Coolier - 新生・東方創想話

永くはない今を

2005/12/16 10:54:07
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眼下に広がる川、その縁で彼岸花が赤く揺れた。
イナバ風に言えば、風に乗った波長が届いた、かしら。
前進を止め、顔を上げる。

「春じゃないですよ~っ」

澄んだ声が運んできたのは、赤と青の弾幕。
左右から挟むように迫ってくる。深呼吸を一つ。
符を取り出し、そのままの動きで腕を振るえば、袖の先から色が広がる。
赤に始まり、黄、緑、青、そして紫。
竜を模した弾幕は一瞬で視界を覆い、一拍おいて空を叩いた。
色とりどりの玉はぶつかりあい、泡が弾けるように散る。
再びさっぱりした青空を見通せば、黒い服を着た妖精が落下していく。

何か言っていたようだけれど、まぁいっか。

弾の消えた弾幕は、吹き抜ける風。水面を踊り、新たな波を立てる。
遠く、やや川下で、一艘の小船が乱れた波長に煽られていた。

あの船の行く先こそが、紫の桜咲く彼岸の地。
そして、そいつはそこにいるはず。
肩にかかる黒髪を払い、向かう。
閻魔の元へ。





――永くはない今を――





花見の盛りは過ぎ、半ば以上が散っていた。これもまたよし。
沈みかけの夕日や、腐りかけの柿と一緒だ。
あるいは途切れる寸前の意識と。



河を背に、背水の陣といった気分になる。
目をそらせない。鼓動を意識してしまう。
つまり、緊張していた。久しぶりに。

相対するは、一言でいえば、少女。
けれどその雰囲気に軽いものはなく、厳かだった。
甘えのなさは味気なくも、単純過ぎて逆に清々しい。
ここにあるのは白と黒、どちらかだけだと。
そしてほとんどが黒なのだと、そう言わんばかりの目だと感じた。

間違いなく、閻魔。

「うちのイナバに説教してくださったのは貴方?」
「貴方は……それを訊きに来たのですか」
「そうよ」

閻魔は手にした棒のようなもので手を打ち、浅く頷き、

「いい機会です。貴方にも説いておきましょう。
 貴方は楽しみを追うばかりで為すべきこともしない」

私はあくびをしながら答える。

「――私は死なないから地獄になんて行かないわよ?」

閻魔はゆっくりと首を横に振る。

「地獄というのは分かりやすい罰でしかありません。
 地獄へ行かないですむ生活、すなわち徳を積むことは、
 生きている時間を豊かにする。
 死なない貴方だからこそ、他の人間より大事なのです」

説教は永琳だけで十分。

「ふぅん……生き方の良し悪しを勝手に決めないでほしいわね」
「それが裁判です!」

風が止み、同時、二つの弾幕が展開した。
雪か、ともすれば散る花びらのような小玉が降る。
避ける気はない。息を吸い、一瞬の溜め、声と共に放つは、

「地獄に仏なんて必要ない、ブディストダイアモンド!」

ふわりと手毬大の球が浮かび現れ、明滅、転じて光が溢れる。
光は白線となり、軌道上の弾を吹き飛ばしつつ、熱を以って道を刻む。
目を凝らす。相手は、恐らく無傷。
自分の舌打ちが聞こえる。
構わない。負けても負けても最後まで立っているのが永遠の強み。
次の手を打つべく視線の焦点を戻し、違和感を覚え、

「殺し合いなど、不毛だと思わないのですか。
 ずっと繰り返しているようですが」

普段の行いもお見通しな訳ね、と暢気に頷いていたのが失敗だった。
眼前、空が渦を巻くようにゆらりと揺れ、何かが飛び出してくる。
右側方に体を倒し、強引に避ける。

逃げ遅れた左手が引き摺られ、袖が避ける。
肌に冷たい風を感じた。腕は熱い。

「それこそ『天知る 地知る 我知る 人知る』よ。
 私とあいつが望んでいる。それで十分。
 不毛だとか貴方にとやかく言われる筋合いじゃないわ」

えぐれ、血の滲む手の甲をぺろりとなめ、笑みを浮かべる。
体が温まってきた。面白い。
今の技、タネを見破ってやろうじゃないの。
考える。
弾は確かに直前まで存在しなかった。高速だったわけでもない。
それは、至近距離で気づいても対応できたことからもわかる。

