Coolier - 新生・東方創想話

くらげ

2021/04/07 21:05:49
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「……非常に残念ですが、お腹のお子さんは、もう……」
「そんなっ! だって、この子はまだ、産まれてすらっ……!」
 私は……。



 今日も三途の河には薄ぼんやりとした霧が立ち込めており、静寂だけがゆったりと流れていた。だが、賽の河原に目を向ければその落ち着きはどこへやら、今日も今日とて開催された瓔花主催の石積みコンテストに励む水子達が、石を積んではきゃっきゃと騒がしく楽しんでいる。
 しかし、その輪の中に主催者である瓔花の姿はない。当の本人はといえば、皆がはしゃぐ河原から離れた場所で、その声を背景にある人物と言葉を交わしていた。
 そのある人物とは、幻想郷の閻魔様、四季映姫。二人は横たわった大きな岩に並んで腰掛けており、そこに流れている空気は三途の河らしい穏やかなものでお説教の真っ只中なんて雰囲気ではない。
 やがて、二人は話を終えたのか瓔花は映姫に会釈程度に礼をし、映姫もそれを返すと、二人は別々の方向へ歩いていく。映姫は自分が来た彼岸の方へ、瓔花は水子達が待つ河原の方へと。

 瓔花が河原に戻る頃には、水子達は既に渾身の作品を自信満々にずらりと並べて審査長を今か今かと待っていた。なので、瓔花も席を外したことへの謝罪は早々に切り上げて、早速それらの審査に入ることにした。
 横に並んだ皆の作品を一個一個丁寧に見定めて称し、時にはアドバイスを送り、全てを見終えた後は苦心しつつも一番出来の良かったものを決めると、その積み石を作った水子にみんなで惜しみない拍手と称賛を送る。こうして、主催かつ審査長の離席こそあったものの、今日のコンテストも無事お開きとなった。
 これでようやく賽の河原にも静寂が訪れる、なんてことはなく、コンテストが終わった後は後で、各々がまた石を積んだり走り回って体を動かしたりごっこ遊びをしたりと、好き勝手に遊んでいた。そんな中、遊ぶ水子達を河原の隅で見守っていた瓔花の元へとある幼い水子が駆けてきて、瓔花お姉ちゃん、と大きな声で呼びかけた。
「ん、何ー?」
 瓔花は膝立ちになってその子と目線を合わせると、柔和に微笑んで問う。するとその子は、閻魔様と何をお話してたの?、という疑問を子供らしく真っ直ぐにぶつけた。
「ふふ、内緒ー。大事なお話だよ」
 瓔花は笑いながら人差し指を自分の口元を押さえて質問を躱すと、幼い水子の脇の下に手を入れてわしゃわしゃとくすぐる。水子の方も聞きこそしたが元々大した疑問でもなかったのだろう、くすぐられるまま楽しそうに笑っており、問い詰めるような様子は全くなさそうだった。
「そうだ。ねえねえ、あの子、ちゃんと私の代わり出来てた?」
 瓔花は一旦手を止めて向こうにいる水子を指差すと、幼い水子にそう尋ねる。瓔花があの子と言って指差した水子は、瓔花がコンテストの席を外す前に後を任せた、賽の河原に居る水子達の中でもお兄さん――瓔花より少し幼いくらい――の水子のことだ。
 聞かれた幼い水子は思案の間もなく大きな頷きと返事をすぐに返し、多少要領を得にくい言葉と少な目の語彙ながら、少し手伝って貰ったけど優しかった、みんなを上手にまとめていた、他の水子達も褒めていた、といったことを瓔花に教えてくれた。
「そっか、ありがとう」
 それを聞いた瓔花は嬉しそうに顔を綻ばせる。だが、幼い水子が、自分もいつかあんな風に瓔花の手伝いを出来るようになりたい、という趣旨の言葉を続けて口にすると、僅かに顔を強張らせた。
「……じゃあ、その時はお願いするからね。それに、他にも色々手伝ってもらっちゃおっかなー」
 しかし、瓔花はすぐにまた笑顔を見せると、水子の頭をわしわしと撫でる。
「……あっ、ほら、呼ばれてるよ」
 そうしていると向こうで走り回って遊んでいた集まりの中から、幼い水子を遊びに誘う声が聞こえ、瓔花は撫でる手を止めて目線をそちらに向ける。水子の方も瓔花と同じタイミングで気付いたらしく、大きな声で、じゃあね瓔花お姉ちゃん、と言い残すと大急ぎで駆けていった。
「こけないようにねー」
 その後ろ姿に忠告と視線を向けつつ見送り、荒く踏みしめられる砂利の音が殆ど聞こえなくなったところで瓔花はその場に腰を下ろすと、穏やかな笑みを僅かに曇らせる。
「……もう、一人前、か。早いなあ」
 そして、静かにぽつりと呟いて、ふう、と一つ息を吐いた。



