美鈴ガウェイン「それでは、紹介します。彼女はアルゼンチン出身の毘沙門天代理! 虎升翔!」
レミリア「どうも、どうも。聖様からご紹介にあずかりました虎升翔でーす。アルゼンチンから来ました宝塔サッカー世界一を目指します!」
美鈴ガウェイン「さーて、お嬢様。出だしのインパクトが強すぎて、話が続きそうもないですねどうしましょう」
レミリア「このサクヒンは東方2次制作です。なにかとご迷惑をおかけしますがご了承下さい。全部、奴のせいです」
『今日は記念日、今日は記念日、今日は記念日』
紅魔館の平和な日々にわずかな潤いをという事でレミリアは、流行りのチューバーになったのだった。
相方は偽名を使って居るがおそらくこの中華っぽい風体は美鈴である。そういえば、レミリアと言えばお友達のパチュリーなのだが、こういう遊びが苦手らしく見学席から見つめて居るだけだ。
その瞳は、無意味に愁いに満ちて潤んでいる。自分が可愛いって事を自覚している女子がなんかしている奴をそこで再現している。
「という事で、今日の企画行ってみましょう。お嬢様!」
「そうね。今夜は熱帯……」
「え? 熱帯夜ですか」
「甘いはそこは! 低気圧からの畳返し!!」
それがすべての始まりんごりらららら~ららららららら~ららららららら、せぷすすてっと!!!
特攻作戦及び企画その一
冥府『今日は記念日! パチュリーも大喜びパンパカパーン!!!』
まずは第一手、見学席から高みの見物を決めているパチュリーをコッチに引き込む作戦だ。
「あ、パチュリー様が露ほねに眼をそらしましたよ」
「実はアレで喜んでいるのよ。露ほねほね~ね? パチェ?」
潤んだ瞳をそらしながらパチュリーは首をフルフルと左右に降った。そして、一滴の涙が堕ちた理数系の君たちにこの謎が説けるかなんごく気分ン
「それで、今日はなんの記念日なんですか?」
素敵な記念日に名前なんてない。とにかく、今日は記念日。
「そうね。少し、疑問に思っていたのよ。パチェ、今日は何の記念日なの?」
賢者のパチュリーならなんかの記念日だっていう証明をしてくれるだろう。
何の記念日?なんのきねんびぃ?
赤い瞳
「……レミィ」
「お、やっとコッチニ来る気になったの?」
「……無理、ごめんなさい。ソッチニはいけないの。レミィ」
パチュリーは持ってた本で顔を隠す名手だ。ここぞとばかりに顔を隠して薄幸っぽいを演戯してにじみ出している。
だがその本心は、やっべ、やっべ、何考えてんの?レミィやっべ!私に修羅道におろちというのか?歯磨き粉を煎じて飲まされた6歳児と一緒の嫌いだった。
物語のうらでは語られずとも暗躍し、ふと、その物語の主人公が油断した隙を狙う真の敵というものがあるのだ。←……あ、これ伏線じゃないっす。
「パチェ、分かったわ。もういい、そこであなたは1人初心に記念日しててね。もう、多くの記念日は望まないわ。……それでも、パチェ友人としてあなたのこと愛してわ」
「レミィ、ありがと」
パチェはきっと本の向こうで泣いて居るんだっていう設定で良いだろう。
今日は記念日なのだから。
魔女は残酷そうなイメージだったけれど、本当は易しく慈悲深いパンパかぱーじぇんシーに違いない。
啓蟄のころから毎日『今日は記念日! パチュリーも大喜びパンパカパーン!!!』堂々のキャン!パンパカパーン!!!!!
