-レミリアの場合-
紅魔館の一室。
読んでいた本を閉じたレミリアはおもむろにゆりかごから娘を抱き上げる。
「ミリア...半分人間の血が混じっているとはいえあなたは私の娘。きっと将来は私のようにカリスマ溢れる子に育ってくれるでしょう。」
自分にそっくりな娘を抱えてカリスマな笑みを浮かべるレミリア。
「さっそくこの子がしゃべれるようになったら厳しく教養を...」
「ぎゃぁぁぁん!」
不意に娘が泣き出す。
そして母親のレミリアは...
「え⁉あ...ちょっと!え~と...どうしよどうしよ...そうだ!いないいない...ぎゃおー!」
「キャッキャッ!」
「あ。笑った。う~んさすが私の娘!可愛すぎるわ...」
結論 カリスマの欠片もない親バカな母親。
-妖夢の場合-
白玉楼の庭に声が響く。
「ほら!そんなんじゃ楼観剣の継承者になれないわ‼もっときびきびと!」
「は...はいっ!」
剣の訓練場には銀髪のそっくりな親子がいた。
母親の妖夢は腰にてをあて娘を見ている。
母親ににた銀髪の娘は真剣な顔で剣を構える。
「...お母さま少し休憩したいんだけど‼」
不意に娘は母親を振り返り抗議する。
「何をいってるの‼まだ三十分しかたってないわよ❗」
妖夢は厳しい口調でたしなめる。
「ふえーーん!ゆゆこさまぁ!お母さまがいじめるー」
娘は半霊を抱き抱えると縁側に座る幽々子のもとへはしる。
「あらあら。酷いおかあさんねー。」
「ちょっと幽々子様‼甘やかさないで下さい!孫を可愛がるおばあちゃんじゃないんですから‼」
「お...おばあちゃん⁉妖夢!なんてことを...!」
「ほら来なさい妖花‼練習するわよ。魂魄家の跡取りはあなたしかいないんだから‼」
「わーんお母さまのバカー‼」
結論 主を貶せるほど教育熱心な母親
-霊夢の場合-
「ほらささっと掃除しちゃいなさい。」
「おかあさんはしないのー?」
「あのねえ霊華。掃除も博麗の巫女の修行の一貫よ。」
縁側に横たわり煎餅をかじる霊夢に箒を持った娘が首をかしげる。
「ふーん。」
ひねくれた霊夢からなぜこんな素直な娘が産まれたのか謎だが娘は納得して掃除に戻る。
「ちょっと霊夢。いい加減なこと教えるのやめなさい。」
「いいじゃない可愛い可愛い霊華のためだわ。」
「あーー‼紫おばちゃんだー‼」
遊びに来ていた紫に気づいたのか霊華はぴょんぴょん跳び跳ねる。
「ええ来ちゃったわー。霊華ちゃん。でも紫お姉ちゃんよ?」
「霊華。掃除。」
「はーーい‼」
霊華はすぐに掃除に戻る。
「紫。あんたあの子に修行つけといて。」
「母親でしょあなた。自分でしなさい。」
「...だって私じゃ可愛くて手加減しちゃうもの。」
「もしかして掃除させてるのって?」
「掃除してる霊華かわいくって。」
「あっそう...」
結論 口ではそっけないが実は人一倍可愛がってる系の母親
紅魔館の一室。
読んでいた本を閉じたレミリアはおもむろにゆりかごから娘を抱き上げる。
「ミリア...半分人間の血が混じっているとはいえあなたは私の娘。きっと将来は私のようにカリスマ溢れる子に育ってくれるでしょう。」
自分にそっくりな娘を抱えてカリスマな笑みを浮かべるレミリア。
「さっそくこの子がしゃべれるようになったら厳しく教養を...」
「ぎゃぁぁぁん!」
不意に娘が泣き出す。
そして母親のレミリアは...
「え⁉あ...ちょっと!え~と...どうしよどうしよ...そうだ!いないいない...ぎゃおー!」
「キャッキャッ!」
「あ。笑った。う~んさすが私の娘!可愛すぎるわ...」
結論 カリスマの欠片もない親バカな母親。
-妖夢の場合-
白玉楼の庭に声が響く。
「ほら!そんなんじゃ楼観剣の継承者になれないわ‼もっときびきびと!」
「は...はいっ!」
剣の訓練場には銀髪のそっくりな親子がいた。
母親の妖夢は腰にてをあて娘を見ている。
母親ににた銀髪の娘は真剣な顔で剣を構える。
「...お母さま少し休憩したいんだけど‼」
不意に娘は母親を振り返り抗議する。
「何をいってるの‼まだ三十分しかたってないわよ❗」
妖夢は厳しい口調でたしなめる。
「ふえーーん!ゆゆこさまぁ!お母さまがいじめるー」
娘は半霊を抱き抱えると縁側に座る幽々子のもとへはしる。
「あらあら。酷いおかあさんねー。」
「ちょっと幽々子様‼甘やかさないで下さい!孫を可愛がるおばあちゃんじゃないんですから‼」
「お...おばあちゃん⁉妖夢!なんてことを...!」
「ほら来なさい妖花‼練習するわよ。魂魄家の跡取りはあなたしかいないんだから‼」
「わーんお母さまのバカー‼」
結論 主を貶せるほど教育熱心な母親
-霊夢の場合-
「ほらささっと掃除しちゃいなさい。」
「おかあさんはしないのー?」
「あのねえ霊華。掃除も博麗の巫女の修行の一貫よ。」
縁側に横たわり煎餅をかじる霊夢に箒を持った娘が首をかしげる。
「ふーん。」
ひねくれた霊夢からなぜこんな素直な娘が産まれたのか謎だが娘は納得して掃除に戻る。
「ちょっと霊夢。いい加減なこと教えるのやめなさい。」
「いいじゃない可愛い可愛い霊華のためだわ。」
「あーー‼紫おばちゃんだー‼」
遊びに来ていた紫に気づいたのか霊華はぴょんぴょん跳び跳ねる。
「ええ来ちゃったわー。霊華ちゃん。でも紫お姉ちゃんよ?」
「霊華。掃除。」
「はーーい‼」
霊華はすぐに掃除に戻る。
「紫。あんたあの子に修行つけといて。」
「母親でしょあなた。自分でしなさい。」
「...だって私じゃ可愛くて手加減しちゃうもの。」
「もしかして掃除させてるのって?」
「掃除してる霊華かわいくって。」
「あっそう...」
結論 口ではそっけないが実は人一倍可愛がってる系の母親