【なお、概要は本編と全然関係ない模様との報告を受けています】
霊夢さん霊夢さんニタァ
何よ、こんな時間にアンタ
今宵の戸隠はコーヒーの飲みすぎで眠れないっす!!エヘン!!
……え?それ、わざわざ私に報告すること?
『しかも、今宵とか言ってるからには時間は夜間』
「あー、だってほかに報告する人戸隠には無いっす」コドク
「だからって私に報告するのもおかしいと思わないの?」
夜間におっさんが女の子の家に無断で来たら事案確定なのであるが、そこは幻想郷なのである。
幻想郷だから?ってなるかもしれないが、幻想郷は全てを受け入れるって久しぶりに読んだでしょう?
「はっはっはっす。あれっす」アレ
「あれ?」
戸隠はあれを脳内で探したり生成し始めた。だが中途半端に飢えた事が無くハングリー精神は無く。全然やる気がないので向上心は棚の上に置かれてしまっていて、手が届かない。
(40だか50だか分からない肩なのかもしれない。知ってるかい?メンズは30過ぎると肩がぶっ壊れるんだ)
「あれっす」ソウアレ
「はぁ?」
リアルタイムに考えて書いているわけなのだが、無駄に電力を消費するだけでどんどん時間が流れていく。正鵠を捉えるのです。
そして、じゃあもう寝ろってなるわけだが、コーヒーの飲み過ぎで目が冴えてしまっていく一方だった。
(冴えた目でも濁って居る)
「面白おかしく、みんなハッピーって言う話を考えても何にも浮かばないっす」ネダギレンノヤボ
「だから、こんな時間にそういうこと私に報告する意味があるの?」
「ま、まあ。そのっす。霊夢さんもコーヒー飲むっす」コーヒーメメントモリィ
「誰がアンタがいれたコーヒー何て飲むと思うの?」
「あーっす。そういわれると思って、萃香さんにコーヒーやってもらうっす」オサケハコーヒオワッテカラ!!
「萃香がコーヒーをやる?」
コーヒー鬼が来るよ。霊夢にコーヒー飲ませに鬼コーヒーが来るよ。
「こんばんは! 霊夢ぅ。コーヒー飲んでぇ!」
「うげえ、萃香? アンタまで何やってんの?」
「コーヒー」
萃香は、普段群れて行動しない時は孤独相という形態をとっている。だが、一たび群れると、群生相というコーヒー色の形態に進化してまうのである。
そして、そんな群れた萃香は大好きな霊夢にまとわりついてくるのだった。
「意味が分からない」
「ねえ、霊夢ぅ。飲んで! 私がコーヒーだから」
「……萃香、あなた息がコーヒーくさい」
あんまり女の子に息がくさいとかいうのはどうかと思うけど。萃香はコーヒーの飲みすぎで吐く息すべてがコーヒーだ。
「どうしてそんなこと言うの? 霊夢もコーヒーにしてやる!」
「え?」
今日から君もコーヒーだ。
萃香は節分の時に舐めさせられる苦渋とコーヒーを混ぜ合わせた何かを、コーヒー豆じょうに焙煎したものを弾幕のように放って来たのだった。主にカラーはシックなブラック気取ってる。
そして、それが生命の神秘である二重螺旋構造のように霊夢に襲い掛かって来たのだった!!
「霊夢! 私だって、飲ませる時は飲ませるよ!」
霧符『雲集霧散と書いてスプレードライと読む!!!』
「コーヒーを? それともこれは弾幕ごっこ?」
高温でアメリカンに焙煎された弾幕が幾重にも重なり迫りくる。当たると多分今夜は眠れずコーヒーの海を漂うことになるだろう。
それがずばばばばとやってきて、ばばばばばばっとなって近距離をかすめて行ったり、地味に服にまとわりついてシミを作っている。
そんな苦渋弾幕を霊夢は浮上して右だったりひだりっだったりしてお見事に避けたのだった。それから、持ってた戸隠に使うか迷ってた痴漢撃退用のスプレーで反撃だ。
チンプシャー!シャーーー!と、とても辛い空気の弾幕が重厚な黙示録を語りながら萃香に襲い掛かった。
「か、ka、辛い! 霊夢! これはカプサイチン!!」
「そうよ、萃香敵対するなら容赦しないわ!」
カプサイチンの刺激で萃香のコーヒー脳は更に覚醒してしまったのである。目がギンギンに充血してるぜ。
「負け負けない! 霊夢もコーヒーになれ!」
鬼氷『超低燃費燐禍術と書いてフリーズドライと読む』
充血した目は瞳孔がガガババに開いてしまい。それが、最大に開いた時、『く、これは使いたくなかった』瞳の中の暗黒次元からフリーズドライされたコーヒー汁がマグマのように襲い掛かるのだ!!