「そうやって過去を忘れ、未来からも目を背ける。
 貴方は今を重視しすぎる」

今度はやや離れたところに出た。
さっきの棒みたいな弾だ。
見当違いの方向へ飛んでいったが、数は多い。

「今を見ないでなにを見るというの」

規則性や誘導・追尾はないように見える。
小弾を消すのは止め、回避に専念、弾幕を観察する。
見当はついた。
やはり出所は渦のような歪みだ。
タイミングは――須臾を重ねて見極める。

でた。

渦を小玉が通過する瞬間、伸びるように現れる。

「貴方がそんなことだから兎たちも道を誤るのです。
 行く先を考えること、それが貴方に積める善行よ!」

わかったけれど、わかったところで、どうしようもなかった。
もう、辺り一帯に渦が巻いている。

「っ」

気づけば、逃げ場はなかった。

いつも、そう。

弾を避け、撃ち、撃たれ、死を繰り返す。



今日22回目の死を覚え、相性が悪い、と思う。
意外性や緻密な構成による弾幕なら、
私の永遠と不死があればいずれ見切ることができる。
反面、弾幕の厚さやスピードで押すタイプには
純粋な身体能力が重要で、その点私は常人並でしかない。
目を細めては不利を認め、口を結んで開き直る。

不利がどうしたっていうのよ。

「地獄行きなんて――許さない」

本物の宝。
永い時の中で、私が手に入れた唯一の。
だから私は戦える。
拳を握り、力を溜める。
いける。溜めた力は枝の形となり、一気に放とうとし、

「いい加減に罪を自覚なさい!」

細い光が差していることに気づいた。
しまったと思い、しかし急激に膨れ上がった光条が走る。
轟音と共に、私をあっさりと貫いた。

吹き飛び、再生する。
立てない。
溜めていた力は霧散していった。

今まで手加減されていたらしい。閻魔は余裕の表情で、様子を見ている。
実力差を思い知れば、どっと疲労が押し寄せてくる。

私ってこんな熱血キャラだったっけ。啖呵きったり、まるで妹紅じゃない。
立ち上がれないまま苦笑が浮かぶ。
永琳みたいな頭脳プレイ、せめてイナバたちのような奇策があれば。
……イナバ。
ふと思い出すのは、ここにきたきっかけ。



私は基本的に待つのは得意だ。
大抵の場合、待つ時間なんて私にとっては須臾だから。
だから永琳から、イナバたちが戻ってこないと聞いても、
別に心配なんてしていなかった。

そして月のイナバが帰ってきた。
閻魔に会った、と彼女は力なく笑った。
説教されて、反省しろと言われ、素直に落ち込んでいるらしい。
私は笑った。笑い飛ばし、大して気に留めなかった。

地上のイナバが帰らないまま三日過ぎるまでは。

月のイナバは言った。
あの子も、閻魔に会ったんじゃないかと。
あの子は嘘ついてばかりだから、大丈夫かしらと。
下手したら裁判すら受けられないかも、と。
私は笑った。笑い、けれどさらに日が過ぎ。
どうせ退屈な日々、花見も兼ねて遊びに来たんだった。

死なんて大したことじゃない。
私には永遠があるから、待っていればいい。そう思っていた。
たとえ相手が違う姿、違う名であっても。何も覚えていなくても。
転生し、いつかまたその魂に会うときがくるだろうと。
私は待つのが得意だから。
そう思っていたのに。

地獄へ行ったら――戻ってこれるの?