「あっ! あなた、あの子はっ? 私達の赤ちゃんは……? ……あっ、あぁああっ……! 抱くことすら、出来ないなんてっ……!」
 私は……。



 瓔花は走っていた。時折辺りを見回す以外に休憩を挟まないせいで――しかも、その間も気が気でないので実際には碌に休まっていない――頬や額に浮かぶ汗を腕で拭いながら、三途の河沿いをひたすらに。
 息を大きく乱れさせ、とっくに疲労困憊の足を動かして、必死に瓔花は走る。そんな中、ここはどうかな、と河沿いの脇にある低めの塀くらいに繁茂した藪の向こうを覗いた瞬間、その奥の木の根元にある人物を見つけ、瓔花は大きく声を上げた。
「あっ、見つけたっ!」
 瓔花の大声に、腰を下ろして木にもたれかかっていた水子はびくっと体を跳ねさせる。そして逡巡の後、慌てて立ち上がると瓔花とは反対方向に足を向けて一歩踏み出す。
「あっ!」
 だが、慌てていたせいか水子は砂利に足をとられて滑らせ、思い切り転んでしまう。瓔花は先程よりも大きな驚きの声を上げると急いで水子の元に駆け寄ってしゃがみ、その体を起こす。あれだけ走り回って体はとっくに疲れ切っていたはずなのに、そんなものは吹き飛んでいた。
「……怪我はなさそうだけど、大丈夫? 歩ける?」
 瓔花は水子の様子に素早く目を通しつつ、言葉でも具合を尋ねながら水子の膝についた土埃を払う。瓔花の言う通り幸い怪我はないようで、水子本人も顔を伏せながらではあるがこくりと頷いた。
 瓔花は自身の目と本人の返答両方で無事だと確認すると、ほっと長く息を吐いて胸を撫で下ろし、改めて膝や頬に付いた土埃を払っていく。
 それを受ける水子の方にはもう逃げる意志はないようで大人しくしており、その顔は今にも泣き出しそうだ。もっとも、その理由は転んで痛かったから、なんてことじゃなく。
 水子は消え入りそうな声で、怒ってる?、と瓔花に尋ねた。
「怒ってるよ。でも、それは喧嘩したからじゃなくて、一人でこんな危ないところまで来たことに怒ってるの」
 瓔花は水気を含んで泥一歩手前になったべとつく土を水子の頬から拭いながら、自身の気持ちを曲げずにはっきりと、落ち着いた声音で淡々と言う。
「そりゃ、何十人もいるんだから誰かと喧嘩だってすると思う。それで飛び出した手前、引っ込みがつかなくなって戻りにくくなっちゃうのも分かるよ。君がした一番悪いことは、みんなや私に心配させたこと」
 瓔花はそこまで言うと、水子の綺麗になった頬に両手を添えると、自身と目線を合わせさせる。
「分かった?」
 瓔花は真っ直ぐに、真剣な表情で水子を見つめる。ここまで何も言わず瓔花の言葉をじっと聞いていた水子は震える声で、ごめんなさい、と呟いた。
「……うん。その言葉、あの子にも言おうね。凄く心配してたから」
 水子は小さく、しかしはっきりとこくんと頷く。それを見て瓔花も小さく頷いてとても優しい笑顔を向けると、頬に添えていた手を頭に乗せてよしよしと撫でた後、すくっと立ち上がった。
「さてっ! 日が暮れる前にみんなのところに帰ろっか?」
 瓔花は今までの雰囲気を吹き飛ばすほどに明るく言い放つと、水子と手を繋ぐ。そして、河原へ戻るべく踵を返す――が、その前に水子の足元の乱れた砂利に、黒い水玉が浮かんだのに気付いた。
 それはぽつん、ぽつんと徐々に数を増し、隣の砂利へも浮かんでは増えていく。
 瓔花は水子と繋いでいた手を一度ほどくと、水子の背中に手を回して抱き寄せた。
「もうちょっとだけしてから、みんなのところに戻ろっか」
 水子は瓔花に抱き締められたまま、小さく頷いた。