「霊夢も、コーヒーアロマに包まれて!」
「萃香、アンタ! まだやる気なの?」
ドロドロに溶けたコーヒー弾幕を霊夢は上下したりスライドしたりして何とかかわす。このままではじり貧だ。反撃の一手に出るしかない。これまた、痴漢を追い払うために、使う防犯ブザーだ!
手りゅう弾のように安全ピンを引き抜いてそれをボムの如くなげつける。
ビーーーーーーーーーーーーーー!!!
「うげ、霊夢! それうるさい!」
耳につんさぐその大音量を萃香は集めてしまった。その音は振動となって脳を揺さぶってさらに覚醒を促したのだった。
ピチューン!
だが自爆にも等しい、霊夢の鼓膜にもそれは直撃、霊夢も眠気が少し覚めて一機失ってしまった。辺りのコーヒー臭が少しきつくなった。
「萃香、いい加減にしなさいよ。おこるわよ」
「もう、怒ってるよね?」
「……ええ」
「うわーん! 霊夢ぅ!」
鬼神『ミッシングパープルパワーって、なんかエナドリぽくね?』
萃香はカフェインが大量に入っているエナジードリンクを、全世界の残業中の少年少女から集めて美ら海の如く、放ったのだった。
コーヒー臭プラス、カフェインの無数の弾幕、あの匂いが辺りを覆い尽くし就寝前の霊夢に襲い掛かかる。
「ちょっと、待って萃香! これ回避不能じゃないのよ! 反則! こんなの反則!」
美ら海に溶け込んだカフェインは弾幕は飽和濃度を超えて空気中に無数にただよう。これでは、この間、玉造が言っていたように人間には酸素濃度が低くてどうにかなってしまう。
要約すると、こんなんじゃ弾幕ごっこにならない。霊夢は博麗の巫女として萃香を退治しなくてはならない。
いよいよ、最終手段、電車で痴漢してくる痴漢野郎を撃退するために持ってる針を霊夢は取り出した。こうなるともうとめられない鬼巫女だ。
その迫力に本当の鬼であるはずなのに萃香は、命の危機をさっして完全に覚醒した。
「ごごごごめん! 私が悪かった。許じで」
「駄目、退治する。そして、私は寝る!」
ハンターだ。霊夢はん、あんた、ハンターや!
「そ、そうだ! もう、こうするから!」
窮鼠猫を噛むというがこの場合は窮鬼霊夢に懇願するか?
萃符『戸隠山投げとかいて戸隠を投げる!』
「……え? えっす?」トロゲンブンピツ?
実はさっきから、カフェインやカプサイチンとか大音量にもメゲズ、戸隠はおっさんなので疲れて眠気が勝ち地べたで寝てやがった。
「えっすじゃない!」
「そんな! ひどいっすううう!」ピューントトンダ!
萃香は、この話の元凶である戸隠の薄い頭をむんずとつかむと、朝日がのぞく東の空に投げたのだった!!
「……霊夢、悪は去ったよ。これで、眠れるね」
「ねえ萃香、もう……朝なんだけど」
朝日がこんちゃーす!
ふゎああと、霊夢は大きくあくびをした。結局夜が明けてしまい午前様によろしくだ。
「……あ」
霊夢のじとーっとした眼は、眠いのかそれともあきれているのか。それはもう誰にもわからない。
徹夜のテンションって事でそれを見た萃香は、こりゃあめでてえ、と両手を上げて走って逃げ霧散してしまったのだから。
ただ、少し酸っぱく感じる程度に萃香の残り香であるコーヒー臭がその場に残ったのだった。
霊夢さん霊夢さんニタァ
何よ、こんな時間にアンタ
今宵の戸隠はコーヒーの飲みすぎで眠れないっす!!エヘン!!
