Coolier - 新生・東方創想話

吸血鬼が棺桶に閉じ込められる話

2020/07/09 00:08:12
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 吸血鬼捕獲用の棺桶が完成した。
 塗料には深みのある深紅を使用。二重表現だろうか。まあいいか。ともかくデザインはかっこつけのお姉さまが好むものにした。
 しかし注目するべきはその内部構造だ。フレームには木材ではなく純銀を用い、対吸血鬼の耐性を高めている。直接肌に触れないよう厚く布で覆っているが、これに閉じ込められた吸血鬼は何も抵抗できず、ただただ己の不運と境遇に涙を流すことだろう。
 勿論、この私特性お姉さま捕獲用棺桶にお姉さまがすんなりと入ってくれるはずがない。私の日ごろの徳の高さと、お姉さまの恥ずべき日頃の行いを考慮に入れたとしても、そのような幸運が労せず舞い込むと考えるのは些か世の中を甘く見過ぎというものだ。
 ならばどうするか。
 答えは一つ。触手を使用するのだ。
 始めに、高魔力を持った個体が近づくと魔法陣が起動する仕組みになっている。一見ただの弾幕ごっこ用の術式であるが、その実態は不可能弾幕のスプリンクラーだ。どんな弾幕でも回避できると高を括っていた吸血鬼はたちどころにその力を奪われ、惨めにも棺桶の前に倒れ伏すこととなる。
 そうなってしまえばもはや終わりだ。第二の魔法陣が起動し、植物性の触手が生成されると同時に哀れな犠牲者を速やかに捕捉し棺桶の中に放り込む仕組みとなっている。
 可愛そうなお姉さま。この私の暇つぶしの為に可愛そうなことになるなんてなんて可愛そうなのだろう。
 ちなみに閉じた棺桶は二四時間後に開くようになっている。お姉さまならそれくらいの時間なら大丈夫だろう、人間ならわからないが相手は吸血鬼である何の問題も無い。
 後の問題は試すタイミングだ。お姉さまの部屋に運び込んでもいいのだが、咲夜や妖精メイドに邪魔されては面白くない。というか万が一咲夜が閉じ込められたら普通に死ぬ。であるから事故は絶対に避けなくてはいけない。
 一番手っ取り早いのは私の部屋にお姉さまを呼ぶことである。可愛い妹の部屋に招かれたお姉さまは、希望に満ちた表情から一転絶望に叩き込まれることになるのだ。
「うん、楽しみ……!」

「それでフラン、何か用?」
「ふふふお姉さま、用も用よ大事な用よ」
 何も知らないお姉さまがのんきしてやってきた。何故かいつもよりもおめかししているその姿は、言うなれば鴨が葱を背負っているようなものである。
「何をにやついているのよ」
「何でもないわ鴨姉さま」
「は?」
 疑問を隠さないお姉さまだがもう遅い。今から何をしようが、お姉さまはチェスや将棋で言うチェックメイトに嵌っているのである。
「さあ起動しなさい魔法陣……!」
「あ、そういえば魔理沙があんたに用事があるんだって」
「よう、久しぶりだな」
「ちょっとー!?」
 無慈悲に魔法陣が起動し部屋の中を水浸しにする。動揺で操作を誤ってしまったおかげで私までびしょ濡れだ。
 にもかかわらず何故かお姉さまは無事で、というか魔理沙を盾にしていて、全く濡れていない状況でにやついていた。
 その顔は絶対にこう言っていた。甘いわねフラン、と。
 ……謀られたか!
