香霖堂の前に、リサイクルショップが堂々のオープン!
新規開店祝いに、ジャンジャンバリバリ出しています!!!
その店は、やたらと派手だった。
営業二日目にしてその場を制圧したかのようだ。
「く、リサイクルショップじゃなかったのか!」
その派手さに気おされて、店の前に置いてあるタヌキの像にピキッと音を立ててヒビが入ってしまった。
「ハイ、香霖さん! 麻雀どうですか? 可愛い子いますよ!」
唖然とその繁盛を店外に出てきて見つめる霖之助さん。
そして、客引きのオリキャラはイケメンでこのままでは、霊夢とか魔理沙が取られてしまうんじゃないかって程だ。
「わい? え?」
「香霖さん、香霖さん、向かいのよしみですっごいサービスありますよ! な、 なななななんと! 大根が一本50円だ」
客引きのオリキャラは、大根を見せびらかし霖之助のマウント?を取ろうと?挑発して来た。
「え? 安い」
「リサイクルショップですから大量仕入れに大量飼育!」
動物園の如く、象とかライオンがいるらしくサファリな空気が流れ込んでくる。
「ぼ、僕は、こんなことで負けたりなんか」
「へ、へへへ、霖さんそうこなくっちゃ!!」
否定の言葉とは裏腹に、大根を彼は掴んでいたのだった。
タヌキの像のヒビが広がった気がした。もう彼を止めることは出来なかった。
きっと、明日は晴れるよ。
・・・・荒廃した、香霖堂。
吹き付ける淋しい風が吹き抜ける。
霊夢は帰って来ることの無い店主をしばらくの間待って居た。
でも、彼は帰って来なかった。
目の前に、霖之助だった何かは転がって居るけど。
彼は幻想郷に行ってしまって居る。
もう長くはないだろう。
新規開店祝いに、ジャンジャンバリバリ出しています!!!
その店は、やたらと派手だった。
営業二日目にしてその場を制圧したかのようだ。
「く、リサイクルショップじゃなかったのか!」
その派手さに気おされて、店の前に置いてあるタヌキの像にピキッと音を立ててヒビが入ってしまった。
「ハイ、香霖さん! 麻雀どうですか? 可愛い子いますよ!」
唖然とその繁盛を店外に出てきて見つめる霖之助さん。
そして、客引きのオリキャラはイケメンでこのままでは、霊夢とか魔理沙が取られてしまうんじゃないかって程だ。
「わい? え?」
「香霖さん、香霖さん、向かいのよしみですっごいサービスありますよ! な、 なななななんと! 大根が一本50円だ」
客引きのオリキャラは、大根を見せびらかし霖之助のマウント?を取ろうと?挑発して来た。
「え? 安い」
「リサイクルショップですから大量仕入れに大量飼育!」
動物園の如く、象とかライオンがいるらしくサファリな空気が流れ込んでくる。
「ぼ、僕は、こんなことで負けたりなんか」
「へ、へへへ、霖さんそうこなくっちゃ!!」
否定の言葉とは裏腹に、大根を彼は掴んでいたのだった。
タヌキの像のヒビが広がった気がした。もう彼を止めることは出来なかった。
きっと、明日は晴れるよ。
・・・・荒廃した、香霖堂。
吹き付ける淋しい風が吹き抜ける。
霊夢は帰って来ることの無い店主をしばらくの間待って居た。
でも、彼は帰って来なかった。
目の前に、霖之助だった何かは転がって居るけど。
彼は幻想郷に行ってしまって居る。
もう長くはないだろう。