ある日差しの強い夏の日、この私、リグル・ナイトバグはのんびり空中散歩を楽しんでいる。蛍が昼に行動するというのも変な話、でもこれが最近見つけた私の趣味。
冬眠に入る前に見た冬空とは違い、鮮やかな青い空が私の感性を刺激するようだ。おっと、この辺は黒白の魔法使いが良く通る、今日はもっと違う場所を飛んでみようか。どんな発見や出会いが待っているのかしら。
気の赴くままに飛んでいると、やがて妖怪も人間も巫女も魔女もメイドも、(えっ、これってみんな違う種族じゃないの?)立ち寄らないような山奥の渓谷が目の前に開けてくる。こんな山奥じゃ蛍の舞いも観客がいないな、と思っていると、崖のふちのわずかな地面が七色の花で満たされている。私は好奇心に駆られ、降りてみる。
見た事もないような花が、人間はもちろん、妖怪でもめったに足を踏み入れないような狭い場所に咲いている。花弁が七枚あり、それぞれが虹のように七色に染まっている。その花はここにしか咲いておらず、みんな寄り添うように生えている。私は一本手折り、みんなに見せてあげようかとも思ったが、止めにした。
この種はもうここに咲いている個体しか残っていないような気がするのだ。
「察しがいいんだね。」 不意に誰かが私に声を掛けた。振り返ると、人魂のような、白っぽいもやもやしたものが人の形をとって浮かんでいる。
「あなたは?」
「あたしは、分かりやすくいえば、この花の意思みたいなもの。この七色の花はね、大昔、ひっそりこの地で祖先の花から枝分かれしたの。以来、いかなる知的生物にも観測されず、ずっとこの場所でのみ繁茂してきた種。あなたがこの花を見つけたことで、何がしかの幻想が生まれ、その幻想をもとにして、この花の妖精であるあたしが生まれた、という理屈ね。」
リグル・ナイトバグは、妖精と聞いて、いつも良く遊ぶ妖精の友達を連想する。すると彼女? は徐々にもやもやした輪郭がはっきりするようになり。やがてチルノに良く似た少女の姿に実体化した。
「そうか、ここは幻想が実体化されるような世界だから、こんな事もあって当然でしょうね。」
「その通り、あなたを優しい人と見込んでお願いがあるの。この花たちはとても弱い存在、ここ以外の場所では咲くことが出来ないし、少しでも条件が乱れればすぐ枯れてしまうかもしれない。だからこの場所は他の知的生物には内緒にしてて欲しい。」
「わかった、これは私達だけの秘密だよ。」 私はそう答え、その場を後にした。
☆ ☆ ☆
「おっ、この古道具屋は花屋も始めたのか?」
「いや、退屈しのぎに花の観察でもしようと思ってね。」
☆ ☆ ☆
「リグルさま、何とかしておくれよ。」
村の広場で人間の子供達やミスティアと遊んでいると、一人の大人の男の人が私を呼びに来た。何でも、例年に無く畑が芋虫に食い荒らされて困っているという。それは別に自然の摂理に反した事ではないのだが。結構私も村の人達と親しくなっているし、これで皆が虫を嫌うようになるのもとっても悲しい。だから駆除を手伝ってあげることにする、私って甘いのね。
もちろん殺してしまうのではなく、捕まえて他の場所に移すだけでよいかと尋ねると、彼も私の気持ちを察してくれてるのだろう。そこまでしていただけるだけでもありがたい、と快諾してくれた。
