チルノ「ウヒヒーン! ウヒヒヒヒーン!」
大妖精「うわ、霊夢だ!」
チルノ「ぐぇへっへっへ! 魔理沙ぁ! 俺っていぇえええオレオレ」
大妖精「こっちくんな、クソ!」
『にっちもさっちもいかない時だってあるさ。今日はどうして遊ぼうってなったのに、良い遊びが思いつかない』
だから、チルノと大妖精が始めた行動はマリレイごっこ(仮)だった。遊びとはまた違う概念なのである。
2人の中には特別なルールが有るらしい。鬼となった方が霊夢となって、あの手この手で魔理沙役に俺と言わせたら勝らしい。
(魔理沙役が俺と言った瞬間に、温かいセカイが一瞬にして凍り付き、セカイは終了してしまう)
「大ちゃん、瑕疵栖〇〇ン滋、〇〇の所には何が入る?」
「……オレ? あ、言っちゃった」
「大ちゃん! オレって言っちゃったね! キュッとして! ドッカーン!」
大妖精は、負けてしまったので大回転して上空百mに急上昇して魔理沙のように、星の弾幕を振りまいた!
それから、今度は急降下して、チルノとハイタッチしてなにやら喜んでいる。
「イェーイ! チルノちゃん楽しい~ねぇ!」
「そうだね! だいちゃーん!」
「じゃあ、次は私が霊夢だね!」
「オレは霊夢に負けないぜ!」
にっちもさっちもいかない時だって、2人は何だかんだ楽しんでいるらしい。
「……ねえ、魔理沙」
「……な、なんだよ。霊夢」
「あれって、何かの挑発なのかしら?」
「……俺には、アレが何か分からないのゼ」