Coolier - 新生・東方創想話

調査報告書

2022/03/25 16:46:17
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閻魔の四季映姫は自室で、幻想郷での善行調査報告書を読んでいた。その報告書で気分がいい映姫。

「白が多いですね。感心です。それにしても、小町からの報告をまだ受けてませんね。」

すると、小野塚小町が映姫の自室に入り、仕事の報告をする。

「四季様!今日の仕事終わりました。」

「小町!調査報告を受けてません!提出しなさい。」

「調査報告書!?」(ヤバイ…どうしよう…四季様に怒られちゃうよ…)

「どうしました?」

「実は報告書を忘れてきまして…」

小町が報告書を忘れたため、映姫は頭を抱える。仕方無いため、小町に報告だけでもしてもらう。

「報告だけでも言いなさい。」

「調査結果は黒が断トツでした。」

「黒が!?何で!?」

小町の発言に、驚愕する映姫。だが、映姫を更に悩ませる事態が。

「黒が多いのは、わかりますよ。私も黒ですから。」 

「小町も黒なの!?え!?幻想郷は実は、暗黒面に突入してるの!?」

「何ですか?暗黒面?無いですよ。黒は悪ではありませんし…」

「黒は悪ですよ!?」

小町の発言に完全に、閻魔の顔が保てなくなった映姫。

「四季様はどんだけ黒が嫌なんですか?意味わかりませんよ。」

「意味わからないのは私です!?黒が多い意味がわかりかねます!」

「黒も悪くないと思いますがね…」

小町の黒派発言に、真っ向から対立する映姫。

「白が正義ですよ!黒好きは感心しませんね。地獄行きになります。」

「四季様。それは大袈裟ですよ。」

「大袈裟!?黒好きは地獄行きです!?それがわからないのですか!小町!」

「だって、四季様。






























黒餡好きが悪なんですか?」

「黒餡………?」

「そうですよ。黒餡好きに悪はいませんよ!」

「小町は善行調査報告書の報告じゃないんですか?」

「私が報告してるのは、白餡か黒餡どっちの調査報告をしていただけなんですよ!」

「私の…勘違い?」

小町が白餡と黒餡を映姫に見せる。

「四季様はどっちにしますか?」

「判決は黒!」

終わり









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コメント



0.簡易評価なし
1.90奇声を発する程度の能力削除
良かったです
2.80名前が無い程度の能力削除
ちょっと強引な感じもしますがオチは嫌いじゃないです。次作を期待しています!
3.80名前が無い程度の能力削除
勢いは良かったです!
4.無評価名前が無い程度の能力削除
名前間違ってますよ