「って、お嬢様それで良いのですか?」
顔を本に埋め、広い世界があるって事を知らずに、密室少女は本の世界に戻って行ったんだ。けして本の世界は悪いとは限らない事をだってことを。美鈴ガウェインは大衆を見て想像できている。だが、それは軟弱な
事と一種侮蔑に感じている王子様でもあった。
「大丈夫、心配しないで、彼らは宦官で男のアレを・・・・」
「宦官?」
本には生殖能力は備わっているわけでは無いので、どんなに依存しようともその一線を越えることは無いのだ。
たとえ、本に出てくる英雄がどんなに雄々しくともそれは物語であって現実ではない。
「……私に最期りらまで言わせるき?」
「あ、なりほど。咲夜さんは宦官だったのですね?」
時々見せるあのまぶしい咲夜の笑顔が美鈴ガウェインは好きだった。(like)
「え? 違う何言ってるの! ぶつわよ!」
「お嬢様、分かってます。これはボケですよ」
ところがそれは意図してものと違ったんだな。
「ボケにボケを返して一体何色になるって言うの? 七色? そんなの、ただの着色料じゃない」
まったく、どういうことだ?レミリアは怒りだしてしまったぞ。
ここは、企画2撤退して体制を整えるべきじゃないか?
美鈴、私もそう思うわ
パチュリー様?
行きなさい! そこに答えがあるわ!
パチュリー:企画その2!『』……えっと待って下さい!!
「ちょ、嘘です。そこはノリじゃないんですか? 実は咲夜さんは男性で宦官だったって」
「駄目ヤダそれ!」
「わかりました。実は私が宦官だったのですよ」
美鈴ガウェインの明かされた壮絶な過去、紀元前頃なんたら皇帝の軍団に負けちまって捕虜にされちまったんだ。
「え? 美鈴ガウェインが宦官なの?」
なんか、それっぽい地文かいちゃったけど、それって無理じゃね?
「え、ええ」
「ふーん、宦官だったのね」
「……嘘ですよ?」
「……嘘に嘘で固めた人生それでいいの?」
レミリアは何か悟った風に言うものだからね。美鈴ガウェインお嬢ちゃんはどう答えていいのか分からない。
かわいそうだね。メイちゃん
「え? どういうことですか?」
メイちゃんはね、メイちゃんはめ、本当はめ、メ! なんなんでしょう?
かわぃそうだね。メイちゃん。
「さぁ、それは自分で答えを出すことなんじゃない?」
レミリアはそっぽ向いてしまった。
「……あの、パチュリー様、レミリアお嬢様は企画に2の答えを用意してないようですよ」
そこに、答えがあるって地文で宣言したのはパチュリーだ。
これは責任問題なのではないのではないだろうか?
パチュリーさん「あーうー。私、諏訪子! ねえ、早苗。神奈子がなんか怖いこと言ってるわ」
美鈴ガウェイン「幻想は常識にとらわれちゃならないんですよ」
レミリア猊下「お前等全員御柱にしてやろうか?」
企画その2!『』……駄目だこのままじゃ。だからここでの完に異議なし!!
こうして、レミリア猊下率いるレミリア軍団は西への進軍を諦め、地下に眠る紅魔館の最終兵器でオチを決めるんだって判断をしたのだった。
ドカーン!とかそういう、耳を壊そうとする爆発音
「レミリアお嬢様、駄目です。黒色火薬じゃまったくこの地下室のドアにはダメージが与えられません」
火薬庫で見つけたおばさん爆弾で最終兵器が眠るドアを破壊しようとしたが効果がなかった。
「く、だったら、今度はおじさん爆弾でどう?」
※おじさん爆弾、いわゆる加齢臭を集めて纏めってドッカーンである。
「レミリアお嬢様のご命令だ! 全てのおじさんは、フランドール閣下の部屋へ突撃だ!」
おじおじおじおじ、鹵獲されてたおじさんたちはのそのそと、フランドールが棲む聖域に進み出たのだった。
その数、500。対して、フランドールを守る何かはドアただ一人!
