【妹紅の元に、今は昔が似合う時代の頃の偉いメンズが着る和服で男装した、輝夜が八意印の婚姻届けを持って来た】
《妹紅、あの日あの時約束通り迎えに来たわよ~。ねー妹紅! お嫁さんになる約束したでしょう?》
〔……あの日? いやそれは、輝夜、確かに約束したがそれは子供の頃の約束でぇ!〕
《子供だからって許されるのは、甘い初恋までなのにそれを超えて約束したよね。ねえねえだから約束の責任取って!》
〔い、いや私は! 私は~!〕
まだ妹紅が子供だった頃の回想やるよ!
『わたすぃ、将来は輝夜のお嫁さんをするからぁ! 必ずぅぅ迎えに来てね!』
『えーと、お婿になれって事ね。オッケー、オッケー。 オッケーぐーやぐる! 私は妹紅ちゃんのお婿さんになっちゃうぞー!』
輝夜は、幼い妹紅の頭を、ナデナデェェ。メメントモリィィィ。あ、さらさらヘアーの良い手触りがすりゅうう。
妹紅が子供だった頃の回想終了!
妹紅がまだ平安だったあの頃の話、大好きな父上が、美人で評判の輝夜にすっごく入れ込んでいた。その様相からして多分このまま結婚するんだとばかり思って居た。父上がお婿さんに行っちゃったら、私一人になっちゃうとか勘違いしてた。
だから、大好きな父と離れ離れになりたくないと考えた。それで、輝夜のお婿さん的ポジションになるなら、お嫁さんのポジションは私がってなった。
競争率も界隈では、なぜかお婿さんばかり高いらしく、お嫁さんで求婚するものは今の所現れて居なかったし。
(あとこれは遠巻きだけど、大好きなお父さんのお嫁さん的ポジションも同時にねらう! 幼いながらも野心家な所がある妹紅ちゃんは考えた。旦那の嫁の嫁は旦那の嫁?)
で、妹紅が幼い少女だったというのもあって、輝夜がお高く留まるポジションを護っていた永琳とかの監視の眼とかそういうの緩んでいたのだろう。試練無の無条件告白を許してしまったのである。特に失態ではないが。
そして、冒頭の『わたすぃ、いつか将来は輝夜のお嫁さんになるから! 迎えに来てね!』である。
だがそのあと、妹紅と輝夜はまあそこは東方に基づいた何かでうまくいかなかった。
本人も忘れていた。いや忘却したい彼方に有った黒歴史だ。
んで、それを急に今日になって輝夜がぶり返して来たのであった。いつか将来という日が来たので有った。
なぜ今日なのか。今日はなんかの記念日だったのだろうか。告白とかするチョコレートの日はこの間オワタァばかりだ。チョコのお返しをする、Xデイもまだである。
輝夜が昔の偉いメンズが着る和服をきている。まさかの、ひな祭り的な要素をぶっこんで来たのかも知れない。その黒を基調にした束帯かお内裏様なのか?
「……まあいいわ。じゃあねえ。そーだ妹紅、今日は私が求婚する立場だし。難題とかドンと来なさいよ」
妹紅が出ない答えを考えていると、輝夜が難題出せと言って来た。普段難題を出す側なので、その眼は無駄にキラキラしている。
それは、かつて妹紅が大好きだったおっとうが輝夜を語るときのようだったようなきがする。
そして、それで蘇る。大好きな親父が恥をかかされたあの日の事だ。
燃え上がる復讐心は妹紅に、難題を出させた!
「そうかじゃあ。私と結婚したいなら! 蓬莱の玉の枝を持って来い! かつて父上が掻かされた恥、難題をお前も味わえ!」
「え? それは」
輝夜は出された難題に驚いているようだ。そう、確かにそれはかつて自分が出した難題である。
その表情からさっきまで、余裕とかそういうのサクチュウでは語ってないが有ったのが消えた。
「どうだ! 出来ないだろう! はっはっは!」
「……なんでよりにもよって蓬莱の玉の枝……なの?」
「よりにもよってって、それは父上が……あ」
輝夜が蓬莱の玉の枝を持ってる事、妹紅は咄嗟の事で失念していたのである。
今日、急に輝夜がかつての事をぶり返したかというと。それは最近は妹紅との殺し合いにも若干飽きがが来ていて、ちょっとからかうつもりだった。
描いたシナリオでは、妹紅に絶対できないような難題を出させせる。それを『出来ないよぉ』とか言って困ってるところを妹紅がからかって来たところをズドンとやるつもりだった。
「その、これ……」
「ああああああ! そういえば、お前それ。輝夜! それだけは持ってるんだったぁああああああ!」
ズドンとやるつもりで、メンズが着る和服の袖の所に蓬莱の玉の枝を仕込んでいたのだった。
「……あ、あのう。ごめん、妹紅の事は幸せにするから」
「う、わかった。こうなったら。すっごく幸せにしてくれなきゃ。絶対ゆるさないんだからな」
「わがままな、お嫁さんだ事」
「これは終わりじゃない。始まりなんだからな!」
なんてこった。お見事、天晴!
