一度壊れたら二度と戻らないものってなんだと思う?
地下深くにある私のお部屋
時々訪ねてくる貴女はいつも冷たい瞳で私を見るの。
でも私にはわかるわ。
その冷たい瞳の奥底には深い憂いをたたえているということが。
その悲しそうな瞳は私に注がれているようで注がれてない。
どこかへ消えていってしまう。
寂しいときには貴女を呼ぶの。
「お姉様...お姉様」って。
ほんと惨めな運命よね。って貴女は言う。
でもね...私が固く閉ざされた扉の向こうに足を向けることさえできないのは、
貴女がそうさせているからでしょう?
私たちは生まれたときからずっと二人きりで過ごしてきた。
たった二人の姉妹なのだから
だからずっと生きてるんだって思ってる。
寄り添いあって生きていきたかったのに...
証拠がほしいの。
そうしたら信じることができるから。
だからねぇ...どうかください私を愛してる証を...。
いつかのように手をとりあって、私をまっすぐ見てよ...
私の名前を呼んでよ。
私はまだ貴女のことを愛してるの。
もう「やりなおし」はできないのかな...?
貴女は元に戻らないの?
お姉様...
最後まで独りぼっちでいるぐらいなら、いっそ先に消えてしまいましょうか。
そして貴女がいなくなってしまえば最後には誰もいなくなるものね。
...本当は分かっていたのに。
貴女は私のことを愛してるんだってこと...
昔からずっと慣れ親しんできたお伽噺。
はじめての時は結末に現れる幸せな二人の姿を知らなかった。
悲しいときは貴女を呼ぶの。
「お姉様...お姉様」って。
でももう貴女は来てくれないけど。
もう一度会える可能性があると思うの。
あるいはもう期待することもないかもしれない。
貴女がいないから。
扉の向こうの世界にだんだん興味はなくなっていった。
わかり会うにはお互い無邪気すぎたのかもしれないね。
それはもしかしたら些細な誤解で。
だけど気まずいよ...
それでも確かめるすべなんかない。
だって貴女は...
証拠がほしいの。
そうしたら信じることができるから。
だからねぇ...どうかください扉の先への赦しを。
鏡の国の一人の芝居の観客はどこにいるの?
私の名前を呼んでよ。
私はまだ貴女のことを愛してるの。
貴女だけのせいじゃないのに。
その向こう側に怯えていて足を踏み出すことが出来なかった私も悪い。
私に勇気があれば...
遅すぎることはないってわかっているんでしょ?
その事を自覚できたらいいのに。
今私は抜け出そうとしている。
でもまた憂鬱に逆戻り。
だからお姉様私を一人にしないで。
「フラン」って呼んで!
証拠はあるわ。
そしてこの線を越えるの。
始まりからおしまいまでふたりぼっちでいようよ。
今の私にできる限りでいっぱいの笑顔を作るから。
証拠はあるわ。
ひどいおちかたでやっとてにいれた証拠がね。
でももう遅かった。
証拠を手にいれたことで証明されたのは儚くも愚かしくもある小さな勘違いだった。
お姉様...ごめんなさい。
貴女は愛していてくれたのに、それに気づかなかった愚かな私を許して。
証拠はたくさんあったのに。
気づけない私がいけなかったの。
ごめんなさい。
お姉様が冷たい石の床で横たわって動かないのは私のせい。
いらないっておもった。
私を愛していないお姉様何て要らないと思った。
でもそれは私の勘違いだった。
貴女は愛してくれていた。
最後まであなたと一緒にいたいから。
私も一緒に逝って上げる。
全て私が悪かったから。
償いの意味もあるけど。
でも貴女と一緒にいたいのは本心からの願い。
ここには最初から二人しかいなかった。
そして最後まで二人しかいないなら
そうして私も今この部屋を後にして最後には誰もいなくなる。
All that remaisis the appearance of the two hugging each other.
And no one is gone...
