Coolier - 新生・東方創想話

銃と弾丸

2020/09/26 10:40:42
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銃と弾丸



-1-



 摩天楼が立ち並ぶ畜生界でも歓楽街は地上に広がっている。数えきれないほどの客が地上のネオンに酔いしれながら高層ビルを見上げている。いつかはあの高みからネオンと喧騒を見下ろしてやるのだと。そんな熱気が飲食店の排気ダクトや排水口から湧き上がっていた。
 驪駒早鬼はもちろんそういう熱狂は好きな方だし、積極的に身を投じる方だった。ただ今の彼女はそういう熱狂からは距離を置くかのように鋭い眼光を辺りに投げながら緊張した様子で喧騒の中を歩いていた。手には大きめの地味な紙袋を持っていた。
 特に店を物色するわけでもなく人を避けながらまっすぐに闊歩する。緊張している様子だった。
 繁華街の真ん中で突然路地裏に入り込む。通路から出てくると出てくると手に持っていた紙袋は消えていた。
 そのまま歩き続け、繁華街を抜けると早鬼は一棟のビルに入っていった。派手さもない、なんの変哲もない薄汚れたありふれたアパートだった。
 階段を上り一軒のドアを開け部屋に入っていった。
「八千慧。ただいま」
 吉弔八千慧はソファーに腰掛けながら雑誌を読んでいた。片手を上げて返事し、雑誌を閉じた。
「おかえり。うまくいった?」
「ああ、何のトラブルもなし」
 早鬼は冷蔵庫から飲料を出し勢いよく飲んだ。
「今日は外でご飯食べない?」
「いいわよ。準備するから」
 着替えた八千慧と飲食街を歩き、道の上にテーブルを広げる露店式の店に入った。二人揃って麺を注文した。
「ねえ」
「ん?」
「さっきからジッと見てくる男がいるんだけど」
「なに、ナンパか?」
 八千慧の視線に合わせ早鬼が顔を向けると待っていたと言わんばかりに二人の男性がテーブルにやって来た。
「なんか用?」
「お前、さっき紙袋を持って歩いていただろ。どこへやった?」
 二人は特に返事せず黙々と音を立てて麺を啜っていた。
「おい」
「知らないよ。勘違いじゃないか?」
 男達は食事中の二人の手首を掴んで引き寄せようとする。声は硬く苛立っているようだった。
「詳しく話そうか」
 早鬼は厳しい目線を送ると、表情一つ変えず自由になっている方の手で麺のスープを男の顔めがけてひっかけた。
「......っ! てめえ!」
 八千慧も一瞬遅れて男にスープをかける。二人とも怯んだ瞬間に早鬼はテーブルを蹴り上げ、男たちから逃げ出した。
 男たちも追いかけてきたが、追跡が困難な路地裏を走り、時には二手に分かれまた合流する方法を繰り返し追手の気配はほぼ感じられなくなった。
「早鬼。一体なにをやったの?」
「こっちが聞きたい。今日の仕事はミスしてないぞ」
「なにをやったか具体的に教えて」
「えーと、お手洗いの掃除用具入れに紙袋があるから、それを路地裏のゴミ箱に置いてって内容だ」
「それだけ?」
「それだけ」
 八千慧は一瞬だけ黙り込んだ。
「紙袋は誰が置いたの?」
「依頼人が置いたって聞いてる」
「わかった。ハメられたのね」
 八千慧の素早い理解に早鬼は追いつかなかった。
「え、わかったの?」
「わかった」
「え、どういうこと? こういう仕事は前にもあったでしょ?」
「あったけど、今回だけ考えて。その紙袋は本当に依頼人が置いたの?」
「あー、たしかに置いたかどうかは直接見てないな。ん? もし別の人が置いた場合、私が持ち出したんだから、持ち主は知らないうちに無くなったことになるんであって......」
 5秒ほど黙った末、早鬼はあー!と叫んだ。
「あいつら私が盗んだと誤解したのか!」
「誤解というか、そうとしか言えないの。今ごろ、あんたをさばいて馬刺しにしようと思ってるでしょうね」
 

