お早うございます人間のみんな。いつも可愛いフランです。ところで早速ですが...
「にゃー!」
お姉様が猫になりました。
「.......」
「うにゃあ?」
...猫だ...完璧にゃんこだ...猫耳だとか猫真似だとかそんなちゃちなものじゃないまじの猫なのだ。
私は今お姉様の部屋に来ていた。本来は地下の自室でお姉様盗撮コレクションを眺めてたのだが眺めてるうちに無性にお姉様に会いたくなって部屋に突撃したわけ。んで突撃した私の前にいたのはいつものカリスマ?お姉様ではなく...ただの猫だったのだ。お姉様の髪色にそっくりな少し薄めの水色っぽい色をしていて、真ん丸なおめめはお姉様や私と同じ綺麗な深紅色。そして頭にちょこんと乗っかるいつものナイトキャップ、首もとには紅いリボンを結んでいる。
ここで疑問に思う人間たちもいるでしょう?「何で一目見ただけでレミリアってわかるんだ?」と!わかるわもちろん。あのね?吸血鬼って言うのはいつでも魔女みたいに魔力をまとっているのよ。そしてその魔力は人によって違うの。私はもちろんお姉様の魔力を知ってるわ?お姉様に魔力はねうーん...魅力かな?まあそんなことはおいといて、だからすぐにお姉様ってわかったのよ。あの猫からお姉様の魔力を感じたし、そもそもうちにいる猫はあの忌々しい黒猫だけだし、他のペットもドラゴンだとかチュパカブラ(ツパイ)だとかで猫は一匹しかいないの。だから必然的にあの猫はお姉様ってこと。ん?あの猫はお姉様なのよね?お姉様は猫になってる...ということは...
「お姉様もふりほうだいーーーー‼」
「うみゃああああ⁉」
私はお姉様に飛びかかった。だって猫になったお姉様をもふれるから。きっとふわふわだろうなあと思いながら勢いよく飛びかかったが...
ボフッ「あれ?」
私は猫になったお姉様...すなわち猫レミ姉様を抱くつもりだったのになぜかお姉様はいなくて私はいままでお姉様が座ってたベッドにダイブしていた。
「シャアアアアアア...」
というよくみーがやる威嚇音が後ろから聞こえてきたので私はパッと振り向く。そこには、毛を逆立て尻尾をピーンとたて威嚇をする猫レミ姉様がいた。
「あわわわ...お姉様ごめんなさあい...」
私は素直に謝る。猫になっても能力や魔力は健在だとわかったから。私が謝ると、
「別にいいわよ。いつものことだし。」
とお姉様のあきれた声が聞こえた。...うん?お姉様の声?聞き間違いだろうか目の前に座ってるレミ猫姉様をじっと見る。レミ猫姉様はあきれたように尻尾を振っている。そして私が悩んでるうちにぽんっと軽い音がして、私は意識をそっちに向ける。そこには可笑しそうな顔でこちらを見るレミ猫姉様...いやいつも通りのお姉様がいた。
「.......え?どういうこと?」
と私は思わず首をかしげる。きっと私の目は真ん丸になってるだろう。お姉様はそんな私を見てクスクスとひとしきり笑うと、説明してくれた。どうやら今回のレミ猫姉様事件はお姉様のいたずらだったらしい。曰く私が部屋に来る運命が見えたのでからかったのだとか。どうやって猫になったのか聞くと「変身術よ。」とお姉様は笑いながらいった。
変身術。それは確かパチュリーの授業で聞いた話からすると...吸血鬼は自分の意思で動物に姿を変えられて、その変わる動物は吸血鬼それぞれだとか。そんな感じだったと思う。なるほど。お姉様は猫に変身できるのね。となっとくした私はそれをそのまま言葉として出す。
「変身術は吸血鬼それぞれなのよね?じゃあお姉様は猫なのね。」と。
そういい確信だと思ったが、
「いいえ?私は猫だけじゃないわよ?」
とさらっと返された。あれ?変身術って一人の吸血鬼につきひとつあるかないかって聞いてたんだけど?
「じゃあお姉様他には何になれるの?見せて見せて‼」
と私は好奇心からお姉様を追い詰める。根負けしたお姉様は見せてあげるといってくれた。そして...
