Coolier - 新生・東方創想話

香霖堂の経営事情

2022/04/17 14:00:25
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魔法の森の付近にある道具屋の店主、森近霖之助はいつもお客が来ない日は読書をしている。そんなある日の出来事。

「この本は興味深いな。」

今日も店内で読書をして過ごしていると、霧雨魔理沙が風呂敷を背負って入ってきた。霖之助は風呂敷から道具を出している魔理沙に聞いた。

「今日はどうしたんだ?」

「この道具の使い方を教えてくれ!」

小さな樽に、数本の小さな玩具の剣と人形があった。霖之助は手に持って観察すると説明をする。

「これは黒ひげ危機一髪の玩具だな。樽に剣を差し込んで、人形を飛ばしたら人の負けの玩具だよ。」

「この玩具を買取できないか?」

「玩具をか。古道具屋だが、買取を断る気はないさ。何が欲しいんだ?2つまでなら交換する。」

「やったぜ!」

魔理沙は店内の商品をから2つの道具を霖之助に見せる。面子と竹トンボの玩具の2つだ。

「魔理沙が珍しい物を…」

「別にいいだろ?最近、異変もないから平和的な玩具を妖精がやってたぜ。」

「平和なことは良いことだ。あげるよ。」

「サンキュー!香霖!」

玩具を持っていくと、魔理沙は店内から出ていった。再び、本の続きを読み始める。暫くすると、1匹の子狸が入ってきた。

「子狸……マミゾウの使いかな?」

子狸は霖之助の目を見て、カウンターにキセルを置いた。キセルの中を見ると、中で詰まっていた。どうやら、修理依頼らしい。 

(自分で出来ないのか?依頼だからやるが…)

キセルの中に葉が詰まっていたので、細い棒で丁寧に取り出す。綺麗になったのを確認して、キセルを子狸に渡した。子狸はお金を霖之助に出す。

「葉っぱじゃないだろうね?」

「……………」フルフル

「信じよう。」

お金を受け取ると、子狸は帰っていった。商品の整理をしていると、八雲紫が出現した。霖之助は黙って木箱を取り出して中を開けると、いろんな貴金属が入っていた。更には、幻想郷に存在するはずのない弾丸まであった。

「危険な物だらけね。結界が不安定なのかしら?」

「特に、魔理沙と霊夢に知られたら大問題だ。処分を頼むよ。」

「代わりにこれをあげるわね。」

紫が霖之助に渡したものは、外の世界の紙幣だ。霖之助は紫に危険物の回収を頼まれている代わりに、外の世界の紙幣を受け取っている。コレクションにしているらしい。

「海外の紙幣だ。紫には感謝してるよ。」

「頼んでるのは、私なのよ?」

「それにしても、幻想郷に危険な物が流れすぎているな。拳銃もある。」

「困ったわね。それじゃあ、処分しとくわね。」

紫は木箱から危険物以外の貴金属を霖之助に渡して、姿を消した。その光景を覗いていた河城にとりを捕まえた。

「さて…にとり。覗き見は感心しないな。渡さないとは、言ってないだろ?」

貴金属をにとりに渡すと、にとりを抱き締めて頭を撫でている。にとりはされるがままだ。

「だって盟友。会いに来ないじゃないか?」

「僕は空を飛べないからね。行こうにも無理がある。」

「それは…そうだけど…」

「今日は泊まるんだろ?」

「えへへ。」

霖之助とにとりは、一緒に眠った。
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コメント



0.180簡易評価
1.無評価名前が無い程度の能力削除
残念ですがこれはプロットというか事柄を順番に書いただけで小説ではないです。小説という形で作品を作りたいのであればもっと本を読んで文章を理解してからの方が良いかと思います。
2.70名前が無い程度の能力削除
にと霖
3.30わたしはみまちゃん削除
他の人も書いているとおり、事象の陳列で終わっており、話として膨らみがないので面白みに欠けています。最後ににとりを絡ませたのは意外性があって良かったのですが、もう少し伏線を張るなどして話を膨らませる工夫をしてみるといいかもしれません。まずはここの得点が高めの作品を読むだけでも何か掴めるかもしれませんよ
4.100名前が無い程度の能力削除
まさかのにと霖!
6.80名前が無い程度の能力削除
怒涛の展開で笑った
7.90サク_ウマ削除
何の話か分からないのにするする読めるのがなんか凄い不思議な気分になりました。ストーリーが組めるようになるとめちゃくちゃ伸びそうだなと思ったので期待込みで点数入れておきますね
9.90南条削除
なにがおきた?
10.80夏後冬前削除
知らないうちに脇腹を殴られてたみたいな驚きがありました
11.無評価人を煽る程度の能力削除
はぁ?