「暇だ...暇だぁー‼」
私フランは部屋でごろごろしながら思わず叫んでいた。
愛しのお姉様はなぜかいないし。
「むぅー...」
私はむくれながら天井を見上げる。その時
「...あれ?」
なぜか視界がぼやけそのまま真っ暗になった。
「...あれ?」
気づくと私は知らない村にたっていた。
人里みたいにのんびりとした村だ。
「あっ...もしかして異世界転生ってやつかな?」
『異世界転生』それは昔図書館で読んだ漫画だったか小説だったかに載っていたもの。
確かなんか異世界とか言う不思議な世界に迷い混んだ主人公がチート能力などを使って英雄になる的なやつだったと思う。
「でも私ってもうすでに能力持ってるよね?」
そう思った私は能力を発動させたが...
「あぇ...?」
使えなかった。手を握りしめてもなにも反応なし。何でだろう?と思いながら首をかしげていると
『ドォォォォォォォン‼』
「⁉」
すごい音がしたので私はおそるおそる振り向くそこには...
「うにゃぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
なんとドラゴンがいた。うちで飼ってるドラゴンより数倍大きく恐ろしい。
「あれ?これ詰んでるわ」
能力を使えない私は今はただの女の子だ。
とりあえずお姉様の真似をしてかりすまがーどをする。その時...救世主が現れた...!
「やめろ魔物めー!」
...なんか魔女みたいな格好をして杖をかまえているお姉様だった。いやなにしてんの?
「我が名はレミリア‼」
...知ってます。
「私は紅魔族唯一の爆裂魔法の使い手だ‼」
...いや初耳なんだけど⁉
「くらえ‼エクスプローーージョン‼」
そうお姉様が叫んだ瞬間後ろで爆発がおきた。よくみるとドラゴンがいたところに灰が...
「これで世界は守られた‼...フラン大丈夫?」
「え...うん...」
お姉様のてを借り起き上がる。で。
「お姉様こんなとこでなにしてんの?ここどこなの?」
とりあえず質問をする。お姉様は一瞬きょとんとした後
「知らないわ?」
とにっこりしていった。
「え...どゆこと?」
私が唖然として聞くとお姉様は普段は見せないようなきらきらした笑顔で喋り始めた。
「いやぁほんとに私にもわからないのよ。なんか気絶しておきたらここにいてねぇ...能力使えないし吸血鬼としても機能してないし。どーしよっかなーって思ってたら草むらからぷよぷよしたのが出てきてねビックリして反射的に持ってた杖を向けたの。そしたらなんかさっきの技が出てきてね?一瞬でぷよぷよが灰になったの。それで何故か『エクスプロージョン』って言葉が浮かんだからこの魔法の名前はそれになったの‼そしたら次はテンション上がっちゃって!なんか異世界転生みたいじゃない?それで異世界ライフをエンジョイしようと思ったときにあなたを見つけたって訳。」
「そ...そう」
お姉様の話が思ったより長く私...疲れた...
にしても...私はお姉様を見上げる。あんなきらきらした笑顔はじめてじゃないかなぁ...
初めてのきらきらした笑顔が異世界でってどうなの?
そんなことを考えているといつのまにかお姉様に手を引かれ歩いていた。
「ちょ...ちょっとどこ行くの⁉」
あわてて問いかける。お姉様はまだしも私はなんの能力も持たない女の子だ。どこかに移動するのは危険だろう。と思ったが...
「え?勿論魔物退治にショップで買い物、そして姫様を助けるのよ‼」
最高にわくわくした笑顔で言われてしまいなにも言えなかった。
...RPGの読みすぎじゃない?お姉様がそういう冒険ものの本が好きなのはしってたけど...
それから...
「エクスプロージョン‼」
『ドゴォォォォォン‼」
「フュージョン‼」
『ガシャァァァァァァン‼』
「ふう...いい汗かいたわ!」
「つ...疲れた...」
お姉様は魔物に向かってひたすら魔法を打ちまくっていた。
その時のお姉様のかおは...うんまあ恍惚としてたとだけいっておこう。
結果一時間で雑魚敵十体、中ボスみたいなの2体倒した。お姉様が。
「じゃあじゃあ次行こー‼」
「えぇぇぇ⁉」
勘弁してお姉様‼もう限界だよぅ...そう思ったときまた視界がぼやけて...
「...ラン...フラン❗起きて!」
あれパチュリーの声?...ん?
私はがばっと体を起こす。そこは見慣れた大図書館だった。
「え...魔女姉様は?魔物は?異世界は?」
私が混乱しているとパチュリーが困ったように笑いながら理由を話してくれた。
どうやらお姉様がRPGの世界にいきたいと駄々をこねたらしい。ただ一人じゃつまんないから私を召喚したそう。
「まあレミィが楽しんでくれてよかったわ。」
そういいながらパチュリーは隣を見る。そこには顔を輝かせたままのお姉様が小悪魔に異世界体験の話をしていた。小悪魔は楽しそうに聞いている。
「もう...お姉様ったら...」
私はちょっとむくれた。そんな私をパチュリーがやんわりとたしなめる。
「まあまあレミィはいつも仕事を頑張ってるからね。たまには我儘を聞いてあげようと思ってね。」
「そうかも。」
私は納得して頷くと
「じゃあ私ももっと甘えて癒してあげよう‼」
と言った。
「それ...逆効果...」
パチュリーが言ったが...聞こえないもんねー。
私フランは部屋でごろごろしながら思わず叫んでいた。
愛しのお姉様はなぜかいないし。
「むぅー...」
私はむくれながら天井を見上げる。その時
「...あれ?」
なぜか視界がぼやけそのまま真っ暗になった。
「...あれ?」
気づくと私は知らない村にたっていた。
人里みたいにのんびりとした村だ。
「あっ...もしかして異世界転生ってやつかな?」
『異世界転生』それは昔図書館で読んだ漫画だったか小説だったかに載っていたもの。
確かなんか異世界とか言う不思議な世界に迷い混んだ主人公がチート能力などを使って英雄になる的なやつだったと思う。
「でも私ってもうすでに能力持ってるよね?」
そう思った私は能力を発動させたが...
