Coolier - 新生・東方創想話

霧雨魔理沙の日常譚

2021/08/08 04:51:16
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 霧雨魔理沙は歩き出す。
 秋口に入ってとても活気のあるガヤガヤと賑やかな人里の中を。特に何か用事がある訳ではなく、何かあればいいかなと思いながら歩いていく。
 里はいつもより賑やかな様に感じる。お祭りがある訳じゃないだろうし、どうしてだろうか。
「思い違いかな」
 独り言のように呟いて私はまた歩く。買うものも何も無いわけだから。……鈴奈庵に行くか。私は方向転換をして鈴奈庵の方向に向かって歩いていった。

 *

「おーす、やってるか?」
「はーい。誰ですか……って魔理沙さんかあ」
 暖簾を超えて声をかけるとパタパタと走ってくる小鈴。本の整理をしていたのか、右手に本を持って軽く走ってきた。
「今日はどうされたんですか」
「特に何も無かったからな、ここに来た」
 ええーっと小鈴は口を尖らせる。恐らく本を借りに来た訳じゃなかったのが不満なのだろう。ここで本を借りるより紅魔館で借りる方が勉強になる。ゴシップや、外の世界の話なんかを読む時はとても良いと思うのだけれど。生憎私はそれを求めていないが、読んでみていいのかもしれない。
「まあいいですけど。せっかくなんで紅茶いりますか?」
「おお、頂こう。入れてきてくれていいんだぞ」
「なんでそんなに偉そうなんですか。別に気にしませんけど」
 カウンターに本を置いて小鈴は店の奥に消えた。
 ふっと店の中をゆっくりと見渡す。沢山の本に、大きな本棚。人の手を渡ってきたとわかる本たちのツヤのある背表紙。
 ふと本を手に取ってみた。題名が読めないが、どこかの国の言葉だろうか。ペラペラと流して読もうとしても、やっぱり読めなかった。言葉は分からないけれど、とても興味をそそられる。身につけて読んでみたいと私を思わせた。

「誰かいるかしら」
 入口から声がした。暖簾をくぐって来たのは赤のリボンに、赤の服。博麗霊夢だった。
「あら、魔理沙じゃない。どうしたのこんなところで」
「よう、霊夢。おはよう……って酷い言いようだな。せっかくの場所をこんなところだなんて」
 せっかくの鈴奈庵をこんなところなんて失礼じゃないのか、私はそう思った。
「言葉の綾ってやつよ」
「なんかとても言い訳のように聞こえるぞ……」
 私は持っていた本を本棚に戻してお客の座る椅子に座った。霊夢は歩いてきて私の隣の椅子に座った。
「おまたせしました。魔理沙さん、霊夢さん」
「あら、準備がいいわね……」
「入ってくる時の音が聞こえて来てましたから。せっかくなので飲んでいってくださいね」
 ふうん、と霊夢はそう言って机の上に置かれたティーカップを持った。
 私も前に置かれたティーカップを持って飲み始める。一口飲むと、とても爽やかなような風味がした。温かくてとても美味しい。
「小鈴、これの紅茶の茶葉って分かるのか?」
「ええっと……阿求から貰ったんですけど忘れちゃいました。入れ方だけみっちり教えられたので忘れなくて済んだんですけどね」
 あはは、と小鈴は軽く頭をかきながら笑っている。忘れてしまったのなら仕方ないか。また阿求に会った時にでも聞いてみようかな、とそう思う。
 隣の霊夢を見ると顔をしかめていた。どうしたのかと思って声をかけようとした。
「……緑茶の方がいいわね。どうしても紅茶は慣れないわ。美味しいとは思うのだけれど……」
「慣れなかったですか? それは仕方ないですよね。私も飲み始めはなかなかでしたもん」
 小鈴はニコニコと笑って霊夢に話していた。どことなく霊夢と楽しそうに見えて、私は机に肘をついて喋っている小鈴と霊夢を見ていた。