「でも、芋虫が増えれば、それだけ捕食者も増えるはずなんだけど・・・。ミスティアもほっとかないのに。」
「リグルさま、見ていただくのが手っ取り早いかと。」
そうこうしているうちに畑に到着。美しいキャベツ畑が太陽のもとに広がっている。見ると誰か、あるいは何かが畑の作物の葉をむしゃむしゃ食べている。
あどけない少年のような風貌をしたそいつは、傷だらけの黄緑色のズボンとパーカーのような上着を着て、透き通るような緑色の瞳を持ち、一心不乱にキャベツをむさぼっている。
「あの子です。」
「みたところ人間のようにも見えるのだけど?」
「あの子は妖怪です、近づくとオーラで分かります。何度も追い払ったんですが、目をふと畑に向けるといつもいるんですよ。それで困ってしまって。」
「分かったよ、私が何とかしてみる、でも虫のことは嫌いにならないでよ。」
博麗の巫女でもないのに、ちょっとした異変解決の気分。私はキャベツ畑を分け入って、その子に近づいてみる、気配からしてやはり蟲の妖怪であると分かる。私は声をかける。
「芋虫さん、お食事中失礼してよいかしら。」 「君は誰?」
その子は、人間でいうなら変声期前の綺麗な少年の声で返事をした。
「私は蛍の化身、名前は特に無いんだけど、皆はリグル・ナイトバグって呼んでるからそう呼んでいいわよ。」
「僕は名も無き芋虫、名前なんて関係ないよ、それよりも今はひたすら食べる事、それが僕の生きかたなんだ。ここの葉っぱは最高だよ」 芋虫の妖怪少年は屈託の無い笑顔で答えた。
「幼虫はひたすら栄養を蓄え、成虫は恋をし、子孫を次代に残す。それは当然の営みだけど。でも村の人々が困っているの。食べる場所を変えてくれないかしら。」
「それはいいけど、他においしい葉っぱがある場所を知っているの。住む場所が違うあなたが?」
私はそう言われてはたと困った。自分は蛍だから蝶や蛾の食性なんて知らない。
「知らない、で、でもこんな所で作物を食い荒らしていたら、いずれ村の人に何されるかわからないし・・・。そうなったら虫を嫌いになる人が増えるし。だから・・・。」
「僕だって生きていかなくちゃならないんだ。生きるための代案が無いのなら邪魔しないでよ。」
もし何が何でもというなら、スペルカードで吹き飛ばす事も出来たのだが、さすがにその気にはなれなかった。彼の言い分ももっともだし、私と同じ蟲だから。
私はとぼとぼと遠巻きに見ていた村人達のところへ戻り、力になれなくて済まないと謝った。村人達は失望したが、それなら我々で何とかすると言った。
しばらくすると怒号が響き、皆が鍬や鋤をもって芋虫を追いかけまわす。私はそれを直視できなかった。
「止めてよ!」
私は空を飛び、芋虫妖怪の少年を抱きかかえて飛んでいく。
「な、何するんだい?」 芋虫の少年が訊いた。
「君をもっと安全で、食べ物がある場所へ連れて行って上げる。だから、もうあの村へ行くのはよして。」
しばらく飛んで、どこかの野原に、手ごろそうな葉の茂っている場所を見つけた。彼にこの葉っぱでよいかと聞くと、『まあまあだね』と言った。私は彼をそこに降ろし、少し葉を食べるさまを見守りつつ、その場を後にした。
☆ ☆ ☆
「なあ、お前の栽培しているこの花、芋虫がついてるぞ。」
「そうか、なら途中から花ではなく、蝶の観察日記に切り替えるとしよう。これも自然のうちだよ。」
☆ ☆ ☆