……え?それ、わざわざ私に報告すること?
『しかも、今宵とか言ってるからには時間は夜間』
「あー、だってほかに報告する人戸隠には無いっす」コドク
「だからって私に報告するのもおかしいと思わないの?」
夜間におっさんが女の子の家に無断で来たら事案確定なのであるが、そこは幻想郷なのである。
幻想郷だから?ってなるかもしれないが、幻想郷は全てを受け入れるって久しぶりに読んだでしょう?
「はっはっはっす。あれっす」アレ
「あれ?」
戸隠はあれを脳内で探したり生成し始めた。だが中途半端に飢えた事が無くハングリー精神は無く。全然やる気がないので向上心は棚の上に置かれてしまっていて、手が届かない。
(40だか50だか分からない肩なのかもしれない。知ってるかい?メンズは30過ぎると肩がぶっ壊れるんだ)
「あれっす」ソウアレ
「はぁ?」
リアルタイムに考えて書いているわけなのだが、無駄に電力を消費するだけでどんどん時間が流れていく。正鵠を捉えるのです。
そして、じゃあもう寝ろってなるわけだが、コーヒーの飲み過ぎで目が冴えてしまっていく一方だった。
(冴えた目でも濁って居る)
「面白おかしく、みんなハッピーって言う話を考えても何にも浮かばないっす」ネダギレンノヤボ
「だから、こんな時間にそういうこと私に報告する意味があるの?」
「ま、まあ。そのっす。霊夢さんもコーヒー飲むっす」コーヒーメメントモリィ
「誰がアンタがいれたコーヒー何て飲むと思うの?」
「あーっす。そういわれると思って、萃香さんにコーヒーやってもらうっす」オサケハコーヒオワッテカラ!!
「萃香がコーヒーをやる?」
コーヒー鬼が来るよ。霊夢にコーヒー飲ませに鬼コーヒーが来るよ。
「こんばんは! 霊夢ぅ。コーヒー飲んでぇ!」
「うげえ、萃香? アンタまで何やってんの?」
「コーヒー」
萃香は、普段群れて行動しない時は孤独相という形態をとっている。だが、一たび群れると、群生相というコーヒー色の形態に進化してまうのである。
そして、そんな群れた萃香は大好きな霊夢にまとわりついてくるのだった。
「意味が分からない」
「ねえ、霊夢ぅ。飲んで! 私がコーヒーだから」
「……萃香、あなた息がコーヒーくさい」
あんまり女の子に息がくさいとかいうのはどうかと思うけど。萃香はコーヒーの飲みすぎで吐く息すべてがコーヒーだ。
「どうしてそんなこと言うの? 霊夢もコーヒーにしてやる!」
「え?」
今日から君もコーヒーだ。
萃香は節分の時に舐めさせられる苦渋とコーヒーを混ぜ合わせた何かを、コーヒー豆じょうに焙煎したものを弾幕のように放って来たのだった。主にカラーはシックなブラック気取ってる。
そして、それが生命の神秘である二重螺旋構造のように霊夢に襲い掛かって来たのだった!!
「霊夢! 私だって、飲ませる時は飲ませるよ!」
霧符『雲集霧散と書いてスプレードライと読む!!!』
「コーヒーを? それともこれは弾幕ごっこ?」
高温でアメリカンに焙煎された弾幕が幾重にも重なり迫りくる。当たると多分今夜は眠れずコーヒーの海を漂うことになるだろう。
それがずばばばばとやってきて、ばばばばばばっとなって近距離をかすめて行ったり、地味に服にまとわりついてシミを作っている。
そんな苦渋弾幕を霊夢は浮上して右だったりひだりっだったりしてお見事に避けたのだった。それから、持ってた戸隠に使うか迷ってた痴漢撃退用のスプレーで反撃だ。
チンプシャー!シャーーー!と、とても辛い空気の弾幕が重厚な黙示録を語りながら萃香に襲い掛かった。
「か、ka、辛い! 霊夢! これはカプサイチン!!」
「そうよ、萃香敵対するなら容赦しないわ!」
カプサイチンの刺激で萃香のコーヒー脳は更に覚醒してしまったのである。目がギンギンに充血してるぜ。
「負け負けない! 霊夢もコーヒーになれ!」
鬼氷『超低燃費燐禍術と書いてフリーズドライと読む』
充血した目は瞳孔がガガババに開いてしまい。それが、最大に開いた時、『く、これは使いたくなかった』瞳の中の暗黒次元からフリーズドライされたコーヒー汁がマグマのように襲い掛かるのだ!!
