさ。

 うん、今にして思えば、あの銭に俺が手を出せる筋合いなんてこれっぽっちもなかった、てのは間違いねえ。だけどよう、そん時はすっかりそう思い込んじまってたんだ。

 で、だ。あの野郎、夜は隣の家に泊まって、昼間は自分の商売に出かけてやがる。だからまあ、昼間のうちに隣の家に忍び込むのは容易いんだが、だからって呑気に壺を掘り返してたりしたら、誰に見咎められるか分かりゃしねえ。
 それに後々、俺のことを疑われたりしないように、なにか上手いてはないか────と考えて思いついたのが。
 妖怪のフリをして脅かしてやろう、ってことなのさ。

 今の幻想郷の妖怪は、祭りの屋台の河童にしろ、子守に来る傘化けにしろ、みんな人間みたいな形(なり)で可愛い顔してて、今いち見た目が恐ろしくねえ。
 けどよ、外の世界じゃ──いや、昔の幻想郷でも、妖怪ってのはもっとおどろおどろしい、化け物らしい格好してたんだろ?
 ああ、俺は昔、そういう絵を見たことがあるんだ。
 百鬼夜行、って言ったかな? そういう化け物が、ぞろぞろ歩いている絵を、まだ職人の修行してた頃に、親方から見せられたことがあるんだ。
 そいつに出てきた化け物共は目が一つだったり三つだったり、鉤爪付いた指も二本だったり三本だったりで、よく見る妖怪よりもっと分かりやすく化け物らしい格好してたんだ。
 だから、そういった化け物をでっち上げてやったわけさ。

 え、どうやったのかって? へへ、よくぞ聞いてくれました。俺はこう見えても昔は細工物の職人だったからな。手先は器用なのよ。今でも小遣い稼ぎに、穴の開いた笊やら箕やらを手に入れてな。ちょいちょいと修理しちゃあ売りさばいていたりするんだ。
 そうした破れ笊のなかから特に古くてガタが来てるやつを裏返して、反故紙を貼り付けて張子にしてな。
 その下に、別の古笊を半分にしたのを紐でつないで、ぱくぱく開く口に見立ててやるんだ。
 そうして、上の方の笊に三つばかり穴を開けて、そこへイシガイの貝殻を、裏っかわを前にしてはめ込んでな。
 そうそう、貝殻には錐で小さな穴を明けといて、裏から火の点いた火縄を通してやれば、貝殻の裏が光を反射して、おっそろしい三つ目に見える、って寸法よ。
 ────いや、真っ昼間に明るいところで見りゃあ作り物なのは一目瞭然だが、暗いところで見りゃあなかなか堂に入った化け物に見えるんだぜ。
 そうそう、頭だけじゃなくて手もこしらえたんだ。
 近所で庭木のアラカシの枝打ちをしててな。切った枝を適当な理由をつけていくつか貰ってきたのよ。アラカシの枝ってのはだいたい同じところからいくつも枝が出てるから、そいつを上手いこと切り揃えて、三本指の手をこしらえたのさ。ついでに、古笊の縁に使われてた竹を外して削って尖らせてな。枝の先にそいつを一本一本貼り付けてやれば、立派に恐ろしげな鉤爪になるんだぜ。
 ああ、胴体の方は、隣の家に死んだ古着屋の残した古着が大分残ってたのを知ってたからな。うらなり野郎の留守にちょいと忍び込んで、特にボロボロのやつを二、三枚調達して、適当に紐でつないで羽織ってやれば暗がりで見られる分には十分さ。
 ついでに古びて緋色の染めが白ちゃけて来てた細帯があったんで、笊の口から垂らしてやったら立派な舌の出来上がりだ。
 ……何、ずいぶん嬉しそうに説明してる、って?
 ああ、真面目に職人やってた頃は、笊や箕ばっかりじゃなくて、縁日の夜店で売るような玩具とか作ってたからな。ありゃあ仕事でも楽しかったなあ。博打にはまって親方の金に手を出したりしなけりゃあ今でもああして………。
 いや、それは今は関係ねえや。俺のこしらえた化け物の話だ。

 拵え物を揃えるのに二日ばかりかかったかな。その間もうらなり野郎の気が変わって当たりの柱の下を掘り出さないか、毎晩節穴から覗いてたんだ。あいつはそのまんま掘り進めて家の横手に回ってったんでそのまま一周しちまうのか、とも思ったが、流石に家の前までは掘り返さなかったらしい。昼間に通りがかったふりをして隣の家を除いてみたら、俺の家との間の横手に掘り返した跡がありやがった。
 こりゃあ今晩あたり裏へ戻ってきて壺を掘り当てるな、と思ったから、こっちも作り物一式を大風呂敷に詰めて、嬶には適当な理由をでっち上げて、今夜は泊まりになるかも知れねえから先に寝ときな、と言って家を出たんだ。
 で、日暮れ頃にこっそり戻ってきてな。うらなり野郎がまだ帰ってきてないのを見澄まして、まんまと隣の家に忍び込んだってわけさ。