数週間後、村の子供達と遊ぼうと例のキャベツ畑を通ったとき、またあの芋虫妖怪がキャベツの葉をむしゃむしゃ食べていた。それを村人達が遠くから見ているが、どうも様子が変だ、今まで血相変えてこの妖怪を追い掛け回していたのに、今日はずいぶん余裕のある表情をしている。もうたいした問題ではないと言わんばかりに。尋ねてみると、もうじき問題は解決されるだろうと言っていた。私はなにか嫌な予感を感じ、芋虫のもとへ走る。
「君! あれほどここに来ちゃダメって言ったのに。」
「リグルさんか、あの場所でも僕、他の虫妖怪と喧嘩になったんだ。それで、やっぱりここしか食料のある・・・。」
と言いかけかところで、彼は眩暈がしたようにその場に倒れこみそうになる、急いで抱き起こす。以前より体重が増えている。外見には変化が無いのに。
「大丈夫? しっかりして!」
「大丈夫だよ・・・とにかく今は、養分をため込む・・・時期だから。」
朦朧とした意識でもなお、葉をその手でつかみ、口に運ぼうとする。
彼の顔色や言葉の勢いは明らかに弱っている。なぜか昨日より畑の空気も美味しくない。へんな薬のような匂いがする。
「もしかして君、最近からだの具合が悪くなってない?」
「そういえば、最近食欲が落ちたような気がするけど。」
農薬に違いない、村人の余裕の表情もそれでうなずける。なぜもっと早く気づかなかったのだろう。
「ここから出よう。うんと遠いところへ引っ越そう。このままだと君は死んじゃうよ。」
急いで事態を飲み込めていない彼を抱きかかえ、飛び上がる。
「ううっ、重い。」 地面に一度彼を降ろす。よほど密度が濃いのか、小柄な体つきなのに重い。
気合を入れ直し、持ち方を変えて再チャレンジ。飛べた、ゆっくりと谷を目指す。途中毛玉にまとわり付かれたが、何とか追い払った。
「ん? おまえ、いつになく飛び方が不安定じゃないか。」
次に上空で通りがかったのは黒白の魔法使い、霧雨魔理沙だった。よりによって、一番出くわしたくない奴に、一番出くわしたくないタイミングで鉢合わせなんて。
「邪魔しないでよ、この子を安全なところへ運ばなくちゃならないの。」
「ふ~んそうか、ま、がんばれよ。」
魔理沙は私の表情を見て状況をなんとなく理解したのか、邪魔するでもなく、詮索するでもなく、ただそう言い残して去っていった。助けてくれるわけではなかったが、今の私にはそれだけで勇気をもらったような気がした。最初は面白半分でからかわれるかと思ったのだが、本当に必死なときは茶化さずにいてくれる人なのかも知れない。
「ありがとう。」
去ってゆく魔理沙の後姿に向かって、一言お礼を言った。本当はがさつに見えて優しい・・・。おっと、今は感慨にふけっている場合じゃない。早くこの子をあの谷へ連れて行かねば! あそこなら食料も豊富だし、人間もめったに来ないだろう。そう思い直した瞬間、私と彼の身を突風が襲った。
「うわあ。」 「リグル、助けて!」
この子を離してしまいそうになる、私だけならこんな風なんてこと無いのだが、彼の体重でもとの体勢に戻せない。抱きかかえようとする手がずるずるとずり落ちていく、もしこの高さで彼を落としたら致命傷だ。おそらく芋虫の妖怪だけに空は飛べないに違いない。必死になって彼の手をつかむ、高度を少しずつ下げていく、間に合うか?