 私は喋らずに紅茶の話をしている小鈴と霊夢を見ながら思う。こうやって話して笑い合えることがとてもいいのかなって。特に理由なんてない、そうやって思っただけ。いつか仲良く話せることなんて無くなるのだろうか。そんなことはないはずだけれど。今日の私はどうしたのだろう。取り留めのないことばかり思ってしまう。そんな日もあるか、なんて思いながら私は立ち上がった。
 一斉に私の方を見る小鈴と霊夢。話を腰を折ったようで私は告げる。
「ああ、すまん、話してくれよ。私はお茶も飲んだんだ、帰るよ」
 ひらひらと手を降って私は鈴奈庵を出ていこうとする。
「また贔屓にしてくださいなー借りて下さいよ!」
 小鈴はそう言って私を見送ってくれた。
「わかったよ、またなんか借りるさ。じゃあな」
 そう言って私は鈴奈庵を出ていった。

 *

 人混みをかき分けながら私は里の外まで歩く。今日は特に歩きたい気分だった。まあ、家まで帰るのは箒を乗っていくけれど。そうじゃないと帰れないので。
 里の外に出て、私は箒にまたがる。フワリと浮いて一気に速度を上げてひとつの流星のようになる。
あっという間に空をかけて家に着いた。特に何も変わらなかったな、なんて思って。

 家の扉を開けようとすると家の中から話し声が聞こえた。なんだ! 私がいない間に誰がいるんだ!
思わず八卦炉を構えながら私はゆっくりと扉に手をかける。
「誰だっ!」
 バタンと大きな音を出しながら私は家の中に突撃した。

「あーおかえり魔理沙ー」
 人影を認識した途端、構えた八卦炉は手がだらんと下がった。

 地底の見えない覚妖怪、古明地こいし。
「なんで家にいるんだよ! 不法侵入してるだろ!」
「えーなんでって言われても気がついたらここにいたんだもん、いいでしょ魔理沙?」
 こいしは笑ったような顔で私に告げる。いや、いいのかそれ。
「あーっ、なんか悪いこと考えてるでしょ?」
 こいしはそう言って私に顔を近づけている。近い、近い……がスルーして話し出す。
「こいしは何しに来たんだ。家の中で話してたみたいだし何かあったのか?」
「特に何も? 入ってみたいなーって。気がついたらここにいたのよ? 魔理沙に会いたかったのかしら?」
 頭を傾げるこいしは、可愛く私にウインクした。反応に困る私は固まったままになった。
「今から地底に帰るだけれど魔理沙も来る?」
「うーん、どうしようかな」
 話が変わったのでそれに乗ろうとするけれど、いきなり地底に来るかなんてな。理由がなくても行っていいのだろう。何か掘り出し物なんかが見つかればいいけどな。
 そんなことを思いながら考える。
「なあ、こいし。おすすめの地底の骨董品の店ってあるか?教えてくれるのなら行こうと思う」
 こいしはパタパタと楽しそうに言う。
「あるわ。なら魔理沙は私と弾幕ごっこしてくれる?」
「それが対価か? なら交渉成立だな!」
 私はなけなしのお金と、いつもの装備を持って家の外に出る。こいしもついてきて話しかけられる。
「弾幕ごっこは次の機会でいいよ。魔理沙の買い物について行ってもいいかしら?」
「教えてもらわなきゃ私は行けないからな。買い物ぐらい見てっていいぜ。それじゃあ道案内よろしくな」
 そう言って私は箒に飛び乗った。