ドア「フランドールお嬢様、このままではここは、おじ様に制圧されてしまいまっせ」
フランドール閣下「くまちゃん! 出来るだけ時間を稼いで!」
ドア「あの、おいどんはドアでごんす」
ドアの向こうでは、猛攻が続いている。長い沈黙がフランドールを狂わせていたのか何か一種悟ったような気持ちで、もうすぐ打ち破られようとしているドアを恨めしく睨むことしかできない。
それは、一種のさとりの境地だったのかもしれない。
ああ、お姉様。
ドア「フランドールお嬢様、どうやらおいどんはここまでみたいだ」
閣下「……安らかに」
ドア「くまちゃん、お嬢様の事は任せた」
……ああ、お姉様、出落ちを越えられなかったのねと。
フランドールは最後の時をただ一人どうでも良い妄想をしながら外の喧騒を無視して、ヨガの境地を極めようとしているのだった。
レミリア「どうも、どうも。聖様からご紹介にあずかりました虎升翔でーす。アルゼンチンから来ました宝塔サッカー世界一を目指します!」
美鈴ガウェイン「さーて、お嬢様。出だしのインパクトが強すぎて、話が続きそうもないですねどうしましょう」
レミリア「このサクヒンは東方2次制作です。なにかとご迷惑をおかけしますがご了承下さい。全部、奴のせいです」
『今日は記念日、今日は記念日、今日は記念日』
紅魔館の平和な日々にわずかな潤いをという事でレミリアは、流行りのチューバーになったのだった。
相方は偽名を使って居るがおそらくこの中華っぽい風体は美鈴である。そういえば、レミリアと言えばお友達のパチュリーなのだが、こういう遊びが苦手らしく見学席から見つめて居るだけだ。
その瞳は、無意味に愁いに満ちて潤んでいる。自分が可愛いって事を自覚している女子がなんかしている奴をそこで再現している。
「という事で、今日の企画行ってみましょう。お嬢様!」
「そうね。今夜は熱帯……」
「え? 熱帯夜ですか」
「甘いはそこは! 低気圧からの畳返し!!」
それがすべての始まりんごりらららら~ららららららら~ららららららら、せぷすすてっと!!!
特攻作戦及び企画その一
冥府『今日は記念日! パチュリーも大喜びパンパカパーン!!!』
まずは第一手、見学席から高みの見物を決めているパチュリーをコッチに引き込む作戦だ。
「あ、パチュリー様が露ほねに眼をそらしましたよ」
「実はアレで喜んでいるのよ。露ほねほね~ね? パチェ?」
潤んだ瞳をそらしながらパチュリーは首をフルフルと左右に降った。そして、一滴の涙が堕ちた理数系の君たちにこの謎が説けるかなんごく気分ン
「それで、今日はなんの記念日なんですか?」
素敵な記念日に名前なんてない。とにかく、今日は記念日。
「そうね。少し、疑問に思っていたのよ。パチェ、今日は何の記念日なの?」
賢者のパチュリーならなんかの記念日だっていう証明をしてくれるだろう。
何の記念日?なんのきねんびぃ?
赤い瞳
「……レミィ」
「お、やっとコッチニ来る気になったの?」
「……無理、ごめんなさい。ソッチニはいけないの。レミィ」
パチュリーは持ってた本で顔を隠す名手だ。ここぞとばかりに顔を隠して薄幸っぽいを演戯してにじみ出している。
だがその本心は、やっべ、やっべ、何考えてんの?レミィやっべ!私に修羅道におろちというのか?歯磨き粉を煎じて飲まされた6歳児と一緒の嫌いだった。
物語のうらでは語られずとも暗躍し、ふと、その物語の主人公が油断した隙を狙う真の敵というものがあるのだ。←……あ、これ伏線じゃないっす。
「パチェ、分かったわ。もういい、そこであなたは1人初心に記念日しててね。もう、多くの記念日は望まないわ。……それでも、パチェ友人としてあなたのこと愛してわ」
「レミィ、ありがと」
パチェはきっと本の向こうで泣いて居るんだっていう設定で良いだろう。
今日は記念日なのだから。
魔女は残酷そうなイメージだったけれど、本当は易しく慈悲深いパンパかぱーじぇんシーに違いない。
啓蟄のころから毎日『今日は記念日! パチュリーも大喜びパンパカパーン!!!』堂々のキャン!パンパカパーン!!!!!
「って、お嬢様それで良いのですか?」
顔を本に埋め、広い世界があるって事を知らずに、密室少女は本の世界に戻って行ったんだ。けして本の世界は悪いとは限らない事をだってことを。美鈴ガウェインは大衆を見て想像できている。だが、それは軟弱な
事と一種侮蔑に感じている王子様でもあった。
「大丈夫、心配しないで、彼らは宦官で男のアレを・・・・」
「宦官?」
本には生殖能力は備わっているわけでは無いので、どんなに依存しようともその一線を越えることは無いのだ。
たとえ、本に出てくる英雄がどんなに雄々しくともそれは物語であって現実ではない。
「……私に最期りらまで言わせるき?」
「あ、なりほど。咲夜さんは宦官だったのですね?」
時々見せるあのまぶしい咲夜の笑顔が美鈴ガウェインは好きだった。(like)
「え? 違う何言ってるの! ぶつわよ!」
「お嬢様、分かってます。これはボケですよ」
ところがそれは意図してものと違ったんだな。
「ボケにボケを返して一体何色になるって言うの? 七色? そんなの、ただの着色料じゃない」
まったく、どういうことだ?レミリアは怒りだしてしまったぞ。
ここは、企画2撤退して体制を整えるべきじゃないか?