「よし、この調子なら。」
まだ20メートル近い高さがあるが、何とか手が滑り落ちる前に地面に降りられそうだ。
その時、無情にもまた突風が吹いた。
「あ。」
その瞬間がスローモーションのように見えた。離れていく彼の手と、彼の絶望の表情。
しまった、と感じる私と、この光景がずっと私の心に刻み込まれるのだろうな、と冷静に分析している私が、頭の中に同時に存在していた。
しかし次の瞬間。黒い影が飛んできて、自由落下に身を任せるしかない彼をさらう。何が起こったのかわからない。
「よっしゃ、ナイスキャッチだぜ。」 よく知った声がした。魔理沙だった。
彼を助けた後、宙返りの要領で私と同じ高さに到達すると、横転して姿勢を元に戻す。彼は箒にしがみついている。
私の前まで飛んできて、ウインクしながらそのスーパーヒロインは言った。
「そんなに大変なら、一言言ってくれれば助けてやったのに、もちろん、報酬ははずんでもらうぜ。」
「ありがとう。助かったよ。ほら、君もお礼をいいなよ。」
「ありがとう、死ぬかと思った。」 芋虫の少年はまだ青ざめた顔だ。
「じゃあ、そういうわけで。」 魔理沙は私の肩に手を掛け、マントを引っ掴んだ。たいした抵抗も無く、するりとマントが背中から抜け。魔理沙の手に移った。
「報酬もらっとくぜ。今度は気をつけろよ。」 これで済むのなら安いものだ。魔理沙は悪びれる様子も無く、青空の中に消えていった。
今度は高度を落として慎重に飛び、ようやくあの渓谷にたどり着く。七色の花以外にも、多くの草花が生い茂っている。
「うわあ、こっちの葉っぱも美味しそうだなあ。」
彼はやや疲れた表情をしながらも、満面の笑みで葉を食べ始めた。これでこの子も元気になるだろう。見守る私の隣で、七色の花の妖精が不安そうに話し掛けてくる。
「嘘つき。他の知的生物には知らせないって約束したじゃない。」
「ごめん、でもあの子は悪い子じゃないよ、ただ栄養を蓄えて、蝶になる日を目指しているだけなんだ。」
事情を話すと、妖精はしぶしぶながらも引越しを認めてくれた。」
「ねえあの子、こっちの葉まで食べないでしょうね。」
「大丈夫だと思う、多分。」
「多分はよしてよね。」
やっと不安の種を取り除く事が出来た。心地よい疲労感と達成感があった。妖怪に心配事でくよくよするなんて似合わない。久しぶりに湖で蛍ショーでも披露するか。これで万事丸く収まればいいのだけれど・・・。
☆ ☆ ☆
「ついにこいつら、蛹になったみたいだな。」
「ここに漕ぎ着けるまで、病気か何かで死んでしまった個体もいるよ。」
☆ ☆ ☆
1週間後、またあの谷へ行く、ここにしか咲かない七色の花、その妖精は私を見るなり怒った表情でこちらに飛んできた。
「ちょっと聞いて、あの子、私の葉まで食べたんだよ。」
「なんですって?」
「君のところの葉っぱも美味しそうだね、って、止めようとしたんだけど、見かけは小柄なのに凄く体重が重いの。それで突き飛ばされて、むしゃむしゃと。もう信じらんない。」
「ごめんなさい。それでその子は今何処?」
「ほら、あそこ。」
妖精の指差した方を見やると、いくらか遠く離れた木の幹に、彼と同じ大きさの蛹が透明な糸でくくりつけられていた。色は彼の服や瞳のような透き通る緑色ではなく、黒や黄色に変色している。もう蛹のなかで、成虫になる準備がほぼ整ったと言う事だろう。
やがて・・・。
蛹の背中に罅が入り・・・。
成虫が・・・。
羽化してゆく・・・。
しかし・・・。
「君は・・・。違う! あの芋虫じゃない。何者なの。」
私は驚愕する。蛹から現れたソレは、くびれた腰を持ち、蝶や蛾とは違う透明な二対の羽を生やした、蜂だった。人語でこちらに話しかけてくる。
「オレハ、コノイモムシニキセイスルハチ。オレタチハコウスルコトデシカ、イノチヲツタエルコトガデキナイノダ。ソレハムシノオウジャタル、アナタニリカイデキナイハナシデハアリマスマイ。」