 *

 地底を二人で降りていく。地下六百六十六階、気がつけばそんな所までいる。パルスィがいるところが大体そのくらいだから勝手にそう思ってる。勝手に目印にするな、なんて声が聞こえてきそうな気がするけれど。まあいい、私が勝手に思っている事だから。
 こいしはひょいひょいと旧地獄の人混みをかき分けていく。人混みというより妖怪混みだと思う。八割くらい妖怪なのでそう言ってもいいだろうに。
 置いていかれないように私はついて行く。賑やかな中心道を逸れて、裏道へと入っていく。少ししてこいしは止まって店の場所に指さした。
「ここだよ。お気に召すものあるかな?」
 古びた店だった。暖簾に「何でも屋」と書かれた今にも潰れそうな建物。周りの様子も相まってどんよりと暗く感じた。こいしはそんなことも気にせず、おーいと入っていった。私もそれに続く。
「おっちゃんいる?」
「古明地か。どうした」
 ぶっきらぼうに話す店主らしき人。香霖みたいにぶっきらぼうだと思ったけど香霖の方が酷かったわ。
 店主とこいしは私のことを話しているらしい。こいしが説明して、それに頷く店主。
「霧雨……ね。まあいいぜ、売ってやろうじゃないか」
 店主はこいしと話が終わると私を見た。なにか含みがあるような言い方だったが気にしないことにする。とりあえず私はここに物を買いに来たのだから。
「ありがとう、店主。少し見ていくよ」
「おう。是非見てけ」
 壊れそうな建物の中で私は商品にざっと目を通す。店主の前のカウンターや陳列棚に並んでいるのは古そうな用途不明なものばかり。無縁塚で時々見るようなものでさえ混ざっている。時々行ったりしているのだろうか。分からないけれど。
 店内を歩きながらひとつのものに目が入る。大きな水晶、こんなに立派な物は見たことがなかった。
「お、目利きがいいね。こりゃ、立派な水晶だろ? お燐のやつが拾ってきたやつなんだぜ。手前が要らないからってな」
 この店主、お燐とも繋がりあるのか。これはびっくりだ。しかも嫌われ者らしいこいしですら仲良くしているのだから只者ではないな。
「ああ、とても良い水晶だよ。これ、いくら?」
「非売品だからそりゃあ言えねえなあ」
「じゃあなんで陳列棚にあるんだ……」
「はっはっは、そりゃあ自慢したいからな」
 大笑いした店主は立ち上がった。そうして歩いてきて陳列棚から水晶を出してドンッとカウンターに置いた。
「霧雨、お前はこれが欲しいのか?」
 店主はまた椅子に座って私を見た。
「そりゃそうさ。こんな立派な水晶、魔法の実験に使えるんだ、欲しいに決まってるだろ」
 店主はそれを聞いて足を組んだ。私を見て、水晶を見て。
「なら、お前が俺の言うことを達成出来たら譲ってやろう」
「本当か!」
 カウンターにバンッと叩いて前のめりになって店主に問いかける。
「そんなに慌てるな、言ってやるよ」
「ああ、私は何を達成すればいい」
 店主は無言で上を指さす。
「……天井か?」
「いいや、違う。空だ。この地底の空に大輪の花を咲かせろ」
花? 大輪の花? どういうことだ。
「なんだそのアホズラは。ちったあ少しは考えろ」
 ……この店主は無茶ぶりをかますのか。私もやる気が出てくる。
「ああ、分かったよ。やってやろうじゃねえか。その挑戦受けて立つ。ちゃんと達成したら本当に水晶をくれるんだろうな?」
 店主は人の悪い顔をして告げた。
「本当にやるさ。この店から見といてやるから達成しろ。出来なければこれはやらん」

「ねーねー話は終わった?」
 こいしが唐突に割り込んできた。見ているのがつまらなくなって来たのだろうか。
「おう、終わったぜ。店主、見とけよ! 私は達成してやるからな!」
 そう言って私はこいしと店を出ていった。