-2-


 ホテルの一室で早鬼は椅子に座っては立ち、歩き回っていた。ひたすらに落ち着きを失っていた。机に置かれた灰皿にはタバコの吸殻がいくつも転がっていた。
 八千慧が部屋に入ってくると早鬼はすぐに彼女の顔を見た。
「姉さんとは連絡がついた。しばらくは家に帰らないように頼んだから」
 早鬼はふーと息を吐き出した。
「ありがと。じゃあ、依頼人をぶん殴りに行こう」
「待ちなさい。あんたはしばらく外に出ないで」
「なんでだよ」
「あんたは顔がバレてるし、さっきの奴らが探してるはずよ」
「全部ぶん殴ればいいだろ」
「そしたら恨みを買うし、姉さんに手を出すかもしれない」
 早鬼はひとしきり頭を掻いた。彼女の名前を出されたら引き下がるしかなかった。
「わかったよ」
「じゃ、夜も遅いし寝ましょう。あとは明日」
 八千慧は洗面所に入り身支度を整え始める。早鬼は不服そうに目を細め、ダブルサイズのベットを見下ろした。
「同じベットかよ......」
「空いてるのがここだけだったの。諦めなさい」

「八千慧、まだ起きてる?」
「ええ」
「今日はごめんな」
「二人で運び屋をやろうって決めたじゃない。乗り越えましょう」
 早鬼はゆっくりと寝息のように息を吐き出す。
「八千慧の姉さんが働いてるクラブってどこの組がやってるんだっけ?」
「鬼傑組」
「八千慧はどうするの? そのうち鬼傑組に入るつもりなの?」
「決めてないわ」
「もしさあ、うまく行ったら2人で新しい組でも立ち上げない? 私がナンバーワンで、八千慧がナンバーツー。逆でもいい」
「逆でもいいの?」
「八千慧の方が賢いから。斬り込み隊長とか、将軍とかの立場も悪くはなさそうだし」
「ずいぶん落差のあることを言うわね」
「確かに」
 真っ暗な部屋の中で二人揃って笑っていた。

-3-



 部屋の中で下着姿の早鬼がスクワットをしていた。全身からはうっすらと汗をかいていて、テーブルの上にはタバコの吸殻が山となっていた。八千慧が部屋に入ると匂いに顔を歪めた。
「もうちょっと大人しくできないの?」
「3日も部屋に閉じこもってたら、身体が鈍って仕方ない」
 八千慧は荷物をベッドに放り投げると、ソファーに深々と座り込んだ。
「早鬼が盗んだものがわかった。とある会社の顧客リストだったそうよ。水面下で客の奪い合いになってるって噂が出てる」
「だから盗んでないって......」
 早鬼のボヤキは無視された。
「とりあえず私は被害者と接触してみる。あと、今回の依頼人の名前教えて」
「どうせ偽名よ」
「誘い出すのには使えるでしょう」


-4-



 人ならざるものたちが跋扈する畜生界といえども夜明け直後は人通りが少ない。そのおかげで、広場中央のベンチに座る早鬼の姿はよく目立っていた。久しぶりに感じるそよ風に心地よさを感じながらも眼光が鋭く緊張感が漂っていた。
 遠くから男が一人歩いて来た。早鬼に向かってまっすぐ向かってくる。
「よお」
「ああ」
 敬意が微塵もない挨拶だった。
「面倒なことに巻き込みやがって、こっちは大変なんだぞ」
「たかが運び屋が偉そうなこと言うな」
「ウソ付いたのはそっちだろう」
 一通り悪態をつかないと気が済まなかったが、悪態をつくために接触したわけではない。
「で、広告を使って俺を呼んだわけはなんだ?」
「ああ、逃げ隠れするのも嫌になってきたから、あんたのグループに入れてくれよ」
 男は表情を変え、眉毛を吊り上げた。
「本気で言ってるのか?」
「もちろん。今のままじゃ運び屋もできないし、いつか捕まる。どこかグループに入って守ってもらわないと無理だ」
「もう一人仲間がいたはずだが、そいつは?」
「まだ話してないけど、私が誘えば一緒に来てくれるよ。あいつ優しいからな」
 男は少し目を逸らし、考えるそぶりを見せる。そのまま考える時間を与えないよう早鬼は言葉を続けた。
「ダメだって言うなら、被害者の方に駆け込むよ。私は元々伝説の名馬でな、記憶力には自信があるんだ」
 男は口元に手をやって顔を隠そうとする。目を泳がせて考えてたがそれも長くなかった。
「わかった」
 男は手を伸ばして早鬼に握手を促した。早鬼は立ち上がり、力強く握り返す。
「ばーか」
 早鬼の満面の笑みを見て異変に気付いた男は慌てて早鬼の手を離そうとする。しかし早鬼のガッチリした握手から離れることが出来ず、走って来た男たちに囲まれて袋叩きにあってしまった。恨みが溜まっているらしくかなり激しく殴られていた。
 少し下がって早鬼は眺めていたが、八千慧に遠くから手招きされてその場を離れた。
「なあ、私も一発殴りたいんだけど」
「だーめ。私たちは何もしないってのが条件だったの。使われただけって信用してもらうの大変だったのよ」
「ま、いいか。これで家に帰れるし姉さんにも会える」
「あ、姉さんと話したんだけど」
「ん?」
「姉さんも家に帰れなかったし、一週間料理当番をお願いすることにしたわ」
 早鬼の笑顔がいびつにゆがんだ。