 隣の家には死んだ親爺が古着を溜め込んでた、ってのはさっき言ったな? あれはそこそこ広い納戸に仕舞われてたんだが、俺ものその納戸に入り込んで、持ち込んだ化け物の仮装一式、後は頭かぶって作り物の手を持てばいいだけに準備して、手ぐすね引いて待ち構えてたのさ。
 そうこうするうち、うらなり野郎が帰ってきた物音がして……ああ、話が長いか? じゃ、夜中まで話を飛ばしちまうか。

 そう、ずいぶん経ってから、案の定庭の方から、ざっ、ざっ、っておなじみの音が聞こえてきやがったのさ。
 そーっと納戸の戸を開けて覗いてみると、開けっ放しの障子の向こうから音が聞こえてきてな。
 見つからねえように静かに障子の側まで行って、しばらく待ってたんだ。いや、ずいぶん待たされたかな。
 野郎のシャベルが「がきっ」って音立てて、何かを掘り当てたときは、俺もずいぶんほっとしたぜ。
 覗いてみると、あいつが穴の縁に座り込んで、土かき出したりしてやがった。
 掘り出すのにずいぶん手間取ってやがったが、ようやく壺を持ち上げて穴の縁に下ろしたときに、聞き覚えのある「ジャリッ」って音がしやがった。
 あの野郎、「ふへへっ」とか、間抜けな声で忍び笑いしやがってな。
 ちょうどいい頃合いだってんで、こっちはちょいと部屋の中の暗闇まで下がってから、用意した火縄を化け物の目の穴から突き出して、準備万端。
「そいつを返せえ~」
 って声をかけてやったんだ。
 あいつがぎょっとして振り向いたのを見澄まして、
「返せえ、その壺は、俺のものだあ~」ってな。
 言いながら、ぬうっ、と化け物の顔を出してやったのよ。

 あの野郎、ぽかんとこっち見てたと思ったら「ひっ!」って喉の奥に引っかかったような声を上げて固まっちまいやがってな。で、ガタガタ震えだしたかと思うと、ものも言わずに駆け出して行きがやった。
 いや、走りながら悲鳴なんて上げてなかったよ。ただ、ずだだだたーって足音が家の脇を回って、そのまんま表の方から遠ざかって行っちまっただけさ。
 こっちもしばらくポカンとしてたが、あんまり思い通りに図に当たっちまったんで、もう可笑しくってさ。嬶や近所の誰かに聞かれないよう笑い声抑えるのに苦労したぜ。

 で、件の壺と化け物装束を風呂敷にくるんで、こっそり隣の家を抜け出すと、ぐるっと近所を一周してから家に帰ったんだ。
 壺の中身? ああ、案の定、ちゃんと銭が入っていたぜ。
 いや、大金、ってほどの金じゃなかったよ。今の幻想郷じゃあんまり流行らねえ古い銭ばっかりだったしな。
 で、翌日はあちこちツケを返してまわって、ついでに一升瓶で酒を買ったら大して残りもしなかったから、あとはパーッと博打ですっちまったよ。
 家に帰ったら嬶に「ちょっとは家に入れる金も用意できないのかい」って嫌味言われたっけ。
 そんでもまあ、一升瓶みせて「ツケは一通り返してきたし、二、三日は酒買いに出なくていいぜ」と言ったら、ぶつくさ言いながらもまあまあ収まってくれたよ。
 で、そのまま一杯やって、いい気持ちで寝ちまったんだ。
 ところがよ。
 その晩から、あいつが出てきやがったんだ。

 ああ、言った通り、俺は酒のんで寝ちまってたんだ。
 そしたら誰かが、俺の脇腹をつっ突いて、
「起きろ、起きろ」
 って言いやがるんだ。
 てっきり嬶のやつだと思って「うるせえ、明日にしろ」って言ってそのまま寝てたんだが、相手がしつこくつっ突いてきやがる。それも何か尖ったもんでつっついてきやがるんで、いい加減腹が立って「痛えな、何しやがる」って目を開けてみたんだ。
 そしたら。
 三つ目の化け物が、とがった爪で俺の脇腹をつっついていやがった。
 もちろん俺のこしらえた化け物さ。だから最初は『あっ、嬶のやつ、俺の隠しといた化け物装束見つけやがったな』と思ってたんだ。
 だから、
「うっせえなあ、文句だったら明日聞いてやるから寝てろ」
 つって、そいつの頭をはたいてやったんだ。
 ところが、なんだか感触が紙張り子っぽくなくて、あれっ、と思ってな。そしたらそいつが大きな口を開けて。
 ────生暖かい舌で、べろんと俺の顔を舐めやがったんだ。