 己がミスを犯したことを確信すると共に第二の魔法陣が連鎖的に発動する。第一の魔法陣で水行を、第二の魔法陣で木行を用いることによって相生の関係で触手を強化する魔法だったのが裏目に出た。
 全身びしょ濡れのびしょびょになった私と魔理沙をめがけて触手が鎌首をもたげて殺到し、瞬く間に両者を確保した。
「フラン、流石に才能の無駄遣い過ぎない?」
「あーおいおいなんだこれは」
 お姉さまと魔理沙の声が聞こえたが、私の意識はもはやそこにない。棺桶に叩き込まれる感触と絶望が私の身体を支配し、全ての気力を奪い去っていた。
「どうして罠があるとわかったのよお姉さま!」
「いやーどう考えても罠でしょ、フランから呼び出しなんて」
 つまり敗因はお姉さまの信用を得ていなかったこと。ああなんて悲劇だろう、私は人間関係から布石を打つべきだったのだ。何年も前からお手伝いさんとしてお屋敷に潜り込むミステリの犯人のような用意周到さが私には足りなかったのだ。
「勝ったと思わないでよ……!」
「生きて帰ってくるのよー」
 私の負け惜しみを聞くこともなく、お姉さまは笑顔で手を振っていた。

  ◆◆◆

「で、何か言うことは」
「……ごめんなさい」
「素直過ぎないか? そういうキャラだったかお前?」
「いや、うん、さすが誤っておこうかなって」
 人も妖怪も悪いと思ったら謝ることが肝要である。もっとも大抵の場合、私は悪くないので必然謝ることなんてないのだけど。
 それでも、素直になる時だってある。
「素直なのは良いことよ? 悪くても悪くなくてもね」
「そうだな、嘘つきはいけないって閻魔様が言っていたぜ。それで聞くが、ここから脱出する方法は?」
「それが無いのよねー」
「そうかそうか。それは地獄行きだなあ」
 棺桶に閉じ込められるお姉さまが不憫だと思い、やや大きめの設計にしていたのが功を奏した。一人なら大分余裕のある空間になる予定だったので、二人で閉じ込められている今はやや窮屈な程度にとどまっている。
 私と魔理沙は密着した状態で抱き合っていて、ぐるぐると水の縄が巻き付いている。身動きは取れないわ体中びしょ濡れだわで最悪の状況だけど、相手が魔理沙なのが不幸中の幸いだ。抱き合っているおかげでスペースも稼げ一石二鳥で快適だ。
「お姉さまと一緒だったりしたら、最悪だもんね。最悪の下の最悪、無間の最悪」
「吸血鬼にも地獄観があったとは驚きだな。ああ、それとも毎日が地獄なのか?」
「本当に閉じ込められていたならそうかもね。私にとっては天国だけど」
 飄々と魔理沙が言って私が返す。我ながら冷静に会話できているのが驚きだけど、魔理沙からしたら死活問題のはずである。
「ちなみに魔理沙、今ここで吸血鬼になる予定は無い?」
「ああ無いな。私は普通だからな、普通に魔法使いになる以外はお断りだ」
「そう。じゃあ代わりに二四時間飲まず食わずでいてくれる?」
「吸血鬼は血も肉も再生するから――」
「身体で責任を取れと言われたら、逆らえないわねえ」
 魔理沙は話が早くて助かる。魔理沙が喋るたび私の顔に息が当たってくすぐったいこと以外は完璧な対応である。
「それじゃあ体力を温存するために寝ましょうか」
「私はお前が他人と抱き合いながら眠れることに驚きだぜ」
「じゃあここで他人ではなくなるってのはどう?」
「素晴らしい提案だな。で、どっちがマスターでどっちがスレイブだ?」
「吸血鬼を奴隷にしようだなんて、人畜無害な普通の人間らしい発想ね」
 私をちゃっかり使い魔にしようとはふてぶてしいにも程がある。とはいえ魔理沙が普通ながらも普通ではない人間であることはずっと前から知っている。
 なにせ、私を負かした人間なんだから。
「そういえば、何の用があったのよ。紅魔館にじゃなくて、私に何でしょう?」
「ああフランにだ。大した用件じゃないが、必ず聞いて欲しくてな」
「今話してもいいわよ? 時間はいくらでもあるのだし」
 私の提案に、魔理沙は顔をしかめてうーんと声を上げる。狭い空間にもかかわらず首をかしげて悩むその姿は可愛いけれど、間近で見ると少しだけこっちが照れそうになるのが困りものだ。
「もはや言っても意味が無いんだがな」
「そこをなんとか」
「なんてことはないぜ。単に、今日の宴会に一緒に来ないかと言いに来ただけだ」
「あー」
 それは悪いことをした。折角の好意がお姉さまのせいで台無しである。お姉さまのせいで。
