ストーブの上に置いてあるやかんが甲高い悲鳴をあげる。
もそもそと炬燵から這い出て、やかんを手に取り湯沸しに注ぐ。
湯沸しの中には秘蔵の玉露。すぐに湯気と一緒に芳しい臭いが立ち込める。
それを湯飲みに注ぐ。湯のみの八割ほどまで注いだところで止め、両手を添えて飲む。
口の中に緑茶のほどよい苦味が染み渡る。
「はぁ~。幸せ。ご先祖様ありがとう」
年末、倉庫の掃除を行った際に出てきたガラクタの類を香霖堂に売り払った成果がこの玉露であった。
炬燵に潜り、右手に玉露左手に煎餅。この上ない贅沢。
そんな霊夢の幸せをぶち壊すかのように、庭から声が響く。
「れいむぅ~、助けてくれ~」
声から察するにおそらく魔理沙。この幸せタイムを邪魔した罪は重い。
そう考え、陰陽玉を準備し庭へ向かう。
目に入り次第夢想封印。そう考え庭へ出た霊夢の目に入ったのは魔女の帽子をかぶった金色の物体。
よくよく見れば金色の髪の毛の塊。
それがもぞもぞと動いたかと思うと、腕が生え髪を掻き分け魔理沙の顔が出てくる。
「れいむ~、助けてくれ~」
いつもの態度はどこへやら。情けない表情でそんな事を言ってくる。
普段は腰までしかない魔理沙の髪。それがいまや魔理沙の全身を隠すほどになっている。
ご丁寧に髪の先までいつものように緩くうねっている。それが魔理沙の全身を包んでいるのだ。
その姿はまさに。
「ぷっ……あはははははははっ!」
魔理沙の髪とあまりに情けない顔に、霊夢は笑い転げた。
「いくらなんでもそれは笑いすぎだぜ……」
髪の合間から顔を出し魔理沙が言う。
あれから霊夢は十分間も笑い続けたのだ。
「ごめんごめん。でもどうしたのよその髪。また実験に失敗したの?」
「いや、そんなことはない。朝起きた時までは普通だったんだが、朝御飯を食べたら急に伸びてきてな」
何か呪いの類だろうか。魔理沙が恨みを買うような事したっけ。
そこまで考えたところで普段の魔理沙の行動が思い浮かぶ。他人の霊夢から見ても心当たりはありすぎだった。
「失礼だな。私はいつでも品行方正だぜ?」
「嘘を着くたび伸びるってわけじゃなさそうね。とりあえず鬱陶しいから切りましょうか」
ごそごそとタンスを漁って鋏を取り出す。
霊夢の右手に握られたソレの大きさを見て魔理沙は慌てる。どうみても理容用ではない。
「まてまてまて! それ理容鋏じゃないだろ! そのデカさは洋裁鋏だろ!」
「うっさいわねー。そんだけ大量の髪の毛を小さい鋏でチマチマ切るのはめんどくさいじゃない」
「髪が痛むだろバカ! 髪は女の命だ!!」
「別に私の命じゃないから問題ないわね。さ、大人しく髪を切られなさい」
暴れる魔理沙を捕まえ押さえつける。
髪が長いので捕まえるのは容易だった。
「痛くしないから大人しくしましょうね~」
「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」
「うう、もうお嫁にいけない」
肩口までばっさりと切られた魔理沙がよよよと崩れ落ちる。
実際、相当暴れたせいで服装も乱れている。
見る人が見れば、想像力を逞しくするに違いない。
「冗談をいう元気はあるみたいね。で、どう? もう伸びてきそうにない?」
「うーん、どうだろうな」
そこまで言った時だった。
魔理沙の髪がざわざわと蠢き、爆発するように一瞬で数メートルまで伸びる。
「だめみたいだな……」
唖然とする魔理沙。
そんな魔理沙とは対照的に霊夢は冷静。
「ねぇ魔理沙。本当になにもしてない?」
いつになく真剣な態度の霊夢に魔理沙は気圧される。
