Coolier - 新生・東方創想話

霊夢の耳掻き

2022/06/17 20:50:52
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博麗神社の縁側では博麗霊夢がお空を膝に寝かせて、耳掃除をしていた。耳掻き棒で少しずつしているので、お空はおとなしくしている。

「うにゅ…」

「眠そうね。大丈夫?」

「大丈夫…うにゅ…」

お空の頭を撫でると、眠気が来たようで眠ってしまったようだ。

(終わったけど、そのまま寝かせようかな。)

霊夢は耳掻き棒を掃除すると、お燐が神社に来た。お空を迎えに来たようだ。

「お空、迎えに来たよ。帰るよ。」

「うにゅ…」

「あちゃ…寝ちゃってるし。お姉さんの膝が気持ちいいのかもね。」

霊夢は耳掻き棒の掃除を終えると、お空が目を覚ました。

「ん…おはようー。お燐もお帰り…」

「こらこら、まだ寝惚けてるよ。」

お燐が苦笑して、お空をおこして完全に眠気が消えた後で、地霊殿に連れて帰ったようだ。

「……あうん。どうしたの?」 

あうんは霊夢が右手に持っている、耳掻き棒を見ている。それに気づいた霊夢は、あうんを少し待たせる。

(お空に使ったやつを使うのもね…新しいのあったかしら?)

霊夢は新しい耳掻き棒を取りに向かう。あうんは霊夢が戻ってくるまで、お茶を飲んでゆっくりする。

(霊夢さん。まだかな…)

「あうん。待たせたわ。」

霊夢は新しい耳掻き棒を持って、戻ってきた。あうんは霊夢の膝に頭を乗せる。

「痛かったら、言いなさいよ。」

あうんの耳に耳掻き棒をゆっくり通して、掃除を始める。

「痛くない?」

「大丈夫です。」

あうんの耳の中を耳掻き棒で丁寧に処理していく。

「ちょっと、大きいわね。あうん、痛いかもしれないけど、動かないでよ。」

「わかりまし…ひゃ!?」

「大丈夫?」

「大丈夫…です。続けてください。」

霊夢はあうんの耳の中を見ながら、奥に溜まっているものを耳掻き棒で取りながら確認していく。

「……霊夢さん?」

「終わったわよ。反対もするから。」

「反対も!?」

「しないとダメでしょう?反対に向いて。」

あうんは霊夢の言われた通りに反対を向く。

「反対の耳も溜まってるわね。少しずつするわ。」

中の外側に溜まっているものを耳掻き棒で処理していくと、あうんが眠たそうにしている。

「もうちょっと、時間が掛かるから寝てもいいわよ。」

「大丈夫…です……すぅ…すぅ…」

(寝ちゃったわね。耳掃除を終わらせますか。)

ベリベリと溜まっているものを取り除いて、あうんの耳の中を綺麗にする。

(耳掃除完了。あうんが起きるまで、待ちますか。)

暫くすると、あうんが目を覚ました。

(寝ちゃいました。霊夢さんに……は!?)

あうんの目の前には、霊夢の顔があった。一瞬で、顔を赤くしたあうんは、霊夢が寝ているのに気づいたが、起きられる状況ではない。

(いつのまにか、霊夢さんに抱き抱えられてるんですが!?身動きがとれません…)

すると、霊夢が目を覚ました。寝惚けているのか、あうんの頭を撫で続けている。

「霊夢さん!起きてください。身動きがとれません!」

「……あれ?私…寝てた。あうん…ごめん。」

あうんを解放する。すると、博麗神社の境内に行列ができていた。

「な!?何の騒ぎなのよ!」

「実はお姉さんがお空に耳掻きしているのを誰かが、見ていたらしくてさ…」 

行列をよく見ると、動物妖怪が多い。

「私に耳掻きしてほしいわけね…」

「どうしますか?」

「全員まとめて、してあげるわよ!」

この後、霊夢は並んでいた動物妖怪全員の耳掻きをしたそうだ。
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嫉妬してるあうんちゃんがかわいかったです
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良かったです
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ほのぼのしてました