ξ傘妖怪社会とは、米ソ冷戦時代に発足した核の傘を頂点とした雰囲気はあるξ
ξ合羽と発音が一緒で水陸両用ときてる河童とは一方的に仮想敵という風潮がそこにはあるξ
ξだったら、良いね!!!!ξ
この間、傘同士で合コンしたんすよ
え……ん?
幽香さん聞いて下さいよ
……ちょっと、だけよ
小傘の奴がビニル傘が好みだって言うんすよ
『レミリアお嬢の日傘君や紫パイセンの日傘さんがいるってのに』
自分の日傘が意思を持って妖怪して居るなんて、幽香は知らなかった。しかも、合コンまで開いているという。
長年愛用している日傘でここは幻想郷だから、付喪神的な者(物?)になって、さしてる彼女の頭上から急に高い声で話しかけられてもまあ驚きはしなかったが。
「まったく、ビニルの奴は貧乏臭くて、安っちい骨組みのアイツのどこが好み何だか? 幽香さんわかります? ダサいっすよね」
ただ、その性格は悪くすでに嫌悪を抱き始めて居始めていた。どうにも、この日傘の中では、ビニル傘は格下で被差別対象であるらしい。←そこまで言ってないよね。日本語って難しいよね。
「トークもお世辞にも上手いとは言えず。アレですよ、透けてるんすよ。ビニルだけに。あ、あの時は皆、人型でしたから実際透けてるわけじゃないっすがねえ」
こいつも、話が上手いとは思えない。
「私はね、レミリアお嬢の日傘君狙いだったっすから、小傘の奴には紫パイセンの日傘さんに行けって言ったんすが。ああ、レミリアお嬢の日傘君は美青年と美少年の間位の美何何年? って感じで、もうたまらないって子で、紫パイセンの日傘さんは、金持ちの偉丈夫で奥さん居るらしいすが、ほらそこは傘社会、2人までは相合傘って事でオッケーなんすよ」
至極どうでもよかった。
「なのに、ビニル傘選んだんすよ。私の言う事聞けって言ったんすけど、まったく。はぁ、小傘の奴は……え?」
実際この傘が、人型をしている時を見たことが無いがその時は、ヤレヤレって動作をするに違いない。そういう感じのニュアンスがたまらなく気にくわなかった。
「ちょっと、待って下さいよ。幽香さん! なんで、私をたたむんすか? 日が照ってるんすよ。日焼けするっすよ。日焼けになるっす、日焼けしたチルノを知ってますか? 私ら日傘を使わなかった結果がアレで……どうして?」
幽香はその場の地面に日傘を伝説の剣みたいに突き刺した。
「ここで、あなたとはお別れ。今までありがとう。傘の妖怪として生きていくのよ」
日傘をさしてないから日傘からは直射日光が逆光になって幽香がどんな表情をしているかは読み取れない。
「捨てないでェ!」
うち捨てられた幽香の日傘は必死にそう叫んでいた。
だが、幽香は振り向かなかった。喋る日傘はいらない、静かに歩きたいのだ。傘で喋るのは小傘だけで良い。
道端に残された日傘には、勇者が来てパンパカパーンと抜いてくれるに違いないさ。幽香の力に耐えてきたわけだからそれなりに強い!魔王も倒せるさ。
後日、人里に新しい日傘をさして出掛けた幽香が急に見舞われた通り雨。どっかで雨宿りするかなと思って居た。すると急に無言でビニル傘をさした小傘が現れて入れてくれた時は驚きとこの2人?がうまくいっているらしくてちょっと嬉しい気持ちになった謎は未だに解けない。
ξ合羽と発音が一緒で水陸両用ときてる河童とは一方的に仮想敵という風潮がそこにはあるξ
ξだったら、良いね!!!!ξ
この間、傘同士で合コンしたんすよ
え……ん?
幽香さん聞いて下さいよ
……ちょっと、だけよ
小傘の奴がビニル傘が好みだって言うんすよ
『レミリアお嬢の日傘君や紫パイセンの日傘さんがいるってのに』
自分の日傘が意思を持って妖怪して居るなんて、幽香は知らなかった。しかも、合コンまで開いているという。
長年愛用している日傘でここは幻想郷だから、付喪神的な者(物?)になって、さしてる彼女の頭上から急に高い声で話しかけられてもまあ驚きはしなかったが。
「まったく、ビニルの奴は貧乏臭くて、安っちい骨組みのアイツのどこが好み何だか? 幽香さんわかります? ダサいっすよね」
ただ、その性格は悪くすでに嫌悪を抱き始めて居始めていた。どうにも、この日傘の中では、ビニル傘は格下で被差別対象であるらしい。←そこまで言ってないよね。日本語って難しいよね。
「トークもお世辞にも上手いとは言えず。アレですよ、透けてるんすよ。ビニルだけに。あ、あの時は皆、人型でしたから実際透けてるわけじゃないっすがねえ」
こいつも、話が上手いとは思えない。
「私はね、レミリアお嬢の日傘君狙いだったっすから、小傘の奴には紫パイセンの日傘さんに行けって言ったんすが。ああ、レミリアお嬢の日傘君は美青年と美少年の間位の美何何年? って感じで、もうたまらないって子で、紫パイセンの日傘さんは、金持ちの偉丈夫で奥さん居るらしいすが、ほらそこは傘社会、2人までは相合傘って事でオッケーなんすよ」
至極どうでもよかった。
「なのに、ビニル傘選んだんすよ。私の言う事聞けって言ったんすけど、まったく。はぁ、小傘の奴は……え?」
実際この傘が、人型をしている時を見たことが無いがその時は、ヤレヤレって動作をするに違いない。そういう感じのニュアンスがたまらなく気にくわなかった。
「ちょっと、待って下さいよ。幽香さん! なんで、私をたたむんすか? 日が照ってるんすよ。日焼けするっすよ。日焼けになるっす、日焼けしたチルノを知ってますか? 私ら日傘を使わなかった結果がアレで……どうして?」
幽香はその場の地面に日傘を伝説の剣みたいに突き刺した。
「ここで、あなたとはお別れ。今までありがとう。傘の妖怪として生きていくのよ」
日傘をさしてないから日傘からは直射日光が逆光になって幽香がどんな表情をしているかは読み取れない。
「捨てないでェ!」
うち捨てられた幽香の日傘は必死にそう叫んでいた。
だが、幽香は振り向かなかった。喋る日傘はいらない、静かに歩きたいのだ。傘で喋るのは小傘だけで良い。
道端に残された日傘には、勇者が来てパンパカパーンと抜いてくれるに違いないさ。幽香の力に耐えてきたわけだからそれなりに強い!魔王も倒せるさ。
後日、人里に新しい日傘をさして出掛けた幽香が急に見舞われた通り雨。どっかで雨宿りするかなと思って居た。すると急に無言でビニル傘をさした小傘が現れて入れてくれた時は驚きとこの2人?がうまくいっているらしくてちょっと嬉しい気持ちになった謎は未だに解けない。
妙にしっくりくるし。
傘同士で合コンとかどっからそんな発想が出て来るのか不思議でなりませんでした
思わず傘を手放しちゃった幽香の気持ちもわかりますが、捨てないでくれという傘の方の気持ちもわかってしまいいたたまれなくなりました
なんて残酷な話なんだ