「じゃあまずは狼ね。」
「うん❗」
くるんっぽんっ
「どう?大きいでしょう?」
「うんすごい!」
最初は狼だ。綺麗な銀色の毛並みと紅い瞳がすごく神秘的だった。しかも大きくて私の腰ぐらいまであり、立ち上がると私より大きかった。尻尾がもふもふだった。
「次...って言うかもう猫は見せちゃったっから最後だけど...コウモリね。」
「コウモリ‼吸血鬼みたい❗」
「.......吸血鬼なんだけど?」
くるんっぽんっ
「どう?」
「可愛い!」
次...というか最後は吸血鬼の定番コウモリだった。よく図鑑とかで見るのではなく、ちょっと可愛い系のコウモリだった。耳はウサギみたいにピーンとしてて全体的に丸っこい。でも可愛いからよし。
それからお姉様はもとに戻った。
「どうだった?」
と聞かれたので私はお姉様に抱きつきながら
「全部好きだけどやっぱりほんとのお姉様の方が好き❗」
声たからかに宣言したのだった。
そう‼私はやっぱりいつものお姉様が好きなのだった。
「にゃー!」
お姉様が猫になりました。
「.......」
「うにゃあ?」
...猫だ...完璧にゃんこだ...猫耳だとか猫真似だとかそんなちゃちなものじゃないまじの猫なのだ。
私は今お姉様の部屋に来ていた。本来は地下の自室でお姉様盗撮コレクションを眺めてたのだが眺めてるうちに無性にお姉様に会いたくなって部屋に突撃したわけ。んで突撃した私の前にいたのはいつものカリスマ?お姉様ではなく...ただの猫だったのだ。お姉様の髪色にそっくりな少し薄めの水色っぽい色をしていて、真ん丸なおめめはお姉様や私と同じ綺麗な深紅色。そして頭にちょこんと乗っかるいつものナイトキャップ、首もとには紅いリボンを結んでいる。
ここで疑問に思う人間たちもいるでしょう?「何で一目見ただけでレミリアってわかるんだ?」と!わかるわもちろん。あのね?吸血鬼って言うのはいつでも魔女みたいに魔力をまとっているのよ。そしてその魔力は人によって違うの。私はもちろんお姉様の魔力を知ってるわ?お姉様に魔力はねうーん...魅力かな?まあそんなことはおいといて、だからすぐにお姉様ってわかったのよ。あの猫からお姉様の魔力を感じたし、そもそもうちにいる猫はあの忌々しい黒猫だけだし、他のペットもドラゴンだとかチュパカブラ(ツパイ)だとかで猫は一匹しかいないの。だから必然的にあの猫はお姉様ってこと。ん?あの猫はお姉様なのよね?お姉様は猫になってる...ということは...
「お姉様もふりほうだいーーーー‼」
「うみゃああああ⁉」
私はお姉様に飛びかかった。だって猫になったお姉様をもふれるから。きっとふわふわだろうなあと思いながら勢いよく飛びかかったが...
ボフッ「あれ?」
私は猫になったお姉様...すなわち猫レミ姉様を抱くつもりだったのになぜかお姉様はいなくて私はいままでお姉様が座ってたベッドにダイブしていた。
「シャアアアアアア...」
というよくみーがやる威嚇音が後ろから聞こえてきたので私はパッと振り向く。そこには、毛を逆立て尻尾をピーンとたて威嚇をする猫レミ姉様がいた。
「あわわわ...お姉様ごめんなさあい...」
私は素直に謝る。猫になっても能力や魔力は健在だとわかったから。私が謝ると、
「別にいいわよ。いつものことだし。」
とお姉様のあきれた声が聞こえた。...うん?お姉様の声?聞き間違いだろうか目の前に座ってるレミ猫姉様をじっと見る。レミ猫姉様はあきれたように尻尾を振っている。そして私が悩んでるうちにぽんっと軽い音がして、私は意識をそっちに向ける。そこには可笑しそうな顔でこちらを見るレミ猫姉様...いやいつも通りのお姉様がいた。
「.......え?どういうこと?」
と私は思わず首をかしげる。きっと私の目は真ん丸になってるだろう。お姉様はそんな私を見てクスクスとひとしきり笑うと、説明してくれた。どうやら今回のレミ猫姉様事件はお姉様のいたずらだったらしい。曰く私が部屋に来る運命が見えたのでからかったのだとか。どうやって猫になったのか聞くと「変身術よ。」とお姉様は笑いながらいった。
変身術。それは確かパチュリーの授業で聞いた話からすると...吸血鬼は自分の意思で動物に姿を変えられて、その変わる動物は吸血鬼それぞれだとか。そんな感じだったと思う。なるほど。お姉様は猫に変身できるのね。となっとくした私はそれをそのまま言葉として出す。
「変身術は吸血鬼それぞれなのよね?じゃあお姉様は猫なのね。」と。
そういい確信だと思ったが、
「いいえ?私は猫だけじゃないわよ?」
とさらっと返された。あれ?変身術って一人の吸血鬼につきひとつあるかないかって聞いてたんだけど?
「じゃあお姉様他には何になれるの?見せて見せて‼」
と私は好奇心からお姉様を追い詰める。根負けしたお姉様は見せてあげるといってくれた。そして...
「じゃあまずは狼ね。」
「うん❗」
くるんっぽんっ
「どう?大きいでしょう?」
「うんすごい!」
最初は狼だ。綺麗な銀色の毛並みと紅い瞳がすごく神秘的だった。しかも大きくて私の腰ぐらいまであり、立ち上がると私より大きかった。尻尾がもふもふだった。
「次...って言うかもう猫は見せちゃったっから最後だけど...コウモリね。」
「コウモリ‼吸血鬼みたい❗」
「.......吸血鬼なんだけど?」
くるんっぽんっ
「どう?」
「可愛い!」
次...というか最後は吸血鬼の定番コウモリだった。よく図鑑とかで見るのではなく、ちょっと可愛い系のコウモリだった。耳はウサギみたいにピーンとしてて全体的に丸っこい。でも可愛いからよし。
それからお姉様はもとに戻った。
「どうだった?」
と聞かれたので私はお姉様に抱きつきながら
「全部好きだけどやっぱりほんとのお姉様の方が好き❗」
声たからかに宣言したのだった。
そう‼私はやっぱりいつものお姉様が好きなのだった。
うちのフランちゃんはまだ変身術が出来ません。
いやはや可愛かったです。レミフラ良いですねうん
レミ猫姉様。面白い名前ですね。