戻ってくる。そう信じることはできる。
けれど、地獄を想像したとき、嫌だと思う。
嫌だ。地獄へ行かせるのも嫌だ。
私は置いていかれて、あの子が苦しんでいるなんて嫌だ。

私は待つのなんて得意でもなんでもなかった。



意識が鮮明になる。動悸が速く、息も乱れ、
蒼白になった手で地を押し退けるようにして立とうとし、

「何度でも言うわ。私は…」

膝も肘も伸びきらず、ズタ袋のようにまた倒れた。
顔面をしたたかにうちつけ、喋ろうとしていたせいで唇が切れた。
それでも肘で上体を起こし、睨み、口に入った砂をはき出す。

「私は、あの子たちが、地獄へ、行くなんて」

わめくように叫んだ。

「許さない!」

最後の符、まだあったはず。
符を取り出そうと懐を探り。爪が剥がれる感触がした。
ぬるりとする指を伸ばし、掴んだ。
縋る思いで引きずり出す。

掲げかけた腕は、
止まり、
だらりと落ちた。

やっとのことで手に掴んだのは、半ばで破れた切れ端だった。



昔、もう思い出せなくくらい昔、自分の思い上がりで永遠を使った。
それは大切な人を思えばこそだったけれど、そんなの言い訳にもならない。
残ったのは、殺し合うばかりの日々だった。

私の力は不死という形にしかならないのか。
不死以外の、何かを与えることはできないのか。
頑張っても、がんばってもがんばっても――



静の支配する世界に、赤と無色の雫が滴り落ちる。

ぽつ。
ぽつ。
雨漏りのように。

「ひっ……く」

目を抑え、嗚咽を必死で飲み込み、起きあがれないまま唇を噛む。
泣いたら、泣いたら認めたみたいじゃない。
悔しくて、認めたくなくて、それでも動かない体が余計に悔しさを募って。
溢れてくる想いを抑えて、目を固く閉じることしかできなかった。

それでも。何もできない、見苦しいだけでも。
声よ弾になれと願い、喉を絞る。

「…返して、返してよ……!」
「もしかして、」

閻魔は一つ咳払いをして、言った。

「地獄行きとは、貴方のところの兎のことを言っていたのですか?」
「他に、誰がいるの。私、は、どうせ死なないん、だから」

沈黙が降りてきた。

「返してと言われても、兎なら地獄へ行ってはいません。とうに帰りましたよ」
「ぇ」

言葉の意味を理解するのに間がかかり。

「く…っく、っふふ、あは」

かすれ声で笑った。腹筋肉痛に襲われ、呻きながら笑った。
自分のやっていたことが可笑しくて滑稽で止まらない。
閻魔は怪訝そうな顔で距離をとっている。それも笑える。

なぁんだ。

笑いながら見上げれば、暮れてゆく空。
隅の方で欠けた月が淡く優しく浮いていた。

「そうですか。説く必要はなかったのかもしれませんが、今一度」

ようやく笑いが収まってきた。

「過去を否定すれば、罪はいつまでもつきまといます。
 けれど罪を認め善行を積めば、今はより良いものになるでしょう。
 貴方は、今が大事なのでしょう?」

今度は素直に頷いた。
参った。
負け負け、負けでいいや。
負けでいいから、もう、我慢しない。

ぽろぽろと、目に溜まっていたものがこぼれた。
堰を切り、ゆるゆると流れていく。

私の宝。
本物の宝。

「大事に決まってるじゃない………」

欠けない、かけがえのない、宝。



///



また一つ予定外の説教を負え、一息ついていると小町が帰ってきた。
最近さぼりがちであること、反省していないことを叱り、急ぎ仕事へ向かわせる。
と、小町が去るのを見計らってか、
傍らで休憩していた蓬莱山輝夜が口を出してきた。

「ちょっと怒りすぎじゃないの?」 
「そんなことはありません。仕事なのですから」
「仕事仕事って、それしかないの?」
「えぇ」

言い切れば、輝夜は遠くを見遣るような仕草を見せ、こう言った。

「うちにも働き者とその弟子がいてね。
 働き者の師は必要とあらばいくらでも頑張るのよね。
 弟子も真面目なんだけど、たまにさぼることがあるの。
 どういうときか、わかるかしら」

わからない。私が黙っていると、輝夜は続ける。

「天と地と我が知っている、そこで満足する輩もいるの。
 相手に知られずとも、貴方が善行を積むようにね」
「何の話ですか」
「前を見て、ずっと先のことを考えている。それは立派だわ。
 でも私に言わせれば、貴方は先まで考え過ぎる。
 善行から外れること。それが貴方に積める悪行よ」