-5-



 早鬼は落ち着かない様子で部屋の中を歩き回っていた。何度も同じ部屋をのぞき込んだり椅子に何度も座ったりしていた。
 八千慧が帰ってくると一目散に駆け寄った。
「姉さんいないんだけどなんかあった? 今ならいると思ったんだけど」
 八千慧は早鬼と目を合わせようとしなかった。よく見れば憔悴しているようにも見えた。
「姉さんは……来ない」
「はあ?」
「姉さんのクラブに鬼傑組の組長が来て……姉さんを気に入って……専属にするって」
 言われたことをすぐには呑み込めなかった早鬼は不確かな表情のまま手近な椅子に座り込んだ。呼吸すらしていないようにしばらくの間ジッと座っていた。声がなかなか出せず、そのまま空気が固形化したかのようだった。
「専属って……愛人のことか?」
「だろうな」
「姉さんは受けたのか?」
「断れるわけないだろう。もう組の施設に向かってるよ」
 八千慧の声が震えていたのに気づいた早鬼は内心で一つの決意を固めていた。このまま無関係ではいられないと持ち前の真っ直ぐな決意が芽生えていた。
「八千慧はどうするんだ? このまま引き下がらないよな?」
 八千慧は顔を上げて表情を取り直した。ただし、早鬼の顔を見ようとしなかった。
「鬼傑組に入る」
 予想外なその一言に早鬼は呆然としたが、やがて立ち上がり八千慧の胸倉を掴んで引き寄せた。無表情な八千慧と眉間にしわを寄せた早鬼の顔が近寄った。
「お前売ったな? 組に入るために姉さんを売っただろう」
「そんなことするわけないだろう。何言ってる」
「そうとしか思えないからだよ。組を潰して姉さんを救出すればいいだろう」
「無理だ。姉さんは人質だ。組に入って偉くならないと安全に助けられない」
 八千慧の冷静な口調が早鬼を一層苛立たせた。一人だけ熱くなっている自分が馬鹿に思えてしまった。
「ああ、そうだろうな! きっとお前が正しいんだよ。けどな、私たちから姉さんを奪って、姉さんを抱いた奴に頭下げて尻尾を振れっていうのか! 私はごめんだ。絶対に嫌だ!! そんなことするくらいならもう一度死んでやる!!」
「勘違いするな。お前の姉じゃない。私のだ」
 八千慧の冷静な一言は早鬼を怒らせるのには十分すぎた。今までのこと、これからのこと全てをその一言で否定されてしまったのだ。
 怒りに任せて早鬼は思いっきり八千慧の頬を殴った。勢いで八千慧は吹っ飛び床に倒れた。そのままの勢いで早鬼は馬乗りになって八千慧を睨みつけた。もはや怒っているのか悲しんでいるのかわけがわからなかった。
「おまえっ……! よくも、よくも……」
 もう一度殴ろうとして、早鬼は手を止めた。殴られて痛むはずなのに八千慧の表情はまったく変わらず瞳に強い意志が垣間見えた。顔の形が変わったってその眼差しを変えることはできないと早鬼は気づいてしまった。だからといって拳を降ろせるほどの優しさも持っていなかった。
 無言で八千慧から降りるしかなかった。
「お前とはここまでだ。私は頸牙組に入る。誘われたんだ」
「……誘われたって、いつ?」
「ついさっきだよ。本当はお前も誘おうかと思ったけど、もう顔も見たくない」
 早鬼は一瞥もせず玄関に向かう。
「いいか、私はお前の邪魔をしない。だから、お前も私の邪魔をするんじゃないぞ。助けるのは私だ」
 早鬼はそのまま部屋を出て行った。
 八千慧はしばらくは呆然としていたがやがてゆっくりと椅子に腰掛けた。そのまま無表情で座っていたがやがて何かに気づいたかのように口元に手をやると堰を切ったように泣き出した。
 三人で暮らしていた部屋に八千慧一人の泣き声が響いた。

