「お姉様~今日雨降る~?」
「大丈夫...とは言えないけど大丈夫。晴天よ。」
「じゃあいってきまーす‼」
「いってらっしゃい。」
私は元気よく玄関から飛び出す。
背中には教科書の入ったリュックを背負って。
最近寺子屋に通い始めた私は寺子屋が楽しくて仕方ないのだ。
友達と遊んで、頑張って作ってくれたお姉様のお弁当を食べて。
今日もそんないつも通りの一日になるはずだったのに...
「あれ?寺子屋開いてない...」
いつもなら開いている寺子屋のドアがしまっていたのだ。
しかし私は驚かなかった。
時々早く来すぎてしまうことがあったからだ。
少し待っていると慧音先生の声が聞こえた。
「おや?フランドール何してるんだ?」
「あっ先生。ドアが開いてないから...」
「え?」
慧音先生は少し首をかしげると不思議そうにいった。
「何をいっとるんだフランドール?今日は寺子屋は休みになったんだぞ?」
「は?」
頭が混乱している私に慧音先生は不思議そうな顔をしたまま教えてくれる。
「実は最近幻想郷に入ってきておさまった外の世界の病気、コロナウイルスがまたはやりだしてな。寺子屋に通っている人間の子供が一人かかっちまったんだ。それで感染を防ぐために紫から寺子屋を休みにしろと命令が出たのさ。」
「な...何で教えてくれなかったんですか⁉」
私は絶叫した。だって一人だけ来てるなんて恥ずかしいじゃない?
慧音先生は困惑しながら衝撃的なことをいった。
「何をいっとるんだ?昨日の夜にお前の保護者...だからレミリアだな。に連絡したぞ?寺子屋用の連絡アプリ「ホーム&TERAKOYA」でな。なんだ聞いてなかったのか?」
「......」
そんなのしらない。お姉様め...
「とりあえず今日は帰るんだな。あ、幸いなことに濃厚接触者はいなかったから来週からは普通に来いよ?」
慧音先生に送られて私は寺子屋をでる。
「お姉様に文句いってやる❗」
そう決意した私は足早に帰路をたどった。
「お姉様ぁぁ‼」
「フラン⁉寺子屋は?」
「寺子屋もくそもないわよ‼今日寺子屋が休みだってこと何で教えてくれなかったの⁉」
「ええ⁉休みだったの⁉」
「ちゃんと連絡したって慧音先生がいってたよ‼お姉様のせいで骨折り損だよ‼」
「ちょっちょっと待ちなさいよ‼怒らなくても..いい加減にしてよ⁉」
「何よ...お姉様のせいなのに‼......今度からはちゃんと確かめてよ。」
怒ったまま私はお姉様の部屋を出た
「フラン?いるかしら...?」
部屋に帰った私のもとにお姉様が訪ねてきたのはお昼頃。
私の怒りはもうすでにとけていた。
「あの...ごめんなさいね。今度からはちゃんと確認するわ。」
「別にいいよ。じゃあ何で来たの?謝るため?」
「いえ。そうじゃないわ。寺子屋からのお知らせでね。」
「なあに?」
「ん...宿題が出てるから伝えるわね。まず夏休み用の宿題課題の社会と英語ね。1と2をやるそうよ。それから数学は新研究...家庭学習ね。の170~171。理科は新研究の194~195、それと200~201ね。最後に国語だけどこれも新研究の182~183だそうよ。提出は月曜日。頑張ってね。」
それだけ言うとお姉様はひらひらと手をふって出ていった。
一人残された私は
「....最悪。」
と呟くのだった。
「大丈夫...とは言えないけど大丈夫。晴天よ。」
「じゃあいってきまーす‼」
「いってらっしゃい。」
私は元気よく玄関から飛び出す。
背中には教科書の入ったリュックを背負って。
最近寺子屋に通い始めた私は寺子屋が楽しくて仕方ないのだ。
友達と遊んで、頑張って作ってくれたお姉様のお弁当を食べて。
今日もそんないつも通りの一日になるはずだったのに...
「あれ?寺子屋開いてない...」
いつもなら開いている寺子屋のドアがしまっていたのだ。
しかし私は驚かなかった。
時々早く来すぎてしまうことがあったからだ。
少し待っていると慧音先生の声が聞こえた。
「おや?フランドール何してるんだ?」
「あっ先生。ドアが開いてないから...」
「え?」
慧音先生は少し首をかしげると不思議そうにいった。
「何をいっとるんだフランドール?今日は寺子屋は休みになったんだぞ?」
「は?」
頭が混乱している私に慧音先生は不思議そうな顔をしたまま教えてくれる。
「実は最近幻想郷に入ってきておさまった外の世界の病気、コロナウイルスがまたはやりだしてな。寺子屋に通っている人間の子供が一人かかっちまったんだ。それで感染を防ぐために紫から寺子屋を休みにしろと命令が出たのさ。」
「な...何で教えてくれなかったんですか⁉」
私は絶叫した。だって一人だけ来てるなんて恥ずかしいじゃない?
慧音先生は困惑しながら衝撃的なことをいった。
「何をいっとるんだ?昨日の夜にお前の保護者...だからレミリアだな。に連絡したぞ?寺子屋用の連絡アプリ「ホーム&TERAKOYA」でな。なんだ聞いてなかったのか?」
「......」
そんなのしらない。お姉様め...
「とりあえず今日は帰るんだな。あ、幸いなことに濃厚接触者はいなかったから来週からは普通に来いよ?」
慧音先生に送られて私は寺子屋をでる。
「お姉様に文句いってやる❗」
そう決意した私は足早に帰路をたどった。
「お姉様ぁぁ‼」
「フラン⁉寺子屋は?」
「寺子屋もくそもないわよ‼今日寺子屋が休みだってこと何で教えてくれなかったの⁉」
「ええ⁉休みだったの⁉」
「ちゃんと連絡したって慧音先生がいってたよ‼お姉様のせいで骨折り損だよ‼」
「ちょっちょっと待ちなさいよ‼怒らなくても..いい加減にしてよ⁉」
「何よ...お姉様のせいなのに‼......今度からはちゃんと確かめてよ。」
怒ったまま私はお姉様の部屋を出た
「フラン?いるかしら...?」
部屋に帰った私のもとにお姉様が訪ねてきたのはお昼頃。
私の怒りはもうすでにとけていた。
「あの...ごめんなさいね。今度からはちゃんと確認するわ。」
「別にいいよ。じゃあ何で来たの?謝るため?」
「いえ。そうじゃないわ。寺子屋からのお知らせでね。」
「なあに?」
「ん...宿題が出てるから伝えるわね。まず夏休み用の宿題課題の社会と英語ね。1と2をやるそうよ。それから数学は新研究...家庭学習ね。の170~171。理科は新研究の194~195、それと200~201ね。最後に国語だけどこれも新研究の182~183だそうよ。提出は月曜日。頑張ってね。」
それだけ言うとお姉様はひらひらと手をふって出ていった。
一人残された私は
「....最悪。」
と呟くのだった。
わかっておもしろかったです。
保護者はさくやさんにした方がたぶんいいですね
演じてもらったってとこでしょうかね。