「結婚式の日取りをようやく決めた矢先に事故だなんて、そんなことある? 本当あなたって、昔からタイミング悪いとこあるのよね。……なんて、今のあなたに言っても仕方がないけどさ。……また、来るからね。……あーあ、あなたとの子供、欲しかったな……」
 私は……。



「みんな楽しそうにしてたでしょ。あれね、やってみると本当に楽しいんだよ。単に石を積むだけと思ったら大間違いなんだから」
 瓔花は手を引く幼い水子に得意気に積み石について語っていた。しかし、それを聞きつつ手を引かれる幼い水子はそれ以上に気になることがあるらしく、不安そうな声で瓔花にぼそぼそと尋ねた。
「え? うんうん……、大丈夫大丈夫、みんないい子だし、お友達もすぐに出来るよー」
 幼い水子の問いに瓔花はあははと笑ってそう答えると、それにつられてか幼い水子もあどけない笑顔を見せる。
「さて、後はまだ会ってない子達に紹介と、憶えておいて欲しい約束なんかがあるんだけど……」
 瓔花は言いながら辺りをきょろきょろと見回してある水子を探す。
「……あ、居た居た。おーい」
 探し水子が見つかったところで、空いている手を振って更に名前も追加で呼ぶとその子はすぐに気付き、早速瓔花の元に駆けつけて来てくれた。
「ごめんね、今からだけど大丈夫? ……うん、それじゃ、後はお願いね。一応言っておくけど、あんなところまで行っちゃ駄目だよー。ふふっ、ごめんごめん、冗談だから」
 後を託す言葉に呼ばれた水子は張り切った様子で快活に返事をしたが、続く忠告に頬を赤くして照れながらも怒ると、瓔花は小さく笑って謝る。
 そして、瓔花は幼い水子と繋いでいた手をほどくとその子の背後に回り、呼んだ水子と向かい合わせた。
「この子がね、私の次にこの河原に詳しい子だよ。私はちょっと、どうしてもやらないといけないことがあるから、後はこの子に色々と教えてもらってね」
 瓔花が幼い水子に優しい声音で言うと、後を任せられた水子が先程までの瓔花に倣うように、手を繋ごうとそっと手を差し出す。
 だが、幼い水子は少しびくりと体を震わせる。足も僅かに後ろに下がり、砂利が小さく音を立てた。
「大丈夫だよ」
 しかし、後ろから瓔花がたった一言だけそう声を掛けると、幼い水子の後退る足は止まる。幼い水子は、差し出された手と、自分よりも体躯の大きな目の前の水子をじっと見つめた後、恐る恐る手を伸ばすとその手を握った。
 お互いにまだ遠慮があるせいで弱々しい繋がりながら、確かに結ばれた手。そして、瓔花の言った通り大丈夫だと分かったのだろう、幼い水子は、またあどけない笑顔を見せた。
 行こうか。うん。と二人は短く言葉を交わすと、行ってきますと一緒に瓔花に手を振った。
「行ってらっしゃい」
 瓔花に見送られてこの場から去っていく二人の後姿をしっかりと見送った後、瓔花は腰に手を当てて、よーし、と呟いた。
「歓迎会の準備、今回はどうしようかなー」
 瓔花は“どうしてもやらないこと”のため、何か使えそうなものやアイデアを求めて、三途の河でも賽の河原近辺よりも屋台なんかで遥かに賑わっている中有の道方面へと歩いていく。
 だが、数歩踏み出したところで足を止めると、軽く溜め息をついた。
「……もう私の手伝いも十分に出来るくらい立派になったし、もう、あの子もそろそろかなぁ」
 瓔花は寂しげにそう呟くと、再度歩き出した。