-6-


 畜生界の繁華街全てを見渡せそうな高層ビルの最上階に早鬼と八千慧はいた。窓から足元を見ないと地上を歩く人々に気づかないような高さで、地上の活気は最初からないような静かな部屋だった。
 早鬼が八千慧のグラスに酒を注いだ。
「造形神はひとまず解決かな。ご苦労様」
 二人でグラスを持ち、透き通る音を立てて乾杯した。
「抜け駆け禁止って言ったでしょ。何やってるの」
「あれは挨拶だよ。素直にありがとうございましたって言うと思うか?」
「こっちはヒヤヒヤしたんだから」
 二人そろってグラスに口をつけ勝利の美酒に舌鼓をうった。
「姉さん、元気にしてる?」
 早鬼が尋ねる『姉さん』は昔も今も『姉さん』一人だった。
「元気よ」
「そうか」
 早鬼は微笑んでいた。
「結局、八千慧の勝ちだったな」
「勝ちって何よ」
「組長になったのは八千慧が先だった」
「私は早鬼が組長になったって聞いてびっくりしたわ」
「ひどいなあ」
 二人が再会したのは姉の計らいだった。最初は顔を合わせづらい二人だったが、姉が間に入ったおかげで内密に話ができるようになっていた。当時との違いといえば高級な酒を飲みながら話をすることができなかったくらいか。
 