「霊夢も、コーヒーアロマに包まれて!」
「萃香、アンタ! まだやる気なの?」
ドロドロに溶けたコーヒー弾幕を霊夢は上下したりスライドしたりして何とかかわす。このままではじり貧だ。反撃の一手に出るしかない。これまた、痴漢を追い払うために、使う防犯ブザーだ!
手りゅう弾のように安全ピンを引き抜いてそれをボムの如くなげつける。
ビーーーーーーーーーーーーーー!!!
「うげ、霊夢! それうるさい!」
耳につんさぐその大音量を萃香は集めてしまった。その音は振動となって脳を揺さぶってさらに覚醒を促したのだった。
ピチューン!
だが自爆にも等しい、霊夢の鼓膜にもそれは直撃、霊夢も眠気が少し覚めて一機失ってしまった。辺りのコーヒー臭が少しきつくなった。
「萃香、いい加減にしなさいよ。おこるわよ」
「もう、怒ってるよね?」
「……ええ」
「うわーん! 霊夢ぅ!」
鬼神『ミッシングパープルパワーって、なんかエナドリぽくね?』
萃香はカフェインが大量に入っているエナジードリンクを、全世界の残業中の少年少女から集めて美ら海の如く、放ったのだった。
コーヒー臭プラス、カフェインの無数の弾幕、あの匂いが辺りを覆い尽くし就寝前の霊夢に襲い掛かかる。
「ちょっと、待って萃香! これ回避不能じゃないのよ! 反則! こんなの反則!」
美ら海に溶け込んだカフェインは弾幕は飽和濃度を超えて空気中に無数にただよう。これでは、この間、玉造が言っていたように人間には酸素濃度が低くてどうにかなってしまう。
要約すると、こんなんじゃ弾幕ごっこにならない。霊夢は博麗の巫女として萃香を退治しなくてはならない。
いよいよ、最終手段、電車で痴漢してくる痴漢野郎を撃退するために持ってる針を霊夢は取り出した。こうなるともうとめられない鬼巫女だ。
その迫力に本当の鬼であるはずなのに萃香は、命の危機をさっして完全に覚醒した。
「ごごごごめん! 私が悪かった。許じで」
「駄目、退治する。そして、私は寝る!」
ハンターだ。霊夢はん、あんた、ハンターや!
「そ、そうだ! もう、こうするから!」
窮鼠猫を噛むというがこの場合は窮鬼霊夢に懇願するか?
萃符『戸隠山投げとかいて戸隠を投げる!』
「……え? えっす?」トロゲンブンピツ?
実はさっきから、カフェインやカプサイチンとか大音量にもメゲズ、戸隠はおっさんなので疲れて眠気が勝ち地べたで寝てやがった。
「えっすじゃない!」
「そんな! ひどいっすううう!」ピューントトンダ!
萃香は、この話の元凶である戸隠の薄い頭をむんずとつかむと、朝日がのぞく東の空に投げたのだった!!
「……霊夢、悪は去ったよ。これで、眠れるね」
「ねえ萃香、もう……朝なんだけど」
朝日がこんちゃーす!
ふゎああと、霊夢は大きくあくびをした。結局夜が明けてしまい午前様によろしくだ。
「……あ」
霊夢のじとーっとした眼は、眠いのかそれともあきれているのか。それはもう誰にもわからない。
徹夜のテンションって事でそれを見た萃香は、こりゃあめでてえ、と両手を上げて走って逃げ霧散してしまったのだから。
ただ、少し酸っぱく感じる程度に萃香の残り香であるコーヒー臭がその場に残ったのだった。
面白かった。