「このお茶も美味しいわね。」
「霊夢さん…そうですか?私は普段から飲んでるので。」
「お茶の名前…何だったっけ…からすりゅうちゃ?」
「ウーロン茶ですよ!?何ですか!?からすりゅうちゃ!?烏と龍をお茶にするんですか!?」
「早苗は飲んだことあるんじゃないの?」
「無いですよ!?カラスと龍を飲みませんよ!?龍は外の世界にはいません。カラスを飲む人なんて聞いたことありませんよ。」
「早苗なら奇跡で、カラスを丸飲みっと…」
「それは人間じゃないですよね!?」
「現人神だから万能で出来るかと…」
「無理ですってば!万能でもありませんよ。」
「やっぱり…無理?」
「無理ですよ…霊夢さん。」
「本当?出来ない?」
「本当ですよ。できませんからね。」
「なら、蛙は食べれる?」
「霊夢さん。それは洒落になりません。やめましょう。」
「鶏肉の味に似ているって言ってたんだけど…」
「その情報先は?」
「箱の中にいる人が言ってたわよ。」
「テレビですね。箱の中…うーん。間違ってないかな?」
「だから、早苗は蛙は食べれる?」
「諏訪子様に知られたら…」
「本音は?」
「興味は…………ありませんよ。」
「その間は何?怪しいわよ。」
「怪しくないですよ。興味はありませんし。食べたいとも思いません。」
「わかったわ。」
「わかってくれましたか。」
「なら、蛙と蛇ならどっちを食べたい?」
「選べるか!」