 *

 大口叩いたはいいものの、どうやって大輪の花咲かせればいいのだろうか。
 考えているけれど、中々思いつかない。
 頭を切り替えるために私たちはまた中心道の方に戻っていく。ガヤガヤと妖怪たちの声が沢山聞こえて来た。
「なあ、こいし。地底でなんかあるのか?」
 わっと中心道の方からさらに大きな声が沢山聞こえてきて何かあったのかと理解する。
「ん? なぁーんにも無いよ。酒呑み達がうるさいだけよ?今のだってなにかの喧嘩だろうし」
 隣で歩いていたこいしはくるくると私の前に立ち塞がる。
「ねえ、魔理沙はなんにもないのは嫌い?」
 表情が読めなくてどう返答しようか迷う。けれど特にこいしは聞きたいから聞いているだけなのだろうから思うことを言う。
「いいや、なんにもない日も好きだぜ。なんたって色んなことが出来る可能性があるからな」
「ふうん、魔理沙って変な人」
 クスクスとこいしは笑った。こいしは私の手を取って走り出す。それに追いつけなくて転けそうになった私はこいしに支えられた。
「ドジな人」
「こいしが引っ張るからだろ?」
 はははと私は笑った。また手を引かれて中心道に向かって行った。

 二人で串の揚げ物を買って歩きながら食べている。この玉ねぎの串美味しいな。
「魔理沙、奢ってくれてありがとね」
「いいさ、対価はまだ払ってないけどお礼だからな!」
 歩きながら話す。こいしは美味しそうに食べている。わっと大きな声が聞こえてそちらを向いた。
「なんだろ」
「ひょにのふがふが」
「食べてから話せよ……」
 ごくんと串を飲み込んだこいしは告げる。
「鬼の喧嘩じゃないかな。博打がされてるからそうだと思うよ」
「博打するのか……」
「そっちの方が楽しいって思うやつばかりいるからねー」
 地底の妖怪たちはやっぱり喧嘩が好きなのだろう。こいしは私の手を引いて喧騒の中の輪に入っていく。こいしを見た途端道が開けていく。ひそひそと何かを話す妖怪たち。歩く分には都合がいいが、見ていて気持ちのいいものでは無い。
「ほら着いたよ」
 輪の中心にいるのは一本角の鬼、星熊勇儀だった。その相手は特に名も知らぬ妖怪。筋肉をつけているが勇儀に勝てはするのだろうか。

 勝負は一瞬だった。
 殴りかかった妖怪を一撃で沈めた勇儀。殴ろうとしたところを正面から顔面に拳を打ち込んでいた。

「弱すぎて話にならないね。他に文句のあるやつはいるか!」

 うおおおと周りの妖怪達が興奮している。わわわなんだ! びっくりしたじゃないか。
「お、魔理沙じゃないか! 久しぶりだなあ!」
私が驚いて飛び跳ねていると勇儀は声をかけてきた。
「勇儀久しぶり。どうしたんだ?」
「弾幕しないか?遊びたいんだ」
 勇儀は手を降って私を呼んでいる。吹っかけられた喧嘩は買わなくちゃなあ?
「いいぜ! 三枚勝負でどうだ!」
「いいねえ、そう来なくっちゃ。こいしはどうするんだい?」
「私見てるね〜魔理沙頑張って」
 そう言われてバシンと背中を叩かれた。手を振ってこいしに答える。
「おう、行ってくるぜ!」
 うおおおと、周りの声は大きくなった。

 弾幕勝負は困難を極めた。勇儀は強い。本来なら人間が敵う相手でも無い。
 弾幕を放ちながら考える。スペルカードを二枚使い切ったこの中で私が出来る最善を。勇儀の方も二枚使っている。二人とも残り一枚。
「やはり魔理沙、お前は強い! お前に敬意を払って全力を出すぞ!」

 四天王奥義「三歩必殺」

 ドンと大きな音が鳴り響く。くそっ、勇儀の最強スペルかよ! 避ける、避ける、避ける。弾幕を放つ暇もなく避けていく。

「ひとぉつ!」
 ドカン。勇儀中心に私諸共囲んだ大玉。

「ふたぁつ!」
 ドドン。大玉の中に小玉が配置されていく。

「みぃっつ! そら、食らいな!」
 たくさんの玉たちが私めがけて飛んでくる。

 避ける、避けていく。勇儀を見る。笑っている。弾幕。花。

「……そういうことかよ店主!」
 最後のひとつを避けて私は八卦炉を構えた。

 恋符……

 いいや違う! それならこうだ!

