一揆の企てを察知してしまった慧音先生は、その無意味な行動を止めようと首謀者の元に向かったのだった。
「妹紅、いくらなんでも目玉焼きに塩をかけたいからといって塩価格を下げようとするため。一揆を扇動するのはどうかと思う」
「……そうか、慧音は醤油派だったんだね」
塩と醤油が、その塩化な名取の有無にて袂を分かった時あの日のような塩対応な妹紅だった。大豆SEEDの魂は今でも醤油と共に発酵しまた土に帰る。
「私は、塩でも醤油でも、目玉焼きを受け入れる。同じ塩分じゃないか? 分かり合えるはずだ」
「塩は、服に染みを作らないけれど。醤油は染みを作るよ、お洗濯の時困るよ」
「妹紅は洗濯しないじゃないか。いつも、脱ぎ散らかして私が拾っていることを知らないのか?」
もはや、一揆の事なんて遥か彼方へ飛んでってしまったのだった。
「私は輝夜との闘いで忙しいのわかるでしょ」
「私がありながら。また、あの女の所に行ってたんだな」
慧音がパルスィな薄着でシナを作って、行かないでって懇願しても妹紅は自ら死を伴う闘争の場へ向かってしまう。
「そうだよ。悪い?」
「私は醤油派、あの女はsalt派だってことだったんだな」
「違う。それは違うよ。慧音! それだけは断じて違う!輝夜はソース派だった」
今から帰ってもね。暗い夜道を1人で歩くのは淋しいでしょうって、輝夜に長い髪の端をなでるよりも意思を示すように言いながら触れられたらもはや。
いうとおり帰り道は、昏く淋しい竹林の向こうだ。この提案、断れるわけが無かった。これは仕方ない事だ。
永遠亭で、出された朝食の目玉焼きになんの躊躇もなくソースをかける輝夜の横顔はとっても綺麗だった。
一晩明けて、妹紅は家に残して来た慧音に申し訳無い気持ちだったが、それに見とれ目玉焼きにソースを大量に振りかけている事にも気が付かなかった。
「そうか、あの日、服についてたのはあの女のソースだったんだな」
「違う。断じて、輝夜と塩基を奪い合うような事なんてしてないよ」
嘘だ。あの日の晩しょっぱいソースを作って遊んだなんて本当の事は言えない。
「そうか」
ろ過した醤油のような物を慧音は涙腺から流している。
きっと、それはやはり塩基のような味がするのだろう。
「慧音泣かないで! 塩でもソースでもない一番好きなのはあなただよ」
ようやく、妹紅は己の間違いと業に気が付いた。
「そういうのなら、行動で示して」
「約束する! 洗濯物は洗濯籠に入れる」
「裏返し」
「裏返しもする。ボタンもかけるから」
妹紅は誓いの言葉を述べた。さっきまで泣いていた慧音に笑顔が戻った。
この、この笑顔をみて妹紅は大事にしなくちゃと思ったのだった。
2週間くらいは洗濯物をしっかりだせたかな?
いつの間にか、元に戻ってしまったよ。
慧音は攘夷派が紛れ込んでいるという情報を察知して、その詰問にその疑わしい人物に詰問しに行くことを決めたのだった。
「妹紅、いくらなんでも目玉焼きに塩をかけたいからといって塩価格を下げようとするため。一揆を扇動するのはどうかと思う」
「……そうか、慧音は醤油派だったんだね」
塩と醤油が、その塩化な名取の有無にて袂を分かった時あの日のような塩対応な妹紅だった。大豆SEEDの魂は今でも醤油と共に発酵しまた土に帰る。
「私は、塩でも醤油でも、目玉焼きを受け入れる。同じ塩分じゃないか? 分かり合えるはずだ」
「塩は、服に染みを作らないけれど。醤油は染みを作るよ、お洗濯の時困るよ」
「妹紅は洗濯しないじゃないか。いつも、脱ぎ散らかして私が拾っていることを知らないのか?」
もはや、一揆の事なんて遥か彼方へ飛んでってしまったのだった。
「私は輝夜との闘いで忙しいのわかるでしょ」
「私がありながら。また、あの女の所に行ってたんだな」
慧音がパルスィな薄着でシナを作って、行かないでって懇願しても妹紅は自ら死を伴う闘争の場へ向かってしまう。
「そうだよ。悪い?」
「私は醤油派、あの女はsalt派だってことだったんだな」
「違う。それは違うよ。慧音! それだけは断じて違う!輝夜はソース派だった」
今から帰ってもね。暗い夜道を1人で歩くのは淋しいでしょうって、輝夜に長い髪の端をなでるよりも意思を示すように言いながら触れられたらもはや。
いうとおり帰り道は、昏く淋しい竹林の向こうだ。この提案、断れるわけが無かった。これは仕方ない事だ。
永遠亭で、出された朝食の目玉焼きになんの躊躇もなくソースをかける輝夜の横顔はとっても綺麗だった。
一晩明けて、妹紅は家に残して来た慧音に申し訳無い気持ちだったが、それに見とれ目玉焼きにソースを大量に振りかけている事にも気が付かなかった。
「そうか、あの日、服についてたのはあの女のソースだったんだな」
「違う。断じて、輝夜と塩基を奪い合うような事なんてしてないよ」
嘘だ。あの日の晩しょっぱいソースを作って遊んだなんて本当の事は言えない。
「そうか」
ろ過した醤油のような物を慧音は涙腺から流している。
きっと、それはやはり塩基のような味がするのだろう。
「慧音泣かないで! 塩でもソースでもない一番好きなのはあなただよ」
ようやく、妹紅は己の間違いと業に気が付いた。
「そういうのなら、行動で示して」
「約束する! 洗濯物は洗濯籠に入れる」
「裏返し」
「裏返しもする。ボタンもかけるから」
妹紅は誓いの言葉を述べた。さっきまで泣いていた慧音に笑顔が戻った。
この、この笑顔をみて妹紅は大事にしなくちゃと思ったのだった。
2週間くらいは洗濯物をしっかりだせたかな?
いつの間にか、元に戻ってしまったよ。
慧音は攘夷派が紛れ込んでいるという情報を察知して、その詰問にその疑わしい人物に詰問しに行くことを決めたのだった。
…というのは嘘です。塩派は元々ですが妹紅推しも本当です
自分でも何いってるかわかんねぇや
本筋からどんどん脱線していく2人の掛け合いがよかったです
所々でいい文章書いていらっしゃいますね