Coolier - 新生・東方創想話

初のレミフラ

2020/10/14 00:44:39
最終更新
サイズ
2.12KB
ページ数
1
閲覧数
1122
評価数
6/7
POINT
610
Rate
15.88

分類タグ

私は、フランが好きだ。妹としても、恋の相手としても。

私は、レミリアが好きだ。姉としても、恋の相手としても。

できる事なら、仲の悪い関係を"壊したかった。"

できる事なら、お姉様との"運命を変えたっかった"

かわいい妹のように。

綺麗なお姉様のように。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「フラン!起きてってば!」

「ま〜だ〜ね〜る〜」

「全く、、、先に朝ごはん食べてるよ」

フランの部屋を出た。こんなに爽やかな朝なのになんでいつも寝てるんだろう。 もしフランと朝ごはんが食べれたらどれだけ幸せだろうか

「お姉様〜」

寝ぼけたフランが私に後ろから抱きついて来た。立ち止まって右下に目を向ける。フランは……寝てる?

「スー・・」

「好きなだけ寝てればいいのよ」

「好き」

寝言か!焦った。超焦った。どうやら私の言った"好きなだけ"の"好き'
の部分をリピートしたようだ。それにしてもフランにそう言われるのは心地がいい事だ。どうせバレないなら言ってもいいだろう。
「私も」

「えへへ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「本当は起きてました」なんて言ったら怒るだろうか。いや、それはそれでアリかも。

「コーヒー飲む? 私のだけど」

ドキっ!

「(それならむしろ)飲む〜〜」

「はい」

コップを手に取り考える。どこに口をつければいいんだ!?普通に考えてお姉様が口を付けたのは手前……いやいや、間接キスなんて何を幼稚な事を考えてるんだ、私は。とりあえず飲もう。

ゴクリ

「おいしい?」

「おいしい」

別にお姉様が淹れたわけでもないのに聞くってことはもしかして

「(私の口を付けたところから飲むコーヒーは)おいしい?」

という事かもしれない!もう、お姉さまったら!

「違うから」

心読まれたよ!今!姉が心読むのは古明地さん家だけじゃなかった?

「ところでさあ」

ゴクリ 今度はコーヒーではなく唾液をゴクリ。

「私のことさあ」

ゴクゴクゴクリ

「好き?」

「もちろん!」

「バレバレね」

「起きてたでしょ」

「うん」

「かわいい妹だよ。ほんと」

ならば、

「心読んだでしょ」

「うん」

「かわいいお姉ちゃんだよ。ほんと」

「お姉"様"」

「はいはい」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからというもの姉妹は、散歩も、お使いも、ただの暇つぶしも、あらゆる事を二人だけで行うのでした。




終わり

咲夜さん 「本当困っちゃいますよ。部屋でやってください。昨日なんか私の前でキスしたり抱き合ったり…………」




炭酸です。 初のレミフラでした。書き出しがおしゃれなのに、内容がネタ寄りになってしまいました。書き出しを他の作品に使い回すかもです。
炭酸弱めな強炭酸
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.50簡易評価
1.100終身名誉東方愚民削除
姉妹だからなのか身の回りの日常のちょっとした事からも繋がったり少し過敏になったりして関係が変わっていくみたいでお姉様がお姉ちゃんになっていくと思うと微笑ましかったです
2.90ねこふらん削除
百合のスカーレット姉妹とか最高です❗
私のところとは違って純愛なのがいいですね‼うちはフランがレミリア大好きすぎてちょこっと狂ってますから。(最近はそうでもない。)やはり姉妹はスカーレット。
3.100友達に言われたから始めた俺氏削除
良いんじゃね??
4.70名前が無い程度の能力削除
早々に色んなことがどうでもよくなって最後まで勢いよく読めました
6.100南条削除
面白かったです
あまりにも初心な二人にやられました
7.100モブ削除
可愛らしいのと、微笑ましいですね。ご馳走様でした。