こんにちは!私はフラン❗
ところでなにか用?私はこれからお姉様の等身大人形にあんなことやそんなことをしなきゃいけないんだけど...
え?また聞きたいことがあるの?今度は何を聞きにきたの...?
少女説明中......
ふーん...なるほどね。つまりお姉様の二つ名で道中の楽曲でもある「ツェペシュの幼き末裔」の意味を知りたいってことね...勿論知ってるわよ。フランだからね。じゃあ教えてあげるわ。嘘の知識でお姉様を馬鹿にされるのは許せないもん。えっとね...
お姉様は「ツェペシュの幼き末裔」とはいってるけどヴラドの末裔とは一言もいってないわ。そもそも純血の私たちに吸血鬼伝説になっているとはいえ人間のヴラドの血筋が入ってるわけないでしょう?吸血鬼吸血鬼って言われてるけどヴラドは所詮ただの人間なのよ。ただちょっとサイコパスなだけで。そして「ツェペシュ」だけど...これはね昔図書館で愛するお姉様とお勉強をしてるときに習ったんだけど、「ツェペシュ」って言うのはルーマニア語で「串刺し」とか「串刺しにする者」って意味らしいのつまりツェペシュはヴラドの名前じゃなくてヴラドを恐れる人間たちがつけた異称だったということよ。だからお姉様はツェペシュの末裔でもおかしくないわけね。
でもそれだと「串刺しにする者の末裔って意味わかんなくない?」とか言うバカたちが出てきてしまうだろうから言うけど...
私が昔超絶愛するお姉様に習った「スカーレット家の歴史」とか言うつまらない教科書に乗ってたんだけど、実はスカーレット家は代々串刺し刑を好むらしいの。まあ私はきゅっとしてドカーンって握りつぶす方が好きだけどね。楽だし?おっと話がずれたわ。
それで串刺しにする由来というか理由だけど、どうやら人間世界でも吸血鬼世界でももっとも力を持っていたスカーレット家にはたくさんの襲撃者が来てたらしいわ。吸血鬼狩りやら教会の騎士団やら下級吸血鬼やら...他にもたくさん。
で。めんどくさくなってきたスカーレット一族は一番卑しい刑といわれていた串刺しを対抗手段に選んだそうよ。結構メリットあったみたいなの。攻めてきた人間や下級吸血鬼たちは館の周りに串に刺して飾ってある自分達の仲間やリーダーをみて逃げ出すし、一族の者たちは「そのままケバブにできる!」って喜んでたそうだし。っていうかケバブってなんだろう?後でお姉様に聞いてみようかな...
とにかく❗その攻めてきた者たちを容赦なく串刺しにすることからスカーレット家の者にあうと、「ツェペシュのスカーレットだーー‼」っていって恐れていたそう。どうしてわざわざツェペシュなのって?知らないわそんなもの。住んでた国がルーマニアだったんでしょ。きっと。
そんでそんなこんなで数百年。スカーレット家最後の当主お姉様の誕生。...ん...?私とお姉様が結婚して子供作っちゃえば跡継ぎはできるわよね...それでいいか..
......よし。落ち着けフラン...それでスカーレット家の者にふさわしくお姉様も勿論串刺しを好んだんだって。私もなんとなく覚えているわ。幻想郷では怒らせなきゃ基本温厚なお姉様だけど敵には容赦ないのよ。外の世界にいた頃はよく槍に突き刺した人間とかをもって帰ってきてたからね。それから何百年かするとお姉様と私だけを残して吸血鬼はみんないなくなった。まあ人間に殺されたり一族の家督争いだったりで。私たち最後の吸血鬼よ?絶滅危惧種よ?
で最後の吸血鬼である私たちをこの世からなくしたくなかった紫が私たちを保護したとき、お姉様の話す一族のことを聞いて笑いながら
「それならあなたは串刺しを好む一族の小さな末裔...まあツェペシュの幼き末裔ってところかしら?」
っていったらしくてその称号を気に入ってしまったお姉様がよく使うようになったって訳。
と...「ツェペシュの幼き末裔」についてはこんな感じかしら。えっ?スカーレット家の末っ子は私だから私が末裔なんじゃないのって?馬鹿ね話を聞いてなかったの?私はツェペシュの幼き末裔ではないわ。だって...
私が好むのはすべてのものを遊び感覚で破壊することだもの。串刺しなんてめんどくさいわ。
だから私は末裔ではないのよ?でもまあそうね...
