Coolier - 新生・東方創想話

本当にあった怖よん話

2019/10/29 00:27:14
最終更新
サイズ
1.27KB
ページ数
1
閲覧数
1560
評価数
5/7
POINT
520
Rate
13.63

分類タグ

 始まりは些細なことだったのよん――。

 ある日私の友人の純狐が酒に酔った勢いで適当にその辺にあるものを純化し始めたのよん――。

 普段ならおふざけで済むところだったのだけれど彼女の能力の矛先が向いたのが私で、おまけにこの神気溢れるTシャツに能力が被弾してしまったみたいなのよん――。

 増幅されたのは神気だけじゃなくてこのTシャツのおしゃれ具合もだったみたいでたまたまそのタイミングで帰ってきたピースがあまりのおしゃれさに紺珠伝の時の魔理沙みたいな顔で「オシャレデスネ……」と呟いてたのよん――。

 はじめは良いことだと思っていたのだけれど地獄を散歩してみるとすれ違う人みんなピースみたいなリアクションを取り始めたのでこれはいかんと思ったのよん――。

 仕方がないので純狐に直してもらおうとしたのだけれど彼女はあまりのおしゃれさに私のTシャツを直視できないようだったのよん――。

 彼女が頼れないのなら仕方がないとピースに地獄の色々なところを回って希少素材を集めてもらってお手製の解呪アイテムを作らせたのよん――。

 少し名残惜しかったけれどこのままでは溢れるおしゃれさで仕事もできないので相変わらずおしゃれの具現化のように光を放つ純化Tシャツに向けてピースに一思いに解呪薬をかけてもらったのよん――。

 すると次の瞬間ピースは恐ろしいことに気がついてしまったかのように呟いたのよん――。

























 
「――純化……薬かける前から切れてましたよ……」
見ろあの女神様を
今日もわよんわよんしてるぜ
自己肯定力は高い。
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.90簡易評価
1.80大豆まめ削除
さっさと普通に喋れ!
この変な語尾ヤロー!

変Tが出てきた時点でなんとなくオチは読めましたけど、それでも笑ってしまうヘカちゃんの色褪せないインパクトよ
2.90奇声を発する程度の能力削除
面白かったです
4.80名前が無い程度の能力削除
予測可能回避不可能なオチ…
5.80名前が無い程度の能力削除
ラスト普通に笑ってしまって悔しいゾ
6.100終身削除
一体いつから効果切れてたんでしょうね 背筋がゾッとしました でも一番怖かったのはやっぱり本人でしょうね… 度量が狭いのか広いのかよく分からないへカーティアが面白かったです