「ああ、何かした覚えはないぜ……?」
「そう。いやね、さっき髪が伸びた瞬間に髪の中に目玉が見えた気がしたのよ。あんた妖怪かなにかに憑かれてるんじゃない?」
日頃から妖怪やら悪魔を弾幕で撃墜している魔理沙である。呪われたところで不思議ではない。
それに知能のある妖怪は多かれ少なかれ弾幕ごっこを理解しているので、このような場外乱闘は仕掛けてこないはず。
となると、それとは別の要因のはず。そこまで考えて魔理沙はふとある事に思い当たる。
昨日の朝、確かそれっぽいのが……。
魔理沙の思考を中断するように霊夢が口を開いた。
「心当たりはあるのね。けど、妖怪の仕業となると私じゃ無理ね」
「おいおい、仮にも巫女だろ? そこはお払いとかは十八番じゃないのかよ」
「仮にもは余計。仕方ないでしょ。そういうのが載った文献はのきなみ売っちゃったんだから」
大切な文献を売るとは何考えているんだ。仕事する気ないだろ。 私は一生このままなのか。
いつになく不安になる魔理沙。
「ああ、それは大丈夫よ。その道の専門家を知ってるわ」
「マジか! 誰だ教えてくれ!」
「あんたもよく知ってる人物よ。案内してあげるわ」
そう言って外へ出る。魔理沙も髪の毛を引き摺りながら外へ。
「命って言ってた割にはぞんざいな扱いね」
「何事にも程度ってものがある」
箒にまたがり空へ。が、飛ばない。
箒の穂からは薄く魔力光が出るだけで何の反応もない。
「おっかしーな。さっきまでは飛べたんだが」
手から更に魔力を注入して、やっと火が入る。
「オーケー、オーケー。待たせたな」
「よくわからないけど急いだ方がよさそうね。飛ばすわよ」
「私を誰だと思ってるんだ? スピードなら負けないぜ」
道中、チルノに新手の妖怪と勘違いされ攻撃された。
「なるほどな。それで私のとこに来たわけか」
急に押しかけたにも関わらず、上白沢慧音は快く迎え入れてくれた。
「しかし、巫女なのに除霊用の器具すら売り払うとは。先代に恥ずかしくないのか」
「先代なんて関係ないわ。私は私よ。何か問題ある?」
胸を貼る霊夢に慧音は溜息しかでなかった。
「とりあえず事情はわかった。で、だ。魔理沙は心当たりがあるようだな。それを話してくれないか?」
「あー、あれは昨日の朝の話でな……」
ばつが悪そうにぽつぽつと話し始める。
その日、朝起きた魔理沙はいつものように手洗いから出て、手を洗っていた。
ふと手桶の傍をみるとなにか毛の塊が落ちている。摘み上げて見ればまさしくふさふさの毛玉。
ちょうどいいやと棒に挿して、はたき代わりに使ったのだった。
その晩にはその毛玉は無くなっておりはたきの棒だけが残されていた。
取ってつけただけのものだったので、どこかで落ちたのだろうとその時は思っていたのだが。
「まさかあれが妖怪だったのか」
「しみじみと言うな。危機感がないのか」
呆れる慧音。
いくらなんでもそれは危機管理がなってない。
「しかしこれで正体はわかったな。おそらくそいつは毛羽毛現だ。毛の塊のような姿からそう言う。本来は見かけると病気になったり不幸が起こったりする程度なんだが……。そういう風に毛が伸びるというのは初めて聞く話だ。はたきにされたことがよっぽど腹に据えかねたのだろうな」
「で、なんとかなるのか?」
さすがに反省したのだろうか、魔理沙が神妙な顔つきで聞く。
「わからん。が、放っておくわけにもいくまい。こちらで調べてみよう」
「すまないな。迷惑かけるぜ」
頭を下げる魔理沙。
「気にするな。私は人間の味方だからな」
笑顔の慧音。その笑顔に魔理沙は少し安心する。きっと慧音ならなんとかしてくれるだろう。
