『恋塚』
<花鳥風月、嘯風弄月>
ひらくつぼみに笑顔ほころぶ
この花だけが映す色
水あたえ
嵐の日にも思いやり
陽のあの姿よく真似て
見渡すばかり風揺れる
ああ望む花
お前に言葉伝うなら
私はお前に
なにを言おうか
伴に営む 私を包むゆめの郷
まぼろしつきぬ、もの想い
なにかを愛す行いは
私の庭をいつまでも
色とりどりにしてくれる
<月に叢雲、花に風>
つみとるつぼみ、口元ゆるむ
好かない形その色を
根の深くまで
刈りとって
邪魔な礫は踏み砕く
土とよく似た姿まで
お前のすべてしつらえる
ああ躙る花
言葉持ち得ぬお前さえ
最期の声は
粛に消えゆく
伴に営む 私を満たすゆめの郷
まぼろしつきぬ、もの想い
なにかを殺す行いは
私の庭をどこまでも
夢見心地にしてくれる
<桜花之恋塚>
つぼみにふれて
もの想う
なにかを愛す行いは
なにかを殺す行いと
きっと一緒のことでしょう
太陽の畑より、風見幽香
<花鳥風月、嘯風弄月>
ひらくつぼみに笑顔ほころぶ
この花だけが映す色
水あたえ
嵐の日にも思いやり
陽のあの姿よく真似て
見渡すばかり風揺れる
ああ望む花
お前に言葉伝うなら
私はお前に
なにを言おうか
伴に営む 私を包むゆめの郷
まぼろしつきぬ、もの想い
なにかを愛す行いは
私の庭をいつまでも
色とりどりにしてくれる
<月に叢雲、花に風>
つみとるつぼみ、口元ゆるむ
好かない形その色を
根の深くまで
刈りとって
邪魔な礫は踏み砕く
土とよく似た姿まで
お前のすべてしつらえる
ああ躙る花
言葉持ち得ぬお前さえ
最期の声は
粛に消えゆく
伴に営む 私を満たすゆめの郷
まぼろしつきぬ、もの想い
なにかを殺す行いは
私の庭をどこまでも
夢見心地にしてくれる
<桜花之恋塚>
つぼみにふれて
もの想う
なにかを愛す行いは
なにかを殺す行いと
きっと一緒のことでしょう
太陽の畑より、風見幽香
月に叢雲、花に風、桜花之恋塚で「殺す行い」がダブってるのがちょっともったいないなと感じました。