彼女は当たり前のようなことを、真面目な顔をして語る。
私は、少し考え、頷き、言った。

「私に説教をしたのは、貴方が初めてですよ、月の姫」
「それ、私はもう月の姫じゃないから間違えないで」

永遠亭ってちっぽけな家族の主。それだけよ。

彼女はそう言い残し、帰っていった。



私は、私は何なのだろうと思う。
閻魔。
そう、それ以外にない。

そして小町は死神。
それでは、彼女がさぼるのはどういうときか。
思えば、弾幕裁判をしている間に、死者の魂が着いたことはない。
死者はそう頻繁に来るわけでないにしろ、偶然にしてはやや都合が良すぎる。
小町は他の死神が敬遠する悪人の魂も好んで運ぶから、
時間がかかるのだと、そう思っていた。
それも、褒められることではないと叱っていた。仕事なのだから。

思わず空を仰ぎ、大きく息を吐いた。

仕事仕事ってそれしかないの?
そう言った彼女は、義務でもなんでもなく、わざわざ彼岸までやってきた。
それも、彼女のためですらなく。

小町が、私に叱られながらもマイペースなのはなぜだろう。
死神としての仕事よりも大事なことがあるからだろうか。

私の公明正大とはなんだろう。
等しくあること。正しくあること。
それは何のための公明正大だろう。
幻想郷の。

違う。
幻想郷に住まう者のための、公明正大。



私は小町のためを思って叱っているつもりだった。



///



例のごとく四季様に怒られた。
まぁ、仕方ない。気にせず、あたいはマイペースを貫こう。
そう思って川を渡っていたときだった。あたいを呼ぶ声が聞こえる。
振り向けば、四季様。険しい顔をしている。

「小町。行くわよ」
「はい!・・・って、どこへですか?」

我ながら間の抜けた返事だった。

「ここを訪れた者達が言いつけを守っているかどうか、確認にいきます」
「なるほど。あ、ええっとですね、実はまだあまり運べていなくて・・・
 そう、妖精が河を流れていたんです、それで——」

頭を掻くあたいに、四季様は少し眉をひそめ、じっと見つめてくる。

「他の閻魔には私が話を通すから、何も考えないでよろしい」
「そ、そうですか、じゃぁ……いきましょう、いきましょう!」

怒られずにすんだ、という思いでほっとしたあたいは、

「やぁ、なんだか花見みたいでいいですね」

そう、言ってしまった。

しまった遊びに行く訳じゃないのに。
せっかく機嫌良さそうなのにあたいの馬鹿ああああと思いつつ、
言い訳せんと、恐る、恐る、顔を向ければ、

四季様は、

「一年分の花、楽しみね」

無邪気な笑顔で、そう仰ったのでした。



///



私が帰っても、あのイナバはまだ戻っていなかった。

家の前に立ち、月が昇っていくのを眺める。
永琳が夕飯にしましょうと呼んでいるけれど、気にしない。

どれだけ経ったろうか。
竹林の間に見慣れた姿が覗き、自分の顔が少しにやけた気がする。
けれど、よく見れば。
イナバはとぼとぼと俯き加減で歩いていた。大きな箱を両手で抱えている。
音を立てないよう少し浮いて、そろりと後ろへ回る。

「どこをほっつき歩いていたの」
「わっ、姫様」

びっくりしたのか、イナバは耳をぴんと伸ばして首を回し、勢い余ってバランスを崩した。
その拍子に箱を投げ出し、あちゃぁ、と呟いている。
私は目の前に落ちた箱を拾い、書かれた文字を見れば、

「幸せのお賽銭箱? ふぅん」
「は、はい……でも貧乏人ばっかりで全然集まりませんでした」

音からしても、何も入ってないことは明白だった。
何を思ってこんなことをしていたのか、よくわからないけれど、

「んー、あったあった。死神が落としていったのよね」

笑い、懐から取り出した小銭を入れる。乾いた音が小さく響いた。
箱を返す。イナバは目を丸くしている。
私がお金を持っているのがそんなに珍しいのだろうか。
ちょっと頭にきた。