地下深くにある私のお部屋
時々訪ねてくる貴女はいつも冷たい瞳で私を見るの。
でも私にはわかるわ。
その冷たい瞳の奥底には深い憂いをたたえているということが。
その悲しそうな瞳は私に注がれているようで注がれてない。
どこかへ消えていってしまう。
寂しいときには貴女を呼ぶの。
「お姉様...お姉様」って。
ほんと惨めな運命よね。って貴女は言う。
でもね...私が固く閉ざされた扉の向こうに足を向けることさえできないのは、
貴女がそうさせているからでしょう?
私たちは生まれたときからずっと二人きりで過ごしてきた。
たった二人の姉妹なのだから
だからずっと生きてるんだって思ってる。
寄り添いあって生きていきたかったのに...
証拠がほしいの。
そうしたら信じることができるから。
だからねぇ...どうかください私を愛してる証を...。
いつかのように手をとりあって、私をまっすぐ見てよ...
私の名前を呼んでよ。
私はまだ貴女のことを愛してるの。
もう「やりなおし」はできないのかな...?
貴女は元に戻らないの?
お姉様...
最後まで独りぼっちでいるぐらいなら、いっそ先に消えてしまいましょうか。
そして貴女がいなくなってしまえば最後には誰もいなくなるものね。
...本当は分かっていたのに。
貴女は私のことを愛してるんだってこと...
昔からずっと慣れ親しんできたお伽噺。
はじめての時は結末に現れる幸せな二人の姿を知らなかった。
悲しいときは貴女を呼ぶの。
「お姉様...お姉様」って。
でももう貴女は来てくれないけど。
もう一度会える可能性があると思うの。
あるいはもう期待することもないかもしれない。
貴女がいないから。
扉の向こうの世界にだんだん興味はなくなっていった。
わかり会うにはお互い無邪気すぎたのかもしれないね。
それはもしかしたら些細な誤解で。
だけど気まずいよ...
それでも確かめるすべなんかない。
だって貴女は...
証拠がほしいの。
そうしたら信じることができるから。
だからねぇ...どうかください扉の先への赦しを。
鏡の国の一人の芝居の観客はどこにいるの?
私の名前を呼んでよ。
私はまだ貴女のことを愛してるの。
貴女だけのせいじゃないのに。
その向こう側に怯えていて足を踏み出すことが出来なかった私も悪い。
私に勇気があれば...
遅すぎることはないってわかっているんでしょ?
その事を自覚できたらいいのに。
今私は抜け出そうとしている。
でもまた憂鬱に逆戻り。
だからお姉様私を一人にしないで。
「フラン」って呼んで!
証拠はあるわ。
そしてこの線を越えるの。
始まりからおしまいまでふたりぼっちでいようよ。
今の私にできる限りでいっぱいの笑顔を作るから。
証拠はあるわ。
ひどいおちかたでやっとてにいれた証拠がね。
でももう遅かった。
証拠を手にいれたことで証明されたのは儚くも愚かしくもある小さな勘違いだった。
お姉様...ごめんなさい。
貴女は愛していてくれたのに、それに気づかなかった愚かな私を許して。
証拠はたくさんあったのに。
気づけない私がいけなかったの。
ごめんなさい。
お姉様が冷たい石の床で横たわって動かないのは私のせい。
いらないっておもった。
私を愛していないお姉様何て要らないと思った。
でもそれは私の勘違いだった。
貴女は愛してくれていた。
最後まであなたと一緒にいたいから。
私も一緒に逝って上げる。
全て私が悪かったから。
償いの意味もあるけど。
でも貴女と一緒にいたいのは本心からの願い。
ここには最初から二人しかいなかった。
そして最後まで二人しかいないなら
そうして私も今この部屋を後にして最後には誰もいなくなる。
All that remaisis the appearance of the two hugging each other.
And no one is gone...
最後には気づいて後悔する感じかな?でも一緒に逝っちゃったっぽいけど...