Coolier - 新生・東方創想話

美鈴の1人飲み〜第一夜〜

2021/05/23 00:52:31
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まだ5月だぞ…と思わせるほどに暑い
そんな暑さが幻想郷にやってきていた、とんでもない暑さだ
これじゃあ仕事もやる気が一切出ない…
そんな毎日だったが今日の夜は珍しく涼しい
だけど昼間の夏バテは残っている、食欲が湧かないが酒欲は
もりもり沸いている。

・もろきゅう

今日もとりあえずビールだな、これは間違えはない
一杯飲めば体はー1℃だ、これは飲まなくてはいけない
そしてさらに体を冷やしてくれるのがこのもろきゅうだ
きゅうりは体の体温を下げてくれるらしい、さらに−1℃だ
居酒屋に行くと周りのメニューに押し負けて疎かになりがち
だが縁の下の力持ちと言わんばかりに重要なメニューである
紅魔館でいう私のポジションかな…なんつって。
このシャキシャキでみずみずしい野菜ってきゅうり以外に
あるのだろうか、口の中がひんやり冷やされてる気がする
そこにさらにビールを流し込むことで体の冷却が完了する
ビールが暑さで干からびた喉を潤す、刺激する、それで私は
今日も頑張れたと教えてくれる。
冷たい物には冷たい物を、昔の人に目には目をと名言を
残した人がいるらしいがまさにこのこと。
しかし、このもろきゅうはまだ見せていない姿を持っている
それはもろみみそを乗せた姿である、味噌の塩気を
調整するきゅうりの水分、このために味噌があるのではないか
と感じさせてくれる。
今日初めてにとりが羨ましく感じた。
塩気、風味、食感全てがまるで違う物のように変化させる
これを食べれる幸せは本気で身に染みている。
それらがさらにビールを加速させる、幸せとはこのことだな。
あら、ビールが気付けば無くなってる、二缶目開けようかな。
これは天使の囁きか悪魔の罠か…まぁ酒飲みからしたら
どっちも天使の囁きか、なんつって。
門のそばで月を見ながらの晩酌は夏の特権かな、冬は寒い
そう考えたら飲み始めの暑さはどこかに逃げてったみたい
咲夜さんの飲みに付き添うのもいいけど1人で飲むと
何にも縛られないから楽っちゃ楽、1人が好きだし。
こんなに月が綺麗だと声を出したくなるな…

「スウッ…虹龍洞私も出たかったぁ!!」

酒の肴になればいいかなと
角ハイ
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コメント



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2.90奇声を発する程度の能力削除
良かったです
4.90名前が無い程度の能力削除
美鈴と一緒に宅飲みしたい
5.90名前が無い程度の能力削除
オチが良かったです
7.100南条削除
面白かったです
そっか……虹龍洞出たかったのか美鈴