 泥棒、という怒号と木橋を荒々しく駆ける足音につい振り返った瞬間、私は何者かに突き飛ばされた。次の瞬間には視界に木橋の裏側とどんよりと曇った空が映り、どぼん、と何かが落ちた重い音とともに瞬く間に滲んで大量の泡に隠されてしまった。それに少し遅れての、誰か落ちたぞ、という声がするまで、私は私自身に何が起きたのか分からなかった。
 冷たい。息が出来ない。手足が痺れて動かない。思考が混濁する。苦しい。寒い。頭の中でそれらがひたすらぐるぐると回る。それでも、溺れたと気付くのに時間はほんの一瞬しか掛からなかった。
 どうしよう。泳ぐ? それとも、じっとしている? いや、溺れた時は動かない方がいいとは言うが、それどころじゃない。このままでは死因が変わるだけだ。無理矢理泳いででも、ここから抜け出さないと。岸は遠くなかったはずだ。なんとかなる。子供の頃、水泳は得意な方だった。
 だけど、いざ体を動かそうと思っても、体は動いてくれなかった。頭でいくら動けと命令しても、精々弱く震えることしかしてくれない。
 私は、このまま溺れ死ぬのだろうか。嫌だ。絶対に嫌だ。まだ、死ねないんだ。だって、やっとこの子を授かったのに。
 心はこんなに必死にもがいているのに、体は動いてくれないし、意識は朦朧としていく。お腹を抱くことすら出来ない。せめて、せめてこの子だけでも。ああ、だけど、もう、駄目だ。どうして。そんな。なんでこんな目に。
 私の諦めきれない思いが、声が、私の中で消えゆく前に水の中へ溢れて溶けていく。
 私は、お母さんになれないの?



 快晴。まさにその言葉がぴたりと当てはまる空模様の日。だが、三途の河やその周辺は相変わらず霧ばかり、と思いきや今日はこの辺りも珍しくさっぱりと晴れやかで、まるで空の青さに合わせたように景色は澄んでいた。
「あ、映姫さん、こんにちは」
「こんにちは」
 遊ぶ水子達を見守っていた瓔花が、賽の河原の砂利を踏む足音に気付いてそちらを向くと、そこには足音の主、映姫の姿があった。映姫は軽く会釈程度に頭を下げると、言葉でも挨拶を返す。
「はーい、じゃあ、みんなも閻魔様にご挨拶しようねー」
 瓔花のその言葉に、近くで遊んでいた水子達も瓔花に倣って挨拶をする。
 半分くらいは声が揃い、もう半分くらいは所々ずれての、こんにちはの応酬。それは非常に元気な――ややすればうるさいと思われても仕方ないくらい――の勢いがあったが、映姫は少し口角を上げて、水子達にもこんにちはと柔和に返した。
 そして、水子達がまた各々の遊びに戻ったところで、映姫はにこにこと笑う瓔花の方に改めて顔を向けると口を開く。
「お時間、よろしいですか?」

