居酒屋ミスチー 【第2.1話after story】

「はぁ…今日も疲れましたね」
屋台を片付けた女将は車輪付きの屋台を自宅まで引っ張って帰った
そして屋台を家の裏にしまったあと、家に入っていった
部屋の電気をつける、寒いためストーブのスイッチを入れる
「はぁ…明日の仕込みもしないとな…居酒屋にしたのはいいけど毎日忙しい…」
そしてふと冷蔵庫を開いた、ガラガラな冷蔵庫、ほぼなにも入っていない
そうだ、今日は買い出しする予定だったと肩を落とし大きくため息をついた
そして冷蔵庫の扉を閉めようとすると調味料に隠れて缶ビール500缶が見えた
いつもは飲んでもらっているがたまには自分が飲むのも悪くないだろう
そう思い500缶を手に取った。

外の世界では見るのが珍しい奥行きのある厚型のテレビをつけ、毎年年末に録画してる
東方M1○ランプリを再生した、プシュッ、そして500缶を開けた、缶の中で
ぎゅうぎゅうに詰め込まれた炭酸が解放され弾ける音がした

「あぁ…酒飲みには最高の音」

ゴクッ、喉越しは最高、味も最高、体にほとばしる炭酸の刺激は疲れが癒されるようだ
こうなると、つまみが欲しいと台所を探した
と、なにかの袋を掴んだ、その袋には『ミックスナッツ』と書いてある
いいじゃないか、一人で飲む飾らない宅飲み、なんの手間もいらない、そのまま食べれる
袋を取り出し開いた、そこには色々なナッツが混ぜられている
アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、くるみにピスタチオこれらは全て
ビールに合わせれば最高に輝ける、ナッツとビールの相性は抜群
テレビを見ながら色々なナッツを食べ、ビールを飲む最高で最強な組み合わせだ

「んぁ！？…あれ？」
気づくと女将はソファの上で寝ていた、テレビは録画番組の再生が終わり止まっている
机には広げられたナッツとビールの空き缶が置かれ、髪はボサボサ、服は仕事着のまま
体勢が悪かったのか体の所々が痛い、疲れも十分に取れてなかったが気持ちはすっきりしていた

「さて、今日の準備をしますか！」

どもども火油です！
突然作品を作り変えてすみません…ちゃんとした完成作品を投稿するようにします！
今回はおかみすちーの飲みを作品にしました！
次回もおかみすちーのように飲んでから書きたいと思います！