よっ! 私は霧雨魔理沙! んで、こっちは爆発した私の家!
いやー良く燃えている……って! 見てるだけじゃいけないだろ!?
なんでこうなったのか知りたいか?
私も知らん! 暑さで起きたらこうなっていた! 速攻家から出たよね。
あー燃えている。明日からどこに住もうかな……。博麗神社にお世話になるのもいい。
あー、私の覚えている所まで話すぜ。後ろでめっちゃ轟々と燃えているが、そこぉ! 気にしない!
***
確かなんだったかな。そうそう、魔法の実験をしてたんだ。
発火性のある材料を使っていたのが悪かったのかな?
私は眠くなっちまって気がついたら寝ていた。そしたら暑くて起きたら既に家が燃え盛ってる。
オーマイガー! こんなの消せない! 水の魔法とか知らないもんね!
わたわたするよりも既になんか諦めていたね!いやだって自分じゃ消せないしな!
でも森に燃えたら困るからなんかしないといけないのにな! 体が動かん。
「あややややや? なんで燃えているんですか?」
おや、文だ。
「魔理沙さん! なんで燃えているんですか!」
「んー……なんか爆発した!」
「って! そんなに呑気にしてていいんですか!?」
「私は消せないからな!」
「いばって……言うことじゃないですって!」
ごおお。文が風を起こしたんだろう。一気に火は消された。
「おーすげーありがとうなー」
「やれやれ……そんなに呑気なのは驚きですよ」
私の隣に降り立って来た。
「助かったわー」
「自宅を燃やしてどうするんです……」
「燃えたもん仕方ないな! とりあえずパチュリーに本返しに行くか!」
カラカラと私は笑う。
「それでは失礼」
シュバッ。初速はえーな。
パチュリーから借りた本は防火になっているので燃えていなかった。自分で防火にしたやつはある程度大丈夫だったが、魔法をかけるのを失敗したものは燃えてしまった。
「やっぱりパチュリーのやつ凄いな」
そんなことを言いながら本を纏めた。
***
「おおい、門番! 起きろ! 美鈴!」
「フガッ」
紅魔館の前に来ている。相変わらずの門番。
「魔理沙さ……ん!?」
起きたと思ったらぶっ倒れやがった。風呂敷に包んできた本を見て倒れたのか? 知らんが通っても良いだろう。
本が重い。面倒くさいので箒で吊って行こうとしたら箒は少しだけ燃えたので使えなかった。
図書館の扉を蹴飛ばす。
バコン!
「なによ、うるさいわね……また盗みに来たの」
心底うっとおしそうな顔のパチュリー。
「いんや、本を返しに来た。家が燃えちまったもんでな」
「…………あの魔理沙が?」
「ものすごく心外なんだが!? まあいい、とりあえず置いとくな」
そさくさとここから出ようして後ろを向くとレミリアがいた。
「話は聞いた! 家が燃えたんだったらここに住め! フランが喜ぶ!」
「げえっ、人間がここに住んで良い道理はないだろうに!」
「それを私の前で言うのかしら? 魔法使いさん?」
咲夜はいつのまに後ろに。ていうかあえてその言い方をやめろ!
「私は神社に行く! だからほおっておけ!」
箒がないと飛びにくいけれども体を浮かせて一気にレミリアの横を抜ける。
「ごら、待て魔理沙ぁ!」
ひ〜なんでそんなに必死なんだよ!!!
「咲夜! 魔理沙を捕まえろ!」
その言葉を聞いた後、私は直ぐに縄に巻かれた。酷すぎる!
「それじゃあ妹様の部屋にいてね♡」
「咲夜ぁぁぁぁぁぁぁあ!」
ぽいっとフランの部屋に縛ったまま放り出された。
***
「魔理沙? なんで縛られてるの?」
「おお……フラン……とりあえず外してくれ……」
キュッとしてドカーンで縄だけ外れた。器用なのかどうなのか。
「んでなんで魔理沙は縛られてたわけ?」
「家が燃えた。そしたらレミリアにここに住めと言われてフランの所に投げられた!」
「あっはは! なんで家燃えてるの! おかしいの!」
何故か大爆笑するフラン。
「ふかこーりょくだよふかこーりょく」
「魔理沙はバカなの?」
うぐぉっ!
「アホなの?」
ぬおっ!
「フランそれ以上はやめてくれ!」
「魔理沙はトンチンカンなんだね!」
チーン。心が折れる。
「自分の家に帰りてえええ!」
「魔理沙の家は燃えたんじゃ無かったの?」
「うわあああ! そうだったあああ!」
いやー良く燃えている……って! 見てるだけじゃいけないだろ!?