「こんなものにご利益は期待していないけれど」
「む、後で返せって言われても知らないしぃ」

イナバはそっぽを向き、そう言った。
口が尖っている。ふて腐れたのだろうか。
私も素っ気無く言ってみる。

「私はもう足りたからね」

見上げてくる、疑問符を浮かべた顔。
眉を下げ、その頭を軽く抑える。
お揃いの黒髪を撫でてやると、白い耳が揺れた。

どうしたって、いつか未来は来る。
けれど、だからこそ、私は今を楽しもう。

この須臾に、隣にいることをかみしめて。



「おかえり」



今は、今しかないのだから。
春雨
[email protected]
http://ameblo.jp/erl/
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コメント



0.5580簡易評価
10.70名前が無い程度の能力削除
永遠亭の主として立派な輝夜を見せてもらいました。
家族を思う気性のなんと堂々としたことか。てゐ達イナバは幸せですね。
12.90むみょー削除
今がなければ、先もない。
そして輝夜の一家の主ぶりが、とても可愛らしくて・・・。

あ、四季様も勿論可愛いですよ?(笑)
15.90まっぴー削除
畜生、いい女じゃねぇか。
ああ、畜生。

輝夜、あんたのためなら地獄にこの身を投げてもいい。
あんたみたいな女、他の誰にもくれてやりたくねぇ。

……第一印象はこのとおりです。文字通り「惚れ直し」ました。
21.80名前が無い程度の能力削除
最後の台詞が印象的。良い保護者振りでした。母は強しですね。…母?母。
母は兎も角、氏の輝夜を見るとどこかほっとします。おかえりなさいませ。
23.60Mya削除
 春雨氏の柔らかい文章はとても美味しいのです。
25.70おやつ削除
輝夜がいる……兎を大事にしてくれる輝夜が……
ああーもう兎のために頑張る輝夜姫様再考です。
26.無評価おやつ削除
……誤字>最高w
29.無評価ちょこ削除
む、NEETじゃなくてちゃんと『姫』っぽい輝夜を見たのは久しぶりかもしれない…
いつからだろう…輝夜が『てるよ』と呼ばれ始めて、称号が『NEETの姫』
になったのは…
33.90削除
だから姫が好きです。
34.90月影蓮哉削除
姫様………貴女は幻想郷最高の(永遠亭の)主です。
輝夜から喧嘩売るのも珍しいですね。彼女はキレない人と思っていたためですが。

ともかく、素晴らしい一品でした。
35.90名前が無い程度の能力削除
世界があるね。ステキだね。
37.70名前が無い程度の能力削除
こういう雰囲気は大好きです。
38.90はむすた削除
凄い。
リズムと描写が両立してて、読みやすくイメージしやすい。
輝夜様、カリスマ全開ッス。

>む、後で返せって言われても知らないしぃ

この台詞、とてもイイなぁ。
51.90ぐい井戸・御簾田削除
>声よ弾になれと願い、喉を絞る。
うまい。

輝夜カコイイよ輝夜
56.90CCCC削除
花映塚キャラと輝夜の話は珍しい感じがしますね。・・・まあ本編には出番が無(ry
とにかく輝夜がかっこいいです。GJ!
68.無評価夏の花削除
いつものイメージと違う輝夜が幻視できた気がします。
永遠とはいえ今その瞬間はその時しか無い、だから儚いそして大事にしていかないといけないのですね。
未来を変える為に善行に励めるのも「今」と言うこの瞬間があるから出来る事なんだと思います。

70.80床間たろひ削除
相変わらず、素晴らしい姫さま。
春雨さんの書く優しく強い姫さまが大好きです。

しかし、作中に気なる言葉が……

大切な人を思えばこそ、蓬莱の薬を使用した。

もしかして次回作は、そういう話でしょうか!
とりあえずあれだ。

わくわく×1000万!
83.80名前が無い程度の能力削除
壊れてない輝夜に感動しました
94.80コイクチ削除
心にしみるお話でした。
うーんこういう話大好きです。
永遠亭に乾杯
115.80明日の空色削除
姫さまだって熱くもなる。
……好いですね。