 情けねえ話だが、俺は悲鳴を上げちまってな。頭から布団かぶって「化け物だ、化け物だ」って騒いだら、隣の布団で寝ていた嬶がびっくりして飛び起きてさ。
「何事だいあんた」とか言うんで、化け物がそこにいる、って言ったんだが。
 嬶のやつ、何もいないって言いやがるんだ。
「いい年して寝ぼけんじゃないよ、夜中に迷惑だろ」とか言ってな。
 おそるおそる布団から顔を出してみたら、たしかに何も居ねえ。
 ああびっくりした、夢でも見たのか、って嬶と笑い合って、また寝直したんだ。そしたら、あの化け物が。
 また出てきやがったんだよ。
 こっちは夢だ、と決めつけてるから、布団かぶって無視しちまおうと思ったんだが。そしたらあいつ、わざわざ布団をはぐって「寝てるんじゃない、銭を返せえ」って言いながら、俺の脇腹を爪でつっつきやがるんだ。我慢できなくなって起き上がったら、やっぱり何にも居やしねえ。やっぱり夢だったか、と思ったら……
「夢じゃねえぞ、銭返せ」って、部屋の隅からあいつが声をかけてきやがったんだ。
 それからはもう寝られたもんじゃねえよ。一晩中あいつとにらめっこだ。朝になって嬶が起きてきてびっくりしてたっけ。

 いや、嬶が目を覚まして俺に声をかけた時、ちょっと目をそらしたら化け物は消えてたよ。嬶は何にも見てねえそうだ。
 そのまま昼間はなんともなかったんだが、その日の晩にまた出てきやがった。

 ああ、それからは毎晩だよ。それでも最初の頃は夜の間だけで、昼間にはなんとか寝られてたんだ。ところが三日と経たないうちに、こっちが寝ようとすると昼間っから現れるようになりやがったんだ。
 起きてても眠くて仕方ねえし、寝ればあいつが現れるしで、もう耐えられねえ。気がついたら大声で喚きながら家を飛び出して、里の外まで突っ走っちまった。
 家に帰ったらまたあいつが出てくると思ったら帰るに帰れねえし、かと言って里の外でいつまでもうろうろしてる分けにも行かないだろ。そうして困ってたら、ちょうどあんたが里から出てくるのを見かけたんだ。
 なあ、頼むよう。あの化け物を退治して、俺が安心して眠れるようにしてくれよう。
 博麗の巫女なら、ちゃんと妖怪を退治してくれよう。

 ……え、わかった、って言ったな?
 じゃ、じゃあ、退治してくれるんだな?
 ありがてえ、早速取り掛かってもらえるのか。じゃあ、早いところ…………。

 痛っ! え、ちょ、ちょっと待て、なんで俺を、うわっ、やめろ、俺を殺す気……え? 
 は? 何? 
 い、いや、そんな馬鹿な! お、お、俺が、もう人間じゃない、だと? ばか、馬鹿言うな、いくら俺が悪党だからって……え、俺の、脚が、透けてる? いやそんな馬鹿な、俺は……いや、た、魂だ、ほら、生霊とかあるだろ? きっとどこかに俺の身体が倒れてるから、そこへ俺を戻して……。
 へ? ……なん…だって?
 え…………俺が?
 三日も前に、死んで、いる?
 嬶ぁに頼まれて、お祓いをしに、あんたも、家に行った……?
 いや、いやいや、そんな馬鹿な────。
 へ、手? 自分の手を見ろ、って?
 俺の手がどうしたってんだよ、ほら、ちゃんと指が三本あるし、先っぽに尖った鉤爪があって……あって……これって……。

 俺のでっち上げた、化け物の手じゃねえか。

 あ、まって、助け────────。
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コメント



0.200簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
面白かったです
2.100東ノ目削除
恐らく冒頭時点で化け物になっているであろう「俺」の話だけは聞いてあげる、というのは巫女なりの慈悲なのかもしれないと思いました。
面白かったです
3.100サク_ウマ削除
救いのない話だなあと思いました。或いは男にも、道を踏み外さず細工職人として大成した未来があったのかも……いや無理か。
良い怪談話でした。好きです。
5.100名前が無い程度の能力削除
悲しいですが、仕方のないことなんですよね……男の苦しさが伝わってきました。
7.100夏後冬前削除
こんなに長々とした非人間の自分語りを最後まで聴いてくれる霊夢はずいぶんと丸くなったなと思いました。面白かったです。
9.100Actadust削除
落語的な語りと人里という環境がマッチしていて、素晴らしいですね。楽しませてもらいました。
10.100南条削除
面白かったです
因果応報というか自業自得な話でした
11.100めそふ削除
面白かったです。こういうオチで全てひっくり返るのは良いですよね