博麗神社の縁側では、博麗霊夢が怪我をしている妖精の手当てをしていた。依頼の帰り道に怪我をしていた妖精を発見して、保護したのだ
「動いたら、包帯巻けないから動かないで!」
妖精は霊夢の言うことを聞いて、おとなしくする。包帯を巻き、手当てを終えると草村から大妖精とチルノが出てきた。
「あんたたちは…隠れなくてもいいのに。」
「いや…あの子を神社に連れ去ってたので、どうするのか気になっちゃって…」
「連れ去ってないわよ!保護したのよ。怪我してた子を見捨てるなんて、私には気分が悪いわ。」
「霊夢!お礼に凍らせた蛙あげる!」
チルノは凍らせた蛙を霊夢に渡そうとするが、横から洩矢諏訪子が分社から出現してチルノに怒った。
「チルノ!蛙は凍らせたらダメだって、言ったはずだよ。」
「げ、諏訪子だ。」
「あ…可哀想に…この蛙は私が供養する。」
「諏訪子。その蛙はまだ生きてるわよ。」
霊夢が凍らせた蛙に結界を施して、札を張り付ける。霊夢の発言に諏訪子が目を見開いて、霊夢を見る。
「生きてるの!?」
「ええ、その蛙…紅魔館の近くにいた蛙よ。妖力を取り込んでるせいか、半妖になってるけど…」
氷が溶けて蛙が目覚めると、諏訪子に近づいてきた。
「ん?私の手に乗る?」
蛙は諏訪子の手を暫く見ている。手に乗っていいのか伺っている様子だ。諏訪子は蛙の頭を指で撫でると、手に乗った。
「手に乗ったよ!」
「なついてるわね。」
「私と一緒に来る?」
諏訪子は蛙の頭を指で撫でると、蛙は指を舐めている。
「霊夢。この子は私が引き取るね。」
「わかったわ。」
諏訪子は蛙を引き取り、帰っていった。
「さて、手当ては終わったけど…貴女はどうする?」
妖精は眠たそうにしているので、霊夢は妖精を抱き締める。一瞬だけ緊張していたが、霊夢が優しいとわかると、抱き締められたまま眠った。
「チルノ、大妖精。この子が起きるまで休んでなさい。」
「はーい!」
「チルノちゃん。静かにしないとダメだよ!」
チルノと大妖精が部屋に行っていると、妖精が目を覚まして、目の前にある霊夢の顔を見て顔を赤くする。
「怪我は大丈夫?」
聞かれて、妖精は何度も縦に頷いた。安心した表情になる霊夢は、妖精を離そうと考えたが、なんだか妖精の表情が涙目になっていた。離れたくないらしい。
「また、来て良いわよ。今度はお茶を出すわ。だから、帰って休みなさい…わかった?」
妖精は小さく頷いて、チルノと大妖精のもとに向かった。
(妖精になつかれちゃったわね…面倒なことを起こしてるわけでもないし…良いわよね。)
霊夢は境内の掃除をして、1日が過ぎていった。
「動いたら、包帯巻けないから動かないで!」
妖精は霊夢の言うことを聞いて、おとなしくする。包帯を巻き、手当てを終えると草村から大妖精とチルノが出てきた。
「あんたたちは…隠れなくてもいいのに。」
「いや…あの子を神社に連れ去ってたので、どうするのか気になっちゃって…」
「連れ去ってないわよ!保護したのよ。怪我してた子を見捨てるなんて、私には気分が悪いわ。」
「霊夢!お礼に凍らせた蛙あげる!」
チルノは凍らせた蛙を霊夢に渡そうとするが、横から洩矢諏訪子が分社から出現してチルノに怒った。
「チルノ!蛙は凍らせたらダメだって、言ったはずだよ。」
「げ、諏訪子だ。」
「あ…可哀想に…この蛙は私が供養する。」
「諏訪子。その蛙はまだ生きてるわよ。」
霊夢が凍らせた蛙に結界を施して、札を張り付ける。霊夢の発言に諏訪子が目を見開いて、霊夢を見る。
「生きてるの!?」
「ええ、その蛙…紅魔館の近くにいた蛙よ。妖力を取り込んでるせいか、半妖になってるけど…」
氷が溶けて蛙が目覚めると、諏訪子に近づいてきた。
「ん?私の手に乗る?」
蛙は諏訪子の手を暫く見ている。手に乗っていいのか伺っている様子だ。諏訪子は蛙の頭を指で撫でると、手に乗った。
「手に乗ったよ!」
「なついてるわね。」
「私と一緒に来る?」
諏訪子は蛙の頭を指で撫でると、蛙は指を舐めている。
「霊夢。この子は私が引き取るね。」
「わかったわ。」
諏訪子は蛙を引き取り、帰っていった。
「さて、手当ては終わったけど…貴女はどうする?」
妖精は眠たそうにしているので、霊夢は妖精を抱き締める。一瞬だけ緊張していたが、霊夢が優しいとわかると、抱き締められたまま眠った。
「チルノ、大妖精。この子が起きるまで休んでなさい。」
「はーい!」
「チルノちゃん。静かにしないとダメだよ!」
チルノと大妖精が部屋に行っていると、妖精が目を覚まして、目の前にある霊夢の顔を見て顔を赤くする。
「怪我は大丈夫?」
聞かれて、妖精は何度も縦に頷いた。安心した表情になる霊夢は、妖精を離そうと考えたが、なんだか妖精の表情が涙目になっていた。離れたくないらしい。
「また、来て良いわよ。今度はお茶を出すわ。だから、帰って休みなさい…わかった?」
妖精は小さく頷いて、チルノと大妖精のもとに向かった。
(妖精になつかれちゃったわね…面倒なことを起こしてるわけでもないし…良いわよね。)
霊夢は境内の掃除をして、1日が過ぎていった。
面倒見のいい霊夢が素敵でした
カエルも無事でよかった