「とりあえずこの部屋でくつろいでてくれ。今日中にはなんとかしてみせる」
「ああ、頼むぜ」
巫女としてのプライドか、蚊帳の外の霊夢はなんだかおもしろくない。
このままここに居ても邪魔になるということはわかっていた。
「それじゃ私は帰るわね。こたつと玉露が呼んでいるのよ」
「おう、わざわざありがとうな霊夢」
「あんたもいい加減軽率な行動は控えなさいよ」
そういい残し、縁側から空へ消えていった。
霊夢の心にはなんだかしこりが残った。
「なんだ霊夢は帰ったのか」
台所からお盆を持った慧音が出てくる。
「ああ、私より炬燵と玉露のほうがいいらしい」
「そんなことも無いだろう。それよりも、これを食べておけ。残り物で悪いんだがな」
差し出されたのは焼き魚に味噌汁、御飯の日本の朝食。
「お、ちょうど腹が減ってたんだよ! 昼飯は食ったんだが、なんだかさっきから妙に腹が減っててな」
「ああ、説明しておこうか。髪が伸びるのにもエネルギーは要る。エネルギー保存の法則というやつだ。常人ならそのエネルギーは精気や気力という事になるんだが、おまえには魔力がある。気力とかよりも先に魔力から消費されていくんだ。」
「じゃ箒で飛べなかったのは……」
「ああ、魔力が足りなかったんだろうな。そして魔力が尽きれば次は気力生命力だ。今マスタースパークなんて撃ったら魔力切れどころか生命力まで使い果たして死ぬぞ? だからこそ、こうやって食事を摂ってエネルギーを少しでも補充しておくんだ」
「なるほどな。それじゃ弾幕とかも無理って事か。やれやれ、太るのが怖いが背に腹は変えられないか」
そういうと御飯を掻きこみ始める魔理沙。
女の子らしからぬ豪快な食べっぷりだが、逆にそれが気持ちいい。
「お代わりは台所にあるから、好きに食べるといい。私は書庫の方にいるからゆっくり昼寝でもしててくれ」
「ふぉうふぁふぁっふぁ」
「飲み込んでから喋れ」
「暇だ」
髪だらけの畳みの上を転がってみる。体や服に髪が絡まって痛い。
寝ればいいやと思い眠れば、誤って鼻腔に髪の毛を吸い込みむせる。
待つという行為は、常に前へ進む霧雨魔理沙には苦手。
かといって、こんな格好では手伝うこともままならない。
仕方なく、三つ編みで三つ編みを作っていると玄関の方から声がする。
「慧音~いる~? 今週分の竹細工持ってきたよ~」
どかどかと廊下を歩く音がして、襖が開く。
「うわなにこれ、キモイ」
「キモイいうなよ」
「その声からすると黒白の魔砲使いね。なんでこんなんなってんの? 新手のギャグ?」
「ギャクじゃないさ。こっちは真剣なんだぜ? まぁ話せば長くなるんだが……」
かくかくしかじか。
「あんたも苦労してるんだねぇ。というかどう考えても日頃の行いよね」
笑われはしなかったが、思いっきり冷めた目線を向けられた。
慌てて目を逸らす。いい加減見世物状態に耐えられない。
「しかしまぁ、あんたの髪、綺麗よね」
そこらじゅうに散らばっている髪の一房を摘んで言う。
実際、魔理沙の髪は手入れが行き届いており綺麗だった。
「あたしなんか結構枝毛多いのに。いったいどんな整髪してんの?」
「特に何もしてないぜ? 普通に髪洗って乾かしてるだけだ」
「それでこの髪質なの? 羨ましい……」
がくりと項垂れる。妹紅も髪は長いので手入れには苦労しているのだろう。
不死ゆえに新陳代謝がないといってもそこは女の子。化粧に興味が無いわけがない。
「そう落ち込むな。今度特製のシャンプー分けてやるから」
「ほんと? ちょうど切らしててねぇ助かったよ」
