お姉ちゃん。問題です。
こいし、何急に?
私はなんで急に問題を出したでしょう?
え?
『次の選択から答えて下さい』
1、寂しかった
2、辛いことがあって相談したいけどそういうがらじゃないからわかってほしかった
3、べ、別に、寂しくなんかないんだからね!
「さあ、答えはどれ?」
「4、気まぐれ」
「……え?」
「違った?」
「……正解。なかなか、やるね。お姉ちゃん」
「まあ、そんなところでしょう」
「じゃあ、次の問題」
「あ、これ続くんだ」
「問題です。この問題は続くでしょうか? 次の」
「次の選択肢から答えれば良いのね?」
「ブブー不正解!」
「え? 違ったの?」
「問題を最後まで聞かないから、こういうことになるんだよ」
「……本当は、次の選択肢って言おうと思ってたけど、私が答えたから気まぐれで答えを替えたのね」
「私、そんなに器用じゃないよ、でも器」
「でも、器量良しって言いたいの?」
「違うよ、器って言えば、あれじゃない」
「うん、何?」
「わからない?」
「あなたの、器量は私に似ていいからそれしか答えが見つからないわ」
「ほら、ほらあれだよ。器って悟が口を一個食べて進化した姿なんだよ。大成り!」
「五個の口を小が一個食べて器ってこと?」
「そうそう、そういうこと」
「つまり、こいしは悟り妖怪を超えた器妖怪ってこと?」
「ふふふ……お姉ちゃん」
「何その笑みは? え? こいし? もしかして、その表情は笑みじゃなくて引きつった表情で、え? 哭いてるの?」
「超!」
「……もしかして、最初の問題答えは1だった?」
「3!」
こいし、何急に?
私はなんで急に問題を出したでしょう?
え?
『次の選択から答えて下さい』
1、寂しかった
2、辛いことがあって相談したいけどそういうがらじゃないからわかってほしかった
3、べ、別に、寂しくなんかないんだからね!
「さあ、答えはどれ?」
「4、気まぐれ」
「……え?」
「違った?」
「……正解。なかなか、やるね。お姉ちゃん」
「まあ、そんなところでしょう」
「じゃあ、次の問題」
「あ、これ続くんだ」
「問題です。この問題は続くでしょうか? 次の」
「次の選択肢から答えれば良いのね?」
「ブブー不正解!」
「え? 違ったの?」
「問題を最後まで聞かないから、こういうことになるんだよ」
「……本当は、次の選択肢って言おうと思ってたけど、私が答えたから気まぐれで答えを替えたのね」
「私、そんなに器用じゃないよ、でも器」
「でも、器量良しって言いたいの?」
「違うよ、器って言えば、あれじゃない」
「うん、何?」
「わからない?」
「あなたの、器量は私に似ていいからそれしか答えが見つからないわ」
「ほら、ほらあれだよ。器って悟が口を一個食べて進化した姿なんだよ。大成り!」
「五個の口を小が一個食べて器ってこと?」
「そうそう、そういうこと」
「つまり、こいしは悟り妖怪を超えた器妖怪ってこと?」
「ふふふ……お姉ちゃん」
「何その笑みは? え? こいし? もしかして、その表情は笑みじゃなくて引きつった表情で、え? 哭いてるの?」
「超!」
「……もしかして、最初の問題答えは1だった?」
「3!」
素晴らしいさとこいでした。こういうのもっとください。
さすが先生
とてもよいこいしでした
最後好きです