寄生蜂の言うとおり、この蜂もそうする事でしか生きていけない種である。だから、この蜂に罪があるわけではない・・・。それは頭では理解できる。でも、あの子が蝶になって飛び立つ可能性は永遠に消えた。
私は妖精に向き直って叫ぶ。
「もしかして、君がこの寄生蜂を呼んだのか! あの子に葉が食べられないようにするために!」
妖精は辛そうな表情で答えた。
「そうよ、あの芋虫は私たちの葉まで食べようとした。だから、あたしはあるシグナルを放ってあの蜂を呼んだわ。」
「そんな。」
妖精は感情をこめて言った。一筋の涙が瞳から零れ落ちる。
「じゃあ一体あたしに何が出来たっていうのよ。あたしだってこうしなければ生きて行けなかったのに。あの芋虫の子に罪が無かったのは認める。でもあのままだとあたしの存在まで消えてしまった。あたしも消えるのは嫌だったのよ。」
人間風の姿に変化しつつある寄生蜂も淡々と語り始めた。
「コノ花ノヨウセイガ言ウトオリ、誰ニモ罪ガアッタワケデハ無イ。ミナ生キテイタカッタダケダ。コレハコノ芋虫ト、植物ト、オレタチノ間ニアル約束事。モシ芋虫ヲ喰ウモノガイナケレバ、彼ハヤガテ全テノ植物ヲ喰イ尽クシテシマッタダロウ。ソレハ芋虫ニトッテモ滅びを意味する。どうか分かって欲しい。リグルさん。」
私は無言でうなずくと、もう二度とこの場所にはこないから、最後に彼の墓を作らせて欲しいと二体の人外に願い出た。
「いいわ、でも墓を作らせてくれなんて、あなたって蟲なのに、脊椎動物の一種みたいな趣味があるのね。」
「私たち、みんな人間みたいな姿をしているでしょ。それは私たちの存在を幻視する者が、たまたま人間だったからなの。」
と、リグルが説明する。
あの子の蛹の殻を土に埋め、木の枝で簡単な墓標を作り、人間達がやっているように手を合わせて祈る。
(さようなら、君の事はずっと忘れないよ。)
ふと隣に気配を感じる。いつの間にか、寄生蜂も一緒に手を合わせている。彼? は私の視線に気づくと、ばつが悪そうにそっぽを向いて、言った。
「別に、『俺を赦してくれ』なんて思ってないぜ。ただ、こいつの命と引き換えに俺が生きているのは事実だしな。だから、『俺を生かしてくれて、ありがとう。』と礼を言いたかったのさ。」
「言っとくけど、あたしは別に罪悪感なんて感じちゃいないからね。」
妖精はそういいながらも、後ろ手に自分自身の花束を隠していた。
私は心の中でそっとつぶやく。
(生まれ変わったら、今度こそ一緒に空を飛ぼうね。)
「うん、僕次こそがんばるよ。立派な蝶になる。」 芋虫の妖怪がリグルに寄り添う。
「そう、約束だよ。」
「今度はあたし達を食べないでね。」
「俺が卵を産みつけるとき、お前さんはターゲットから除外してやろう。」
「君、メスだったんだ。」
「うるせえ。」
一同沈黙、そして。
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
私達は声をそろえて叫んだ。
「ちょっ、なんであんたが生きてるのよ。」
「えっ、だって僕も人間の幻想が実体化した妖怪。だから、何度でも出現するのさ。」
「そうか、わかったわ、これは『みすちーの法則』よ。」
「みす・・・、リグルさん、何だソレ?」
「ううん、なんでもないわ。」
「あたし達にも分かるように教えなさいよ。」
私は嬉し涙を隠せなかった。
ああ、残酷な世の中だけど、こんな小さな奇跡もあるから、私達は・・・。
☆ ☆ ☆
「なあ香霖、一部の蛹から寄生蜂が出てきたぜ。また観察対象変更か。」
「いいかい魔理沙、こういうことも含めて、一つのサイクルなんだよ。ぼくはサイクル全体を観察していたのさ。ところで、その懐に入れた道具、返してくれないかな。」
「これも自然のサイクルって奴さ。じゃあな。」
☆ ☆ ☆
おしまい
基本的に「捕食者、非捕食者」は揃ってるけどなんか納得がいかない。
……やっぱ「ただ食われるだけ」と「間引き」の違いでしょうか?
そこが唯一の言いたいところですね。