Coolier - 新生・東方創想話

消えた少女

2022/03/12 17:43:31
最終更新
サイズ
1.5KB
ページ数
1
閲覧数
996
評価数
0/0
POINT
0
Rate
5.00

分類タグ


鈴奈庵の店番を任されている少女、本居小鈴は妖魔本を熱心に読んでいた。題名は【透明な少女】不思議な題名であったが、小鈴は気にせずに読み進めていった。

鈴奈庵に客が来た。小鈴はいつものように…

「いらっしゃいませ…」

と、声をかけたが、客は小鈴の声を無視して本棚の本を選んで立読みをしている。小鈴は気にせずに、何かあれば声をかけてくる。そう思い、読んでいた妖魔本の続きを読み進めていった。

暫くして、客は小鈴の方を見たが、何故か客は本を本棚に戻して、一目散に店を出ていってしまった。小鈴は客を追い掛けようと、外に出たが、客はいなくなっていた。

小鈴は妖魔本を全部読み終えて、本を閉じると同時に博麗霊夢と霧雨魔理沙の2人が入ってきた。小鈴は2人に声をかけようとしたが、真剣な表情で何かを調べているので、邪魔にならないように静かにしていると…

「もうダメね…」

「そうだな。この異変は気づくのに…遅すぎたぜ…」

2人は暗い表情をして店を出ていってしまった。

小鈴は店仕舞いをしようとして、片付けようとして店を出たら、入り口に御札が張られていたのだ。小鈴は札を剥がそうとしたが…

「もう、遅いのじゃ…小鈴。」

小鈴の目の前に、マミゾウの姿があった。

「遅いって…どういうことですか?」

「気づいておらぬのか?もう小鈴は、他の者に見られることもなく、声をかけられなくなった存在になったことを…」

マミゾウは何かに耐えながら出ていった。そして、翌日。鈴奈庵は封鎖され立ち入りが禁止されたそうです。

何故、立ち入りが禁止されたのか。そして、人里内…いや幻想郷で、小鈴の存在を見た者は誰もいないそうな。

どうして、小鈴の存在を見た者が誰もいないのでしょうか?

小鈴は人里内に存在しているのに…


おしまい



簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.簡易評価なし
1.無評価名前が無い程度の能力削除
普通にキャラクターいじめてるだけ