「でも珍しいじゃない。私達が出合ってから何年が過ぎ去ったと思う?」
「吸血鬼の歴史で割れば零みたいなものだろ?」
「お姉さまがそんな言い回しをする奴は胡散臭いから信用するなと言ってたわ」
 まあまあ、と言って魔理沙が誤魔化す。魔理沙が腕を動かそうとした気配がするが、残念ながら今の私達は囚われの身。できることといえば、お互いの顔をじっくり観察することくらいである。
「む、せめて両手が自由ならな」
「何をしようとしたの?」
「なでなで」
「外に出ても絶対しないでね」
 お姉さまあたりに見られたら自害物である。
「で、今日フランを誘った理由だったな。ああいや、誘おうとした理由だな」
「お姉さまを恨むのね」
「ああ、レミリアも可愛そうにな。こんな可愛い妹と宴会に行けないなんて」
「可愛いって……いやお姉さまは関係ないでしょ……」
 私の言葉に魔理沙はにやにやとした表情を浮かべるだけだった。
 むむむ。
「だから、なんでなのよ」
「ほらお前、この間花火大会に来てただろ。アフターイベントの」
「アフターだったのね。行ったけどそれが何?」
「楽しそうだったから」
「え?」
「フランとレミリアが楽しそうだったからな。ま、そろそろいいんじゃないかと思ったまでだ」
「……なによ、それ」
 全くもって意味が解らない。確かにあの花火大会ではお姉さまと久しぶりに――本当に久しぶりにお出かけをした。楽しかったのも事実だ。でも、
「魔理沙には、関係ないでしょ」
「そうでもないぜ。今日の宴会の幹事は私だからな。そして宴会は参加者が増えれば増えるほどいい。ほら、関係がある」
 ……魔理沙も大概ネジが外れている。つまり魔理沙はこう言いたいのだ。お前も出掛けるようになったなら、当然宴会に誘う対象だ、と。
「……行って、いいの?」
「来たいか?」
「どうだろう」
 出掛けることが嫌なわけではない。地下室での暮らしは快適で、これからも何百年だって過ごせる自信がある。
 それでもこの間のお出かけは楽しかったし、
「……まあ、魔理沙がいるお外は、今しかないもんね」
「そうだな。で、来たいってことでいいんだな?」
「拘るね。それは、うん、まあ、そういうことにしてもいいけど……」
 改めて自分の状況を意識する。棺桶の中は相変わらず水気が強く、魔力で水流が発生しているせいで私は少しも力を出せない。
 更には銀製の内部フレームは的確に私の力を封じていて、米粒弾の一つも出せやしない有様だった。
「いやいやフラン。私はそれが聞ければ満足だ」
「何か方法でもあるの?」
 対お姉さま用に作っただけあって、棺桶は単なる強度だけで見ても非常に頑丈に作られている。こんな非道な物を作るなんて、製作者の顔を見てみたいものである。
 だけど魔理沙は、
「確かに私もフランも身動きが取れないな。しかし私は普通だが、それなりには魔法が使えるんでね」
「道具無しでも大丈夫?」
「これだけ濡れていればな。実のところ、私が得意な属性は水だからな」
 これは驚きだ。てっきり火行に連なる属性だと思っていた。
「お前がそこまで動けないってことは、この棺桶には恐らく銀かなにかが使われてるんだろ?」
「そうね。そこらへんの銀じゃお姉さまに効かないから、私が特別に聖別したのよ」
「吸血鬼が対吸血鬼用に銀を聖別する方法、大変興味があるが今はそれどころじゃないな」
 言って魔理沙が深呼吸する。
「金生水。内部全体に銀の力が満ちているなら、それを利用して水の力を高めることができるはずだ。あとはちょっと力にベクトルを与えて、フランの組んだ術式を破綻させてやれば……」
 言葉と同時に水が蠢いた。私達縛っていた紐状の水流がほどけて千切れ、代わりに水流が棺桶中を駆け巡って、
「痛い痛い痛い」
「まあまあ我慢しろ。いわゆる一つの自業自得ってやつだ」
「うわー」
 渦潮の中に居るような、滝つぼの中に居るような、そんな感覚が私を支配して、
「あーあーあー」
 いつの間にか、私の意識はブラックアウトしていたのだった。

  ◆◆◆

「あんたが居るなんて珍しいじゃない。ま、別にいいけど」
「私が連れて来たんだ。姉が良くて妹が駄目って道理もないだろ?」
「ふーんそう」
 魔理沙の言葉を聞いた霊夢がそっぽを向いて拗ね始める。あーあ。
「いいの? あれ」
「あー? 何がだ」
「うーんそういうところなんだよねー」