 水子達の集まる河原から川沿いにしばらく歩いて二回曲がったところにある、少し開けた場所。狭い川岸にはぼろぼろに朽ちた小舟が突っ込んでその付近に多少の彼岸花が咲き、中央には横たわるように置かれたなかなかに大きな岩があった。
 ちょっとお話することがあるからと抜け出した二人が向かったのがここだった。ここは瓔花達が二人きりで話す際によく使う空地で、水子達には危ないからここまでは行かないようにと普段から言い聞かせている場所でもある。
 瓔花と映姫は並ぶように岩に腰を下ろしており、しばし小舟にぶつかる河の波紋と風に揺れる彼岸花を見ていたが、瓔花は小さく深呼吸すると、口を開いた。
「……それで、今日は何用ですか?」
「今日は伝言だけです。あの、少し前まで一番お兄さんだったあの子から」
 映姫の静かな言葉に瓔花は一瞬息を呑むと、もう一度深呼吸して、頷いた。
「……はい」
「瓔花さんや皆さんと一緒に過ごせてとても楽しかった。もしも、またこちらに来ることがあれば、よろしく、と。あの子らしい、とても元気な声と笑顔でしたよ」
 穏やかな声で話す映姫の言葉がそこで区切られると、瓔花は神妙にしていた顔を崩して、呆れたように笑う。
「もー、舟に乗る前にも、またこっちに来ちゃ駄目だよって言ったのに」
「……それと、もう一つ。これは、私づてではなく、直接貴方に伝えたいとのことでしたので」
 映姫は懐から封筒を取り出して、瓔花に手渡す。封筒とは言っても封はされておらず、口は折って閉じてあるだけだった。それを瓔花は僅かな逡巡を挟んで開けると中に指を入れ、三つ折りにされた紙を取り出す。
 封筒もそうだが、この紙自体も上質なものだ。恐らく、重要な書類を入れたり記入するための物なのだろう。 
 そこにはお世辞にも上手とは言えない下手くそな文字で、たった数文字だけ刻まれていた。
『ありがとう、お母さん』と。
 瓔花はそのたった数文字にとても長く時間を使った後、小さく呟く。
「こっちこそ、ありがとう」
 瓔花は手紙を大事に畳むと服の衣嚢に仕舞い、映姫に頭を下げた。
「映姫さん、いつもわざわざありがとうございます」
「いえ、お気になさらず。私の方に出来るのは、これくらいですから」
 映姫は僅かに寂寥を混ぜた笑顔を見せると会釈よりも深めに頭を下げ、それでは、と言い残してその場を去っていく。
 瓔花は閻魔という立場にもかかわらず自ら伝言役を買って出てくれた、元お地蔵の閻魔様の後ろ姿が見えなくなるまで見送った後、両手をぐっと伸ばして岩に寝そべるように後ろに倒れ込む。
 三途の河ではなかなか拝めない、晴れやかな空の色に思わず笑みを零しながらも、鼻の奥がつんと痛んで少し強めに目蓋を閉じた。
 熱い雫が一筋だけ、こめかみを伝う。
「……よーし! みんなのところに戻るかー」
 瓔花はそれを服の袖で拭うとがばりと体を起こし、勢いそのままに岩からよっと降りる。そして、映姫とは反対側、水子のみんなが待っている河原の方へと歩き出した。



 私達は、お母さんに、なりたかった。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
奈伎良柳
https://twitter.com/nagira_yanagi
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コメント



0.190簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
面白く良かったです
4.100夏後冬前削除
瓔花の明るさと胸を引き裂くような水子の悲劇とのコントラストに心を揺さぶられました。最後の一文もゾクリとさせられました。面白かったです。
5.100名前が無い程度の能力削除
瓔花という重い出自のキャラクターにしっかり向かい合っているようで、非常に良かったです。
6.80名前が無い程度の能力削除
良かったです。ほんのり暖かい良いお話でした。有難う御座います。
7.100南条削除
とても面白かったです
戎瓔花ってこうだよな、って素直に思えました
悲しいけれど暖かいお話でした
8.90名前が無い程度の能力削除
つらいけどもいい話でした
9.100マジカル☆さくやちゃんスター(左)削除
胃に泥詰められたみたいに重くなるのに暖かさもあって、揺さぶられて凄くよかったです
11.60名前が無い程度の能力削除
ネタが難しいところ。こういうのもまたありか。