「あぇ...?」
使えなかった。手を握りしめてもなにも反応なし。何でだろう?と思いながら首をかしげていると
『ドォォォォォォォン‼』
「⁉」
すごい音がしたので私はおそるおそる振り向くそこには...
「うにゃぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
なんとドラゴンがいた。うちで飼ってるドラゴンより数倍大きく恐ろしい。
「あれ?これ詰んでるわ」
能力を使えない私は今はただの女の子だ。
とりあえずお姉様の真似をしてかりすまがーどをする。その時...救世主が現れた...!
「やめろ魔物めー!」
...なんか魔女みたいな格好をして杖をかまえているお姉様だった。いやなにしてんの?
「我が名はレミリア‼」
...知ってます。
「私は紅魔族唯一の爆裂魔法の使い手だ‼」
...いや初耳なんだけど⁉
「くらえ‼エクスプローーージョン‼」
そうお姉様が叫んだ瞬間後ろで爆発がおきた。よくみるとドラゴンがいたところに灰が...
「これで世界は守られた‼...フラン大丈夫?」
「え...うん...」
お姉様のてを借り起き上がる。で。
「お姉様こんなとこでなにしてんの?ここどこなの?」
とりあえず質問をする。お姉様は一瞬きょとんとした後
「知らないわ?」
とにっこりしていった。
「え...どゆこと?」
私が唖然として聞くとお姉様は普段は見せないようなきらきらした笑顔で喋り始めた。
「いやぁほんとに私にもわからないのよ。なんか気絶しておきたらここにいてねぇ...能力使えないし吸血鬼としても機能してないし。どーしよっかなーって思ってたら草むらからぷよぷよしたのが出てきてねビックリして反射的に持ってた杖を向けたの。そしたらなんかさっきの技が出てきてね?一瞬でぷよぷよが灰になったの。それで何故か『エクスプロージョン』って言葉が浮かんだからこの魔法の名前はそれになったの‼そしたら次はテンション上がっちゃって!なんか異世界転生みたいじゃない?それで異世界ライフをエンジョイしようと思ったときにあなたを見つけたって訳。」
「そ...そう」
お姉様の話が思ったより長く私...疲れた...
にしても...私はお姉様を見上げる。あんなきらきらした笑顔はじめてじゃないかなぁ...
初めてのきらきらした笑顔が異世界でってどうなの?
そんなことを考えているといつのまにかお姉様に手を引かれ歩いていた。
「ちょ...ちょっとどこ行くの⁉」
あわてて問いかける。お姉様はまだしも私はなんの能力も持たない女の子だ。どこかに移動するのは危険だろう。と思ったが...
「え?勿論魔物退治にショップで買い物、そして姫様を助けるのよ‼」
最高にわくわくした笑顔で言われてしまいなにも言えなかった。
...RPGの読みすぎじゃない?お姉様がそういう冒険ものの本が好きなのはしってたけど...
それから...
「エクスプロージョン‼」
『ドゴォォォォォン‼」
「フュージョン‼」
『ガシャァァァァァァン‼』
「ふう...いい汗かいたわ!」
「つ...疲れた...」
お姉様は魔物に向かってひたすら魔法を打ちまくっていた。
その時のお姉様のかおは...うんまあ恍惚としてたとだけいっておこう。
結果一時間で雑魚敵十体、中ボスみたいなの2体倒した。お姉様が。
「じゃあじゃあ次行こー‼」
「えぇぇぇ⁉」
勘弁してお姉様‼もう限界だよぅ...そう思ったときまた視界がぼやけて...
「...ラン...フラン❗起きて!」
あれパチュリーの声?...ん?
私はがばっと体を起こす。そこは見慣れた大図書館だった。
「え...魔女姉様は?魔物は?異世界は?」
私が混乱しているとパチュリーが困ったように笑いながら理由を話してくれた。
どうやらお姉様がRPGの世界にいきたいと駄々をこねたらしい。ただ一人じゃつまんないから私を召喚したそう。
「まあレミィが楽しんでくれてよかったわ。」
そういいながらパチュリーは隣を見る。そこには顔を輝かせたままのお姉様が小悪魔に異世界体験の話をしていた。小悪魔は楽しそうに聞いている。
「もう...お姉様ったら...」
私はちょっとむくれた。そんな私をパチュリーがやんわりとたしなめる。
「まあまあレミィはいつも仕事を頑張ってるからね。たまには我儘を聞いてあげようと思ってね。」
「そうかも。」
私は納得して頷くと
「じゃあ私ももっと甘えて癒してあげよう‼」
と言った。
「それ...逆効果...」
パチュリーが言ったが...聞こえないもんねー。
ノリノリなレミリアがとても楽しそうでした
すごいテンションでした