 まあいいか。そんなことを気にしている余裕が私にはない。
 あの後。脱出に成功した私が目を覚ますと、お姉さまに見下ろされていた。何たる屈辱、この恨みはらさでおくべきか。いや今日のところは負けを認めよう。しかしいつまでも首が繋がっていると思ったら大間違いである。
 とにかく敗北感に支配されながらも魔理沙との約束を思い出した私は、素直にお出かけすることにした。お姉さまもついてくるらしいが特別に許そうと思う。
 びしょ濡れのままだった私を咲夜が強制的にお着替えさせて身体を拭いて身支度を整える一幕があったがそれはそれ。そんなこんなで神社の宴会に出席しているのだった。
 ちなみに魔理沙は魔法で着替えて事なきを得ていた。あれでいて、物質転送の術も使えるのだから大概普通詐欺というものだ。
「今日はお姉さまのせいで迷惑かけて、悪かったわね。よく言っておくわ」
「別にいいが、やっぱりそうなんだな」
「なにが?」
「お前、レミリアのことが好きなんだなって」
「――まあ、そうね。そうなんだと思う」
 今更意固地になっても仕方がない。つまりは、そういうことなんだと思う。
「どうしてそう思ったの?」
「あいつのことが嫌いなら、とっくに一人暮らししてると思ったまでだ」
 言われて納得を得る。お姉さまの下を離れなかった時点で、答えは決まっていたということか。
 最近になって、お出かけするようになって、やっと言語化するというのもどうかと思うけど。
「ま、何だっていいだろ。楽しければさ。これからはお前も宴会に来いよ、定期的にな」
「楽しいのは本当だから考えておくわ。魔理沙が居るうちはね」
「ああ、それでいい。そのうちお前らと同じくらいの寿命になる予定だからな」
「うーん、それなら早まったかも」
 まあいいか、と思考を流す。
 別に元々大それた野望がある訳でもなければ、払拭しがたい過去の経験がある訳でもないのだ。単に、遅ればせながらもお外に出る魅力を知っただけ。そんなに、どうこう言うことではない。
 まあ、まあ、
「私、知り合い少ないから。これからは魔理沙を頼ることにするわ」
「ああわかった。お前と用のない時に会うのは嫌だが、お前に会う用なら大歓迎だ」
「また、そういうことを言う」
 やけ酒を流し込む紅白を見ながら、私は心の中で肩を竦める。
「あら、二人して仲が良さそうね。飲んでる?」
「うわでた」
 お姉さまだった。ワインを片手にやって来る姿は、明らかに上機嫌だ。
「フランがお出かけするようになって嬉しいわ。さっきは可愛い姿も見れたしね」
「ま、さっきのは私の負けでいいわよ」
「はい私の勝ち。悔しがっていいわよ」
 お姉さまはきっと、私が内心泣くほど悔しがっているものの涙を飲んで堪えていると思っているのだろう。
 しかしそれは甘いと言わざるを得ない。何故なら、
「しかしお姉さま、よく私のトラップを見破ったわね」
「言ったでしょ、フランが怪し過ぎるのよ」
「本当にそれだけ?」
「……そうだけど?」
 僅かにお姉さまの言葉が濁る。
 誤魔化そうという腹のようだけど、そうはいかない。
「怪しいと思ってね、あれから私の部屋を改めてみたの。魔理沙に手伝ってもらってね」
「え、あ、ちょっと」
「そうしたら見つかったのよ。私の人形の中から、監視用の使い魔が」
「パチュリーに確認したら、直ぐに吐いてくれたぞ」
「なっ、なんで言っちゃうのよパチェ!」
「――へえ、そうなんだ。本当はパチュリー、教えてくれなかったのよね」
「えっ」
 お姉さまの顔が蒼白に染まる。魔理沙が使い魔の形式から作成者を特定してくれてよかった。
「詰めが甘かったなあレミリア。ま、私を巻き込んだ罰だぜ」
「ま、待ちなさい二人とも! これはあくまでフランと一緒にお出かけしたいという姉心の現れであって悪気はないのよ!」
「そうか、それは殊勝なことだな。妹想いなのは良いことだ」
「そうね。だからお姉さまに私達からプレゼントがあるの」
 言って、魔理沙が帽子を強く振る。保存則を無視してドスンと隣に出現したのは、
「――吸血鬼捕獲用棺桶ver.Ⅱ、個体名、お姉さま矯正装置」
「えーっと」
「初代の搭載していた水行と木行の合わせ技に加えて、疑似日光による拘束帯まで備えた優れものだ。私、熱と閃光は専門分野だが陽光は疎くてな、作るのに苦労したんだぜ?」
「今のさっきでなんでこんなもの作れるのよ!」
「言いたいことはそれだけ?」