なんでこうなったのか知りたいか?
私も知らん! 暑さで起きたらこうなっていた! 速攻家から出たよね。
あー燃えている。明日からどこに住もうかな……。博麗神社にお世話になるのもいい。
あー、私の覚えている所まで話すぜ。後ろでめっちゃ轟々と燃えているが、そこぉ! 気にしない!
***
確かなんだったかな。そうそう、魔法の実験をしてたんだ。
発火性のある材料を使っていたのが悪かったのかな?
私は眠くなっちまって気がついたら寝ていた。そしたら暑くて起きたら既に家が燃え盛ってる。
オーマイガー! こんなの消せない! 水の魔法とか知らないもんね!
わたわたするよりも既になんか諦めていたね!いやだって自分じゃ消せないしな!
でも森に燃えたら困るからなんかしないといけないのにな! 体が動かん。
「あややややや? なんで燃えているんですか?」
おや、文だ。
「魔理沙さん! なんで燃えているんですか!」
「んー……なんか爆発した!」
「って! そんなに呑気にしてていいんですか!?」
「私は消せないからな!」
「いばって……言うことじゃないですって!」
ごおお。文が風を起こしたんだろう。一気に火は消された。
「おーすげーありがとうなー」
「やれやれ……そんなに呑気なのは驚きですよ」
私の隣に降り立って来た。
「助かったわー」
「自宅を燃やしてどうするんです……」
「燃えたもん仕方ないな! とりあえずパチュリーに本返しに行くか!」
カラカラと私は笑う。
「それでは失礼」
シュバッ。初速はえーな。
パチュリーから借りた本は防火になっているので燃えていなかった。自分で防火にしたやつはある程度大丈夫だったが、魔法をかけるのを失敗したものは燃えてしまった。
「やっぱりパチュリーのやつ凄いな」
そんなことを言いながら本を纏めた。
***
「おおい、門番! 起きろ! 美鈴!」
「フガッ」
紅魔館の前に来ている。相変わらずの門番。
「魔理沙さ……ん!?」
起きたと思ったらぶっ倒れやがった。風呂敷に包んできた本を見て倒れたのか? 知らんが通っても良いだろう。
本が重い。面倒くさいので箒で吊って行こうとしたら箒は少しだけ燃えたので使えなかった。
図書館の扉を蹴飛ばす。
バコン!
「なによ、うるさいわね……また盗みに来たの」
心底うっとおしそうな顔のパチュリー。
「いんや、本を返しに来た。家が燃えちまったもんでな」
「…………あの魔理沙が?」
「ものすごく心外なんだが!? まあいい、とりあえず置いとくな」
そさくさとここから出ようして後ろを向くとレミリアがいた。
「話は聞いた! 家が燃えたんだったらここに住め! フランが喜ぶ!」
「げえっ、人間がここに住んで良い道理はないだろうに!」
「それを私の前で言うのかしら? 魔法使いさん?」
咲夜はいつのまに後ろに。ていうかあえてその言い方をやめろ!
「私は神社に行く! だからほおっておけ!」
箒がないと飛びにくいけれども体を浮かせて一気にレミリアの横を抜ける。
「ごら、待て魔理沙ぁ!」
ひ〜なんでそんなに必死なんだよ!!!
「咲夜! 魔理沙を捕まえろ!」
その言葉を聞いた後、私は直ぐに縄に巻かれた。酷すぎる!
「それじゃあ妹様の部屋にいてね♡」
「咲夜ぁぁぁぁぁぁぁあ!」
ぽいっとフランの部屋に縛ったまま放り出された。
***
「魔理沙? なんで縛られてるの?」
「おお……フラン……とりあえず外してくれ……」
キュッとしてドカーンで縄だけ外れた。器用なのかどうなのか。
「んでなんで魔理沙は縛られてたわけ?」
「家が燃えた。そしたらレミリアにここに住めと言われてフランの所に投げられた!」
「あっはは! なんで家燃えてるの! おかしいの!」
何故か大爆笑するフラン。
「ふかこーりょくだよふかこーりょく」
「魔理沙はバカなの?」
うぐぉっ!
「アホなの?」
ぬおっ!
「フランそれ以上はやめてくれ!」
「魔理沙はトンチンカンなんだね!」
チーン。心が折れる。
「自分の家に帰りてえええ!」
「魔理沙の家は燃えたんじゃ無かったの?」
「うわあああ! そうだったあああ!」
特に意味はないというの感じが個人的には面白かった
せっかく良心出したのに生贄にされてるのとか流れに理不尽な勢いがあって笑いました