始まりは些細なことだったのよん――。
ある日私の友人の純狐が酒に酔った勢いで適当にその辺にあるものを純化し始めたのよん――。
普段ならおふざけで済むところだったのだけれど彼女の能力の矛先が向いたのが私で、おまけにこの神気溢れるTシャツに能力が被弾してしまったみたいなのよん――。
増幅されたのは神気だけじゃなくてこのTシャツのおしゃれ具合もだったみたいでたまたまそのタイミングで帰ってきたピースがあまりのおしゃれさに紺珠伝の時の魔理沙みたいな顔で「オシャレデスネ……」と呟いてたのよん――。
はじめは良いことだと思っていたのだけれど地獄を散歩してみるとすれ違う人みんなピースみたいなリアクションを取り始めたのでこれはいかんと思ったのよん――。
仕方がないので純狐に直してもらおうとしたのだけれど彼女はあまりのおしゃれさに私のTシャツを直視できないようだったのよん――。
彼女が頼れないのなら仕方がないとピースに地獄の色々なところを回って希少素材を集めてもらってお手製の解呪アイテムを作らせたのよん――。
少し名残惜しかったけれどこのままでは溢れるおしゃれさで仕事もできないので相変わらずおしゃれの具現化のように光を放つ純化Tシャツに向けてピースに一思いに解呪薬をかけてもらったのよん――。
すると次の瞬間ピースは恐ろしいことに気がついてしまったかのように呟いたのよん――。
「――純化……薬かける前から切れてましたよ……」
ある日私の友人の純狐が酒に酔った勢いで適当にその辺にあるものを純化し始めたのよん――。
普段ならおふざけで済むところだったのだけれど彼女の能力の矛先が向いたのが私で、おまけにこの神気溢れるTシャツに能力が被弾してしまったみたいなのよん――。
増幅されたのは神気だけじゃなくてこのTシャツのおしゃれ具合もだったみたいでたまたまそのタイミングで帰ってきたピースがあまりのおしゃれさに紺珠伝の時の魔理沙みたいな顔で「オシャレデスネ……」と呟いてたのよん――。
はじめは良いことだと思っていたのだけれど地獄を散歩してみるとすれ違う人みんなピースみたいなリアクションを取り始めたのでこれはいかんと思ったのよん――。
仕方がないので純狐に直してもらおうとしたのだけれど彼女はあまりのおしゃれさに私のTシャツを直視できないようだったのよん――。
彼女が頼れないのなら仕方がないとピースに地獄の色々なところを回って希少素材を集めてもらってお手製の解呪アイテムを作らせたのよん――。
少し名残惜しかったけれどこのままでは溢れるおしゃれさで仕事もできないので相変わらずおしゃれの具現化のように光を放つ純化Tシャツに向けてピースに一思いに解呪薬をかけてもらったのよん――。
すると次の瞬間ピースは恐ろしいことに気がついてしまったかのように呟いたのよん――。
「――純化……薬かける前から切れてましたよ……」
この変な語尾ヤロー!
変Tが出てきた時点でなんとなくオチは読めましたけど、それでも笑ってしまうヘカちゃんの色褪せないインパクトよ