意外なところで妹紅と意気投合する魔理沙。そのまま化粧談義に花が咲く。
「で、その髪どうすんの? 切るのはもったいないかなーとは思うけどそのままじゃねぇ」
「ああ、今慧音が調べてくれてる。待ってるのが暇で暇でな。妹紅が来てくれて助かったぜ」
「ねぇこれまた生えてくるんでしょ。なら生える髪を剃ってしまえばもう伸びないんじゃない?」
さらりと妹紅が恐ろしい事を言う。目つきも心なし不穏な光を讃えている。
その意図を察するのはチルノでもできる。事実妹紅はポケットから鈍色に光る何かを取り出している。
「ま、待て待て待て!! いくらなんでもそれは嫌だ! おまえだってさっき髪誉めてたじゃないか!」
「それはそれこれはこれ。いつぞやの肝試しの借りもあるのよね。さ、おとなしくそこに直りなさい」
後ずさり逃げる魔理沙に追う妹紅。部屋中を逃げ回りついに追い詰められる。
普段ならマスタースパークの一発でも放つところだが、魔力の足りていない今は撃つことができない。
魔理沙から魔砲を取ったら何が残るというのか。そう、今の魔理沙は一人のかわいい乙女。
なので、不死の蓬莱人に勝てなくてもいいよね?
そんな事を思いながら、魔理沙が覚悟を決めた瞬間。
――夢想封印 瞬
見覚えのある二色の玉が妹紅をしたたかに打ち据える。
「まったく。様子を見に来ればなにやってんのよ、あんたは」
「おお、助かったぜ~」
「お礼はシャンプー一本でいいわよ」
実は一部始終全て見ていた霊夢。あまりの魔理沙の行動がおもしろくそのまま様子を見ていたのだが、髪が剃られそうになりあわてて夢想封印したというのが真相であった。
「てめぇ最初から見てたな……」
「何のことかしらねぇ」
まったくもって白々しい。が、一応助けてもらった手前魔理沙にはそう強く突っ込むことができないのであった。
「まったく何の騒ぎだ」
襖を開けて慧音が出てくる。
ほぼ休息無しで調べていたのか、やや憔悴した感じが見て取れる。
「っとすまないな。騒いじまって」
魔理沙が謝るものの、部屋の惨状と髪しか見えないその姿では説得力に欠けた。
「とりあえず、その髪をなんとかする方法は見つかったぞ。さっそく除祓するから準備しろ」
そう言って陰陽玉を食らってノビている妹紅を押入れにしまいこむ。
魔理沙も髪の毛を掻き集める。そんな二人を眺めている霊夢。手伝う気はさらさら無いようだ
一通り部屋が片付いたところで魔理沙を部屋の中心に座らせる。
「除祓の方法を説明しよう。毛羽毛現は髪に憑いている。これを髪から追い出さない事には髪を切ろうと剃ろうと無駄だ。そこで、だ」
魔理沙の長い髪を二つにわけ、肩口あたりで片方をお札で縛る。
「髪とは古来より呪術的な側面を持っている。女の髪を織り込んだ銅線や髪を溶かして造った剣など数知れない。魔力を伝達する媒介としても使われるな。今回は髪を川の流れとする。生え際を上流毛先が下流だ。まずは頭の札で毛羽毛現を追い出す。すると下流に流れていくわけだが、片方は御札で封印していて流れが堰き止められている。こうなると毛羽毛現は残った片方に流れていくしかない。そこでその片方の髪を切り落とせば毛羽毛現も祓い落とせるというわけだ」
「理屈に興味ないわけじゃないが今はいい。いい加減鬱陶しくてな。とっととやってくれ」
慧音は魔理沙の頭にも札を何枚か貼り付け、手をかざす。
「ではいくぞ。たかまのはらにかむづまります すめらがむつかむろぎ かむろみのみこともちて すめみおやかむいざなぎのおおかみ……」
慧音が祝詞を唱えると同時に魔理沙の髪を切り落とす。