 早鬼は少しだけ姿勢を直し八千慧に顔を近づけた。部屋には二人しかいないのに誰かに聞かれるのを恐れているようだった。
「あの時なんだけどさあ、同時に別々の組から話が来るなんてタイミングが良すぎじゃないかって思うんだよ」
 八千慧は特にリアクションを取らず酒を一口飲んだ。
「おい、聞いてるのか」
「続けて」
 冷淡な返答だった。
「あ、ああ。最初は二つの組が裏で繋がってるって考えたけど、私が組長になった時点でそれはないって分かった。けど、違和感はどうしても消せなくて。で、気づいたんだ。組同士じゃなくて私たちの気づかない雲の上の存在だって。そんなのひとつしかない」
「……是非曲直庁」
 早鬼は驚いて八千慧の顔を見る。
「お前気づいてただろう」
 八千慧は答えなかった。
「どうして是非曲直庁が関係したと思う?」
「私たちに恐れをなしたんじゃないか。えーと、私たちに才能があるって気づいて一緒に行動されると将来大きな敵になる可能性があった。だから鬼傑組と頸牙組に入るように仕向けた」
 姉さんを生贄にして、までは口にしなかった。
「ここまで考えると別のことが分かる。鬼傑組と頸牙組に是非曲直庁の内通者がいる。それも組の行動に影響を与えられるくらい深いところに」
 反応をさぐるつもりで早鬼は黙った。沈黙の後、八千慧は口を開いた。
「ちゃんと考えられるようになったのね」
「組長になったんだ。嫌でも見えてくるものがある」
「内通者は特定できた?」
「いや。見つける方法が思いつかないんだ。内容が内容だから迂闊に相談するわけにもいかないし」
「わかった。方法があるから教えてあげる」
 また早鬼は黙った。ただし、今度は考えるためだ。
「やっぱり、もっと前から気づいていただろ?」
「ええ。私の方はもう裏切り者を見つけてる」
「だったら、なんで何もしてないんだ。組の情報が筒抜けかもしれないんだぞ」
「早鬼と同時に行動したかったの。じゃないと意味がない」
「気づかなかったらどうするつもりだったんだ?」
 八千慧は視線を下げて手に持っていたグラスを回していた。まるでグラスに映った自分と早鬼の顔を眺めるように。
「……そうね。軽蔑してたかも」
 彼女らしくない一言に違和感を覚えた早鬼は八千慧の顔をじっと見る。八千慧はそんなの意に介さないように立ち上がった。そのままゆっくりと近づき腰掛けたままの早鬼を抱きしめた。
「けど、よかったわ。これで復讐ができる」
 八千慧の服から薔薇の香水がきつく漂っていた。
 同じベットで寝ていた時でもこんなに悪趣味なほど香水の匂いは強くなかった。
「裏切り者を探すときは慎重にね。一人とは限らないし、あいつらは私たちの仲を知っている。絶対に警戒しているわ」
 抱きしめられたせいで早鬼の視界はほとんど見えなかった。
 八千慧の香りと言葉だけだった。
「今回の件も私が作戦を立てるわ。今回は間違いなく、陰険で、狡猾で、冷酷な相手よ。早鬼には向いていない」
 その通りだと思う。
 そして、それが悲しかった。
「今回は組の勢力争いとは考えないで、姉さんに辱めを与えた奴らへの復讐よ。私たちを思い通りにできるなんて傲慢、跡形もなく潰しちゃいましょう」
 早鬼に一つのイメージが浮かんだ。とげのついた一本の太い枝が早鬼の身体の周りを登っていく。顔の高さまで上がると早鬼の目の前で一つのつぼみが花開く。人の頭ほどある真っ赤で大輪の薔薇が早鬼の目の前にある。あたかも意志をもって目があるかのように早鬼の顔を見つめてくる。
「ねえ、早鬼。私とあなたと姉さんでこの世界を手に入れましょう。昔からの夢だったじゃない」
 家族も友人も奪われて一人で闘わざるを得なかった彼女の孤独をもっと考えるべきだったと早鬼は心の底から後悔した。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ビターな終わりですが、「私たちどこで間違えたんだろうな」という展開は結構好きです。
カワセミ
http://twitter.com/0kawasemi0
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コメント



0.220簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
やり取りと雰囲気が良かったです
2.100終身削除
畜生界ならではのやり口で奪ったり奪われたりしながら生き抜いているような二人に引き込まれました やっと再開できたのにいやでも昔の姿との違いが目に入ってしまって昔以上に取り返しのつかないような残酷な距離を突き付けられているように感じて心苦しかったです
5.90大豆まめ削除
血で血を洗う仁義なき戦い。任侠映画みたいで面白かったです。
このさきやちの関係好き。
6.100サク_ウマ削除
突き放すように淡々とした地の文が取り返せない過ちを一層引き立てているように感じます。好きです。お見事でした。
7.無評価名前が無い程度の能力削除
これは、やっちー不幸endじゃないですかね。
苦労とそれ故の狡猾さの見える八千慧様は好きです。
9.100ヘンプ削除
二人の世界や分かれることとなった事などがよく分かって悲しくなりました。とても面白かったです。
姉さんを取り返して欲しいですね。
10.100めそふらん削除
背景設定が面白くて、裏の世界を体験しているように感じました。
八千慧が戻れない所まで染まっていく姿が恐ろしく思えました。
12.100水十九石削除
下積み時代と、どうしようもなく遠いところまで来てしまった今の対比がとても好みでした。
ストーリー自体のツーカーの仲から喧嘩別れして出世するまでのその流れもテンポが良く面白かったと思います。
特に後半の八千慧への描写、言葉も地の文も絡み付く様な印象を受ける所。成長が犇々と感じられた一方であとがきの通り本当に”どこかで間違えた”雰囲気がしてなりません。ありがとうございました。
13.100Actadust削除
取返しが付かない何かが起きたまま、それでも突き進むの良いですよね。
とても楽しませて頂きました。
14.100南条削除
面白かったです
陰謀渦巻く格差社会が早鬼と八千慧の関係を引き立てていたように思います
素晴らしかったです
15.100牛丼ねこ削除
筆力に支えられた確かな面白さを感じました。最高!