 私は勇儀に向かって飛んでいく。飛びかかられると思った勇儀は避けていた。ふ、それでいい。

「なんちゃっての恋花火! 名前なんかないけどくらえー!」

 私を中心に星の弾幕を展開する。それを弾けるようになれ、と思う。
 バババッ! 花火のような大きな音を鳴らしながら、星たちは拡散していく。
 ひとつ、大きな星弾を上に放り投げるようにうった。
地底の空に、ひとつ大輪の花が咲いた。

 *

 勝負は引き分けになった。美しく出来たのならとても嬉しかった。
「最後の花火みたいなやつ、魔理沙らしくなくて驚いたぞ」
 隣を歩く勇儀が言う。
「でも綺麗だったよ。お姉ちゃんも見てたかな」
 また串を食べながら話すのはこいし。
「賭けをしててさ。それで花火が思いついたんだ。店主見てるといいが」
 ボヤきながらさっきの裏道へと入っていく。勇儀はついて行くと言って聞かなかったので別にいいかと連れてきている。店につくと戸を開けて叫ぶ。
「おおい! 店主見てたか!」
「うるさいぞ霧雨。さっきの弾幕の花火なら見てた。この辺でも騒ぎになってたからな」
 耳を塞ぎながら店主はそう言った。
「ならその水晶は貰っていいのか?」
 机の上に置かれた水晶。何回みてもやっぱり綺麗でとても良い。
「約束だからな。そこんところ間違えちゃいけねえ。後から返して欲しいだなんて言わねえし、好きにしろ」
「ありがとう店主。貰っていくよ」
 そう言えば風呂敷をポケットに入れたままだったはず、あった。ずっしりとした水晶を持ってみる。密度も良くて重たくて綺麗な水晶。最高だな。風呂敷に包んでしまう。
「他に欲しいものはいるかい?」
「いんや、何かあったらまた来るぜ。その時まで待っててくれよ」
「はは、そりゃあ約束は出来んがな。のんびり待っといてやるよ」
 店主に手を振って出ていこうと戸に手をかけた。
「ああ、そうだ。あの花はとても綺麗だったぞ」
「当たり前だろ? この私が作ったんだからな!」
 店主は鼻で笑ったようだった。私は戸を開けて出ていった。

 *

「それじゃあ、私は帰るよ」
「泊まってけばいいのに」
 こいしは不服そうに言う。勇儀は萃香と呑むらしくて中心道の方に行っていた。
「家に帰るさ」
 私は笑って言う。こいしは不服そうだが笑っていた。
「まーあいいよ? また来てね」
「おう、また来るさ」
 そう言って私は空を駆けた。

 今日はとても楽しかった。何も無いって思ったけどいい水晶も貰えたし、魔法の研究が捗りそうだと思う。

 そんな取り留めのないことを思いながら私は空を駆けていた。
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コメント



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2.100サク_ウマ削除
それぞれが可愛らしくて良かったです
3.100名前が無い程度の能力削除
なんでもない日常にちょっとしたイベント。
いい感じでした。
4.100Actadust削除
何でもない日常のようで少し変わっている、魔理沙らしいちょっとスパイスのある日々。
そんな彼女らしい日常感が文章から伝わってきました。楽しませて頂きました。
6.100南条削除
面白かったです
ふらっとあちこちに出向くのが魔理沙の日常なのだというのが妙にそれっぽく感じました
即興で弾幕を作っちゃう魔理沙が凄かったです
7.100名前が無い程度の能力削除
魔理沙のハチャメチャな日常が良かったです。
8.100名前が無い程度の能力削除
向こう見ずで危なっかしくも、何となく「らしい」と思える。天真爛漫だけど何処かナイーブさも持ち合わせている、面白い作品です。