「スカーレット家もとい吸血鬼の末裔は?」って聞かれたら私だけどね。
ところでなにか用?私はこれからお姉様の等身大人形にあんなことやそんなことをしなきゃいけないんだけど...
え?また聞きたいことがあるの?今度は何を聞きにきたの...?
少女説明中......
ふーん...なるほどね。つまりお姉様の二つ名で道中の楽曲でもある「ツェペシュの幼き末裔」の意味を知りたいってことね...勿論知ってるわよ。フランだからね。じゃあ教えてあげるわ。嘘の知識でお姉様を馬鹿にされるのは許せないもん。えっとね...
お姉様は「ツェペシュの幼き末裔」とはいってるけどヴラドの末裔とは一言もいってないわ。そもそも純血の私たちに吸血鬼伝説になっているとはいえ人間のヴラドの血筋が入ってるわけないでしょう?吸血鬼吸血鬼って言われてるけどヴラドは所詮ただの人間なのよ。ただちょっとサイコパスなだけで。そして「ツェペシュ」だけど...これはね昔図書館で愛するお姉様とお勉強をしてるときに習ったんだけど、「ツェペシュ」って言うのはルーマニア語で「串刺し」とか「串刺しにする者」って意味らしいのつまりツェペシュはヴラドの名前じゃなくてヴラドを恐れる人間たちがつけた異称だったということよ。だからお姉様はツェペシュの末裔でもおかしくないわけね。
でもそれだと「串刺しにする者の末裔って意味わかんなくない?」とか言うバカたちが出てきてしまうだろうから言うけど...
私が昔超絶愛するお姉様に習った「スカーレット家の歴史」とか言うつまらない教科書に乗ってたんだけど、実はスカーレット家は代々串刺し刑を好むらしいの。まあ私はきゅっとしてドカーンって握りつぶす方が好きだけどね。楽だし?おっと話がずれたわ。
それで串刺しにする由来というか理由だけど、どうやら人間世界でも吸血鬼世界でももっとも力を持っていたスカーレット家にはたくさんの襲撃者が来てたらしいわ。吸血鬼狩りやら教会の騎士団やら下級吸血鬼やら...他にもたくさん。
で。めんどくさくなってきたスカーレット一族は一番卑しい刑といわれていた串刺しを対抗手段に選んだそうよ。結構メリットあったみたいなの。攻めてきた人間や下級吸血鬼たちは館の周りに串に刺して飾ってある自分達の仲間やリーダーをみて逃げ出すし、一族の者たちは「そのままケバブにできる!」って喜んでたそうだし。っていうかケバブってなんだろう?後でお姉様に聞いてみようかな...
とにかく❗その攻めてきた者たちを容赦なく串刺しにすることからスカーレット家の者にあうと、「ツェペシュのスカーレットだーー‼」っていって恐れていたそう。どうしてわざわざツェペシュなのって?知らないわそんなもの。住んでた国がルーマニアだったんでしょ。きっと。
そんでそんなこんなで数百年。スカーレット家最後の当主お姉様の誕生。...ん...?私とお姉様が結婚して子供作っちゃえば跡継ぎはできるわよね...それでいいか..
......よし。落ち着けフラン...それでスカーレット家の者にふさわしくお姉様も勿論串刺しを好んだんだって。私もなんとなく覚えているわ。幻想郷では怒らせなきゃ基本温厚なお姉様だけど敵には容赦ないのよ。外の世界にいた頃はよく槍に突き刺した人間とかをもって帰ってきてたからね。それから何百年かするとお姉様と私だけを残して吸血鬼はみんないなくなった。まあ人間に殺されたり一族の家督争いだったりで。私たち最後の吸血鬼よ?絶滅危惧種よ?
で最後の吸血鬼である私たちをこの世からなくしたくなかった紫が私たちを保護したとき、お姉様の話す一族のことを聞いて笑いながら
「それならあなたは串刺しを好む一族の小さな末裔...まあツェペシュの幼き末裔ってところかしら?」
っていったらしくてその称号を気に入ってしまったお姉様がよく使うようになったって訳。
と...「ツェペシュの幼き末裔」についてはこんな感じかしら。えっ?スカーレット家の末っ子は私だから私が末裔なんじゃないのって?馬鹿ね話を聞いてなかったの?私はツェペシュの幼き末裔ではないわ。だって...
私が好むのはすべてのものを遊び感覚で破壊することだもの。串刺しなんてめんどくさいわ。
だから私は末裔ではないのよ?でもまあそうね...
「スカーレット家もとい吸血鬼の末裔は?」って聞かれたら私だけどね。