Coolier - 新生・東方創想話

別にヴァレンタインとか私達みたいな屑には関係ない

2021/02/13 17:08:50
最終更新
サイズ
1.43KB
ページ数
1
閲覧数
234
評価数
4/5
POINT
410
Rate
14.50

分類タグ

「ほら、プレゼント」
「あ、ありがとう」
 何か貰った。なにコレ。正邪のプレゼントってだけでもういい予感は働かないけど、どうせだから中を確認。
「なにコレ」
 今度は口に出して言った。中身は乾いた種だった。
 匂いを嗅いだり、手触りを確かめたりするけど、一向に何か判りそうにない。
「ホワイトデイのお返し」
「今日はヴァレンタインデイだよ」
「忘れんうちにお返ししとこうと思って」
「まだあげてもないし。あと、コレって何の種」
「気持ち良くなれるマジックアイテム」
「いらない。返す」
「何でだよ。一緒に廃頽しようぜ」
「ホワイトデイは三倍返しって知ってた?」
「どーでもいいそんな事。お返しなんだから黙って受け取れ」
「チョコ欲しいんなら最初から言え」
「チョコくれ」
「急に素直になんな。天邪鬼の自覚あんのか」
 用意しといたチョコを取り出して、投げてやる。正邪は犬みたいにチョコに飛びついて齧りだした。
「お前、私にあげる前に一回使ったろ」
「ぜんぜん。私今シラフ」
「シラフでそれなのもヤバいな」
「で、使わないの?それなら返してもらうけど」
「何でだよ。お返しっつーからチョコやったんだろうが」
「使わないの」
「…使う。やり方教えて」
「砕いて、歯茎に塗れ」
 言われた通りにやる。でも、なんか思ったより気持ち良くない。
 もっと無条件でハイになれるかと思ったのに、つまんない。
「私にも使わせろ」
 そう言って正邪も歯茎に塗る。でも表情は何も変わってない。
「ねぇ正邪、これってほんとに気持ちいい?」
「ぜんぜん。質悪いから」
「何でそんなの渡すんだよ」
「憧れだったんだよ。チョコを摘みに薬ヤるの。貰ったチョコなら尚いい」
「死ねばいいのに」
 
From your valentine
dust box
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.30簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
やり取りが良かったです
2.100名前が無い程度の能力削除
砕いて歯茎に塗るのすき、悪友正針だいすき
4.90名前が無い程度の能力削除
ハッピーヴぁれんたいん
5.100南条削除
面白かったです
正邪の意味不明なテンションがよかったです