美鈴、私もそう思うわ
パチュリー様?
行きなさい! そこに答えがあるわ!
パチュリー:企画その2!『』……えっと待って下さい!!
「ちょ、嘘です。そこはノリじゃないんですか? 実は咲夜さんは男性で宦官だったって」
「駄目ヤダそれ!」
「わかりました。実は私が宦官だったのですよ」
美鈴ガウェインの明かされた壮絶な過去、紀元前頃なんたら皇帝の軍団に負けちまって捕虜にされちまったんだ。
「え? 美鈴ガウェインが宦官なの?」
なんか、それっぽい地文かいちゃったけど、それって無理じゃね?
「え、ええ」
「ふーん、宦官だったのね」
「……嘘ですよ?」
「……嘘に嘘で固めた人生それでいいの?」
レミリアは何か悟った風に言うものだからね。美鈴ガウェインお嬢ちゃんはどう答えていいのか分からない。
かわいそうだね。メイちゃん
「え? どういうことですか?」
メイちゃんはね、メイちゃんはめ、本当はめ、メ! なんなんでしょう?
かわぃそうだね。メイちゃん。
「さぁ、それは自分で答えを出すことなんじゃない?」
レミリアはそっぽ向いてしまった。
「……あの、パチュリー様、レミリアお嬢様は企画に2の答えを用意してないようですよ」
そこに、答えがあるって地文で宣言したのはパチュリーだ。
これは責任問題なのではないのではないだろうか?
パチュリーさん「あーうー。私、諏訪子! ねえ、早苗。神奈子がなんか怖いこと言ってるわ」
美鈴ガウェイン「幻想は常識にとらわれちゃならないんですよ」
レミリア猊下「お前等全員御柱にしてやろうか?」
企画その2!『』……駄目だこのままじゃ。だからここでの完に異議なし!!
こうして、レミリア猊下率いるレミリア軍団は西への進軍を諦め、地下に眠る紅魔館の最終兵器でオチを決めるんだって判断をしたのだった。
ドカーン!とかそういう、耳を壊そうとする爆発音
「レミリアお嬢様、駄目です。黒色火薬じゃまったくこの地下室のドアにはダメージが与えられません」
火薬庫で見つけたおばさん爆弾で最終兵器が眠るドアを破壊しようとしたが効果がなかった。
「く、だったら、今度はおじさん爆弾でどう?」
※おじさん爆弾、いわゆる加齢臭を集めて纏めってドッカーンである。
「レミリアお嬢様のご命令だ! 全てのおじさんは、フランドール閣下の部屋へ突撃だ!」
おじおじおじおじ、鹵獲されてたおじさんたちはのそのそと、フランドールが棲む聖域に進み出たのだった。
その数、500。対して、フランドールを守る何かはドアただ一人!
ドア「フランドールお嬢様、このままではここは、おじ様に制圧されてしまいまっせ」
フランドール閣下「くまちゃん! 出来るだけ時間を稼いで!」
ドア「あの、おいどんはドアでごんす」
ドアの向こうでは、猛攻が続いている。長い沈黙がフランドールを狂わせていたのか何か一種悟ったような気持ちで、もうすぐ打ち破られようとしているドアを恨めしく睨むことしかできない。
それは、一種のさとりの境地だったのかもしれない。
ああ、お姉様。
ドア「フランドールお嬢様、どうやらおいどんはここまでみたいだ」
閣下「……安らかに」
ドア「くまちゃん、お嬢様の事は任せた」
……ああ、お姉様、出落ちを越えられなかったのねと。
フランドールは最後の時をただ一人どうでも良い妄想をしながら外の喧騒を無視して、ヨガの境地を極めようとしているのだった。