祝詞を唱える慧音の手が淡く光り、魔理沙の頭に注がれる。
すると、魔理沙の髪がざわざわと揺れ動き、封じていない方の髪が蠢き伸びる。
その髪と髪の間にちらりと覗く目玉。あれが毛羽毛現だろうか。
「きのえきのと ひのえひのと つちのへつちのと かのへかのと みづのえみづのと ひふみよいむなやことにのおと……」
まるで生物の触手のように蠢く髪が50cmほどになったところで慧音が剣を取り出す。
「もろもろのまがごとつみけがれをはらひたまへきよめたまへともうすことのよしを あまつかみくにつかみ やをよろづのかみたちともにきこしめせとかしこみかしこみまをす!!」
気合一帛。祝詞の終了と同時に振るわれた剣が髪を斬り飛ばす。
切り飛ばされた髪は一塊になり、目玉が開く。これが毛羽毛現の本体。
慧音はそれを素早く摘みあげ、瓶に投げ入れ厳重に蓋を締める。
「ふう。これで一安心だな。魔理沙もういいぞ」
「あー、やっと終わったか。いい加減髪が重くて肩が凝ってなぁ」
「とりあえずそのままじっとしていろ。整髪もついでにしてやろう」
「あ、それは私がやるわ。つーかやらせなさい」
慧音を押しのけて、霊夢が鋏を手に取る。
魔理沙の脳裏に数時間前の悪夢が蘇る。
「まてまてまて、霊夢おまえだけは勘弁してくれ。どんな髪型にされるかわかったもんじゃない!」
「失礼ね。今度はちゃんと切ってあげるわよ。ほらじっとしてる」
流れるような動きで魔理沙の髪を切っていく霊夢。
「あーなんだ。ちゃんと切れるじゃないか。それにしても今は随分と殊勝だな?」
「ま、今回は全然役に立てなかったしね……。ちょっとしたお詫びよ」
「そっか、じゃいつもの私に戻してくれよ?」
「はいはい、わかったから頭動かさないの」
そんな二人の様子を見て慧音はそっと部屋を出る。邪魔者は退散するに限る。
「さて、こいつをどうするかな」
慧音の手には先ほど捕まえた毛羽毛現。
ふと見ると障子の隙間がどこかで見たようなスキマに変貌している。そこからなにやら見覚えのある頭が覗いている。
「……」
慧音は無言でスキマの中に毛羽毛現を放り込む。
そして、障子を閉め隙間を無くす。これでスキマは消えるので盗撮は不可能だろう。
出歯亀退散。
「さて、村の様子でも見てくるか」
「紫様~。夕飯の準備ができまし……ってうわぁ、なんですかこの髪の毛!」
紫の部屋は一面金色の髪の毛で埋め尽くされていた。藍といえども驚くのは当たり前。
「らんらんらんらん、たすけてらんらん」
「人をパンダみたく連呼しないでください。それよりもこれはどうしたんですか」
「あの半獣め~。ちょっとくらい覗いたっていいじゃないのよ。ぶー」
髪の毛に埋もれた紫が文句を垂れる。
「ぶーぶーって豚じゃないんですから。とりあえず食事なんて髪の毛なんとかして来てくださいね。来ないと夕飯無しですから」
そういって、隣の部屋に戻る藍。
「ちょっと藍それ酷いわよ! いくら境界弄ってもきりが……あぁんまた伸びてきたわー」
出歯亀は馬に蹴られてなんとやら。
幻想郷の奴ならそんな能力を派生して持っていても不思議ではないかも。
着眼点に技ありを感じました。
さくっと読めてなかなか面白かったです。妖怪が日常的に跳梁跋扈する幻想郷ならでは
にしても妖怪をはたきにするとは、滅多なことをするものではないですな。くわばらくわばら
とりあえずもこたんにシャンプーを
でも金のわかめと言ってまず真っ先に出てきたのは八雲一家だったさ。
だって魔理沙やルーミアじゃわかめじゃなくてしじみだm(ムーンライトレイ
ほのぼのな日常だなw
ノシ