人はなぜ、人を好きになるのか。なぜ、自分の気持ちを打ち明ける勇気がその後の関係についての不安に負けてしまうのか。そんなことを考えながらカーテンを閉める。
「雨、止まないな」
「そうね。 温かいお茶でも出そうか?」
「じゃあ、もらおうかな」
ただボーっと見惚れていた。霊夢の姿に。
コトッ
「はい、緑茶」
「ありがとう」
今だって、5文字の中に少しでも "好き"を入れたかった。でも、霊夢に会ってからは過去は振り返らないようにすると決めた。だって過去は変わらないから。私がどう足掻いても。
「ねえ、」
「魔理沙隠し事してるでしょ。この目は恋愛かな?」
「なんで……」
「どれだけ魔理沙といると思ってんの? それくらいわかるよ」
「じゃあさ、」
「霊夢ってさ、もし、もしだよ? 好きな人に好きな気持ちを打ち明けられない時ってどうする?」
「ちゃんと答えられなくて申し訳ないけど、私はそんな事ないかな。好きなら好きって言っちゃう。もし相手が自分の事嫌いでも、自分が好きっていう気持ちが何より大事だと思うの」
私は思わずクスッと笑ってしまった。
「なによ〜」
「いや、相変わらず霊夢は霊夢だな〜って」
「魔理沙も魔理沙で、そんなバレバレな事言うなんていつもの魔理沙よ」
「私でしょ?」
「何が」
「その好きな人って」
私はうなずく。
「言ってくれればいいのに。あと、私は魔理沙の事好きよ。目を見て悩みがわかるくらいね。ちょうど今、魔理沙の目から悩みの色が抜けたわ」
「私、霊夢のこと好き」
「なんで?」
「…………」
「ほらね、人を好きになるのに理由なんて必要ないんだよ」
「霊夢…お前… 最っ高だな!!!」
「雨、止まないな」
「そうね。 温かいお茶でも出そうか?」
「じゃあ、もらおうかな」
ただボーっと見惚れていた。霊夢の姿に。
コトッ
「はい、緑茶」
「ありがとう」
今だって、5文字の中に少しでも "好き"を入れたかった。でも、霊夢に会ってからは過去は振り返らないようにすると決めた。だって過去は変わらないから。私がどう足掻いても。
「ねえ、」
「魔理沙隠し事してるでしょ。この目は恋愛かな?」
「なんで……」
「どれだけ魔理沙といると思ってんの? それくらいわかるよ」
「じゃあさ、」
「霊夢ってさ、もし、もしだよ? 好きな人に好きな気持ちを打ち明けられない時ってどうする?」
「ちゃんと答えられなくて申し訳ないけど、私はそんな事ないかな。好きなら好きって言っちゃう。もし相手が自分の事嫌いでも、自分が好きっていう気持ちが何より大事だと思うの」
私は思わずクスッと笑ってしまった。
「なによ〜」
「いや、相変わらず霊夢は霊夢だな〜って」
「魔理沙も魔理沙で、そんなバレバレな事言うなんていつもの魔理沙よ」
「私でしょ?」
「何が」
「その好きな人って」
私はうなずく。
「言ってくれればいいのに。あと、私は魔理沙の事好きよ。目を見て悩みがわかるくらいね。ちょうど今、魔理沙の目から悩みの色が抜けたわ」
「私、霊夢のこと好き」
「なんで?」
「…………」
「ほらね、人を好きになるのに理由なんて必要ないんだよ」
「霊夢…お前… 最っ高だな!!!」
いつも通り仲良しなレイマリがかわいらしくてよかったです
でも作品の最後の「終わり」がなくなっていたのは残念でした
霊夢は最っ高ですね
差し出がましいかもしれませんが、一つ助言を。
pixivにも投稿しましょう。あちらはレイマリ好きな方がとても多いですから、きっと炭酸さんの作品を読んでくれるひとがもっと増えると思います。
勿論、コメントをいっぱい貰えるのはここの魅力的なところです。先に創想話に投稿して、それからpixivにも投稿すると良いと思います。
段々上手くなっていて素敵だなと思います。頑張ってください。応援しています。
レイマリ以外だったり、同じレイマリでもワンシーンだけでないもう少し長い作品だったりも読みたいですが、作者さんのペースが大事だと思うので、これからも好きに気楽に書いてください。