ズドンとされたのは八意印の婚姻届けに判だった。
【たとえ役所が二人の関係を引き裂こうとも、永琳が二人の関係を姑として絶対、舅として絶対守るんだ!】
末永く永遠に幸せにね。時が二人を別つまで。
《妹紅、あの日あの時約束通り迎えに来たわよ~。ねー妹紅! お嫁さんになる約束したでしょう?》
〔……あの日? いやそれは、輝夜、確かに約束したがそれは子供の頃の約束でぇ!〕
《子供だからって許されるのは、甘い初恋までなのにそれを超えて約束したよね。ねえねえだから約束の責任取って!》
〔い、いや私は! 私は~!〕
まだ妹紅が子供だった頃の回想やるよ!
『わたすぃ、将来は輝夜のお嫁さんをするからぁ! 必ずぅぅ迎えに来てね!』
『えーと、お婿になれって事ね。オッケー、オッケー。 オッケーぐーやぐる! 私は妹紅ちゃんのお婿さんになっちゃうぞー!』
輝夜は、幼い妹紅の頭を、ナデナデェェ。メメントモリィィィ。あ、さらさらヘアーの良い手触りがすりゅうう。
妹紅が子供だった頃の回想終了!
妹紅がまだ平安だったあの頃の話、大好きな父上が、美人で評判の輝夜にすっごく入れ込んでいた。その様相からして多分このまま結婚するんだとばかり思って居た。父上がお婿さんに行っちゃったら、私一人になっちゃうとか勘違いしてた。
だから、大好きな父と離れ離れになりたくないと考えた。それで、輝夜のお婿さん的ポジションになるなら、お嫁さんのポジションは私がってなった。
競争率も界隈では、なぜかお婿さんばかり高いらしく、お嫁さんで求婚するものは今の所現れて居なかったし。
(あとこれは遠巻きだけど、大好きなお父さんのお嫁さん的ポジションも同時にねらう! 幼いながらも野心家な所がある妹紅ちゃんは考えた。旦那の嫁の嫁は旦那の嫁?)
で、妹紅が幼い少女だったというのもあって、輝夜がお高く留まるポジションを護っていた永琳とかの監視の眼とかそういうの緩んでいたのだろう。試練無の無条件告白を許してしまったのである。特に失態ではないが。
そして、冒頭の『わたすぃ、いつか将来は輝夜のお嫁さんになるから! 迎えに来てね!』である。
だがそのあと、妹紅と輝夜はまあそこは東方に基づいた何かでうまくいかなかった。
本人も忘れていた。いや忘却したい彼方に有った黒歴史だ。
んで、それを急に今日になって輝夜がぶり返して来たのであった。いつか将来という日が来たので有った。
なぜ今日なのか。今日はなんかの記念日だったのだろうか。告白とかするチョコレートの日はこの間オワタァばかりだ。チョコのお返しをする、Xデイもまだである。
輝夜が昔の偉いメンズが着る和服をきている。まさかの、ひな祭り的な要素をぶっこんで来たのかも知れない。その黒を基調にした束帯かお内裏様なのか?
「……まあいいわ。じゃあねえ。そーだ妹紅、今日は私が求婚する立場だし。難題とかドンと来なさいよ」
妹紅が出ない答えを考えていると、輝夜が難題出せと言って来た。普段難題を出す側なので、その眼は無駄にキラキラしている。
それは、かつて妹紅が大好きだったおっとうが輝夜を語るときのようだったようなきがする。
そして、それで蘇る。大好きな親父が恥をかかされたあの日の事だ。
燃え上がる復讐心は妹紅に、難題を出させた!
「そうかじゃあ。私と結婚したいなら! 蓬莱の玉の枝を持って来い! かつて父上が掻かされた恥、難題をお前も味わえ!」
「え? それは」
輝夜は出された難題に驚いているようだ。そう、確かにそれはかつて自分が出した難題である。
その表情からさっきまで、余裕とかそういうのサクチュウでは語ってないが有ったのが消えた。
「どうだ! 出来ないだろう! はっはっは!」
「……なんでよりにもよって蓬莱の玉の枝……なの?」
「よりにもよってって、それは父上が……あ」
輝夜が蓬莱の玉の枝を持ってる事、妹紅は咄嗟の事で失念していたのである。
今日、急に輝夜がかつての事をぶり返したかというと。それは最近は妹紅との殺し合いにも若干飽きがが来ていて、ちょっとからかうつもりだった。
描いたシナリオでは、妹紅に絶対できないような難題を出させせる。それを『出来ないよぉ』とか言って困ってるところを妹紅がからかって来たところをズドンとやるつもりだった。
「その、これ……」
「ああああああ! そういえば、お前それ。輝夜! それだけは持ってるんだったぁああああああ!」
ズドンとやるつもりで、メンズが着る和服の袖の所に蓬莱の玉の枝を仕込んでいたのだった。
「……あ、あのう。ごめん、妹紅の事は幸せにするから」
「う、わかった。こうなったら。すっごく幸せにしてくれなきゃ。絶対ゆるさないんだからな」
「わがままな、お嫁さんだ事」
「これは終わりじゃない。始まりなんだからな!」
なんてこった。お見事、天晴!
ズドンとされたのは八意印の婚姻届けに判だった。
【たとえ役所が二人の関係を引き裂こうとも、永琳が二人の関係を姑として絶対、舅として絶対守るんだ!】
末永く永遠に幸せにね。時が二人を別つまで。
【幼いころの妹紅がかわいらしかったです】
【現在の妹紅もとてもかわいらしかったです】