「咲夜ー! 咲夜ー!」
 お姉さまが振り返ると、咲夜は周りに被害が出ないよう他の参加者を遠ざけて赤色誘導灯を振っていた。さすが、できる女である。
「じゃあお姉さま、また一週間後に会いましょう?」
「またなレミリア、パチュリーには私からよろしく言っておくぜ」
「勝ったと思うなよー!」
 などと言いながら棺桶に押し込められるお姉さまを見届けて、私と魔理沙はハイタッチを決める。振り返ると咲夜が立ち上がって拍手をしたので右手を上げて反応しておく。
 まったくもう。
「やり方が素直じゃないのよ、お姉さまは」
「お互いに、だろ?」
「ノーコメントで」
 言わなくても伝わると思ったので、魔理沙には言わないでおいておく。
 ま、それを言うなら魔理沙に対しても、素直になれそうにはないのだけれど。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
楽しんでいただけたなら幸いです。
智霊奇伝やグリウサで解像度の高まったフランちゃんですが、やはり「お姉さまと慕っている」という原作テキストや、レプリカお姉さまに過剰反応したりと色々あるのでやはりお姉さま好きなのは動かないのではどうなんでしょうと思いますよね。
そういうわけで原作にももう少し出てこないかなと思います。久々に魔理沙とも絡んでほしいですしね。
レミフラもフラまりも良いですよね、良い。
海景優樹
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コメント



0.350簡易評価
1.90名前が無い程度の能力削除
好きだから悪戯する(普遍的真理)
五行を使いこなしてる魔法使いしてるフラまりの描写も良かったです
2.100めそふらん削除
僕の望んでいたものが全て詰まった最高のお話でした
魔理沙がフランドールの良き理解者として姉妹を見守るお姉さん的な立場なのがすごく良かったです。フランドールもそんな魔理沙に心を許している姿が最高でした。レミフラとフラマリの欲張りセット…!
3.90奇声を発する程度の能力削除
良いお話でした
5.100サク_ウマ削除
躊躇の欠片も感じられないブレーキぶっ飛びフランちゃん大変可愛いですしそれに平然と乗っかっていく魔理沙との掛け合いは素晴らしいと思います。魔理沙に対してもお姉様に対しても情熱的(含物理)なアプローチをかけつつも本音は胸にしまいがちなフランちゃんとっても乙女で良いですね。お見事でした。
9.100名前が無い程度の能力削除
素晴らしきフランちゃんでした
れみふらまり!
10.100終身削除
対吸血鬼用の棺桶でも姉妹の心の壁でも吸血鬼に突破できないものがあったら人間が助けてあげるのが一番ってことですね 色んな言動からなんだか3人の奇妙な繋がりを近くで感じるようでとても面白かったです 一週間缶詰めは相当苦しそうですね…
11.100名前が無い程度の能力削除
いいね!!!
12.100モブ削除
愛情表現、という言葉の多様さを改めて感じる作品でした。ご馳走様でした。面白かったです。
13.100名前が無い程度の能力削除
ひたすら姉妹が可愛かったです!一家に一台吸血鬼捕獲棺桶!
14.100こしょ削除
かわいい フランちゃん
15.100夏後冬前削除
引き込み方、異化作用が抜群に強くてものすごく引き込まれて、そこからじっくりと整った文章で可愛いを叩きつけてくるのは素晴らしいを超えてもうズルいの領域。たいへん良かったです。面白かった。
16.100南条削除
面白かったです
フランちゃんがかわいくて何よりでした
17.100名前が無い程度の能力削除
かわいらしいじゃん!
18.100ヘンプ削除
もーっ、フランドールほんとにお姉様が好きなのとがとても良い……
それでもって閉じ込めようとしているのがとても面白かったです。
19.100いさしろ通削除
フランとレミリアの関係性が微笑ましい作品でした。
あたたかい雰囲気で読んでるだけで癒される作品、大好きです。
フランの魔理沙を慕ってる様子も可愛らしかったです。
22.70福哭傀のクロ削除
ドタバタ感が少しだけ好みと違ったのとところどころ引っかかりを感じる気がした文体で完全に好みの問題として少しだけずれました。
キャラの関係性やその心の動き、素直になれないフランドールの描写はとても素敵でした。